keikoba日記

平成20年8月

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2008年8月31日(日)
夢の島プロジェクト稽古

 参加はことちゃんたーさん鉄兵ちゃんめめちゃん、僕の5名。めめちゃんをアンダースタディ(代役)をたてて前半を通し稽古する。

 役者たちもかなり台詞が入った(覚えた)ようで、できるだけ台本を見ないで稽古をしようとしている。覚えた「台詞」を言うだけでは「芝居」にはならない。「台詞」が「会話」となって始めて「芝居」が成立する。自分勝手に喋るのではなく、「台詞」に「気持ち」を込めて、相手の「気持ち」をしっかりと「心」で受け止めて相手に返す。言葉と動きの「キャッチボール」ができてこそ、始めて「芝居」が成り立つのだ。

 今回の芝居で目指すは“言動の自然なキャッチボール”です。

 その上で、何でもない台詞が「芝居」で面白く、笑えるようになる。ことさら大袈裟な物言いや滑稽な表情、動きをしなくても、間とか言い方で笑ってもらえる。それが夢の島プロジェクトが目指す、コメディという「芝居」の第一歩。「芝居」の部分をないがしろにして、ただお客さんが笑えればいいというのは「芝居」ではない。「芝居」であるコメディを演じること、それが夢の島プロジェクトのアイデンティティー(存在意義)なのだ。

 そういう意味で、ここからが本当の「芝居」の稽古、やっと、やっと「稽古」に入れます。

2008年8月30日(土)
雨、雨、雨

 おかげでHちゃんお外で遊べず不満そう。そう言えば最近外で一緒に遊んでないなぁ。Sクンが産まれて、どうしてもの目はSクンに向きがち。これまでは家族の目を一身に受けていた分寂しいのか時々「Sクンばっかりじゃん!」と駄々をこねる。できるだけ相手してやろうと、座敷で相撲とったり肩車したりと暴れる(?)。女の子だけにじゃれあって遊べるのはわずかだからね。今この時を大切にしよう。

2008年8月29日(金)
子連れの作法

 夏の終わりにもう一日休みが取れた。そこで静岡に足を延ばして「鑑真和上展」を鑑賞するべく県立美術館へ。会期が日曜までということで明日、明後日は絶対メチャ混みで子供連れじゃ見学できない!と考えて本日行くことにした。まだ独身だった10年ほど前のことだがグランシップで開催された「ピューリッツアー賞展」の最終日に一人で行って酷い目にあったことがある(観衆の多さはもちろん、スタッフのいい加減な対応に憤怒)ため、人気展覧会の最終日は避けた方が無難なのだ。

 AHちゃんの手をひいて先に行き、僕はSクンを抱いて別行動。Aが、仏像を観ると時間を忘れる僕との同行を避けたためだが、これが失敗。僕の方は観始めてしばらくしてSクンがぐずりだす。他のお客さんに迷惑をかけちゃマズイと一旦入口へ戻って、小声で「まんが日本昔ばなし」の主題歌を歌いながらあやす。抱っこさえしていればおとなしい。そのまま足早に見学。国宝「鑑真和上坐像」など、じっくりと観入り…たかったが、Sクン抱っこしてるし、AHちゃん先で待ってる。やむなくちょっと立ち止まる程度で先に進む。
 一方AHちゃんは、照明の暗さにHちゃんが「怖〜い。」と騒いでしまって他のお客さんにも迷惑をかけてしまったとか。結局足早に通り過ぎるだけになったとか。

 幼児連れの客を排他するつもりはないが、やはり他のお客さんに迷惑をかけないことが大前提となる。Aとは帰りながら、丸一日かけるつもりで午前中僕が子供たちをみてAが見学し、昼飯食べて午後は僕が見学するようにすれば良かったと反省。今後の課題、自分たちなりに子連れ家族が展覧会を見学できるスタイルを探っていこうと思います。

2008年8月28日(木)
夏が終わる…

 例年は甲子園が終わると「夏も終わりだな…。」と思うもの。決勝戦の熱い戦いが終わって閉会式を観てると実感してしまう。もっとも今年はオリンピックの関係で日程が前倒しされたので少々調子がくるう。しかし柔道とか競泳とかの人気競技とかぶってたんだから、前倒しの意味はあまり無かった気がするが…。地区の祭りも同じ。片付けが始まると「終わったなぁ。」と思う。後は夜の虫の音とか。

 で、毎年少しの焦りを感じたりする。夏を満喫できたかなぁ…、やり残したことないかなぁ…等々。

 って感傷に浸るのも夏の終わりの恒例行事ではあるが。

2008年8月27日(水)
偉そーだな

 オリンピックの開会式に福田首相が出席したが、その際に選手村に日本選手団を訪ねて激励をしたらしい。ところが選手にかけた言葉が「せいぜい頑張ってください。せいぜいね。」だったんだとか。上から目線の発言だよなー。
 
福田首相ってよく言えば客観的だが、悪く言えば他人事のような物言いをする。それが親近感をもてない理由でもあるのだが、これから日の丸を背負って闘おうとする選手達に向かって「せいぜい」はないよなぁ。

 他人事のような物言いしてるんじゃなくて、単に言葉知らないだけなんじゃないか?

2008年8月26日(火)
発熱!

 Hちゃんが。祭りではしゃいだその疲れが出たか? 昼間病院に受診して処方箋を出してもらったが薬局に行ってなかったというので、膝のリハビリがてら近場のドラッグストアに歩いていく。
 前は「発熱した!」となれば薬だ夜間救急だと大騒ぎをしたものだが、“親業”にもだいぶ慣れてきたというところかな。

2008年8月25日(月)
天罰?

 昨日呑気に「もう行けないよん♪」などと言っていたが、実際雨が降る感じも無く無事祭りを堪能。が、一転朝方再び警報発令。朝の8時半までは当番時間ゆえ2時間ほど早く出勤するハメに。

 天罰かな? あ〜眠い〜。

2008年8月24日(日)
もう出勤できません(^o^)
 昨日呑気に「天気もって良かったなー。」なんて言ってたら夜半に凄い雨。朝方には大雨・洪水警報が発令される。我が社は刑法が発令されると当番制で職場に詰めることになっているのだが、あいにく(?)今日はその当番日。法被ではなく、作業着を着て会社に向かう。
 午前中にビンゴゲームがあるんだよなー。今年の1等の景品何だっけ? 去年は扇風機をゲットしたんだよな。昼には若連(若いかどうかは微妙だが)恒例のバーベキュー。いい肉食えるんだよ。せめてそれまでには帰りたいが…。などと考えながら、ついでに溜まった仕事を片付けるべくパソコンに立ち向かう。暗いうちに起こされてパソコン画面見つめてると眼がショボショボするなぁ。
 明るくなってきて空を見上げると、雨もあがってるし、何だ青空も見えるんじゃん。なのにまだ解除されんの? 発令もそうだが解除も何を基準にしてやってんのかなぁ。お、今日は男子のマラソンか! 日本勢苦戦しとる。女子も含めて選手強化方法の見直しが必要かも。などと同僚と話してたら昼近くなって待ちに待った警報解除の報が!

 帰宅して着替えて祭り会場へ。塩系は間に合わなかったが、上カルビやホルモン旨い。まぁ当番だからビールは控えといたが。

 でも腹いっぱいになって怒涛のような眠気が…。警報が出てももう行けないよん♪ この青空と日差しなら大丈夫だろうけどね(^^)
2008年8月23日(土)
祭典

 町内会の一大イベント。

 浜松祭りとか、同日行われる近隣の祭りに比べて規模が小さいし地味だが、他の何物にも代え難い時間だ。常日頃の生活の中で感じる「おもしろい」という尺度でみれば「おもしろくない」かもしれない。でも見方を変えてみればこんなに有意義で楽しい時間はない。「面倒くさい。」などと言って参加しない人は、狭い尺度の中でしか物事を見る事ができない、実にもったいない人だと言える。
 僕にとっては“ガキんちょ”だった頃に戻れる場所。残念ながら膝の怪我のため、例年のように屋台引き回し時に舵取りはできないが、裏方として楽しんでます。

 とりあえず天気がもって良かったなー。

2008年8月22日(金)
凄ぇ!

 オリンピックには魔物が住む。4年に1度の大舞台は、時に大きな「いたずら」をして本来なら埋めることのできない実力差を簡単に埋め、逆転させてしまう。タイムトライアル競技で伏兵と言える選手がいいタイムを出した後、有力選手がことごとくミスをして脱落していき、予想もしなかったメダルを手にすることがある。でもそれはただの“運”だけではない。それも含めて大舞台での“実力”なのだ。
 今日の陸上男子400mリレー。短距離種目に限れば史上初の五輪メダル。トラック種目としても1928年アムステルダム大会女子800mで2位になった人見絹枝選手以来80年ぶりなんだそうだ。
 「アメリカを始め、有力チームがバトンミスで脱落したから取れたメダル。運が良かった。」なんてこと言う輩もいるが、バトンパスはリレーの重要な要素なのだから、これも実力のうち。この銅メダルは本当に「凄ぇ!」と賞賛すべきものなのだ。

2008年8月21日(木)
悲願達成!

 サッカーにおけるセルジオ越後が可愛く思えるほど辛口な解説をしていた宇津木妙子さんの絶叫が、この金メダルの重み、喜び、凄さを物語っている。本当におめでとう! そしてありがとう! いいものを観せてもらったよ。
 なでしこジャパンも敗れたものの、世界の4位は誇っていい成績だ。こちらもありがとう!

閑話休題
 ソフトボールの表彰式後、日本、アメリカ、オーストラリアの選手たちがボールで「2016」と描き、正式競技への復活をアピールした。自然発生的に「やろう!」と言うことになったらしい。「戦い終わってノーサイド」はラグビーの言葉だが、まさにそれで、3カ国の選手が“ソフトボールの仲間”になった瞬間だった。今回のオリンピックを代表する名場面だな。

2008年8月20日(水)
「タラタラやってるねぇ」

 ソフトボールの準決勝と3位決定戦の後、野球の予選リーグ最終戦をTV観戦しての実母の台詞。まぁ日本もアメリカも今日は「勝ちたくない」試合だからねぇ。何とか相手に派手に打ち込んでもらいたくて大人しいプレーに終始してるから、タラタラやってるように観えるわな。

 でも野球の母国アメリカとWBC初代王者日本がこんな試合してて、正式競技として復活できるんかいな? まぁアメリカは復活を望んでないからいいのかな?

2008年8月19日(火)
筋書きのないドラマゆえの名実況

 オリンピックはもちろんのこと、スポーツは「筋書きのないドラマ」。どんな結果になるかは試合終了までは分からない。試合前にアレコレ予想はできても裏切られることしばしば。時には下手な映画やドラマよりもドラマチックで感動的な場面に出会う。その時に優れた実況アナウンサーによってさらに感動を呼ぶ名台詞がなされ、我々の記憶に残る。

 古くは1936年ベルリン五輪の女子200m平泳ぎで河西三省アナウンサーの「前畑頑張れ!」は有名。日本国内ではないが、同じくベルリン五輪サッカーで日本に敗れたスウェーデンのアナウンサーの「ヤパーナ!ヤパーナ!ヤパーナ!」は、スウェーデンの年配のサッカーファンは未だに口ずさむとか。
 1964年東京五輪女子バレーボール決勝で日本がマッチポイントでのサーブ時に鈴木文弥アナウンサーの「金メダルポイントです!」はテレビを観ていた視聴者は盛り上がったんだろうな。
 1988年長野冬季五輪ジャンプラージヒル原田雅彦選手二回目のジャンプでの工藤三郎アナウンサーの「立て、立て、立て、立ってくれ〜! 立った〜!」は、観ていた人全ての気持ちを代弁していた。
 最近では2004年アテネ五輪男子体操団体での刈屋アナウンサーの「伸身の新月面が描く放物線は栄光への架け橋だ!」も記憶に残る名台詞。この時この瞬間にこの台詞が出てくるのは、まさに尊敬に値する。

 さて、北京五輪ではどんな名台詞が我々を熱狂させてくれるか。

2008年8月18日(月)
空気読んでくれよ〜

 熱い闘いが終わり、勝っても負けても、全力を尽くせても悔いを残しても、オリンピックという最高の場での競技を終えて様々な想いに浸っている選手に対して「この後は競技を続けるんですか?」みたいなことを聞く無粋なインタビュアー。

 たった今闘い終わったばかりだっちゅうに、4年後のことなんか考えられるかい!

2008年8月17日(日)
夏の思い出になったかな?

 木曜日に4人で浜岡原子力館の見学、金曜日にHちゃんと2人で『崖の上のポニョ』を鑑賞。
 そして今日は家族6人揃って天竜川河川敷の公園にバーベキューに出かける。ただバーベキューをするだけなのも何なので、ちょっと大袈裟だがドーム・テントを組み立て、テーブルや椅子を並べてディ・キャンプ。初めて観る光景にHちゃんは眼をキラキラ。取扱説明書片手ではあるが、テントを一人で組み立てたパパを「凄〜い!」って思ってくれたかな(←親バカ)。

 この夏、泊りがけとかはできなかったが、思い出になってくれたかな?

2008年8月16日(土)
歴史を直視して欲しい

 歴史上、竹島が韓国(朝鮮)領になったことはない。

2008年8月15日(金)
平和を祈る日

 年に一度誰しもが“平和”について考える日。最近の若者は63年前に日本がアメリカと戦争をしていたなんて知らなかったり、そもそも今日が何の日か知らなかったりするらしいが、難しいことととか政治的なことは抜きにして、「戦争」と「平和」について考える癖(?)はつけさせた方がいいだろうね。

 少なくとも我が国だけは、永遠に今日この日が“終戦”記念日であることを祈りたい。

 先の大戦に限らず、歴史上全ての戦争、紛争で命を落とした全ての方に対し、合掌。

 それにしても“平和”について考えるべき日に、マスコミが騒いでいたのが「誰が靖国神社に参拝したか」だったのは、やはり国民にとって不幸なことだ。

2008年8月14日(木)
本末転倒やん

 そんなわけで家族4人(両親は親戚のお見舞いへ)でお出かけ。一路浜岡原子力館へ。Sクン誕生前に来た時には入り口でHちゃんがおしっこもらし、着替えを持ってなかったため見学断念。今日は仕切り直しだ。「電気」、「エネルギー」、「資源」、そして「原子力発電」についての展示がされていて興味深い。まぁ中部電力という企業が運営する施設ゆえ、多分に「原子力発電」のPRになっているのは仕方がないか。

 しかしながら「これ、おかしいんちゃう?」と思ったのが「ユウユウを探せ」なるイベント。展示スペースのあちこちに原子力館のキャラクター「ユウユウ」のイラスト(表情により数種類ある)が貼ってあって、決められた表情のユウユウを見つけた数によってプレゼントをくれるというもの。に「一緒にやって。」と言われて用紙と鉛筆をもらって参加したのだが、ユウユウを探すのに夢中になってしまって展示物に目がいかなくなってしまった。他の見学者も同様で、順路を無視して右往左往する姿が見られた。また、そのユウユウのイラストが貼ってある場所が問題で、展示物の物陰で例え子供でも低い姿勢で上を見上げなくては見つけられないものもあった(我ながらよく見つけたもんだ)。

 サイド・イベントは展示内容に興味を持ってもらう導入部であるべきで、そちらが主になってしまっては本末転倒。博物館学芸員有資格者としては逆に勉強させてもらったな。

2008年8月13日(水)
世の中お休みです

 我が社は盆休みのような決まった時期の休みはないので、必然的にHちゃん毎日保育園に行くことになる。が、先週あたりから子供の数が激減。今週になったらいつもの1/5程度。みんなお休みするのにHちゃん可哀そうかなぁと思い、今日から3日間休ませることにする。
 とは言え特別何処に行く予定もなし。Sクン誕生も退院も間もなく、泊りがけで出かけることは難しい。今日1日HちゃんSクンの2人を世話して疲れたが「明日、明後日休めない?」

 …そう言うと思って届け出しといたよ。Hちゃんも日帰りでもいいから何処かに連れて行ってあげなきゃね。

2008年8月12日(火)
よくやった! でも…

 なでしこジャパン、強豪ノルウェー撃破! しかも派手に点取った(取れた)もんだ。なでしこすげぇーと思う反面、ノルウェー一体どうした?といらぬ心配しちゃいそう。これで決勝トーナメント進出決定。1次リーグ以上に1発勝負のガチンコ対決の経験は大きい。是非準々決勝の開催国中国を破って準決勝に進んでメダル争いして欲しいし、同時に決勝、3位決定戦問わず、ガチンコ対決を4試合やれる権利を得て欲しい。

 それにしても男子はもちろんのこと、なでしこも決定力不足が悩み。いや、これFWだけの責任ではなく、チーム全体が「カッコつけてる」って感じがするんだよなぁ。“綺麗な”パスにこだわってるのか、わざわざ狭い(選手が密集してる)ところとか、相手が押し詰めてきているところとかにパス出して自ら苦しめてる感じ。試合終盤で負けているときの、DFラインで横のパス回しも相変わらずで気になる。パス・サッカーはいいんだけど、それ一辺倒ではなくていざという時の強気なドリブルだとか、見栄も外聞も気にしない“泥臭い”シュートとかが欲しいよな。
 まだ日本サッカーはカッコよくして勝てるほどの実力は無い。世界の中ではまだまだ2流・3流なのだ。サッカーを語る時にシステムだとか戦術だとかの話になりがちだし、「日本は技術的には上。」なんて意見もあるが、身体的能力を含めて1対1の時の対応はまだまだだ。ヨーロッパ、南米はもちろん、アジア諸国に比べてもひ弱だ。日本がさらに上のレベルに行くために乗り越えなければならない課題なんだろうな。

 さぁて、なでしこたちはどんな闘いを観せてくれますか。

2008年8月11日(月)
権利を主張する前に

 先週のことだが1994年に発生した松本サリン事件で、意識不明となっていた第一通報者の妻が亡くなった。事件による死者はこれで8人となった。

 事件発生当時、第一通報者となったK氏は警察の家宅捜索及び連日の取調べを受けたことから、マスコミ各社があたかもK氏が
犯人であるような報道を続けたため、報道被害の代表例とも言える結果を招いた。
 事件がオウム真理教によるものだということが判明した後、国家公安委員長が直接謝罪、捜査を行った長野県警も後年(不本意ながらも)直接謝罪を行った。また事件を起こしたオウム真理教も名称変更後に直接謝罪をしている。

 一方マスコミ各社は誌面上での訂正記事や謝罪文を掲載したが、K氏への直接謝罪は皆無なんだそうだ。最も酷いプライバシー侵害を行った雑誌は謝罪すらしていないという。

 マスコミの最大の責務は「真実」を伝えることのはず。例え警察発表を基にしたとは言え、「真実でない」ことを伝えてしまい、大きな被害を被った人物がいるのにそ知らぬ顔とはどういうことか? 警察の起こした冤罪には火のついたように責めるくせに、自分たちのしたことには頬かむりなのか?

 今からでもいいからマスコミ各社の社長が全員揃って謝罪に赴くべきではないか? それ無くして起きてしまった報道被害を真に反省し、二度と起こさぬ決意があるとは思えない。その姿勢は社保庁と何ら変わらないじゃないか。

 「妻を送る三日間は家族で静かに過ごしたい。」というコメントを出したK氏。それを受けてか、葬儀の様子とかを報道で目にしたことが無かった。マスコミのせめてもの誠意というところか。

2008年8月10日(日)
申し訳ない…

 いろいろ、ホンマにいろいろありまして、結果夢の島プロジェクトの稽古をすっぽかすことになってしまった。メンバーの皆さん、申し訳ない。まことに恥ずかしい限りです、ハイ。

2008年8月9日(土)
メダルよりも

 谷亮子選手の準決勝は以前から心配されていたことが実際に起こってしまったと言える。柔道は門外漢な自分だが、既にアテネの際に「消極性と取られなきゃいいけどな…。」と思っていた。谷選手は組み合わなければ柔道にならないようで、組み合うまでは“組み手争い”が激しくなる。組み手争いって当然自分が有利になるように組もうとするので、相手が先に袖や衿を掴んだらそれを切る動作をする。切る動作が続けば、見方によっては消極的な試合をしていると取られる可能性がある。ポイント重視のレスリング的な試合が多いJUDO(敢えて柔道とは書かない)では、反則や指導によるロストポイントで勝負が決することが多くなっている。試合の局面で一方的に消極性を取られる恐れはあったのだ。

 さりとて、例え取ったメダルが金じゃなくても、3大会連続のメダル獲得は凄いことなのだ。勝負は時の運、特に4年に1度の大舞台は時に「運」だけでは片付けられないようなドラマが起きて、簡単に実力差を埋め、逆転させてしまう。メダルを取る取らないや色などは単なる結果に過ぎない。無論本人は落胆するだろうが、我々は心から称えようではないか。

 それにしても相変わらずマスコミは無粋だ。試合を終えた直後の選手に対して「今後は?」などと聞くデリカシーの無さ。そんなに「引退」の2文字を口にさせたいのか? せめてオリンピック期間中は選手の健闘を称えることに努めるべきではないのか?

2008年8月8日(金)
長い!

 北京オリンピックの開会式が。最後まで観た自分も自分だが。

 これでもかと自国の自慢が続いて、やっと次代を担う子供たちが出てきたと思ったら国内の全民族の子供なんだと。今回のオリンピックが「人類の進歩と調和」とか世界平和とかではなく、中国の国威掲揚と対外アピールなのだということが理解できる。

 それにしても40年も生きてきて名前も知らない国がまだあるとは思わなんだ。位置はともかく国名くらいは耳にしていると思っていたが、3つ4つは知らない国があった。建国間もない国なんだろう(と思いたい)けど。野球が強いドミニカ共和国とは別にドミニカという名称の国があるとは驚き。アナウンサーも言っていたが、世界地図を片手に観てみたいものだな。ゴー☆ジャスに隣にいてもらって(^^)

2008年8月7日(木)
痛いなぁ〜

 それにしても日本の学校教員向けのマニュアルに「領土問題がある」と書いたことに対する韓国の騒ぎ方は尋常ではない。韓国の国会議員が竹島に駐屯する兵士と一緒にずらりと並んで、テレビカメラに向かって「戦うぞ!」と拳をあげて叫んでいるのを見たら、滑稽というか「痛いなぁ〜。」と思ってしまった。取られた方が言うなら分かるが、占拠してる方が「戦うぞ!」って、ねぇ(^^;)
 ああやって威嚇していれば相手は黙るだろうと考えるところがアメリカ的だねぇ。それくらい日本がなめられているとも言えるが。

2008年8月6日(水)
できるもんならやってみな!

 広島原爆の日。毎年書いていることだが、世界の核兵器保有国の元首に招待状を送って、式典の中でスピーチさせたらどうだろうか? さらに「原爆のおかげで犠牲者が少なくなった。」などと言っている米退役軍人も招待して原爆記念館を見学させたらどうだろう? 遺族や被爆者の前で同じことが言えたのなら、それはそれで意見として認めてやる。広島や長崎に来ることもできない“チキン”どもに核兵器の是非など語って欲しくない。
 そもそも核兵器、すなわち大量破壊兵器を保有している国に世界平和を語る資格などないのだ。

2008年8月5日(火)
写真は家族揃って

 Sクン誕生して1ヶ月。男の子の場合は55日目だとかあるらしいが、休み取りやすいときにと思い、本日お宮参り。Hちゃんも保育園お休みして4人で出かける。お宮参り記念の写真撮影は本日はおあずけ。退院間もない実母はまだ身体が本調子ではない。34年ぶりに家族が6人となった記念になる写真ゆえ是非6人で撮りたいと思い、実母が元気になってからに延期した。早く写真撮れるようになって欲しいものだ。
 ゆえに普段着のままで神社に。おまけにHちゃんがおしっこ、Sクンがう○ちをもらして着替えるハメになり、さらに普段着度が増す。神社の方々が怪訝そうな顔してました(^^;)

2008年8月4日(月)
モチベーションが…

 世の中少しずつ“盆休み”モードに入っているようだ。街中見ても人影少ないし、朝の通勤時間帯の車の数も少ない。Hちゃんの保育園でも子供の数が激減しとる(^^)。何より職場の窓口に来る他社の方が少なくなった。おかげで仕事もふだんよりも余裕ができたので、この際にと長年の懸案事項の解決をと書類をほじくり出したりする。ただ時間に追われてるわけじゃないのでモチベーションは低下気味。我が社は決まった時期の“盆休み”はなく、それぞれ都合をつけて休みをとるのだが、会社は動いているのでなかなかまとまっては取れないのだが、同僚も「仕事少ねぇし、休んじゃおうかな…。」なんて声もチヤホヤ。お互い調整して休もうかね。

2008年8月3日(日)
あ〜もう!

 どの辺りで通用している風習なのか知らないが、子供が産まれると「名披露」と称して品物を添えて親戚等に配ってまわる。Hちゃんの時は両親に押し切られて行ったが、実母の入院、手術や僕の怪我(これは余分だったが)もあって今回は我が儘を通させてもらってやらないことにした。僕には「お祝い」の催促をしているようで、どうにも生理的に受け付けないのだ。今日祖父の三十三回忌、祖母の七回忌を開くため、そこで「顔見せ」すればいいと考えたのだが、一部の親戚筋は気に入らなかったようで叔父の一人は「何故連絡してこない!」と怒るし、叔母たちは無視。別に「名披露」しなかったからって親戚付き合いを軽んじてるわけじゃないのだがなぁ。
 両親は兄弟が多く、特に父方は6人(実父が長男)でいろいろと難しいことが多い。結婚当初によく「これからあの親戚達と付き合っていかなきゃいかんのだから大変だね。」と言われたが、僕が付き合うべき親戚筋は実姉であり、叔父、叔母達は両親が担うべきと考えているので、誤解を恐れずに言えば「無理して親戚付き合いする気はない…。」となる。いや付き合うのが嫌だというのではなく、双方好意的に付き合えればいいが、“義理”だけで親戚付き合いはしたくないのだ。

 「本家だから」だとかそういうことではなく、気持ちよく双方行き来したいものだ。“義理”の部分が先に立つのであれば、別にお互い無理する必要はない。

2008年8月2日(土)
ちと寂しい花火

 毎年8月第一土曜日は「鹿島の花火」大会。例年夢の島プロジェクトメンバーを中心に芝居仲間が美味しい料理やお酒を持ち寄って、我が家のベランダをビアガーデンよろしく花火を観ながら盛り上がるのだが、今年はSクン誕生からわずか1ヶ月。残念ながら今年の集まりは諦め。Hちゃんは家の前を通る浴衣姿のお姉さん達を見て「浴衣着ておまつり行く〜!」と号泣。盆踊りとかしないよ、といくら言ってもダメ(^^;)。仕方がなく着替えさせておじいちゃんが花火会場まで連れて行った。
 ベランダから一人寂しく見上げる。花火は一人で観るもんじゃない。大勢で賑やかに観るか、愛する人としっとり観るか(^^)だな。

 来年はまた賑やかに過ごしたいなぁ。

2008年8月1日(金)
“タテマエ”もたまには…

 職場の飲み会。ビアホールでたらふく飲む。

 今日の会は突然決まったわけではないのだが、会社の組合主催の納涼祭とバッティング。毎年家族揃って参加してたので最初に日程聞いたときには「なんで〜?」と思ったが、最近は組合加入率も低下していて我が職場でも1/3以下。幹事さんが気にしないのも仕方がないか。楽しみにしていたには「え〜っ…。」と不満そうに言われたが、僕のせいじゃないからね。
 その他にも他の飲み会とバッティングした同僚が複数。最初は顔を出していたが、いつも間にか消えていた。

 何だかなぁ。職場の飲み会って「仕事の延長」って言うと大袈裟か古めかしいと思われるかもしれないけれど、僕はそう考えている。ゆえにのっぴきならない用事ならいざ知らず、友人との飲み会とバッティングしたからと言ってそちらに行ってしまうのって違和感あるんだよなぁ。もちろん本音を言えば友達と飲んだ方が楽しいんだから、言ってることは“タテマエ”かもしれないが、そこで得るものも多い。こんな時でなければ一緒に飲むこともない人もいるからね。やっぱり職場の飲み会はよほどのことがない限り優先すべきだと思うなぁ。