keikoba日記

平成19年10月

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2007年10月31日(水)
考える

 夢の島プロジェクトで演出をするようになって、自分はどんなスタイルの芝居を志向しているんだろう、などと考えるようになった。

 わざわざ小難しい表現をして芸術ぶったものとか、「人間はこうあるべきだー!」と押し付けがましいものが嫌いなことは
『書きなべコラム』に書いたからここでは割愛。またジャンルとしては“コメディ”が好きなことは、お忙しい中この日記を読んでくださっている方にはご理解いただけていると思う。しかしながら“コメディ”と言っても様々なスタイルがあります。観ている人の心の機微に触れて思わず笑ってしまうものから下ネタなどを連発する下品なものまで。その辺は観ていておもしろくかつ感心するベテラン漫才コンビから裸同然の格好でTVでふざけているだけの若手がいるお笑いの世界を想像してもらえば分かりやすいかも。

 で、僕が目指したいものは何か。“コメディ”なんだから観てくださる方に笑って欲しいと思うが、その前提として「“コメディ”とは芝居の一ジャンル」ということにこだわりたい。ひたすら滑稽な言動をするだけで芝居として成立していなかったら、それはもう“コメディ”とは言えない。まずは芝居として成立していること。台詞と動きを覚えただけで後は殊更大袈裟に滑稽にしているだけでは芝居として成立しているとは言えないと思うのだ。

 長くなりそうなので続きはまた後日。

2007年10月30日(火)
ふ〜っ

 今日は疲れました。体力以上に精神的に。最近平日は控えていたけど、今夜は酒飲んでフテ寝します。

 寝る前に、明るいうちは言えない一言をオヤスミ代わりに叫びます。「やってられるかー!」

2007年10月29日(月)
関係ないんじゃない?

 幼い頃に親から虐待を受けただとか、学校でいじめにあってただとか、それが事件に何の関係があるの? 可哀そうだったから情けをかけてやろうということ? まさか虐待されてたりいじめにあってたら、自分の子供を殺してもいいってことではあるまい。裁判に求められるのは「何故事件が起きたのか」と「起こした事件の重さに相応しい罰(反省の機会?)を被告に与える」こと。被告がどう育ってきたかは事件の原因を探る材料の一つにはなっても、罰の重さを軽くするものではないはずだ。

2007年10月28日(日)
夢の島プロジェクト稽古

 午前中は天竜川クリーン作戦に参加。国土交通省主催のお掃除イベントである。浜北区内の河川敷で参加者は200人ほどで、たった2・3時間の作業だったが、数えられないくらいのゴミ袋が山となった。場所によっては鉄板、金網、ガスボンベ、余った炭、油、タレ、紙皿、割り箸、紙コップ、ペットボトル、ビールの空き缶、余った食材などと、バーベキューをした後捨てていったものとしか考えられないものも多かった。川の側で楽しく飲食した後、立つ鳥後を濁しきって帰って行けるその神経が信じられない。ゴミの山の中でバーベキューしたっておいしくなかろうに。いや、そんなことが気にならない性格しているから平気で捨てていけるのか? そういうゆがんだ性格をしてる人間たちのおかげでこのゴミの山。そいつらがいなきゃこんな作戦たらないでも済むのだ。

 汗かいて帰宅したら両親がHちゃんを連れてお出かけ。スーパーに行って小間切れ肉を買ってきて、ベランダにキャンプ用の小型コンロを持ち出して焼いて食う。うまうま。昼間っからビールをいただく。そんなことしてたら観に行くつもりだった絡繰機械’sの公演が頭から抜けてしまった。あ〜観たかった〜。

 夜は夢の島プロジェクトの稽古。稽古場にあった長机や椅子、ソファなどを並べてセットと見なして台本を持っての立ち稽古。実際に動いてみると演技スペースが想像以上に下手(しもて。舞台に向かって左側)に寄っているのが少々気になる。上手にはベッドがあるためなのだが、後半はそちらにも動きが出るのでとりあえず良しとするか? 本当は床に直に座らせたいが、縦見切れを考慮すると避けた方が無難か? 指示をしながらいろいろな考えが頭の中でぐるぐる回ってる。まだ答えを一つに絞る必要はないが、アイデアを具体化しておけばいろいろ試すことができるからね。まずは基本となる動きを決め、稽古を重ねていく中で修正していく。今はその土台作りだ。メンバーのアイデアも借りながら動きを具体化していく。稽古の都合上4つのパートに分けた中の、今日は冒頭からNo.2まで動きをつけることができた。順調かな? 今年のうちに全編の動きを確認することを目標にしていきたい。

 稽古終了後は恒例(?)のお外でおしゃべり会。今日のお題は「いい芝居とは?」。僕自身以前から「観ている時は難しいことを考えず単純に笑って欲しい。観終わって数日経った後でフッと振り返ると何か心に残っている芝居をしたい。」と言っていたが、メンバーが皆同じような考え方を持っているようで嬉しい。ただ笑えるだけじゃ物足りない。観てくださる方の心に伝わる、何か残る“力”を持った芝居を創っていきたい。

 次回の稽古は来週11月4日(日)午後7時30分から、浜北文化センター第2練習室です。いつもと会場が異なるのでご注意のほどを。

2007年10月27日(土)
未だに変わらぬ体質?

 土日の2日ともが休日出勤。平日と変わらぬ時間に家を出て行くのだが、Hちゃんが最近やけに目覚めがいいため、が出勤する時間には起きていなければならない。学生時代には「休日午前中は深夜。」と豪語(?)し、9時ごろ電話してきた友人に対し「こんな朝早くなんだよ!」と怒った経験を持つ僕。1児の父親となった今でも、特別何かイベントがない休日の早起き(?)は苦手である。アニメのDVDを観て喜ぶHちゃんの横でボーッとしてました。

2007年10月26日(金)
これからに注目

 亀田の長男が謝罪会見。まずもって内藤選手に謝罪し、真摯な態度で受け答えした姿は立派だった。次男坊も含めて“これから”に期待したい。若さはそれだけで人生の武器になる。スポーツマンとして努力していけば、これまでのことや今回の1件も大きな「経験」となりはずだ。
 それにしても質問をした記者達のエラソーな態度には不快極まる。これまでさんざん持ち上げていいようにしてきたくせに、まるで犯罪捜査をする取調べのように、わざと答えに窮するような質問を執拗にしていた。特にテレビ朝日のワイドショーコメンテーターは酷かった。一体何様のつもりなのだろう。亀田家の問題は一応の決着がついた。さぁ次はおだてまくって木に登らせ、負けた途端に後ろからハシゴを外すような真似をしているマスコミ(今回については特にTBS)が謝罪する番だ。

閑話休題
 原告団の失敗は、原発に代わるエネルギー供給源を示さなかったことだ。自然を侵すことをやむなしとダム建設するのか、温暖化が進むことを覚悟して火力発電するのか、景観を破壊し低音公害が怒ることを覚悟で風車を林立するか。はたまた原発廃止で電力が減った分は国民が我慢するのか。廃止した場合にどうするのかが示されないのでは、原発の危険性は理解されても、廃止への合意形成は難しい。原告団だけでなく、我々県民、そして国民で「どうしたらいいのか。」という考えをまとめる時期にきているのは確かだ。

2007年10月25日(木)
社会的責務

 放送倫理・番組向上機構(BPO)という組織が、テレビのバラエティー番組で行われている「罰ゲーム」などの暴力表現について青少年の教育上好ましくないとして、テレビ局に自粛を求めた。7年前にもバラエティーの暴力や性描写が民放連の基準に抵触するという見解を出していたこともあり、「見解が繰り返し無視されればメディアの自浄作用を疑わせる。」と強い表現で対応を要請したようだ。
 自分たちがどんなに非常識な言動をしても「報道の自由」「表現の自由」などと自由を振りかざしてきたマスコミにはそもそも自浄作用を求めても無理なんじゃないかなぁ。世の中の社会的モラルの低下(崩壊?)の大きな要因を自分たちが作り出しているにも関わらず、気づかないのか知らないフリしてるのか分からないが、問題提起するばかりで解決策を提示せず、行政や政治家責任転化するばかり。社会的影響力はどんな大企業よりも、場合によっては行政よりも大きいマスコミがその責務を果たさない限り、この国の社会的モラルが回復することはないだろう。

2007年10月24日(水)
日本サッカー界の意地

 下品でマナーが悪いサポーター達のおかげでこれまで一度として応援することがなかった浦和レッズを今夜初めて応援した。特に今日の相手は韓国Kリーグのクラブ。まさに「絶対に負けられない闘い」だ。ここまでくれば日本サッカー界の意地だ。黄金期だったジュビロ磐田以来の“アジア制覇”、そして大会中止によりジュビロが為しえなかった“クラブW杯”出場を果たして欲しいものだ。

2007年10月23日(火)
あれから3年

 新潟中越地震。現地ではやっと仮設住宅に住む人たちの落ち着き先に目処がついたようだ。東海地震が叫ばれて久しい地域に住む僕たちは、あの震災から何を学んだのだろうか?

 その新潟中越地震に触発されたか、夜破水し、翌日の夕方にHちゃんが誕生した。1日早いが家族揃って誕生パーティ。家族5人揃って笑顔でケーキが食べられることに感謝、である。

2007年10月22日(月)
PSG(ポストシーズンゲーム)

 今年からセ・リーグでも「クライマックス・シリーズ」という名称でPSGが始まり、リーグ優勝した巨人中日に敗れて日本シリーズに出場できなくなった。パ・リーグでは数年前から行われていたが、PSGの覇者がリーグ優勝とされていたため、リーグ優勝チームが日本シリーズに出場できない珍しいケースとなったわけだ。ナベツネさんは「補強は当たり前。こんな状況で補強せずにいられるか。」などと相変わらず自分の利益だけで球界全体のことを考えてないようなので放っておくにしても、やはりリーグチャンピオンの出ない日本シリーズは、その価値を下げているようで疑問を感じる。

 PSGはメジャーリーグでも採用されているが、あちらはアメリカンリーグ、ナショナルリーグともに東・中・西の3地区に分かれていて、各地区優勝チーム+ワイルドカード(各地区の2位のうち最高勝率チーム)を加えた4チームのトーナメント戦になっていて、時たまワールドカード、つまり地区優勝していないチームが勝ち進んでワールドチャンピオンになって異論が出たりするが、日本のクライマックスシリーズのようにリーグ優勝(1位)チームが、2位と3位が対戦中長々待たされるようなことはない。特に毎年のように巨人は他チームに比べて日程消化が早く、リーグ最終戦からクライマックスシリーズ2ndステージ初戦まで2週間待たされた。これでは体調管理とモチベーション維持は難しくなる。リーグ覇者が勝ち抜きにくいシステムなのだ。

 どうしてもPSGをやりたければ、二宮清純氏が言った案で以前にも書いたことだが、セ・パ両リーグ共に2チームずつ増やしてそれぞれ8チームとし、さらにそれを4チームずつの東西地区に分ける。で、各地区優勝チームでPSGを行うのだ。ナベツネあたりは「チーム数増などもってのほか!」と激怒するだろうが、Jリーグの例もあり、全国各地に“おらが町の球団”ができればプロ野球人気も復活するだろう。

 いずれにしても不公平な中で日本シリーズ出場チームを決めるやり方は早急に見直すべきだ。

2007年10月21日(日)
もっと大切なこと

 民主党が防衛省前事務次官の証人喚問が行われなければイラク特措新法の審議には応じられないと言っているらしい。参議院議員選挙に勝利したことで「何でも反対」ではなく話し合いをする「責任ある政党」を目指すとか言っていたが、何でも政争の具にする癖はなかなか治らないようだ。もちろん前事務次官の問題は看過できないことは認めるが、日本にとり得る“国際貢献”とは何かを国民の前で論じる機会よりも重要なことか? それはそれで別のところでやって、早く「責任ある政党」の責任ある議論をやってもらいたい。
 これだと民主党は「ああ、やっぱりね。」と国民から思われて終わりだよ。

2007年10月20日(土)
あ、あ、あれ〜?

 全身筋肉痛。さらに関節もギシギシ言っとる。2時間耐久(?)フットサルはやはりキツかった…。昨夜家を出る前と帰宅時に体重を測ったのだが、何とわずか2時間で1.7kg減!。まぁ風呂入っておいしくビールをいただいた(^^;)し、食べる方も特別制限してないのですぐ戻るだろうがそれにしても…。階段下りるのもぎこちないし、あぐらで座ってもバランス取れない。何より足の裏が痛い。考えてみればピッチは人工芝。ってことはその下はコンクリート。足腰への衝撃は土のグランドに比べて大きい。プロ野球選手が選手寿命を縮めるってのも理解できるな。
 しかし時間前に上がった雨であの人数。これから冬に向かうのだが、毎回2時間耐久じゃ身体持ちませんぜ〜。

2007年10月19日(金)
一雨ごとに

 涼しくなっていくだろう今日この頃。寒いのは嫌だよなぁ。それ以上に嫌なのは金曜日夜の雨。続けているフットサルができなくなってしまう。セレゾン浜松フットサルクラブに電話で問い合わせたら、よほどの豪雨でない限り中止にならないらしいが、季節の変わり目は風邪ひくことが多いので雨が降る中では自重しようと考えていた。が、9時過ぎになって雨がやんだため慌てて着替えて出かける。
 寒がりで汗っかきには運動時の衣装にも気を使う。長袖、半袖のシャツ+着替え用のシャツ、同じく長袖、半袖のビステ等々を持参する。最初はビステを着込んで一人でストレッチ、その後輪になってパス練習していたら汗かいてきて、結局ゲームに入る際にはビステを脱いでいつもの格好でプレー。おまけに雨模様のためか参加者少なく、2チームしか編成できなかったので、10分間のゲームを延々と2時間続けたため休憩中に身体が冷えることもなかった。かなりきつかったけどね。でも次回からはゲームは半袖半ズボンでもいいが、休憩中に着込むものが必要になるな。

2007年10月18日(木)
順序が逆だったねぇ

 亀田家の次男坊が今朝内藤選手の自宅を訪れて直接謝罪したらしい。親父も電話ではあったが、内藤選手に侘びを入れたようだ。報道されているその時の様子が事実かどうかは確認できないが、内藤選手の“大人の対応”には感心する。
 それにしても昨日の夕方にJBCで謝罪会見。しかしこれだったら先に内藤選手への直接謝罪をしていた方が良かったよねぇ。会見の場では「内藤選手への謝罪は落着いてから。」のような発言をしていたが、その翌日に会いに行ったのでは付け焼刃と受け取られかねない。報道陣への対応など後でも良い(どうせおもしろおかしくしか扱われない)から、関係者、特に当事者たちに迷惑をかけたことを謝罪する。それがスポーツマンとして、いやその前に人間として必要なことであろう。
 でもまぁ謝罪しただけでも一歩前進ではあるが。

2007年10月17日(水)
何かし忘れている気がする

 何だろう?

2007年10月16日(火)
責任能力がなんだってぇの?

 滋賀県長浜市で幼稚園児2人を刺殺した事件で「犯行当時は刑事責任能力が著しく減退した心神耗弱状態だった」として無期懲役を言い渡した。“またもや…”の判決である。「犯行当時は統合失調症の影響で攻撃性と衝動性が増し、善悪を判断し、行動を制御する能力が著しく減退していた」んだとか。でもやったことはやったこととして罰を受けるべきじゃないの? 統合失調症の通院歴があるって言ったって、事件の半年前から病院行ってなくって症状を重くしたようだし。
 病気がどうあれ、やったことは人として責任を取らせるべきだ。それができないなら“人”として認めるべきではない。“人”として認めるなら相応の責任を取らせるべき!

2007年10月15日(月)
まずすべきこと

 下された処分が軽いだの重いだの言う前に、亀田家の親父次男坊はすべきことがあるはず。内藤選手に謝罪しないことには、いくら処分を受けようが反省はしていないということにならないか?
 スポーツマンとして、何より人として、
非公開でもいいから直接会って謝罪すべきだ。

2007年10月14日(日)
お手伝い & 夢の島プロジェクト稽古

 演劇集団浜松キッド公演『ハローグッドバイ』のお手伝いに行く。「裏方の人数が少ないためお手伝い募集!」と休団中の団員や元団員とメールが来たので、せめて当日はと朝イチから馳せ参じる。が、昼飯&お茶の買出しに行った以外は特別仕事なくて、他の当日スタッフと久々の再会に話しが咲く。…相変わらず制作が甘いなぁ。
 開場挨拶とチケットのモギリをしてスタッフとしてお役御免。観に来ていた
夢の島プロジェクトメンバーと席を並べて観劇。キッド入団以来(=芝居始めて以来)初めて稽古を1回も観ずに、純粋な“客”として浜松キッドの芝居を観る。何だか変な感じだ。
 「病気の終末ケアを行う施設「ホスピス」。そこの入所患者達が年に一度の納涼かくし芸大会で優勝を狙って「ロミオとジュリエット」をやることに…。」(チラシより)
 失礼ながらここ数年(昨年は観ていないので除く)に比べるとかなり良かったのではないか。スローだったスピードも良くなっていたし、ストーリーに直接関係のない刹那的な笑いを狙ったものも無かった。下品だったり殊更大袈裟な台詞回しや動きも少なかったように思う。そういう意味では安心して観ることができたかな。ただ、客席から観て役者の立ち位置が重なってしまうことが数回合ったこと、テンポの緩急が少なかったことが残念。それから「ホスピス」が舞台ということで、観客はどうしても身構えてしまう面ができてしまうのだが、それを払拭して“コメディ”として成立させるアプローチが足りなかった気がする。例えば患者達がもっともっと脳天気に明るくしているとかね。そうすれば病気を感じさせるシーンがより生きてくる気がしたなぁ。
 とは言え芝居慣れした若手たちに光春さん白柳さんのベテラン二人がしっかりと存在感を示した舞台。これからのキッド楽しみ、と久々に思わせる舞台だった。


 夜は夢の島プロジェクトの稽古。今日は役者全員が集まってくれて嬉しい限り。稽古の都合上4つに区切った台本のNo.1の動きの確認ができた。このシーンはことちゃんたーさんの女性二人しか出ないのだが、芝居の冒頭部分ゆえしっかりと芝居の世界を創りたいところ。さすが芝居の上手い二人は、早くも僕が目指す“空気感”を表現し始めてくれている。次回以降登場してくる男性3人が。この“空気感”をさらに高め、あるいはいい意味でぶち壊し、どう芝居を面白くしてくれるか。とても楽しみだ。同時に演出2回目ながら、これだけの役者が集まってくれたことに感謝である。

閑話休題
 キッドの公演を観劇しつつ「この話しをおもしろくするにはどうしたらいいか…。」などと考えていた自分は、芝居観劇を純粋に楽しんでいません。いくら演出初心者とは言え…。反省。

2007年10月13日(土)
当たり前だっつうの

 昨年企業の正社員が取得した年次有給休暇(年休)が取得率で平成17年に並ぶ過去最低の46・6%だったらしい。

 本来の意味とは異なる、ただ人員削減するだけのリストラ策。景気が回復傾向にあるというのに人員やその給与等を元に戻そうとしない(主に大)企業。人手が減ったままなら休みづらくなるのは当たり前の話し。バイトやパート社員が増えた結果、責任ある仕事の負担が数少ない正社員に背負わされ、休みも取れず疲弊していく。

 「景気回復傾向と言われても国民は実感がない。」とか「格差社会が広がっている。」とか「若者の働き口がない。」とかいろいろ言われているが、全て原因は同じ。大企業が社会的責任を果たせばかなりの問題が解決されるはずである。

2007年10月12日(金)
刑法って変わったっけ?

 どうやら「業務上横領」をしても、バレたら全額返金し仕事を辞めれば罪には問われないばかりか、元の職場が全力を挙げて守ってくれるらしい。

 こんなんだから公務員は痛くもない腹探られるんだよ。

2007年10月11日(木)
無様

 大法螺叩くには、それだけの自信がなければできない。自信というのは、それだけの裏付けがなければできてこない。やる気があるのかも判らない、強いかどうかも判らない外国人選手を連れてきて、いくら秒殺したところで真の自信が生まれる訳がない。真の自信とはライバルとの切磋琢磨の中でできてくるもの。国内に同年代の多くのライバルたちがいるのに、家族、兄弟という狭い世界に閉じこもってしまった。つまり“井の中の蛙”である。“井の中の蛙”の行く末は“裸の王様”である。
 今日の一戦。チャンピオンの上手さだけが光った。正に亀のようにガードを固めて前進して相手の懐に入り連打をする作戦なのだろうが、強さの程が判らぬこれまでの対戦相手には通用しても、日本や東洋太平洋のタイトル戦で鎬を削り、長期君臨した王者を三度目の正直で倒した世界チャンピオンには通用しない。懐に入らせずにボディを中心にパンチを打ち込んでいく。WBCルールで4Rと8R終了時にジャッジペーパーが発表されだのだが、どう考えても判定での勝利が消えた挑戦者は、本来ならば一発KOを狙って攻め込まなければならないはず。しかし相変わらず亀のように固まっているだけ。他に戦法を持ち合わせないうえに、前半のチャンピオンのボディ打ちが効いたのかスタミナ切れの様子。最終Rでは気持ちまでも切れてすっかりレスリング状態。合計3ポイントの反則減点なんて初めて観たよ。
 亀田家の大法螺などすっかり見慣れたゆえどうでもいいが、今夜何が許せなかったって判定が発表された後、対戦相手と健闘を称えあうわけでもなく、観客に挨拶することもなく、当然切腹することもなく、逃げるように去っていったこと。すでにこの段階で彼らは“スポーツマン”ではないことが証明された。もうこんな連中にリングを汚されたくはないよなぁ。

2007年10月10日(水)
なんかなぁ

 この日が「体育の日」でばいことに未だに違和感を持っているのは、“おっさん”の証拠だろうか?

2007年10月9日(火)
スポーツ界あれこれ

 阿部ノリックの早過ぎる死に合掌。しかし原因がUターン禁止道路で先行のトラックが急に曲がったためとは…。無念だ。

 
中島一貴が今季最終戦ブラジルGPでF1デビュー決定。中島悟の日本GPラストランの時に父に花束を渡していた少年がついに。しかし他所の子供の成長を見ると自分が年取ったことを実感するよなぁ。

 ニューヨークヤンキースが3年続けて地区シリーズで敗戦。今シーズン不調だった松井秀喜がブーイングを浴びているという。いい時は絶賛されるが、やはりプロは厳しい。

 パ・リーグの「クライマックスシリーズ」が始まったが、やっぱりこの制度はおかしいと思うぞ。何もワクワクせん。今年からセも真似るようだがとっとと辞めて欲しいものだ。

 IWGPヘビー級王者に返り咲いた棚橋弘至が妻子がいることを発表。何も隠さなくてもいいのに。でも結婚したのが2003年5月って刺された半年後じゃん。もしかして二股かけてたか?
 それはともかく戴冠おめでとー!

2007年10月8日(月)
すっきりしない

 天候不順。せっかくの連休なのになぁ。金魚の水槽の掃除もできんし。金魚連も少々不満そうな顔つきになってきてる(^^;)。
 僕はと言うと家族と過ごす時間が取れて嬉しかったが、外で身体動かしたかったなぁ。自分のフットサルの練習もそうだがHちゃんにサッカーを覚えさせたい。保育園で5歳児クラスになるとチャイルドサッカーを始めて大会にも出場するらしい。その時は是非“10番”つけてレギュラーはって欲しいもんね!

 夜家族で食事にでかけ、たらふく飲んで食う。またリバウンドだな。

2007年10月7日(日)
それでも「否」

 日本テレビ系列『行列のできる法律相談所』で「裁判員制度」についてドラマ仕立ての説明があった。最高検察庁監修だけあって概ね「裁判員制度」を肯定的に描いていたが、見終わった後もその必要性、重要性は感じなかった。「検察(裁判所)の人間は市民感覚が分からない。だから皆さんの意見を聞きたい。」と言うが、今時学校の先生だって半年やら1年やら民間企業で研修するって言うのに、それは怠慢じゃないかいって思うよね。裁判官自身が市民感覚を学べばいいだけの話しだと思うのだが。
 同時に心配することがある。裁判員のプライバシーはちゃんと保護されるかどうかということだ。現在ニュースで報道されるような裁判の場合、被告が入廷する前の法廷の映像が流される。この時裁判官を始め検察側、弁護側も席についているが、制度が導入された際に裁判員はどうなるのか。同時に裁判員の氏名等の個人情報は、公開請求等によりマスコミ等に流布されることはないのか。例えば光市母子殺害事件などのように、いろんな意味で国民が注目される裁判の際に選任された裁判員がマスコミの取材にさらされないかとか、良くも悪くも判決が下された後批判にさらされないかとか、心配の種はつきない。なのに強行に導入する意義が何処にある?
 僕は例え裁判員に選任されたとしても評決には参加しない。そこに意義が見出せないからだ。自分にそれに相応しい知識もないし人格もないし。

2007年10月6日(土)
厳罰希望!

 万引き犯を追いかけたコンビニ店員が刺殺されたと言う。以前にも東京駅で同じような事件があった。店によっては店員に無理に追ったりせずに、とりあえず要求に従うように指示しているところもあるらしい中で、殺された店員は正義感ある人たちだったのだろう。そんな人たちを殺めても、犯人が処される罰は懲役15年程度。刑罰は敵討ちのためではないと言えど、人一人の命とはそんなものかと思ってしまう。
 やはり刑罰はもっと重くすべきだ。今回のような強盗殺人など意図的な犯罪はなおさらだ。どんな理由があろうと人一人殺めたら最低30年は刑務所に入ってもらわにゃ。場合によっては1日2食とか1食にしたっていい。極論だけどね。そういうこと言うと「人権無視だ!」とか言い出す連中が怒るだろうが、逆に言えばそれが嫌ならそうならないように犯罪を起こさなければいいだけの話しである。犯罪者の人権も確かに大切かもしれないが、同じように被害者にも人権と命がある。人一人の命の重さは?という基本的な議論がもっとなされていいはずだ。僕としては意図的に人権といのちを奪った者の人権など認めないがね。

2007年10月5日(金)
まぁしゃーない…か?

 フットサルを始めて2ヶ月ほど。夜のウォーキングも週2ペースで続けていて、だいぶ足がしまってきた感じ。フットサルのゲーム中も、始めた頃は走っているだけで頭がクラクラッとして倒れそう(気温のせいもあったろうが)になっていたが、最近はそれなりにゲームについていけるようになってきた。

 これで食べる方をちゃんと調整できたら減量できるんだろうけど…。何せ「食欲の秋」、特に運動した後のビールが最高っ!!

2007年10月4日(木)
モチベーション保てるか?

 昼間は秋とは思えぬほど暑さが続いているが、夜になるとすっかり涼しくなってきた。汗っかきのくせに寒がりな僕は、特に運動をする際の服装に悩む季節である。ウォーキングに出かけたのだが、今夜はTシャツ1枚では涼しく、半袖ビステを上にはおった。寒くなると行動的ではなくなってくる。フットサル&ウォーキングを始めて2ヶ月。寒い冬に身体を動かそうというモチベーションを保てるか? この秋の間に動かすことが十分に楽しむことができる身体にできるかが鍵だ。無理せず頑張っていこう。

2007年10月3日(水)
どっちもどっち

 確かに厚生大臣の発言はいただけないが、それにまともに噛み付く市長もどうかと思うが。「私の市には着服した人間はいない。」そうだが、自分のトコにいなけりゃいいって話しでもあるまいに。年金問題を筆頭に、行政に対する国民の不満は国、地方問わずに高まっている。“対決”の図式を作り出しても喜ぶのはマスコミだけ。無駄な労力を使わずに、行政不信を払拭する努力をしてもらいたい。

2007年10月2日(火)
わざわざややこしくしてる

 「1円の領収書をくれ、なんて非現実的。」とか言うから話しがややこしくなる。要は「領収書を添付できないものは経費として請求するな。」ということ。それが一般社会でごく普通に行われていることである。

2007年10月1日(月)
反面教師

 富士スピードウェイでのF1日本GPの運営上のまずさを指摘する声がネットで飛び交っている。今回マイカーの流入を防いで渋滞解消する目的で「パーク&ライド」というシステムが導入されたが、土曜日に最後の観客が会場を後にしたのが予選終了後6時間以上経過した午後10時過ぎ。原因は会場内のバス誘導路の簡易舗装が陥没したとか。昨日はもっと悲惨で、会場到着がレース開始に間に合わないとか、混乱を避けるためにレース終了を待たずに席を立ったのにバス乗車までに3時間かかったとか、スタッフの人数が少なくて客を捌ききれないだとか、冷たい雨が降る中で雨宿りする場所もないとか、トイレの数が足りないとか、「あらあら…。」としか言いようがない状況だったようだ。さらに極め付きは仮設スタンドからコースを走るマシンが見えなかったという話しは「本当かよ!」と疑いたくなる。一部には「30年ぶりの開催でノウハウが足りないから仕方がない。」と言う声もあるが、昨年までの鈴鹿でのノウハウが大いに参考になるはずだし、ピストンバスの待ち時間も1・2時間だったらまだしも、6時間というのは運営上のミスとしか言いようがない。道路の陥没も、何かあった場合の代替通路が用意されてなかったわけだし、そもそもバスが何台も通るのに簡易舗装しかしていなかったのは見通しが甘いとしか言いようが無い。仮設スタンドも完成が直前でチェックできなかったとか説明しているようだが、“見切り”のことなど設計段階でチェックするのが当たり前。言い訳無用、今回の日本GPは大失敗だったと認めざるを得ないだろう。
 鈴鹿での日本GPには家族連れが大勢詰め掛けていた。現在スーパーアグリ・ホンダでドライブする佐藤琢磨が少年時代に父親に鈴鹿に連れて行ってもらって見たF1に感化され、レーシングドライバーを夢見たという話しは有名。今回富士に行った少年たちの中から第2の佐藤琢磨が生まれるだろうか? 「寒くて辛かったからF1は嫌!」なんて思われていたら大変なことである。

 規模の大小はあろうが、イベント運営に携わることが多い者として大いに教訓としなくてはいけない。