第23号:2000年3月30日




わったぁ〜!
3月議会
(22日が最終日でした)

で、資料の山は残った・・

予算案は可決成立

The 修正案!介護保険条例

待望の個人情報保護条例が提案された


予算案に対する賛否
(一般会計)

賛成
反対
緑水会
公明党
新未来21
連合・社民党
市民ネットワーク
共産党

賛成討論:緑水会(鈴木勝彦)、公明(秋津みつお)、新未来21(馬場妙子)、
連合・社民党(堀之内享子)
反対討論:市民ネットワーク(仁杉秀夫)、共産党(下山一美)

尚、栗原は代表質問をやったので、順番こで討論はしませんでした。

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介護保険条例の修正案
否決されたけど議論は盛り上がった
民生部長の顔は何故か青ざめていた

原案は欠陥条例です。欠陥を正し、不備を補う修正案!
前号でのお知らせの介護保険条例の修正案がついに登場。
(詳しくは前々号へ。ここをクリック)

裁決で負けたけど、中身で勝った
そんな感じです。

緑水会、公明などの意見・討論は、
「介護保険法で規定されてる事柄を、あらためて条例に示す必要はない」と。

無意味な紙は使うな


修正案に対し、こんな討論もありました。
(緑水会の落合議員)


修正案に賛成の人たち原案に賛成の人たち
市民ネットワーク
共産党
緑水会
公明党
新未来21
連合・社民党

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待ってました!個人情報保護条例案


学校の指導要録や調査書など
開示請求できますよ

市役所にも、学校にも、そして、ちまたにも、個人情報がいっぱいです。
これらのプライバシーは守られなければなりません。
また、自分のことがどのように扱われているのか、
本人が把握し、間違いやヘンな記述は訂正の請求ができる必要があります。
それらを個人の権利とし、保証するための条例です。


総務委員に付託され、6月議会の採決となります。
(この条例案についての質疑は残念ながら栗原1名でした)

栗原の質問
答え


個人情報保護市民懇話会の意見はどのように反映されたか? 特に5つの点が反映された。
@グローマー拒否を認める(*)
A審査会はインカメラ方式(*)にする
B審議会の設置
C事業者に対する措置(立入り・勧告・名前の公表など)
D出資法人に対する協力の要請
内容はけっこう水準が高い。特に、事業者に対する指導・勧告・名前の公表など。
市のレベルでこうした規定は少ないのでは?
(特に答弁せず)
それで、「事業者」の範囲は?すべての事業者かそれとも市が委託契約したなど特定の事業者か?三島市で事業活動を行うすべての事業者をいう


運用についても、積極的な運用をすると受け止めるが、自己情報の本人開示について特に教育長に伺う。
指導要録について、開示請求があった場合、どのように対応するのか?昨年11月に大阪高裁で「全面開示」の判決が出された。これは確定判決。また、各地で「全面開示」の審査会の答申がされている。
これらの司法判断、審査会の流れをどう受け止めるか?どのように運用するのか?
最近の判例の動向などを参考にし、対応したい。

あとは、総務委員会で審議されます。
第1回目は4月11日です。
私は総務委員ではないので、この審議には加われません。
残念!
みなさん一緒に傍聴しませんか?

(条文の全文を準備中です。ちょっと待ってください)


グローマー拒否:ある文書が、存在するとわかっただけで守られるべき利益が損なわれる場合、
文書の存否を明らかにしないで、この請求を拒否できるという仕組み。
この仕組みが本当に必要などうかは議論があります。
インカメラ方式:開示請求がされて不開示となったとします。
この決定について意義申し立てができます。
それは審査会にかけられるのですが、このとき審査のやり方として
実際に請求されている文書を審査委員が見て(インカメメラ)判断する方法と
見ないで判断する方法とがあります。前者を「インカメラ」と言います。