keikoba日記

平成23年12月

<<前のページ | 次のページ>>

2011年12月31日(土)
今年もお世話になりました

 大晦日です。

 大晦日が土曜日、元旦が日曜日って何だか損した気分(^^;)

 1年2ヶ月の休眠の後も相も変わらず滞りがちのHPをご覧いただきましてありがとうございます。来年はもう少しこまめに更新していくつもりですので変わらずよろしくお願いします!

2011年12月28日(水)
犯罪行為

 沖縄の普天間米軍基地の辺野古移設に伴って、辺野古の環境アセスメントに関連する国の書類提出が大騒ぎになっとるな。反対派の市民団体が沖縄防衛施設庁の書類を載せた宅配業者の車を取り囲んで県庁への搬入を阻止、それを受けて施設庁側は反対派の包囲が手薄になる深夜(明け方)に県庁に搬入する。反対派の市民側は「私たちがいない深夜にこっそりと搬入するなんて犯罪行為だ!」と憤る、というお話。

 でもこの話を聞いていてあれれ?と思った。道義的なものを除けば施設庁側に犯罪に該当する行為は見受けられない。逆に反対派側は書類を届けるという業務を請け負った宅配業者の車を妨害したわけだから、もし宅配業者が告発したら包囲に参加した市民は総じて「業務妨害」に該当するのではないか。どっちが犯罪行為をしたかは明瞭だ。

 もし「辺野古に基地を造らせないという大義のため。」などと言う理屈をつけるのなら、それは中国で反日暴動が起きた時に中国人が叫んだ「愛国無罪」と変わらない。大義は理解するが、やはりやっていいことと悪いことがある。宅配業者には大義は関係のない話なんだから。どんな理由があろうと暴力的や威圧的な行動には、周囲の共感を呼ぶことはないのだ。

2011年12月23日(金)
忘年会

 夢の島プロジェクトの忘年会。今年は職場のと今日の2回だけ。

 独身時代と言うか20代後半、レクリエーション活動をバリバリやってて演劇活動も始めた頃は凄かったなー。会社も職場に同期の集まりから関係する団体で呼ばれ、レクでも参加するサークルごとにあって、演劇でも当時参加していた浜松キッド全体に加えて仲の良い先輩や仲間、さらに他劇団にも呼んでもらったりして、11月末からほぼ毎週、場合によってはダブルブッキングで片方は二次会から…なんてこともあった。今から思うとよく金があったなぁと吾ながら感心する(^^;)

 落ち着いたと言えば落ち着いたのだろうが、忘年会の数ってのはある意味「どれだけ活発に活動しているか」「どれだけ多くの人と交流を持っているか」のバロメーターとも言える。職場(つまりは半ば強制)を含めて2回ってのは少々寂しいよなぁ。

2011年12月18日(日)
夢の島プロジェクト稽古

 年内最後の稽古。年越してからもFesta前には3回の稽古を残すのみ。尻に火がついたどころの話しじゃなくなってきたなー。

 最初通し稽古の予定でスタート。けっこー気持ちよく進んでいたが、5人揃ったところ辺りから台詞がかなり怪しくなった。頭の中で台詞を追う分、「心」がぶつ切れになっちゃった。これじゃ通しの意味がないと途中で止めて小返しに変更する。…う〜む。台詞暗記は芝居創り以前の問題。とは言え稽古をやり込んでまさに「身体で覚える」ようなことは夢の島では難しい。役者たちの頑張りに期待するしかない。

 年末年始、僕も遅れている制作に頑張ります。



 忘年会をはさんで新年稽古初めは、1月8日(日)午後7時30分から浜北体育館会議室です。

2011年12月11日(日)
絡繰機械’s『親指ワンダーランド』観劇

 当初Hちゃんを連れて行く予定だったが、地元老人会と子ども会の交流会(実際は老人会の宴会のご相伴に子ども会があずかってるだけだが)に参加するということで単独観劇。んならと敢えて初演となる10時30分の回を観劇する。日曜午前中の公演の客席の様子を確認したかったためだが、これがなかなか。絡繰機械’sさんを参考に日曜午前中の回を設定して正解だったかも? もっともウチも同じようにお客さんが入るとは限らないけどね。

 芝居の方は架空の世界と現実の世界を行ったり来たりする絡繰機械’s得意の世界が展開。現実の世界と言っても所謂普通の人とは違う、こういう世界を描く&演じるのは絡繰機械’sはうまいよね。この手の話はどちらかというと苦手(世界観を掴むまでに時間がかかる)なのだが、鍛えられた役者さんが多いので芝居の世界にスーッと引き込まれる。さすがだ。照明が早めに点いたり、裏手で物が倒れる音がしたのはご愛敬?(なら書くなって?)

 まーた今回の祥子ちゃんが可愛いんだ(^^) 同時に驚いたのは山口クン演劇集団浜松キッド所属で、先月のキッドの公演にもしっかり出演していた。キッド所属で他劇団に客演することの大変さは痛いほど分かってるゆえ、彼の凄さがよく分かる。井の中の蛙になることなく、外の空気を吸うことはいいことだ。演技に変なクセもないし、好きな役者さんだ。これからも頑張って欲しいなぁ。勝手に応援してるよ!

2011年12月4日(日)
夢の島プロジェクト稽古

 日程上の都合により間1週間での稽古。夢の島プロジェクトにとってはけっこー頑張ってます。そのためというわけではないが、仕事やら家庭行事やらで2人欠席。「他の芝居に…」なんて理由だったら論外だが、仕事や家庭行事は夢の島としてはそちらが優先事項、やむをえない。

 参加したメンバーでできるシーンを重点的に。まずは冒頭シーンをかる〜く流して…と思ったら、小道具のことに引っかかっちゃった。いや演出の僕が。「飲み物を持ってくる」のが「何の飲み物を持ってくるか」を決めてなかったのが原因なのだが。

 そこでみんなで考える。「この家庭の冷蔵庫にある飲み物」。アレは?コレは?とアイディアは出るも、後のシーンでこうなる、とか、イメージに合わない、とか意見がでる。実際に目に見える小道具だからね。その間稽古はストップしたが、いい時間、面白い時間を過ごせた。こういう話しはさぁやろう!と言ってもなかなかできないもの。自然に意見が出てくる雰囲気になったのは実に有意義だ。まぁ結局は飲み物ではなく、別のアイテムを使うことになったのだけれども。

 かなり時間が押したが、続いて前回の稽古終了時から続くシーンに僕が代役に入っての稽古。台詞がかなり怪しいの以外はだいぶ様になってきた。その分今まで気にならなかったことが見えてきた。台本を手放して手が自由になったためか、動きが少ないシーンで手持ちぶさたになって両手を合わせたり、もみ手したり、頭を撫でたりと忙しない。なんだか人間が小さく見えちゃうんだよね。

 こうした「クセ」を一つ一つ消していく。今回の芝居だけじゃなく、次の舞台にも役に立つ。役者としてのスキルアップにもなるよね。芝居は着実に良くなっている。制作も遅れないようにせにゃ!