今日は参加者4人とちと寂しい。サッカーや野球のスタジアムの客席と一緒で人数が多いとそれだけで気分が盛り上がってきます。もうちょっと賑やかだといいなぁ。
今日もストレッチ、発声、ストップモーションなどのいつものメニューをこなす。
僕が目指す芝居では「表情」が重要なポイントとなる。日常生活でもそうだが、お客さんが芝居を観るときにはまず役者の顔を観るからだ(表情が見えないような大きな劇場の場合を除く)。
5年ほど前に春日太郎さん率いるシアターLABO/1(解散)に客演させていただいたことがある。共演者は中西祥子ちゃん(現絡繰機械’S)や北澤さおりさん(現演劇団S.O.)などの、当時はもちろん現在も浜松演劇界に1線級の役者たちで、その仲間に入れることだけで光栄の至りだった。その時の公演名は『クロウ・ホーガン』、サブ・タイトルに「unplugged」とついていた。つまり照明や音響を含めて電気的なものを使用しない公演だった。照明の代わりとなるのは舞台各所と一部の役者が手に持つロウソクのみ。その中で舞台上で動きを止めているシーンで思ったよりみんなグラグラ動いてしまっているということだった。ロウソクの灯による暗い照明では、通常の公演で顔に多く注目していた分が全身を見ることになり、グラつきなどが目立つ結果となったわけだ。
逆に言えば多く注目を集める顔の演技、つまり「表情」による表現が豊富であれば少々の演技力不足はカバーできる(誤魔化せる?)と考えるのだ。能面のようにしてるより「表情」豊かにしてる方がお客さんに伝わりやすい。喜怒哀楽、例えば同じ喜びでもその原因、喜び方によって微妙な「表情」を演じ分けられたら更にいい。「表情」にどれだけ気持ちを込められるか。夢の島プロジェクトという活動体として追い求めていきたい課題だ。
その後にやったスローモーションに苦手意識全開のめめちゃん。それゆえ敢えてもう1回チャレンジしてみる(めめちゃんには「いじわる〜。」と言われるが)。苦手意識を克服するのも“生涯学習推進思考”である夢の島プロジェクトですぞよ!
|