
| 11月議会が終了 |
報告内容 |
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| IT革命の波? | 一般会計補正予算 | |
| 21世紀へ新スタート | 三島市新総合計画 | |
| 総額7億円以上の補助金見直さなきゃ! | 一般質問 | |
| 特養ホームの整備は公正・透明に | ||
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IT革命の波でしょうか!でもこれ、ヘンじゃないですか?
行政がやるべきことは他にもっといっぱいあるんじゃないですか! 三島市がPCの講習をやるため、136台のPCとこれに関連する機器を購入するための費用約3000万円の予算が提案されました。講習は来年度、4380人が対象。生涯学習センター、中郷プラザ、北上公民館、錦田公民館、市役所などの7つの施設で。講座は1講座あたり20人で全部で219講座になります。 内容ですが、WordやExcelなどの基本操作やIT、Eメールなど。20歳以上の初心者が対象とのことです。みなさん、応募してみてください。 でも、ふと思うのです。 こういうことを、ホントに行政がやるべきでしょうか。行政がやるべきことって、他にたくさんあるのに! 対象を障害をもつ人や高齢者に限定するなら話は別ですが、むしろ、こういう講習は民間のPCスクールとかの市場で担っていくことではないかと思うのです。そうすれば、もっと雇用も生まれ経済振興にも役にたちます。 「IT社会に於ける行政の役割」ってホント、考えなきゃならないテーマです。でも、こういうことも考える暇もなく、国の「IT路線」が押し寄せてきます。迷惑な話と思うのです。 このヘンについて市長や担当課に意見を求めたのですが。「国の補助事業だから」ということで、これと言った考え方は示されませんでした。 森内閣のもとで、自治省は
としてますが、これ、よけいなお世話ですよねぇ。 |
栗原が聞いたこと | 小池市長が答えたこと |
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| 福祉のことは |
「環境市政」はいいけど「福祉の充実」はどうなってる? 特に、前の計画では行政の「公的責任」がはっきり示されていたけど、今度は後退してるんじゃないか? | 後退させるつもりはない。 |
介護保険で介護が市場で担われ「商品化」された。障害者への介護もそこに組み込まれようとしている。こんな時、行政の「公的責任」のあり方が大きく問われる。小池市長はどんな考え? | 介護保険であっても、「公的責任」は変わらない。今後も責任はしっかり果たしていきたい。 |
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| 市民参画 | 計画では「市民参画」にポイントがおかれている。「参加」と「参画」ってどう違うのかなあと思うのだが、どうやら「参画」のほうが重みのある言葉。「市民参画」の前提は、市民が市政のことを知る、また知らされるということの筈。それが大事。市長はどう考える? | 市民が市政のことを知るのが前提であり、重要。三島市は情報公開制度による開示請求も活発に行われ、市民の関心の高さが示されてる。 |
市民の知る権利を保障する制度は、充実してきた。情報公開制度、個人情報保護制度による自己情報の本人開示など。今後、いろんな審議会などを公開する「会議公開制度」に取り組むことを考えないか? | 情報公開制度の改正などを含め、もっと充実させていきたい。 |
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| やめる・続ける |
前の計画では、「検討すべき5つの課題」があった。それらは、どのように整理し、何を継続するのか? @多機能型新都市開発構想(これは、箱根山を約800fにわたって開発しようとする恐ろしい計画です) A日本一のゆう水文化の都づくり B楽寿園の再生 C新市庁舎の建設 D福祉村構想 |
@の多機能型新都市開発構想はやめる。箱根山は開発よりも自然を守り育てることが課題。 Aの福祉村構想はやめる。特定の地域に福祉のエリアを設けることよりも、地域がそれぞれノーマライゼーション化していくことが重要だから。 あとの課題は引き継ぐ。 |
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総額で約7億7千万円にのぼる補助金の交付について、市長・財政課を中心に各担当課で見直し作業を継続してることがわかりました。 それでも、まだ見直しの全体のビジョンが足りない。特に、公益性について、市民参加のうえでの客観的な評価と、交付のルール化について全体像を示す。⇒計画的に取り組んでいく。ということを求めました。 もちろん、交付額の削減が大事ですが、あり方を見直すことによって「市民活動」が促進されるような形にしていくことが重要です。 |
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今度こそ公正に透明に、特養ホームは整備されなきゃ! 2002年度に建設される特養ホームの準備がすでに始まってます。今回は、建設を希望する社会福祉法人の施設整備計画は同じテーブルのうえで、第三者機関の意見を求めながら、その優先順位などが検討されます。 また、9月議会で、市が県に提出した意見書(6月20日)・・これは仮称・社会福祉法人福寿会についてのもの・・が「事実誤認も甚だしい」という発言があったのですが、その意見書は間違いは無かったことが確認されました。もし、この意見書に記載された内容が事実に反していたなら大変なことです。 (市議会速報第34号をご参照ください) |