keikoba日記

平成19年11月

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2007年11月30日(金)
あと一歩

 フットサルを始めて4ヶ月。最初に比べて身体が動くようになってきたと思う一方で、一緒にプレーする人たちに比べたら動きも技術も遠く及ばない現実があったりするのだが、とりあえず成果が見えてきたのが体重。正月にいくつかの目標の中で「体重5%減」を掲げていた。まぁ目標掲げながら上半期はほとんど何の努力もせずにいたのだが、フットサルのおかげで目標達成まで後1kgというところまできた。特別な食事制限をしていない(平日夜に酒飲まないようにしてるが)ので増減も激しいが、少しずつ減ってきた結果。残り1ヶ月で−1kgは難しいかもしれないが、とにかく続けることだな。そして続けるためには楽しむことだな、うん。

2007年11月29日(木)
徴兵制は極端だが

 東国原宮崎県知事が県民との座談会で「個人的には徴兵制はあっていいと思う。」と発言して物議を醸しているらしい。発言の趣旨は「(日本の若者を)ある時期、規律を重んじる機関で教育することが重要。」ということだったらしいが、確かに誤解が生じる物言いだが、ある意味僕も賛成できる意見だ。

 “徴兵”というと=戦地に赴く、というイメージだが、現在の自衛隊の任務は防衛だけにとどまらない。各地の災害発生現場での救援活動も重要な任務だ。この災害救援活動参加に限った徴用制度ならばどうか。例えば20歳から40歳までの間の1〜2年間、数回に分けて参加する。これならば男女問わず、また年齢も比較的幅広く参加できるはずだ。知事の言う通り、自分も含めて現代の若い世代には規律を重んじる機関で教育する必要を感じる人は多いはず。一方的に批判するだけでなく、検討すべく議論するだけでも有益だと思うのだが。

2007年11月28日(水)
何故この時期?

 ACL決勝では応援もしたが、基本的に浦和レッズ(のサポーター)が嫌いな僕としては、過密日程でへとへとになり天皇杯でもJ2で下位に低迷する愛媛FCに惨敗するチーム状態を踏まえ、リーグ最終節で大どんでん返しの優勝できずなんてことを想像したりしていたが、その対戦相手の横浜FCがさらにモチベーションが下がっているようだ。ただでさえ最速記録でJ2降格が決まった上に、今週になってベテランを中心に数名の選手と来シーズンの契約を結ばないことを発表したおかげで「自分も首切られるのでは…。」と心配しだしたらしい。
 以前から元旦決勝に向かって天皇杯を戦っている最中に契約の話しがなされるため選手が集中できないという問題があったが、それは「選手が他クラブとの交渉期間を取らせるため。」という理由付けがあった。しかしまだ11月、しかもリーグ戦がまだ終わらぬうちに発表しなければならない理由が何処にあるのだろうか? 優勝決定の大一番を前に盛り上がりに水をさすような真似だ。選手経験がある人だったらこんな真似はできないはず。もちろん経営のプロも必要だが、やはりフロントには選手の気持ちを酌むことができる「経験者」もいるべきなんだよ。
 それはプロスポーツに限った話じゃないけどね。

2007年11月27日(火)
辛い

 以前にも同じことを書いたが、子の親となってからHちゃんと同じくらいの子供が命を落とす事件のニュースがとても辛くなった。事件の状況や遺体の発見状況を聞くとHちゃんが同じような姿になっているのを想像してしまうのだ。自分の子供はもちろんのこと、例え他人の子であっても自らの手で危害を加えることなど考えられない。どんな理由があろうとも、それは人間の所業とは思えない。

2007年11月26日(月)
今すべきこと

 褒められたことじゃないことは認めるが、別に業者と宴会やったって法律に違反してるわけじゃないじゃん。そこで便宜供与をする打ち合わせをしたり、奢ってもらったお返しに物買ったりすりゃ犯罪だけどさ。一緒に酒飲んでおいしいもの食っただけで重要法案をほったらかして呑気に証人喚問やってる余裕があるのかい? 所詮政権を取ることしか興味がないのか…。

2007年11月25日(日)
さぁ、風邪の季節です!

 朝気持ちよく寝ていたらの叫び声で飛び起きた。「Hちゃんが吐いた!」

 朝食を食べていて吐いたらしい。昨年嘔吐が1週間続いて入院まですることになったので少々慌てる。ネットで小児科の休日救急を探し、Hちゃんを乗せて車で直行。空いてたのですぐに診察してもらえた。症状が軽いので様子見ということになり、薬を処方してもらう。帰宅して一眠りした後は食欲も戻ってきたようで元気になって一安心したが、これからこういうことが増える季節。気をつけていても保育園で風邪をもらい、看病してて親が風邪ひくパターンは完全には防ぎようがない。

 世のお父さんお母さん、頑張りましょうね!

2007年11月24日(土)
物価高?

 夜運動するのに厳しい季節となってきたので長袖Tシャツを買いにスポーツ店へ。ある意味「スポーツは格好から」と信じている僕は、ジュビロ磐田の練習着と同デザイン同カラーの物を探す。ジュビロショップに行けば同じ物があることは分かっているが、胸に「飯田産業」のロゴとかクラブワッペンが入ってたら、そんなん着てヘボしてたらかなり恥ずかしい。あくまで「同デザイン同カラー」ってのがミソ。なかなか売っている店がなく、既に持っている半袖シャツとかビステなどは芝居観にいったついでに寄った新宿のスポーツ店で買ったもの。浜松でかなりの店を周ったが見当たらない。

 そんなこんなうちに寒くなってきたので同デザイン同カラーは諦めて一般に売られているシャツを買おうと
したが、メーカー品は安いものでも5,000円近くする。小遣い制の人間にはなかなか手が出ないよな。シャツの代わりに買ったプーマの手袋も1,050円。物価がもう少し安くなれば購買意欲も湧いてくるのだが…。

 さりとて「スポーツは格好から」ということで「大特価3枚1,000円」のシャツは買う気が起きない。

2007年11月23日(金)
紅葉狩り

 ミカンやイチゴと違って取っちゃうわけじゃないのに「狩り」とかこれ如何に?

 Hちゃんが産まれてから毎年秋には家族旅行に行っていたのだが、今年は動き出しが遅くて旅館の予約などができなかったため日帰り旅行に変更。奥大井方面に紅葉狩りに行く。ルートをどうしようかと悩んだが、敢えて国道362号を利用する。10年ちょっと前にバイクで通ったときには所々未舗装でガードレールが無い所もあり、「対向車が来たらどうしよう。」などと心配したのだが、現在は未舗装区間は無くなりガードレールも整備されていた。道の狭さは相変わらずだったが、幸い道幅が狭い箇所での対向車が無くて助かった。紅葉は今年は全国的に良くないとのことだが、なるほど色合いがくすんでいる。とは言え道すがら見える山間の風景は何だか「旅をしている」気分にさせてくれる。山が好きな実母が喜んでくれたのは嬉しい限り。足腰に障害があるゆえ思うように外出ができない中で、少しは気が紛れたかな?

 千頭駅に着いて昼食を取り、HちゃんにSLを間近で見せてやろうと駅構内へ。発車間際のSLの周囲は凄い人だかり。運転士や駅員はさすがに観光客慣れしていて、子供たちをSLの運転席に乗せてくれていて、Hちゃんも乗っけてもらって記念撮影。もっとも本人は意味がよく分かっていなかったようだが(^^)。
 SLの発車を見送ったのだが、黒煙と共に細かい煤がいっぱい降りそそぎ、Hちゃんの白いジャンパーにはちっちゃな黒い点々がいっぱい(・・;)。クリーニングから帰ってきたばかりなのに。それ以上に参ったのは、いざ帰ろうとしたらHちゃんが「記者ポッポ乗る〜。」と駄々こねたこと。こりゃ近いうちに乗りにこなくては…。

2007年11月22日(木)
明日休み?

 仕事時とプライベート時の、自分の中のカレンダーが合ってない。連休中の家族小旅行の計画をしていたくせに、今日の仕事中にかなりびっくりした。

 「えっ…明日休み…?」

 さぁて、週明け〆切の仕事、どうすっかな…。

2007年11月21日(水)
日本代表

 バレーボール、サッカー、野球と、最近“日本代表”の試合が多い。スポーツではないが国際技能五輪や国際アビリンピックでも“日本代表”が奮闘している。“日の丸”を背負うのはプレッシャーもあろうが、やはり誇らしいことだ。その選手たちを前にして聞く“君が代”は実に感慨深い。「あ〜自分は日本人なんだな〜。」と実感する。

 さぁ今夜も我らが“代表”を応援しよう。

2007年11月20日(火)
やっと

 給料日。


 ホントにやっと給料日。


 ラスト1週間ホンマにきつかったっす。


 でもこの1週間と同じつもりでこれからもいけば無駄使いしなくて済むかも。


 ストレス溜まりそうですが(^^)

2007年11月19日(月)
ちゃんとしてよ

 自民党にしても民主党にしても、重要な問題を国のために解決しようとするのではなく、政争の種にしかしてない気がする。特に民主はね。「早く解散総選挙に持ち込む。」なんて国民の生活には直接関係無いじゃん。イラク特措法の審議よりも防衛省の前事務次官と防衛関連商社との疑惑解明を優先するなんて訳分からん。
 他の党は意味もない理想論や空想論を言ってるだけ。実際に国民の生活を守る力を持つのは現状では2党となる。別に大連立はせんでもいいから、有意義な議論を我々国民の前で戦わせてもらいたい。

2007年11月18日(日)
1日父子 & 夢の島プロジェクト稽古

 が出張研修ということで朝から東京へ。今日は夕方までHちゃんと二人きり(実父母はいるが)だ。午前中は外でサッカーしたりお部屋の中でブロックで遊んだり。午後は二人並んでお昼寝したり。何とか愚図らずにいてくれてホッとする。まぁ食事は実母が何とかしてくれたし、たった1日一緒に遊んだ程度だから何とかなった感じ。俺『クレイマー・クレイマー』は真似さえでけへんな、きっと。

 夜はとバトンタッチして夢の島プロジェクトの稽古。出張疲れなのに稽古に出させてくれたに感謝。
 今回も台本を持っての立ち稽古。動きの確認を重点に進めていく。芝居の流れや客席から観た時のバランス等を考慮して立ち位置などを詰めていく。今後の稽古の土台を作るわけだから重要である。実際に演じるメンバーの意見を聞きながらの作業。同時に配役ごとの役創りの基礎も確認していく。役者が舞台上に出てきた途端に、観ている人がその人物が仕事しに来たのか遊びに来たのか喧嘩しに来たのかなどが分かる立ち居振る舞い。それができれば自然と台詞の物言いも変わってくるはず。そこから人間関係も創り出していく。ことちゃんたーさんの女性二人はほとんど舞台上にいるが、大石さん畑木鉄兵ちゃんの男性3人は途中から出てきて出入りも比較的多く、それぞれに主人公に影響を与えていく役柄ゆえ、焼くのバックボーンを明確にすることはとても大切だと考えている。目指すは台詞がなくても相互の人間関係が分かる“空気感”がある芝居。まだまだ道程は長いですが。
 やっと今日で台本の半分まで動きの確認が終了。今年中の稽古予定は残りわずか2回。何とか最後まで動きの確認を終えてから年を越したいものだ。

2007年11月17日(土)
やめられんな〜

 北浜スポーツクラブサッカー教室練習日。今年度が始まって既に7ヶ月経過しているのだが、本日新たに参加希望の子が加入した。この時期に入ってくる例はこれまでほとんどなく、年会費等は決まっていても年度途中に入会する場合の規定がない。このため「会費などは年度当初に入会した子と同額になります。」と説明したがそれで良いと言う。決して多くはないが、北スポでサッカーをやりたいという子供がいるというのは嬉しいことだ。
 サッカー教室の運営を主に担当するようになったここ数年正直しんどくて、辞めるタイミングを探っていた時期もあった。初期の頃にコーチだった人たちが一人抜け二人抜けし、クラブ全体の運営について責任を取るべき人たちが各教室の指導者に何の説明も無く手を引いてしまい、残った指導者に負担が一気にのしかかることになった。僕も最初はサッカー経験もないのに「行ける時に行くだけでいいから。コーチをサポートしてやってくれ。」と言われて、無理がない範囲でいいならとコーチになった経緯がある。他の教室の指導者もそれに近い話しのようだ。そんなわけで自分の時間を割いて、家に帰ってから長時間パソコンに立ち向かったりアチコチ連絡したりする義理ははっきり言ってないのだが、例えわずかでも「北スポでサッカーをやりたい。」という子供がいるうちは頑張ろうかなぁ、なんて考えてしまうお人好しです。

 さぁて、また傷害保険の手続きをして、名簿作りなおして、ネーム入りビブスを発注して…。

2007年11月16日(金)
本格的に寒くなってきた

 季節の変わり目は喘息をやったことがある者にはつらい。発作が起こらないまでも、気管支が狭くなった感じで呼吸しづらい。特に急に外気温が低下した日に症状が出やすい。
 今宵のフットサルでその症状が出た。ただでさえ運動量が少ないメタボ中年が、呼吸しづらくすぐに息上がってしまうのだからさらに運動量が減る。身体のメンテナンスの手間がかかるのぉ。メタボ対策にしてもスポーツを楽しむにしても。いっそ完全に寒くなってしまえば呼吸器系の症状は出てこなくなるが、人並み以上に寒がりってんだから、我ながら始末に終えない(^^)

2007年11月15日(木)
こんなんでいいのか?

 女子バレーボールW杯で日本代表が3位以内に入れず、今大会で3位以内という北京五輪出場権を逃した。来年5月にアジア予選兼世界最終予選があるのでまだ五輪出場ができなくなったわけではないが、観るかぎり世界との差は歴然としている。僕自身は実母が観ているのを一緒に眺める程度なのだが、日本代表の戦いぶり以上に観ていて気になったのはジャニーズのタレント達だ。
 試合前のコートで歌って踊ってはしゃぎまわっているいるのは、どう観ても“W杯”という世界を舞台にした戦いの場には相応しくない。フジテレビがFIVB(国際バレーボール連盟)の大口スポンサーになっているらしいのだが、だからと言ってアイドルのコンサート会場のようにするのはいかがなものか。おかげで会場にはボレーボールをろくろく知らないジャニーズファンが多数詰め掛けているらしい。バレーボールは近年ルール変更が激しいが、25点ラリーポイント制の各セット8点、16点に達した時に両チームの求めに関係なくタイムアウトが入るようになっている。これはテレビ中継でCMを入れやすくするためなどと言う話しも聞く。
 フジテレビのおかげで国際試合のほとんどが日本で開催されることは評価できるが、アイドルの売り出しの場にしたりルールへの介入をしたりするのは“スポーツの振興”に反する。「ちゃらちゃらしたアイドルの下手くそな歌なぞ聞きたくない。」と代表の試合を観にいかない本当にバレーボールを好きなファンも数多くいることを主催者はしっかり受け止めなくてはいけない。

2007年11月14日(水)
演出会議?

 昨日の伽藍博物堂観劇後、国1バイパスで帰りながら3人でいろいろ話しをした。『くさびかずら』の感想から始まって、現在夢の島プロジェクトで稽古している芝居をどう創っていくかに変わってきた。伽藍博物堂さんからお借りした台本ゆえおおいに参考になるのだ。一人ひとりのキャラクターをはっきりさせるにはどうしたらいいか。ラストシーンまでの流れをどう構築するか。頭の中で漠然としたイメージはあったが、話しをする中でしっかりとした言葉で捉えられるようになった。このイメージを役者にちゃんと言葉で伝え舞台上で表現できるようにするのはこれからの稽古次第であり、未熟ながら演出である僕の仕事である。
 さぁて、どう創っていくかな♪

2007年11月13日(火)
伽藍博物堂『くさびかずら』観劇

 今回の伽藍博物堂観劇ツアーは平日夜。七五三等の関係で土日には行けなかった。そんなことで参加者はがっしーさん鉄兵ちゃん、僕の3人で少し寂しい。仕事を何とか片付けて集合し、高速で一路静岡へ。以前ケチって国1バイパスで行ったら大渋滞にはまり開演に間に合わなくなったことがあったので、行きは時間重視である。会場はいつもの演劇実験室ではなく、近くのレストランにあるイベントスペースだとか、初めて行くので迷うかな?とも思ったが、駐車場を探して右往左往しているうちに発見できた。着いてみるとスタッフのなかに鰻家喜平治さんの姿を発見。東京の双数姉妹という劇団に所属しつつ劇団飛行船の中国ツアーに参加していたのだが、日程に空きができたので一時帰国して駆けつけたらしい。会えたのは嬉しいが、できたらゆっくり話したかったなぁ。

 伽藍博物堂秋の本公演『くさびかずら』。会場のNAS’H+は演劇実験室よりも広く、小劇場スペースとしてはちょうどよい大きさ。ただし正方形に近いので舞台スペースとしては横に長くなってしまうのと、本来レストランということで厨房や客の食事をする音が聞えてくるのは少々残念。

 舞台はテーマパーク「踊り子ランド」の建設予定地内にある廃校跡。町の財政危機により、テーマパーク建設は途中で中止になり、今は立ち入り禁止。建物もすっかり「くさびかずら」のツルに覆われている。そんな忘れ去られた場所に何故かやってくる訳ありな人々。
 曖昧な会話が絡み合い、曖昧な気持ちが見え隠れする。
(公演チラシから)

 伽藍博物堂の凄いところは、役のキャラクターを役者たちがちゃんと掴みしっかり伝わってくることだ。例えば比較的これまでコミカルな役が多かった滝浪さんが今回シリアスな役どころだったが全く不自然に感じない。他の役者も恋人同士とか待ちの地元の人間だとか、キャラクターがしっかり立っているからそれぞれの人間関係もちゃんと見えてくる。人間関係が見えるから観ていて話しに入り込みやすい。話しに入り込んでいるから、殊更滑稽なことをしなくても笑えてくる。“コメディ”の目指す形の一つがここにある気がする。
 他人には言えないことを抱えた人間たちの人間ドラマ。切なくもあり、寂しくもあり、でも「あぁみんな同じじゃん。」と勇気ももらえた。逮捕された平田はその後どうなっただろう、玲奈の両親と会社はどうなっただろう、その玲奈の両親に丹沢は自分の気持ちをしっかり伝えられただろうか、榎本の病気は治っただろうか。多少台詞を噛んでいたところがあったのは残念だったが、「さすがは伽藍!」と言える、芝居の余韻に浸れる舞台だった。
 セットもしっかり作られていて感心。廃校と言うことで正面に黒板があるのだが、いたずら書きを消した後が薄っすら見えたりして細かい所にまで意識を配ったことが感じられる。夢の島ではセットを同じように作ることはなかなか難しいが、芝居自体は少しでもこのレベルに近づきたいな。

2007年11月12日(月)
遅くないかい?

 静岡新聞朝刊一面に静岡県にゆかりのある人が文章を寄せるコーナーがある。5人の方が日替わりで3ヶ月程度に渡って寄稿しているのだが、現在のメンバーの中に富士スピードウェイの社長がいる。寄稿が始まったのはあのF1日本グランプリの開催直後。ネット上で見る限り運営上数々の失敗があったイベントだったようだが、当初そのことにはまったく触れず、先日やっと富士スピードウェイで30年ぶりに開催されたF1の紹介と共に謝罪する旨が掲載された。しかし本当に謝罪する意思があるのなら、自分のコメントが紹介される場があれば真っ先にそのことに触れるべきではないか? 謝罪したとは言えこれだけ時間が経った後では、そんなに骨身に染みてないとも勘繰られかねないよな。おまけに文章の後半は、関係者には評判が良かったみたいなことが書かれていたし。

2007年11月11日(日)
七五三

 休みの日っちゅうに今日は早起き。天気予報では雨だったが日差しも漏れてきていてホッとする。朝食中もHちゃんの七五三。本人よりも家族の方がそわそわしてる(^^)。「今日はお着物着てお姫様になるんだよ〜。」と言うと、Hちゃんは衣類ケースの奥から夏祭りの時に着た浴衣を引っ張り出してきた(^^;)。お祭りが楽しかったのは分かるが、今日はそのお着物じゃないって。

 貸し衣装屋が出張してきているホテルで着付け。Hちゃんの他にも可愛い華やかな着物を着た女の子や羽織袴の男の子がいたが、いつもと違う雰囲気に大泣きしている子も。中には廊下にまで泣き声が聞えてきて、せっかく着た衣装も「脱ぐ〜!」と言って親や衣装屋のスタッフがいくらなだめてもダメな子もいたりして。Hちゃんは大丈夫かな〜と心配したが、立ち会った曰く「髪を整える時も着付けの時もニコニコしてた。」とか。またまたホッとする。女の子は髪を上の方で2箇所でまとめ、被布を着るのが流行のようだが、Hちゃんはちゃんと髪を上げてかんざし等をつけ、薄い黄色の着物を着た。たくさんある中で本人が選んだのだそうだが、これが似合ってて可愛いのよ(←親バカ)。
 実母の知り合いの写真店に行ってHちゃん一人と家族揃っての写真撮影。緊張してるのか固まっているので「いい顔して〜。」と言うとに〜と笑うが、目を閉じて唇を横に広げた不自然な笑顔。以前から「いい顔!」と言うとに〜と笑う芸(?)をさせていたのが悪かった(^^;)。逆に「お目目開いて〜。」と言って撮影。何だか変な感じでお店の人も思わず苦笑。

 一旦帰宅して昼食をとり五社神社に向かう。「着替える?」と聞いたのだがこのまま行くという。かなり着物が気に入っているようだ。お祓いを受け、帰宅後に着替えて夕食に出かけようとしたら「着物脱がない!」と大泣き。明日の午前中に返さなきゃいけないのだが仕事の関係もあり今日中に返す予定だったので、1時間近くかかりながらも何とかなだめて着替えさせる。斬るのが嫌で大泣きする子もいるのに、ホントにお着物気に入ったのね。最後の最後に思い出深い七五三となった。

2007年11月10日(土)
来年はどうなるんだろう?

 北浜スポーツクラブサッカー教室の練習日。今日はパス練習に時間を割いたが、ミニゲームでは相変わらずボールに集まって宛ても無く蹴りあうことが多い。練習メニューや方針をもう少し考えなきゃいかんかなぁ。

 考えなきゃいかんと言えば北浜スポーツクラブ自体の運営。国が主体となって「日本のスポーツを変える!」と鳴り物入りで始まった総合型地域スポーツクラブ事業。いち早く浜北で導入されたが、特に北浜地区では3年間の補助対象期間中にクラブ全体の事務を担うシステムが構築できず、活動体としては未成熟なまま市町村合併を前後して行政も運営から手を引いてしまい、教室の一指導者には何が何だか分からない状況になっている。今年度は子供対象の教室についてはクラブとして募集がなされたが、来年はどうなることやら。各教室でやるなら早目に言ってくれないと対応できないよね。
 いずれにしても何の説明も受けていない指導者達に運営の全てを負い被せるのは無茶な話しだ。そもそもクラブ全体の方針を指示してもらわねば動きようがないなぁ。

2007年11月9日(金)
とにかく週末

 なにかと疲労感いっぱいの一週間を乗り切る。が、達成感はまるでない。ゆえにストレスが溜まりやすい。とりあえず休みの間に気持ちを切り替えよう。

 夜はフットサル。汗っかきのくせに寒がりで風邪をひきやすいという体質にとって、着る物に悩むようになってきた。まずはビステを着込んで早目に汗ばむようにし、待機中に身体を冷やさないように脱着しやすいジャージ、冷えた場合に着替えるシャツなど、持って行く衣類が他の人の倍。風邪をひいたらフットサルどころじゃなくなるからね。

2007年11月8日(木)
眠い…

 今週は疲労を感じる。今週仕事面で心労が溜まったこともあるが、フットサルや夜歩くようになって3ヶ月あまり、そろそろ蓄積した疲労が出てくる頃か。そんなわけで今週は全く夜歩いてない。

 そんなわけで今夜は読書でもしようと最近読み始めた
『ハリーポッター』(今更!)などを読む。とは言え眠気には勝てない。2時間ほどでそのまま眠ってしまった。

2007年11月7日(水)
親の注意義務

 佐賀県の観光牧場で3歳の男の子が馬に餌をやろうとして馬に右手の薬指をかまれ、骨が砕ける大怪我をしたらしい。牧場には約1mの間隔で二重の柵があり、馬の餌は柵と柵の間の地面に落としてやるようになっていたようだが、男の子は外側の柵から餌をやろうと手を伸ばしていたらしい。もっとも牧場にはその旨を説明する看板等はなかったようだ。牧場は被害者側に謝罪した上で、馬への餌やりを禁止し、「かむ事があります」などと記した看板を設置したらしい。

 注意を喚起することを怠っていたわけで牧場側の過失は逃れられないとは思うが、子供が馬の首が届く範囲内に手を伸ばしているのを親が許していたことも、子の親としては信じられないことだ。餌の形状がどんなだったかは分からないが、細長いものならまだしも丸や四角のものだったらそれは不注意であると言える。子供が小学校に入学するまでの間は特に注意しなければ、と親は肝に銘じなければならない。

2007年11月6日(火)
辞任撤回?

 一体何だったんだ?この騒ぎは。

 TVでは「何故辞任を撤回するのか?」とか「何故民主党の政権担当能力を問う発言をしたのか?」とか「誰が大連立を言い出したのか?」とか説明を求める声が上がっていたが、それ以上に「何故辞任するなんて軽々しく言ったのか?」の方が聞きたいことではある。

 某コメンテーターが「ナベツネはプロ野球だけではなく、政界も“1リーグ制”にしたいのか。」と言っていたのには笑ってしまった。

2007年11月5日(月)
夢の島プロジェクト稽古(昨日だけど)

 昨日の夜は夢の島プロジェクトの稽古でした。基本的に2週間に1度のペースで稽古をしてますが、3連休(今年は多い!)はメンバーが家族サービスをできるように、稽古を入れるのを避けるようにしています。そうすると悩むのが稽古を1週前倒しするのか後にするかです。前倒しにすると結果2週続けての稽古になるし、後ろに持っていくと間2週となって1回でも休んだメンバーは1ヶ月以上顔を合わさないことになってしまいます。昨年は2週続けての稽古は避けていましたが、今年は稽古回数確保のために敢えて2週続けてに挑んでいます。
 が、やはり小さい子供がいるメンバーとか夜勤がある仕事を持つメンバーは厳しいようで、役者5人中2人が欠席(スタッフで参加は僕だけ)。動きの確認が主となる立ち稽古の初期段階での役者の欠席は正直痛い。でも他の劇団と違ってまさか仕事や家庭を調整つけて稽古出て来いとは言えないからね。これは夢の島プロジェクトが活動する以上仕方がないことです。

 でも何とか今年中に最後まで動きの確認を終えたいなぁ。

2007年11月4日(日)
“らしい”なぁ

 我が家では食事時とかに論争することが多い。話題はHちゃんの育児方法などの身近なことから教育問題、政局に至るまで幅広い。意見が一致しないことも多い中で、家族中一致していたのが「民主党小沢代表は、例え衆議院総選挙で民主党が勝っても代表を辞めて総理大臣にはならない」ということ。責任が大きいポジションではなく、周囲で好き勝手なことを言えるポジションに逃げているということだ。参議院で民主党が第一党になったことから「責任政党」であることを求められるようになった時から、遅かれ早かれ代表を辞任するだろうと考えていたが、まさかこのタイミングとは。前総理大臣が突然辞任したことを「無責任」と称した本人がこの体たらく。あまりに“らしい”行動なのだが。
 実際に辞任するにしてもしないにしても、政局に大きな変化ができそう。しかしそんな政争をしている暇が今の日本にあるとは思えないのだがねぇ。

2007年11月3日(土)
ありがたみ半減

 せっかくの文化の日も土曜日と重なっては…ねぇ。

 昨夜のフットサル。相変わらずボール保持ができない。フットサルは通常4人のフィールド・プレイヤー(FP)がポジションチェンジしながらボールをつなぎ、シュートチャンスを探っていくもの。しかしビギナーである僕は攻撃時には相手ゴール前にベタつきで、まるでサッカーのワントップ。トラップミスが多いからパスが回ってこない。一応空いたスペースに走ったりしてるんだけどね。まぁ僕のところで流れが止まることが多いので文句は言えないが。
 前にも書いたが、フットサルにしても演劇にしても、全くの初心者でも楽しむことができるが、“基礎”ができていれば楽しみはもっと増える。楽しみを増やすためには、今は経験値を増やしていくしかないな。

2007年11月2日(金)
さらに続き

 で、“言動のキャッチボール”に加えて現在目指しているのが“テンポの良さ”。これもは以前から口にしていることなのだが、単にスピードをあげればいいということではなく、スピードが早かったり遅かったり、間を空けずにたたみかけるかと思えば観ている方がじれてくるほど間を開けたりと、言動に緩急があることを指す。日常生活で誰かと会話をするときに一定のリズムで話し続けることは皆無で、必ず緩急が存在しているはず。ところが暗記した台詞をしゃべるとなると、まるでメトロノームに合わせているような一定のリズムになってしまいがち。これもまた不自然な演技と言うことになる。
 さらに芝居創りの中で何処か強調したいシーンがあった場合、例えばその直前では早いスピードで台詞を掛け合って突然ゆっくりにしたり、十分すぎるくらいの間を空けたりすれば、観ている人にとっては印象深いシーンになる。芝居をやっている人にとっては初歩的な創り方のように思えるだろうが、実際に意識してやっているだろう舞台にはなかなか出会えないものなのだ。

 これらのことができれば、コメディであれば殊更大袈裟に滑稽なことをしなくても観ている人に楽しんでもらえる舞台を創ることができると思っている。夢の島プロジェクトでは思うように稽古時間を取ることができないが、“言動のキャッチボール”と“テンポの良さ”がある、心地の良い舞台を創っていきたいと思う。

2007年11月1日(木)
昨日の続き

 そこで重視したいのが“言動のキャッチボール”。相手の台詞や動きをしっかりと受け止めて、それに対するリアクションで台詞や動きを返す。日常生活では自然にやっているはずのことが、演じるとなるとなかなか難しくなる。でも“言動のキャッチボール”をしていないってことは日常やっていることをしていないわけで、それだけで既に不自然な演技をしていることになるのだ(敢えてキャッチボールを無視してスピード勝負の芝居もあったりするが)。時には舞台を観ていてそんなこと全く考えてないだろ〜って思える劇団に出会うこともあって、観た後の感想が「あ〜一生懸命台詞覚えて頑張ったねぇ。」だったりすることもある。ネタで笑えたり、込められたメッセージに共感したとしても、それは芝居が良かったわけじゃないんだよね。芝居の中のアクセントとしてネタのみのシーンもあっていいとは思うが、ネタで笑えるだけの舞台を、“コメディ”と表するのは違和感があるんだよなぁ。
 例えば2人の役者の間に“言動のキャッチボール”ができているってことは、役者演じるキャラクターの関係が表現できているってことにつながる。親友だったり初対面だったり、恋人だったり夫婦だったり、仲間だったり憎き敵だったり、同僚だったり上司だったり。そういった関係が台詞を通してではなく、舞台上にいるだけでお客さんに伝わるようにすることが目標になる(なかなかできることじゃないが)。台詞では「恋人です。」なんて言って動きもイチャイチャしてても、どうにも恋人同士に見えない(雰囲気が伝わらない)のはプロアマ問わずよく目にすること。役者として表現力が足りない面もあろうが、そうしたことに稽古、本番通じて神経を配っているかそうじゃないかってことも大きいと思うな。

 “言動のキャッチボール”が自然にできていることが芝居として成立してる芝居の第一歩だと思う。

 続きはまた明日。