第47号:2001年2月4日(

行政視察に行ってきます

調査研究費を使って行政視察に行ってきます。
日程は、2月5日(月)〜2月7日(水)の2泊3日
視察先や内容などは下記のとおりです。
目で見て、耳で聞いて、その情報や考え方を市政に役立てたいと思います。
帰ったら成果など報告させていただきます。
市当局のみなさんも楽しみにしていてくださいね。

ご意見はこちらへお願いします




長野市(環境基本計画、バリアフリーなど)

視察先は
長野市
内容は
環境基本計画と行動計画など
目的は
三島市は環境基本条例が制定され、これから基本計画をつくります。そこで、先の段階をいってる長野市の状況を知り、参考にしたいのです。
ここに注目
1.長野市環境基本条例の課題や運用について
@環境基本計画(第7条)の内容
A市民参加の方法(第7条3項)
B規制の措置(第9条)・・中核市からくる権限との関係の有無
C環境影響評価(第13条)をどのようにやっているか。対象事業の範囲、手続きや運用実績など。特に、環境影響評価法、長野県条例との関係をどのように考えるのか。(「横だし・上乗せ」)
D環境教育(第15条)の実践。こどもエコクラブとの関係など。
2.長野環境パートナー会議の様子はどんなか。
@市民参加の方法のひとつと思うが、その可能性や成果など。
A募集についてや、会の運営についての工夫など。どうやって多様な意見を反映させるか。運営の透明性など・・いろいろ。
B環境基本計画では、「公害防止条例の見直し」を位置づけているが、その内容や見通しなど。
3.環境基本条例を柱とする他の環境関係の条例について(総合的にどんな例規が有効なのかを考えたいと思います)
@公害防止条例で公害を除去していく仕組み。さまざまな規制や、指導、罰則などを設けています。これらの中核市としての権限との関係の有無。一般市でもできることがあるか。行政手続法との関係(行政処分なのか行政指導なのか)など。
A立入調査権(第19条)の行使について。これは中核市の権限とは関係無さそう。三島市でも可能性があるかも。その運用実績や可能性など。
B地下水の保全に関する条例の運用実績など。なぜ、届け出制だけで規制をしないのか。長野県の条例との関係など。
内容は
バリアフリーや公共交通
なぜか
冬季オリンピックが開催され、バリアーフリーや公共交通が整備されました。実際の姿を見学したい。また、100円バス(三島市でも始まった)を善光寺を中心に運行している。その実績や機能について調べ、三島市の参考にしたい。
ここに注目
1.長野市の市街地におけるバリアフリー状況の見学
@長野県福祉のまちづくり条例に基づく、長野市に於ける整備状況。(このガイドマップの検索シズテムはすごい!)
A循環バスはどのように走っているか実際に乗ってみる。
(三島市との違いなどを考えたい)・・長野市の交通政策はこちら
特に、乗降用スロープがついていて高齢者や障害者も利用し易い。三島とはそこが違う。バスの車両自体は三島と変わらなく見えるが・・。三島でも取り入れることが可能か。


鎌倉市(交通実験など)
視察先は
鎌倉市
内容は
交通政策(交通実験の成果や課題)
目的は
鎌倉市の交通実験は、どんな経過があり、どんな課題や実績があるのか・・鎌倉市の経験に学びたいと思います。特に、市民参加のあり方については学ぶものがありそうです。
三島市も昨年10月〜11月、交通実験を行ってます。まずは、比べてみたいと思います。
参考
 
国土交通省:運輸政策審議会答申「21世紀初頭における総合的な交通政策の基本方向」による交通政策の大転換
国土交通省:交通実験について
鎌倉市:交通政策と交通実験
ここに注目
交通政策やまちづくりについて、鎌倉市と三島市とでは共通する部分、異なる部分、それぞれありますから一概に比べてみることはできません。が、まちづくりや交通政策についての「市民参加」をどのように進めるのかということは、共通の課題だと思います。この部分について、徹底して教えてもらいたいと思います。



費用の明細書です
(市民ネット2名分)

なお、これ以外に食費などがでます。