第46号:2001年1月8日



3月議会は3月1日の開会予定です

それまで市議会定例会はしばらく休会

課題が山積みの年明けとなりました

(ところでこの背景の色、昔あったフルーツ牛乳の色に似てませんか)


次ぎような課題が頭ん中よぎります。
でもこれ以外にもまだいっぱいありそうです。

思いついた人は連絡下さい。または、トップページの「意見箱」をご利用ください。


市民参加がキーワード いっしょに考えませんか




自然環境をどのように守るのか

環境基本計画が定められますが
この計画を定めるについてのポイントは何と言っても市民参加です。市民アンケートなどはもちろん、公聴会などやる必要大アリ。環境審議会が主催してやったらいいのに!。
個別テーマとしては、ダイオキシン対策、特に産業廃棄物の焼却や最終処分などへの監視強化。北沢亜鉛精錬所跡地・・カドミなどの重金属汚染が深刻・・への対応。(リスクアセスメントをもとにして市民とその対応方法を決定する方法が必要と思います)
大場川の支流、山田川・夏梅木川・沢地川などの治水対策
護岸工事や砂防ダム一辺倒だった治水対策はもうやめよう。河川の管理について市民参画が求められるようになったり、確かに時代は変わってます。山田川など大場川の支流の治水と環境保全を両立させる方法を進めないと。
ゴミをどのように減らすのか
市民一人あたりのゴミの量は県内(市)でも多い三島市。
どうしてでしょう。分別種をもっと増やして資源化すれば、その分の処理量は減るけれど資源化コストがかさみます。絶対量を減らさなければダメ。そのためには・・。



福祉の充実は

始まって一年の介護保険を総点検してみる必要があります
制度をもっとよくしていくため、何が問題なのかをきちんと整理することが必要。介護保険制度では「介護」が市場で商品化されていますが、行政(保険者)の責任がどこまで及ぶのかとっても曖昧です。利用者本位になってるか、権利擁護は、などの監視。特養ホームなどの施設入所が公正に行われてるのか。施設内での権利侵害や施設内での暮らしの質の問題も問われる必要があります。
知的障害をもつ人おかれている現状について
障害をもつ人の「就労」については市の事務ではありませんが、機会を保障したりするため市ができることもあるはずです。先進市では対応しているところもあります。また、不況になると真っ先に解雇されたりしますが、その問題や対応。施設を利用していない人がおかれている状況について、環境をよりよくしていかねばなりません。施設を利用している人の権利侵害への対応や施設内での生活の質の向上などあまり認識されませんが、重要です。
「脳性マヒ」などの全身性障害者に対する登録ヘルパー派遣制度
障害をもつ市民のみなさんの要求により、「全身性障害者介護人派遣制度」の立ち上げを三島市は準備中です。開始されると県内では静岡市、清水市、菊川町に続いて4番目となります。この制度は、障害をもつ人の地域での生活を支えるため、夜間の入浴や食事など登録ヘルパーが介護にあたるもの。ちゃんと機能するかどうか、定着していくかどうか、しっかり見守る必要があります。



その他、いっぱいあります

国土利用計画の策定
3月議会に国土利用計画の三島市計画が提案されます。これは、市域の土地利用をどのように図るのかについての計画です。山の保全、田んぼや畑、原っぱの保全。市街化をどのように進めるのかなど、都市計画のもとにもなる重要な計画です。充分に自然が保たれるものでなければなりませんね。
まちづくりをどのように進めるのか
ほんとに商店街の人通りが少なくなってきました。中央町や本町、広小路町などの「街なか」が寂れています。みんなで知恵を出し合いましょう。私はキーポイントはバリアフリーと自然のわき水だと思ってます。
子どもたちに借金を残さないためには
三島市の台所事情は火の車です。前市長時代の大きな借金の返済が、いま重く市民の肩にのしかかっています。(一般会計で元利返済が約35億円/年)。税収などの主な収入が伸びないので財源が乏しいなか、この借金返済でますます財源がありません。これ以上借金を増やさないためには「小さな市政」を目指すしかないと思います。「小さな市政」であっても「豊かな市政」を実現させる・・実にこれが最大の課題だと思います。