keikoba日記

平成21年10月

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2009年10月25日(日)
所詮その程度なのだ

 僕は選挙の投票というものは「権利」ではなく、国民の「義務」だと考えます。参政権ということですが、つまり国民にとって「政治に参加」する唯一と言っていい機会なのです。今は期日前投票も簡単になったし、その気になれば不在者投票の手続きも取れます。それなのに急病になった等、真にやむを得ない理由もなしに投票に行かないというのは「政治に参加」する機会を自ら放棄したことであり、「政治に参加」しなかったことになります。「政治に参加」しなかった人間に文句を言う権利はないのではないでしょうか?
 更に言わせてもらえば、国民の政治に対する関心の低さが今の政治状況をつくったと言っていいと思います。有権者の4割程度の選択によって選ばれた政治家は、やはりいろいろな意味で4割なんだと思います。4割の政治家の力は所詮4割、アレコレ言っても官僚の暴走は止められないのではないでしょうか?

 今日の参議院静岡選挙区補欠選挙の投票率の低さはまさに絶望的です。約2ヶ月前の衆議院総選挙の時から3割近く投票率が下がってしまった。マスコミが騒ぎ、はしゃぎまわった時には8割近い有権者が投票したのに今回は4割弱。

 誤解を恐れず、はっきり言おう。所詮国民とはその程度なのだ。経済や就労状況が厳しいだの、税金や手数料を減らせだの、アレコレ手当てをつけろだの、自分の都合ばかり叫んでも、「義務」も「権利」も果たさず、「政治に参加」せず、他人任せで被害者面している。そんな国民だから政治が現在のような情けなく無残な状況になった。その原因はマスコミに踊らされなければ投票しないような国民にある。真に投票ができない理由が無いのに今日投票しなかった有権者は心から反省するべきだ。そうじゃなければ今後一切政治に対して文句も不満も言うな!

2009年10月24日(土)
誕生日!

 5年前の今日、新潟中越地震の翌日にHちゃんが誕生しました。つまり今日はHちゃんの誕生日でもあり、という「親」が誕生した日でもあります。なんやかやとありましたがおじいちゃんおばあちゃんSクンを加えて、家族6人でケーキを囲める幸せを噛みしめます。

 Hちゃん、僕たちのところに生まれてきてくれてありがとう! そしておめでとう!!

2009年10月21日(水)
それは言っちゃいかんやろ〜

 最近ニューズ番組を観てると、自民党の批判を受けた鳩山総理が「あなたがたに言われたくない!」と顔色を変えて叫んでいるのも観ることが多い。でもなぁ。気持ちは分かるけど一国を代表する総理大臣がそれを言っちゃいかんやろ〜。仮にも政治家が口にした批判や意見なのだから、それに対してちゃんと答えを返さなきゃ。
 しかし自民党の批判もなぁ。それこそ仮にも元政権与党なのだから、前の民主党のような「とにかく批判」ではなく、ちゃんとした政策上の議論をして欲しいものだ。

2009年10月18日(日)
夢の島プロジェクト稽古

 今日から台本を持っての立ち稽古。他屋さん鉄兵ちゃんからっかぜ出撃中で稽古欠席なのだが、2nd Festa時の反省点として立ち稽古に早目に入った方がいいというのがあり、今回はできるだけ早く立ち稽古に入りたかったので強行することにした。
 他屋さん鉄兵ちゃんのところには代役を入れて冒頭から。今日のところは“とりあえず立ってみる”感じなのでダメ出しも少な目で。それでも立って実際に動いてみると、いろいろ見えてきます。「ここはどう動けばいい?」という疑問や「こんな動きしたらおもしろい!」という発見、「ここは間が持つかなー?」という心配等々。特に中盤で2ヶ所に別れて芝居をするところは間の持ち方を腰据えてどうするか考えなきゃならんなぁ。

 やはり立ち稽古に入れたことは大きい。台本を読んだだけでは分からないことでも、身体を動かせば分かることって多い。「ここはAだろっ!」という意見と「Bだっ!」という意見がぶつかっていても、実際動いてみたら「な〜んだCじゃん!」って意見統一されることもある。読んで頭で考えているよりも、身体も動かしたほうが“役者”として心が動きやすくなる。
 それに立ちに入ると芝居の稽古らしくなるしね(^^)

2009年10月15日(木)
無駄じゃないことも省かなきゃ

 テレビでおもしろい表現をしていた。

 昨年920万円の支出があったあるお宅。実はお父さんの年収は450万円に過ぎなかったのだが、来年はさらに減って400万円になるらしい。そこでお母さんは子供たちに「どうしても欲しい物は新しい物でも買ってあげるから、その代わり必要ないものはやめなさい。」と言ったところ、結果として来年の支出予定が950万円に膨れ上がった。さらにはこの家には既に8,000万円もの借金があった…。

 実に分かりやすい比喩だ。普通の家庭ならお父さんの収入が400万円になれば、その400万円の範囲で家計をやりくりするはず。なのにこの家庭ではこれまでも、そしてこれからも収入の倍の豪勢な生活をしていたわけだ。

 来年度予算が95兆円を超えそうなので何とか90兆円に押さえようとかいう議論がなされているようだが、何か勘違いしてはいないか? 90兆円ではなく、来年度の税収予想である40兆円にしなければならないのでは? そのためには“無駄なもの”ではなく、“必要なもの”でもカットしなければなるまい。北海道夕張市を始めとして地方自治体の財政危機が叫ばれているが、最も財政危機であり、かつ最も危機感が無いのは国ではなかろうか?

 ただしその国の借金を増やしてきたのは政治家や官僚jの責任もあるが、我々国民の責任が最も大きい。一番心しなければならないのは我々なのかもしれない。

2009年10月11日(日)
疲れた〜

 今日のお祖父さんの法事があったため家族揃って東京へ。僕の両親は姪っ子が調理師学校卒業後、東京の超有名高級料理店に入ったため、ついでに食事に行くことになり同乗。

 昨日高速に乗って東京に来てホテルと周辺の駐車場を探して右往左往。今日は両親を姪っ子が働く店(これがいり口がよく分からず周囲を3周した)に送り、我々は寺に行き、法事が終わった後再び店に両親を迎えに行って、高速を走って帰宅。高速はある程度乗り慣れているが、東京の街中は疲れたね〜。道路に沿って建つ建物が隙間無くかつ高いせいか、道路自体が狭く感じるんだよね。車線も実際に狭いんじゃないかな? それで車の数は多いし意外と一歩通行の道も多い。さらに駅周辺は歩行者が多く、さらにはタクシーを筆頭に路上駐車も多い。慣れない“おのぼりさん”には辛いところだ。

 ん〜、やはり東京は遊びに行くところで住むところじゃないな。

2009年10月8日(木)
大丈夫でした?

 久々の台風上陸だった。浜北ではアチコチで倒木による道路の通行止め、停電で信号が消えて渋滞も起きていたようだ。我が家では親父が大切にする植木鉢が10個ほど落下し、破損も数個。まぁこれだけの被害で済んだのなら無事と言えるのだが。

 考えてみれば今年は大きな地震もあったし、災害が多い気がする。我が家に限らず、これくらいの被害で済んでいるのは幸いと言うべきか。結果として軽微な災害が多いのは神様のお告げかもよ。

2009年10月4日(日)
からっかぜ公演(ネタバレあり)&夢の島プロジェクト稽古

 夢の島メンバー鉄兵ちゃん他屋さん客演する劇団からっかぜ公演『カモメに飛ぶことを教えた猫』を観にいく。

 今日はちょっと冒険してHちゃんを一緒に連れてきてみた。これまで夢の島プロジェクトのFestaを除けば、劇団たんぽぽ等の子供向けの芝居は観たことがあったが、一般のお芝居は初めて。内容がネコとかカモメとかが登場するので食い付きやすいかなと思いつつ、これでおとなしく観られれば今後も一緒に連れていくことで芝居観に行きやすくなるかな、と密かな野望を抱いていたのだ。

 客演と言っても二人ともダブルキャストのうちの一人で同時に出演する回は無し。今日の初日は他屋さんが出演する回で、鉄兵ちゃんは劇場入り口で下足番。つまりは到着後真っ先に目にする関係者と言うわけで、初めて来た所で不安そうなHちゃんも鉄兵ちゃんを見てニッコリ(^^)

 傷付いたカモメがネコに卵を託して死んでしまう。託されたネコは仲間のネコと協力して卵から子カモメをかえし、育て、大空を飛べるように教え励ます、という物語。初日とあって固さとミスが目立ったが、しっかりと創られた芝居だった。Hちゃんも終盤多少気が散漫になったが、1時間40分の上演時間、最後までお利口さんで観ることができた。それだけ惹き付けられるものがあったのだろう。特にゾルバ役の役者の演技が自然で良かった。また、ケンガー役の役者は迫力あるいい演技をしていて目を引いた。逆に一部のシーンで演技している役者に照明が当たっていなかったのが残念だった。
 何より一見すると年配の方が初舞台として演じていた姿は素晴らしく、かつ羨ましくもあった。夢の島プロジェクトも年齢や経験を気にせず参加できる場にしていきたいものだ。



 夜は夢の島プロジェクトの稽古。お得意(?)の脱線話が長引いてストレッチ、発声のみで基礎練メニューカット。基礎練はFestaが近づくとどうしてもその稽古が中心となるため、この時期しかじっくりできないのだが。反省。

 初日を終えたばかりの他屋さんが顔を出してくれた。他屋さんは台本が決まってから仕事で稽古に来られなかったので、疲れてるところ頑張って参加してくれたのは、演出としてはとってもありがたいことだ。

 一方でセットやら配役やら、いろいろ新しい課題が見えてきた。こちらは嬉しいやら悲しいやら。

2009年10月3日(土)
貸し出しした以上は、ねぇ

 北浜スポーツクラブサッカー教室練習日。会場に着いてみるとグランドに立ち入り禁止を表す柵が。明日が学校の運動会らしいのだが、これじゃ練習できないじゃん! ちゃんと雨天用に体育館も借りているから問題がないと言えばないが、グランドもちゃんと借用手続きをしてある。なのに使えないのは問題あるよなぁ。急に使えなくなったのなら連絡あってしかるべき。そこいらは基本的な話なんだけどねぇ。

2009年10月2日(金)
オリンピックの開催意義

 今夜中に2016年の開催地が決まる。東京開催が決まれば何かしらの競技を生で観てみたいよなぁ。

 これまで“東京オリンピック”とは我が国では「戦後の復興」を象徴する言葉だった。半世紀を経て、この度新しい意味を持つことができるか? それとも札幌や長野の冬季大会同様、言葉としては埋没してしまうのか、興味深いところではあるが、果たしてそこまで行きつけるか…。少なくも1回目の投票で脱落は勘弁して欲しいなぁ。

 五輪ももちろん楽しみなのだが、2018年と2022年に開催されるサッカーW杯に立候補している日本は、五輪開催による大規模スタジアム建設がその前提になっていることから大変気になるところ。五輪開催が無くなればスタジアム問題が大きくなる。

 あれ? 待てよ? オリンピックって何で開催するんだっけ? サッカーW杯のためではないことは確かだが、少なくとも僕の中では理由の一つになっている。果たして国民はどう思う? って議論している段階で「南米初の開催!」には勝てそうも無い気がする。 選ぶのがやはり人間である以上ハード面の財政的裏付けも大切だが、イメージ戦略も重要。東京はこの点について遅れちゃった感じだ。

 さて、どうなる?