第60号:2001年10月8日(月)


三島の幼稚園のことについて議会に陳情

幼稚園の公私格差是正をお願いする会のみなさんから
「三島市幼稚園費の公私格差是正を求める陳情書」が提出されました。(署名者数4,996人)
この陳情は、9月議会で文教委員会に付託されることが決定しました。
以後、文教委員会でこの陳情を採択するか否かの審査が行われます。
11月市議会にこの結果が報告され、議会全体での採決となる見込みです。

なお、文教委員会での審査の第一回は10月10日(水)午後2時〜です。


陳情の内容です(陳情文書票より)
陳情番号
平成13年 陳情第1号
件名
三島市幼稚園費の公私格差是正を求める陳情
提出者
幼稚園費の公私格差是正をお願いする会
内容
陳情の趣旨
 三島市では、公立幼稚園14園と私立幼稚園6園が市民の幼児教育を担っており、特に3歳児保育については私立幼稚園が積極的に取り組み大きな成果を上げてきたのではないでしょうか。
 そんな中、自らの選択で私立幼稚園でしか出来ない3年保育を望む以上、公立幼稚園よりも余計に負担がかかるのはやむを得ないという、受益者負担の考え−−公私の保育料格差−−も保護者に受け入れられてきたと、私どもは強く思う所でありました。
 ところが、平成13年度より公立幼稚園においても3歳児保育を実施することとなりました。このことは、3歳児保育が特別なことではなくなり、私立幼稚園に通うことも、公立幼稚園に通うことも、特段の差がなくなったということです。
 しかし、そうした中で保護者や市の負担はどうなっているのでしょうか。
 3歳児保育が特別なことでなくなったとするならば、私立も公立も同じ受益者負担で同様な市費の使われ方がなされるべきだと考えます。
 今後益々市民のニーズが多様化し、幼児教育や義務教育に新たな施策がもとめられていく中では、市費の使われ方、公私の幼稚園における役割のあり方などがより深く議論されるべきではないでしょうか。また、そうあるべきと考えますがいかがでしょうか。
陳情の事項
1.三島市の全ての園児が同等の負担で幼稚園教育を受けられるよう配慮してください。
2.将来を見据えた幼稚園のあり方を研究調査する機関を立ち上げてください。
付託委員会
文教委員会