臨時教員が小学2年生の男児の胸元をつかんで叱ったことで男児がPTSDになった事件に対し、最高裁は体罰に当たらないという判断を下したと言う。教員は平成14年に休み時間に女子児童をけっていた男児らを注意。職員室に戻ろうとしたところ、男児に尻をけられた。教員は男児の胸元をつかんで壁に押しつけ、「もう、すんなよ」と怒ったのだという。1・2審は体罰と判断して教員に賠償を命じていたが、今回最高裁は差し戻しをせずに断定したわけだ。
こんなんで1・2審が体罰と判断した? それよりもこんなんで裁判になるの? なんちゅう時間と税金の無駄使い。一度注意されたことに対して、先生の尻蹴飛ばして逃げたんでしょ? こんなん子供が悪いに決まってるじゃん。俺らの頃だったら2・3発ぶん殴られてもしょうもない状況だ。
さらに今回の件で話しを滑稽にさせているのが、これが裁判になったということだ。まさか小学2年生(現在は15・6歳?)が裁判所に訴えようと言い出したわけではあるまい。子供の話を聞いた大人(親?)が訴えたわけだ。もちろん子供のことだから、先生があーしたこーしたという話は家でするだろう。しかし今回の件など。よく話しを聞いた上で「そんなんお前が悪い!」と逆に子供をちゃんとしつけてもらわにゃ。それを司法に訴えるとは呆れて物が言えないよ。
本当に最近の子供は大人をなめている。やはり大人は怒らせたら怖い存在でなくては。まして相手は学校の先生。例え先生にいろいろ問題があろうとも、親は子供には「先生の言うことはちゃんと聞きなさい。」としつけなきゃ。「子供の人権を守る」のはいいが、それにかこつけて大人をなめ切っている子供が増えている。権利を叫ぶ以上ちゃんと義務も果たさなきゃ。
あくまで私見だが、僕は子供には人権はない、若しくは半分しかないと考えている。だからこそ周囲の大人に、しっかりと守り、教育し、導いてやらなければならない義務がある。分かりやすく言えば半人前だからこそ親に育てる義務が発生するのだ。守らねばならぬといっても、子供が悪いのに手を上げた教師を非難するのはお門違い。悪いことは悪いとしっかり教えなきゃ。それを裁判に訴えるなんて、決して子供のためにならない行為だ。
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