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2005年6月30日(木) |
永遠に |
明日から浜北市、天竜市、三ヶ日町、引佐町、細江町、舞阪町、雄踏町、春野町、水窪町、佐久間町、龍山村が浜松市に編入される。つまり11市町村は今日限りで消滅する。僕の住む浜北も今日限り。時代の流れでやむ終えないとはいえ、なんだか故郷が無くなってしまうようで寂しい限りだ。
公の場であるネット上でこういうことを言うといけないのかもしれないけど…。
僕は、産まれてから今日まで、そしてこれかもずっと、浜北“市民”です。
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2005年6月29日(水) |
あらら? |
体調回復せず。変な汗をじっとりとかいてるな。なんだべ?
帰宅後すぐに寝る。Hちゃんと遊べない(ToT)。
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2005年6月26日(日) |
浜松キッド公演! |
演劇集団浜松キッド第28回公演『お仕事じゃない!』公演日。
休日にしては珍しく、朝早く起きて雄踏町文化センターへ。数年前に舞台監督として裏方は経験したが、単なる当日スタッフとしての参加はキッド入団以来初めての経験である。午前9時に小屋入り後、不用意な行動をして特に今日出演する役者たちのモチベーションを害してはいけない。まずは場の空気を読むことに徹する。今日の僕の役割はプロンプター(観客から観えないところで台本を見ながら、舞台上の役者に小声で台詞やきっかけをつける役)。上手(客席から見て舞台右側)の袖に陣取る。
9時40分から前夜のゲネプロを受けてのダメ出し。う〜ん、小屋入りしてから指摘する内容じゃないなぁ。決められたスケジュールをはなっから無視してるのも良いことじゃない。
10時50分から最終ゲネプロ。プロンプターを務めながら、舞台上の物の流れを追う。動かされたパソコンとともに通路にはみ出る配線、暗転中に足元が暗い所を役者が移動する、短い暗転中に必死に黒板を消す役者…。裏方がやるべきことが次々出てくる。今回舞台監督の白柳さんと相談し、本番での僕の仕事内容を決める。舞台上はと言うと、小屋に入ってやっと緊張感が増したか、ミス少なく、テンポも良くなっているし、緩急も出てる。この1週間の伸びは驚く限り。本番が楽しみになる。
ゲネプロは終了したのは開場の20分前。役者に時間を伝えた後、「飯を食ったりメイクを直す前に、自分で使う小道具は自分でチェックして!」と指示。もちろん本来は裏方の仕事なのだが、小道具が用意されてなくて困るのは役者自身。2重3重にチェックするのは当然である。こうしたことはちゃんと若手に覚えてもらうように伝えていかなきゃいけない。役者が食事に向かった後、白柳さんと舞台上を掃き清める。
午後1時30分開場。メイク直しを終えた役者たちは手持ち無沙汰。偉そう言ってる僕も常に稽古場にいたわけではないので、勝手が全て解っているわけじゃない。裏方失格だが、暗幕の隙間とか上辺のチェックをして時間を過ごす。前回に続いて主役の編集長役の大石さんにゲネプロ中感じたことをアドバイス。直前のこの段階で言えるのは、長年付き合って相手が信頼できるからである。
午後2時開演。上手袖から見る役者たちは、いい顔してる。若手達が、台詞がイレコになっても芝居を止めることなくごまかせたのには驚き。荒川さん、光春さん、小池さんのベテラン勢がしっかり脇を締めて、いい感じの舞台になった。お客さんの笑い声も聞こえてきたし。概ね成功だったんじゃないかな? 若手達は自信を持っていいと思うよ。僕がアドバイスをした大石さんの演技も、手前味噌ながらそこから芝居が引き締まった気がする。主役を光らせる手伝いができて嬉しい限りだ。
カーテンコール。役者が出ていくタイミングを指示。最後の大石さんには「やったね!」と笑顔を送る。ここ数年のキッドでは役者に続いてスタッフも舞台に立ってお客さんの拍手を受ける。今日も宗だったが、僕は敢えて出て行かなかった。これは僕のわがまま。舞台は必死に稽古を重ねて今日を迎えた役者のもの。基本的に裏方は照明のあたる場所に出てはいけないと思うからだ。
バラシを終えたとこで打ち上げには出ず、僕は失礼することに(Hちゃんを風呂に入れにゃ)。みんな、気持ちのいい、おいしいお酒飲んでね!
でも、反省も忘れずに。キッドのお得意になりつつある“小屋入りした後の大化け”で、舞台は概ね成功したのだが、小屋入りしてからの緊張感をもっと早くから、例えば2ヶ月前から出してしっかりと芝居を創り込んでいたら、もっといい舞台になったはずだ。いい感じで終えた今回の舞台での経験や反省を、それぞれの次の舞台に繋げていきたい。
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2005年6月25日(土) |
稽古場見学 |
いよいよ明日はキッドの公演日。さりとて出演予定も無しに二日とも家を空けるとちと肩身が狭いゆえ、今日は家族サービス日。アカチャンホンポへ買い物に行く。市野方面はイオンのオープンで道が混んでいるだろうとかなり迂回してたらHちゃん熟睡(^^;)。やむなくAだけで買い物に行き、僕は車内のHちゃんの横で読書。Hちゃんが目覚めてから隣のゼビオへ。Hちゃんは色とりどりのスポーツウエアを見て嬉しそう。
僕はってぇと、う〜む、フットサルシューズ欲しいなぁ。6,000円か〜。
夜Hちゃんを風呂に入れて寝かしつけてから、いざキッドの公演会場に行こうと思ったが、すでに時計は夜8時。これから雄踏に行っても現地滞在時間は30分程しかない。もう大道具も仕込まれているだろうから手は余っているだろうと思い、行き先変更。演劇団S.O.の稽古場へお邪魔する。
差し入れを持って稽古場へ伺うと、来週の本番に向けて稽古中であった。主宰で演出である藤田クンの、的確で時には厳しい言葉が飛び交う稽古場。これが実に心地良い緊張感なのである。なるほどなぁ。一つの台詞、一つの動きに込められた意味を掘り下げていく。すっごいおもしろい作業だよな。演出と役者の真剣勝負。当たり前と言えば当たり前なんだけど、キッドが、そしてキッドや他劇団に客演した時の自分が果たしてここまでの緊張感を持っていたか…。何てことを考えつつ、来週の公演がとっても楽しみになってきました!
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2005年6月24日(金) |
大冒険 |
Hちゃんがハイハイをするようになった(^o^)。そのためAや母が日に何度も床を掃除することに。それでもHちゃんが着ている服の胸からお腹はすぐに真っ黒になってしまうという。さらにはハイハイしていって壁や椅子の足に頭をぶつけて大泣きすることも。おかげで目が離せません。
今日も帰宅後Hちゃんの後を追っかけて家中をあっちこっち(^^;)。見るもの触るもの全て物珍しいようで、Hちゃんの“大冒険”にしばらく我が家は振り回されそうです。
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2005年6月23日(木) |
“ガチンコ”ブラジル戦 |
夕べは早寝をして、夜遅くと言うか朝早く起きだしてTV観戦。コンフェデレーション杯1次リーグ最終戦日本対ブラジル戦である。ユニフォームのシャツは両チームとも1stのジャパン・ブルーとカナリヤ・イエローなのだが、パンツは何故に2nd用の青と白なわけ? 逆にすればいいのに。日本はともかく、黄色に白のブラジルは何か変だぞ。
試合開始早々DF加地がゴール! が、オフサイドの判定。「何故だ?」という表情のジーコ監督。VTRを観ても判断つかないが、もしこのゴールが認められていたら全く違う試合展開になっていただろうな。
とは言え、こんな時間に起きだしても後悔はしない、おもしろい試合になった。ブラジルの2点はカウンターの速攻から。日本の守備陣が戻る前にあっと言う間に攻め上がっての得点。攻守切り替えの早さや身体能力は流石世界ランク1位である。
一方の我が日本の得点はMF俊輔の技術が光った。1点目は、パスを受ける前にチラリとゴールを見て、30m以上の矢のようなシュート。2点目はMF俊輔のFKにブラジルDF陣もGKも一歩も動けず。ボールはポストに弾かれるが、素早く動き出していたFW大黒が跳ね返りを決めたもの。決して世界ランク1位の見劣りするサッカーはしていなかった。後半ロスタイムにもあわや逆転?のシーンもあったりして、あと1歩で“マイアミの奇跡”の再現だったな。
そんな訳で来年のリハーサルはこれにて終了。この1年間のジーコ・ジャパンの更なる成長に期待しつつ、来年のドイツW杯こそ、心底楽しみたいなぁと思う。
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2005年6月22日(水) |
教育現場 |
最近静岡新聞朝刊紙面に『県内教育現場から 〜やっぱり先生〜』という連載記事が掲載されている。毎朝興味深く読んでいるのだが、先の記事の題名には違和感を覚える。
これは以前にも書いたことだが、子供を育てる現場というのは「家庭」「地域」「学校」の3ヶ所である。なのに“教育現場”と称して「学校」だけを指すような表現やイメージはおかしいことというか、不可思議なことというか、やはりおかしいことである。結局「家庭」や「地域」が責務を放棄したために、「学校」がやむなくそれを背負い込んだ結果、こういうイメージが広まってしまったんだろうな。
福岡で起きた、15歳の弟が17歳の兄を刺殺した事件で、弟が通う中学校の校長、さらには教育委員会の教育長まで会見に引っ張り出したマスコミの姿を見てると、物事が解っていない連中だということが解る。学校関係者の記者会見をするなら、その場に親と町内会長を同席させるべきなのだ。もっともそんなことをしたら人権団体あたりが大騒ぎするだろうが。校長先生は公務員だから文句は言えないってか。
閑話休題
某学習塾のCMで“100%プロ教師”と称しているが、勉強を教えるだけの教師が“100%プロ教師”なら、勉強も生徒指導も、しつけも、最近など朝食も食わせてくれるところもあるという学校の先生は何と称するべきか?
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2005年6月21日(火) |
浜松キッド稽古 |
公演日まで残り5日。実質稽古回数が3回となった浜松キッド。ラストの追い込みのお手伝いをと稽古場へ馳せ参じる。演出の山田さんも稽古に復帰。今日は克也役の小池さん欠席で、即アンダースタディ(代役)に。半年ちょっと前には演じた役なのに、すでにかなりの台詞が抜けて(忘れて)いた。昔は2・3年前の芝居ならすぐに再現できたのに、物覚えは悪く、物忘れは激しくなってるなぁ(ToT)。
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2005年6月20日(月) |
コンフェデ |
夜中の1時にHちゃん突然大泣きして目が覚める。あやして寝かしつけて、せっかくなのでそのままコンフェデレーションズ杯1リーグ ギリシャ対日本戦をTV観戦。キックオフ直後から我らが日本動きが良かったねぇ。「これで90分持つんかいな?」と心配になるくらいに欧州王者のギリシャゴールに攻め込んでいる。で、攻めてはいるものの、シュートの精度が低い、なかなか枠に飛ばない。元々底力は相手が上だけに攻め疲れが怖いなぁと思っていたが、後半投入されたFW大黒が決めてくれたねぇ。ジーコ・ジャパンのラッキーボーイである。1対0で痛快な勝利である。同組のブラジルがメキシコに敗れたことから、次戦はブラジルとの、決勝トーナメント進出をかけてのガチンコ勝負である。楽しみ。今日よりも遅いと言うか、朝早くと言うか、また寝不足になるなぁ。来年の予行練習だ。
で、ここで寝てしまったが、がんばってF1観れば良かったな。6台しか走ってないレースってのも見物だったんだけど。
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2005年6月19日(日) |
初めての“父の日” |
「父の日」ということで、父の好きな酒を買いにでかける。店に着くころにHちゃんが寝入ってしまったので、僕は車に残り、Aが一人で買いに行ったのだが、戻ってきたAの手には父の酒の他にビール、しかも僕の好きなエビスビールが。「これ、どうしたの?」と聞くと、「Hちゃんから“父の日”のプレゼント。」なんだと。
…そっか、今年から僕も“父の日”なんだ…、と我が娘の寝顔を見る“パパ・ルーキー”である。
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2005年6月18日(土) |
浜松キッド稽古 |
休日出勤。苦情の電話もないわ、「パソコン教えろ!」と言う上司もいないわ、それなりに仕事がはかどるわぁ。…もっとも資料はまとまりきらなかったが。
いよいよ公演まで1週間となった浜松キッド。最終(たぶん)の通し稽古である。今日は演出に成り代わって芝居創りの指揮を仰せつかり、稽古場の一番観やすい場所を確保する。う〜む、稽古開始前の状況は、今回初舞台を踏む若手を中心にまだ緊張感が足りないかなぁ。
通しが始まると、次々と気がつくところが出てくる。通しが終わった時には閉館時間だったので、駐車場の外灯の下で役者に伝える。ホントは舞台スペースで動きながら言いたいところだがやむなし。本番1週間前、しかも自分が本来の演出ではないのにどれくらいダメ出ししていいのかが難しかったが、ええいと全部指摘する。全体的に台詞がやっと入ったところだからかもしれないが、自分の台詞が言い終わった後に気を抜いてしまうきらいがある。それから自分と絡む相手役だけではなく、自分は黙ってるシーンでの他の役者の台詞にもリアクションをすべきものがることに注意して欲しいな。あと、いろいろな場面での立ち位置を見直すこと。自分が中心となるシーンなのに後ろに居たり、直接関係の無いシーンでその真ん中に突っ立っていたり。客席から観て観やすいように今一度確認して欲しいと思う。
ダメ出しがちょっと長くなってしまったが、着実に良くなっているのも確か。本番が終わった後に旨い酒を飲めるように、残り1週間、目一杯稽古に没頭し、目一杯稽古を楽しんで欲しいな。
解散後、大石さんと真っ暗な駐車場に座り込んで0時過ぎまでいろいろ話しをする。とにかく、ボチボチと頑張ろう。
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2005年6月17日(金) |
無限地獄? |
今日も今日とて資料つくり。ここ数日振り回されてるなぁ。果たして終わりがくるのかしら? まぁ締切がくれば進み具合はどうあれ終わるのだが…。
明日も休出だな…。
夜9時頃に残業を切り上げ、キッドの稽古場に。今夜は浜北市文化センターで稽古をしていたのでちょこっと顔を出そうかなと。
やむおえない事情により演出の山田さんは欠席。小池さんが、自分の稽古もこなしながらダメ出しをしていた。これはきつそうだ。芝居全体を見渡しつつ、役者個々の演技を確認するのはかなり困難である。山田さんは2・3日稽古に来るのは無理そう。サポートするために、明日の夢の島プロジェクトの稽古は中止にしてキッドの稽古に行くことにする。夢の島の稽古を楽しみにしていた人には申し訳ないが、何卒ご理解くだしゃんしぇ!
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2005年6月16日(木) |
ふと感じる疑問 |
今僕がデータをかき集めて、Hちゃんにも会えずにひたすら残業して、まとめている資料は、それを求めている人の手に渡った後、どれほど役に立つのだろうか??? ?????
閑話休題
家族の揉め事と言うのはあまり公にするものじゃない。見ていて気分を害する。家族は元より、自分がいる世界の品位さえ貶めている。親族内で孤立しているためか? こういう時は親族内の長老あたりが一喝するなり慰めるなりせにゃ。どうよ花田(初代若乃花)勝司さん。
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2005年6月15日(水) |
まーひぃーの法則? |
忙しい中でもやっと落ち着いて仕事ができるようになり、さらに集中力が増したときにクレーム客はやってくる。
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2005年6月14日(火) |
浜松キッド稽古 |
諸事情により確認することがあるため、残業を無理にキリつけて浜松キッドの稽古へ顔を出す。
公演日がいよいよ迫ってきた。が、まだ緊張感が足りないかな。演出不在のため、今日は荒川さんを中心に稽古をすすめていたが、僕も意見を言わせて貰った。残り12日。泣こうが何しようが稽古回数は10回程度、それが過ぎれば、この台本は嫌でも手放すことになる。この10回をどう消化するかが、公演当日の不安感を減らすことにつながる。芝居を楽しむためにも頑張って欲しいな。
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2005年6月13日(月) |
ナベツネ復帰 |
これを歓迎する巨人ファン及びプロ野球ファンは、ごくごくごく一部であろう。ファンの声が理解できない経営者が、プロ野球復興に貢献するとは思えんが…。
年寄りのわがままをしゃーないから聞いてやったというところか?
ちなみに今日は同じ渡辺姓を名乗る私なべの誕生日である。
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2005年6月12日(日) |
伽藍博物堂観劇(ちとネタバレあり) |
朝も早よから町内会の自警消防隊の活動で防火用水の掃除。暑っー!!
伽藍博物堂公演『浜辺の猿』を観劇しに静岡へ。何人かで、乗り合わせで行こうと誘ったのだが、みんな忙しそうで同行者0。それならと電車で行くことにする。東海道線、さらには静鉄に乗るのは久しぶりだ。会場の伽藍博物堂演劇実験室はマンションの1階にある小劇場スペース。30人も入れば満員なのだが、舞台上の役者とお客さんの距離の近さはピカイチで、大好きな小屋である。
あるさびれた港町。湾内に浮かぶ「猿が島」は観光の目玉であったが、三年前に島にあった「お猿さんパーク」は閉鎖。残された猿はそのまま島に住みついたが、今は無人島になっている。ところが大潮の晩、島から陸地へとできる長い浅瀬を二匹の猿が歩いて渡ってきたという。この話に興味を持った霊長類学者恩田原は調査のためにこの港町にやってきた。舞台は、海岸沿いの旅館「岩井館」のロビー。「浅瀬をわたる猿」の話を中心に、登場人物各々の抱える問題がコミカルに、そして切なく流れていく。(チラシより)
幕開けの暗転からいきなり盆踊り風の手拍子、照明が点いたら唄と踊り。「♪人も結局サルなのだ サルサルサルサル サル音頭♪」。これにはビックリした。照明が点くといきなり語り始める芝居はよくあって、これは個人的には好きではないのだが、今日の唄と踊りは一気に芝居の世界に引き込まれたね。そこからは伽藍博物堂特有(と勝手に思っている)の自然体の演技で、肩の張らない、リラックスした気分で楽しめた。出ていた役者さんたちが巧いしね〜。恩田原役のおおいしあきよさんとか義郎役の滝浪さんは羨ましくなるくらいに巧い。里美役の早田さんも綺麗なのに(個人的にけっこー好みだったりする)ドジな役がはまってた。康介役の松下さんは登場した途端に舞台上の雰囲気がいい意味で変わって、さらに自然な感じになった。注目すべき役者さんだな。
笑いをとろうと、ことさら大袈裟に滑稽な動きをしてるわけじゃないのにおもしろい。そしておもしろいだけじゃなく、登場人物一人一人の人生が絡んでしんみりしたり。そうだよ、俺ってこんな芝居を観たかったし、やりたかったんだなぁと実感した。是非多くの人に観て欲しい舞台でした。
観劇後、「今日一緒に観ませんか?」とメールで誘った、アマチュア役者の中で僕が一番好きな鰻家喜平治さんと食事しながら演劇談義。今日の舞台や、過去の鰻家さん出演作の感想。演劇への想いなどを交し合う。けっこー演劇感が近くて嬉しい。またゆっくり話したいものである。夏場に絶対に飲み会やりましょうね!
閑話休題
伽藍博物堂演劇実験室の前の方の席を確保して、頭上を見上げる。並んでいる照明は…、ん? これって市販のハロゲンランプか? 終演後の客出し時に座長で演出の佐藤さんに聞いてみるとやはり100Wのハロゲンだそうだ。ハロゲンランプはどうしても赤っぽい光になるが、こうして数を揃えた舞台を観ると「言われてみれば…。」という感じでそんなに気にならなかった。今収集してるハロゲンのスポットも使えそうだな。
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2005年6月11日(土) |
マイブーム? |
Aが「茣蓙を買いたい。」とのことで土砂降りの中、都田のカインズホームへ。Aが茣蓙のコーナーへ、僕はHちゃんを抱っこしてアチコチをウロウロ。夢の島プロジェクトでスポットライトを買いあさっていたりするので、足は自然に照明コーナーに向かう。こりゃ完全にマイブームだな。今日も1個購入。小遣い減ったなぁ〜(ToT)。
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2005年6月10日(金) |
浜松キッドの稽古 |
本番まで残り16日になった浜松キッドの稽古に顔を出す。今日は演出欠席で、小池さんが自分も稽古しながらの演出代理。最初は代役の必要がない(既に他の人が代役中)のでゆっくり見学。まだ台詞が完璧になってないし、若手の中には自分の台詞がない時にフッと素に戻ってしまう。テレビや映画と違うから、舞台上で役者が素に戻っているのってお客さんは分かってしまうもの。これは経験が少ない役者には周囲が言ってやらないと気がつかないからね。帰りがけにちょっと先輩面してアドバイスしちゃいました。
後半は代役に入って動く。やっぱり楽しいなぁ。
残り2週間でどこまで創り上げられるか。現状から考えるとて〜へんでもあり、育休中からすると羨ましくもあり…。
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2005年6月8日(水) |
祝!W杯出場決定! |
前半は見所が全く無かったねぇ。パスは繋がらないし、シュートは枠に飛ばない、いやシュートを打つ気配すらない。警告累積でMF中田はいない、MF俊輔もいない、MF三都主もいない(これはいいか)。中盤どころか何処にもボールが治まらない。対する北朝鮮も崖っぷちの割には精彩が無い。負ける気もしないが勝てる気もしない。引き分けで出場決定か? なんて思っていたが、後半になってFW大黒を投入したらこれが別のチームになっちゃった。先制点は大黒の寄せに相手DFのクリアミス。2点目も隙を突いてゴールを奪おうとする姿勢から。いいよねぇ。好きだよこういうFW。スタメンから使って機能するかは未知数だが、カッコばっかつけているスタメンFWよりもいいような気がするけど。
そんな訳で、日本W杯出場決定! 1年後まで楽しみが延長したね。星勘定とか時差とかの関係とは言え、開催国のドイツを除いて出場決定第1号だとか。仏W杯の時はアジア第3代表決定戦までずれ込んだことからすれば凄いことだ。そう言えばあのジョホールバルの時はピッチもベンチも涙を流し、抱き合って喜んだが、今日は“当然”って感じだったな。そこからも日本サッカーの成長振りが伺える。
閑話休題
無観客試合の雰囲気を少しでも味わいたくて、今日は敢えてNHKBSでTV観戦。テレ朝もNHKもふつーの放送だったな。残念。
政治的なことだが、平壌で君が代が流れた時の、大観衆の反応というのも観てみたかったな、と思うのは僕だけか?
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2005年6月6日(月) |
残念… さぁ次だ! |
藤田俊哉の名古屋グランパスエイトへの移籍が決定した。残念。決定した以上俊哉には新天地で頑張ってもらいたい。俊哉が抜けたジュビロは…。逆にチャンスと思いたい。中山隊長を始めとするベテラン勢と、前田や成岡、カレンら若手が融合し、新しく強いジュビロのサッカーを構築して欲しい。移籍した俊哉が後悔するようなクラブになって欲しい。
とは言え、当分ジュビロの10番のレプリカは着れないなぁ。
そう言えばハウンドドッグの解散説もネットを賑わせている。ボーカルの大友康平が4月に個人事務所に移籍したことに端を発したもの。康平自身は否定しているものの、元の事務所のHPには「7月9日の日本武道館コンサートが現メンバーでの最後のライブになる。」との記述が出ている。
ん〜「現メンバーでの最後のライブ」って表現が気になるなぁ。
閑話休題
Hちゃんに歯がはえました〜♪
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2005年6月5日(日) |
夢の島プロジェクト稽古 |
せっかくなのでAとHちゃんを連れて「遠州はまきた飛竜まつり」会場へ。物産展を巡り、富士宮やきそばとかき氷を食す。知り合いに会うと、「可愛いーっ!!」と言いながらHちゃんを抱っこしてくれる。みんなが子供を可愛がってくれるのは親としても嬉しい限りである。
その後、先週やり残した仕事を片付けに職場へ。係長も来ていて、二人であーでもないこーでもないと意見を交わして資料をまとめ上げる。この1週間、こいつに完全に振り回されたなぁ。その分やれなかった仕事が山になってる。…はぁ〜。
夜は夢の島プロジェクトの稽古。参加は僕を入れて3人、最近少なめ。いつもいつも参加することはできない人を対象とした集団だから仕方がない。何かいい方法を確立したいなぁ。
柔軟、発声、基礎練とメニューをこなして、今日は制作会議。現在稽古している『父帰る』を今年中に目処をつけたい旨を伝える。もちろん夢の島プロジェクトは公演を目的としてはいないけれど、何らかの予定や一応のゴールが見えてないと、ダラダラと流れていっちゃうからね。まずは台詞の暗記だね。台詞を覚えてからが本当の稽古。みんな、がんばろー!!
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2005年6月4日(土) |
北スポサッカー教室 |
そんな訳で深夜に起きてW杯アジア最終予選バーレーン対日本をTV観戦。小野の怪我で心配されたが、日本以上にホームのバーレーン選手の方が何故かヘロヘロ。前半の小笠原のゴールを守りきって0対1で勝ち点3をゲット。多少の不満はあるが、アウェーの戦い方としてはまずまずじゃなかろうか。それにしても三都主がボールを持ちすぎて相手に取られてしまった時にアナウンサーが「また三都主だぁ〜。」と絶叫したのには、深夜にかかわらず腹を抱えて大笑いしてしまった。
午後は北浜スポーツクラブサッカー教室の指導担当日。会場に行くと、子供のお父さんが一人手伝ってくれると言う。感謝。年度を越えて、初心者の低学年が増えたこともあり、ボールの扱い方やインサイドパスの蹴り方などをじっくり説明しながら基本練習をする。一通り説明しても1・2年生あたりはなかなか理解してくれない。人に伝えるってやっぱり難しいなぁ。専門の指導者とかはどうしてるんやろ? 今度見学行こうかな。
手伝いのお父さんにも入ってもらってミニゲーム。ボールに群がって蹴りあう「チャイルドサッカー」になりがちだが、1回だけ4年生を中心にボールを回してサイドをえぐり、センターリングをしたら、去年も参加していた2年生の子が見事なシュートを決めたりしてびっくり! ただ遊んでいるだけのような教室でも1年やってると動きが違うのぉ。こういうのを見ちゃうから、下手ながらコーチを辞められないのよ(^^)。
“浜北市”としては最後となる「遠州はまきた飛竜まつり」が開幕。8月第1土曜日に行われる「鹿島の花火」の会場が近い、逃げ場が無い我が家としては、Hちゃんに花火に慣れてもらおうと夜会場に行こうと思ったが、午後6時過ぎから土砂降りに。これじゃ連れていけないと、Hちゃんはいつもの時間にベッドに。花火はベランダから楽しみました(^^)。
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2005年6月3日(金) |
めったにない機会ゆえ |
残業をして慌てて帰宅し、飯食って、深夜1時20分に目覚ましをセットして寝る。
ところで8日にタイのバンコクでW杯アジア最終予選、北朝鮮対日本が「第三国無観客試合」として開催される。ここでアイディアを一つ。TV中継のアナウンサーの声も解説の声も無しで、ただピッチ上の音のみで放送するってどうだろう。選手同士のコーチングの声や監督の指示、ボールを蹴るとか選手同士がぶつかり合う音って、いつもは生で観戦していても聞くことができない。国際Aマッチ、しかもW杯予選というガチンコ勝負の場でこんな機会はめったにない(って言うかあって欲しくない)。せっかくの機会ゆえ、せめて副音声でもいいのでやってくれないかなぁ。どないでっか?テレビ朝日さん、NHK(BS)さん?
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2005年6月1日(水) |
身の程 |
人間誰しも自分で“できること”と、“できないこと”がある。自分で“できること”は好きにやればいいが、残念ながら自分は“できないこと”や、自分一人では“できないこと”をどうしてもやらなければならない場合、それができる人の協力を得なければならない。畏まって相手にお願いしていたうちはいいが、中には他人の協力を得ているのに「自分の力でできている。」なんて勘違いする人が出てくる。協力者に命令的な対応をしたり、成果を自分だけのものにしたりする。こうなると協力者はアホらしくてやっていられなくなる。で、協力者がいなくなって初めて自分の無力さに気がついたりするわけだ。
最近そんな人たちを目にする機会が何回かあった。
どんな時も自分の“身の程”をわきまえること。そして自分一人では何もできないことを思い出すこと。自分へのメッセージも含めた意味で書いてみました。
閑話休題
必死に仕事をこなして、何とか明日の休みを死守!
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