keikoba日記

平成24年4月

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2012年4月29日(日)
夢の島プロジェクト稽古

 久々登場のがっしーさん加藤さんを含めて6名参加で盛況。これだけ集まるとそれだけで賑やかになるし、気分が盛り上がってくる。

 ストレッチから発声といつものメニューの後、今日はストップモーションをじっくりと。加藤さんがホントに久々にやるということなので改めてやり方、意図を説明しながらの稽古となった。これ、いつもやってる我々も稽古の意図の再認識ができるからいいんだな。

 芝居をやる中で「役創り」と一言で言うが、これは「心」と「身体」とに分けられる(最終的には一体になるべきものではあるが)。「心」の「役創り」は夢の島が重視しているのだけど、せっかく「心」を創ってもそれを表現することができなかったら残念だよね。ストップモーションとかの基礎練習は、創った「心」を身体で表現する方法(手段)の数を増やすためにやっていると言える。その数が増えれば増えるほど「芝居を楽しむ」幅が拡がっていく。楽しめる幅が拡がるって考えるだけで、その稽古自体が楽しくなってくるよね。

 こうした楽しみ方こそ、発足以来夢の島プロジェクトが追求する“楽しみ方”なのだ。

 基礎練習の後は台本の読み稽古。前回読んだものと今回ことちゃんが持ってきたもの。出演可能人数との関係もあるが、できるだけ早く「次」を決めて走りだしたいものだ。

2012年4月27日(金)
個人情報

 京都の無免許居眠り18歳運転の車が登校中の児童の列に突っ込んで児童1名と付添いの保護者(妊娠中)が死亡した事件で、被疑者である少年の父親が警察署から被害者の連絡先を聞き出して被害者宅等に連絡したという一件。

 個人情報保護法もある現在では、警察署の対応は軽率極まりないと言わざるを得ない。

 しかしだ、自分自身が被害者の家族(或いは遺族)になったと仮定して、事件後日数が経ってから加害者側が連絡してきたとしたら、僕だったら「何故もっと早く謝罪しに来ない? 住所とか連絡先とか警察にでも聞けばいいだろ!!」なんて怒っちゃうな…って思っちゃった。

 そもそも「個人情報保護」って何だろうと思う。確かに見ず知らずの企業からDMが届いたりするのは不快なものだし知らないうちに広まった情報が基になって犯罪被害者になったりするのは問題だと思うが、それがために地域の自治会名簿が作れなかったり人間関係の基本がなされなかったりとかの影響が出てしまうのはいかがなものか。加害者側関係者が謝罪したいという気持ちを持つことは(葬儀の前というそのタイミングは別として)間違ってないし、連絡先を知りたいと思うのも正しいことだと思う。いや、逆に知らん顔という厚顔無恥な輩が増えている昨今では褒められてもいいかもしれない。

 その気持ちを汲んで連絡先を教えた警察。これを批判しなくてはならない現状というのは、正しいものなのか。今一度考える必要があるのではないか。

2012年4月23日(月)
実名報道

 と書くと少年事件の犯人のことかと思われがちだが…。

 今朝起こった、18歳の少年が無免許で居眠り運転して登校中の児童の列に突っ込んだ事件。引率していて事故に遭い死亡した女性の父親が発した言葉に思う。

 「テレビで被害者の名前が晒されていいるのに、犯人は未成年と言うことで名前が出ない。」

 元々報道における実名報道には大きな疑問を感じていた。被害者、犯人問わずだ。視聴者に情報提供することで逆に事件に関する情報を広く得ようという趣旨はある程度は理解できる。が、遠い地で起きた事件の犯人や被害者の名前を聞いたところで「へーっ。」という感想しか持ちえない。その一方で実名報道によって被害者本人(犯人はどーでもいいが)やその家族、犯人の家族だって大きな影響を受ける。所謂“報道被害”だ。そもそも被害者の家族(場合によっては遺族)に対して「どんなお気持ちですか?」と聞ける神経が信じられないよな。おまけに葬儀にカメラが殺到したり。葬儀が終わるまでは遺族たちに静かにお別れさせてあげようという、人としての思いやりがない。
マスコミは報道の自由だの知る権利だのお題目を唱えるが、実名報道によってもたらされる情報は、被害者や家族たちが受ける影響よりも大きいと言うのかねぇ。

 僕は思う。“報道被害”を回避できない以上、被害者、犯人問わず実名報道はするべきではない。事件の起きた背景や原因は大いに報道するべきだとは思うが、関係者の実名を知っても意味がない。唯一の例外は逃亡中の犯人だけかなぁ。

2012年4月15日(日)
夢の島プロジェクト稽古

 3rd Festaから2ヶ月、長かったーっ!!

 いよいよ(やっと?)次のステップに向けてのスタート。ただし時は4月、あれこれ生活に変化が生まれる季節。その対応のため欠席者多しで参加は僕の他は女性2人でちと寂しい(でも嬉しい?)。思い起こせば夢の島プロジェクトがスタートした10年前には参加者が僕以外は女性が4・5名という、なかば“ハーレム”こともあったっけなぁ。あれはあれで楽しかったなぁ(何が?)。あ、話がそれた。

 久々の稽古で夢の島の悪い癖、おしゃべりに花が咲きそうになるのを必死に我慢してストレッチから発声練習をこなした後、3人で読める台本を読む。新しいメンバーがドッと入ってくれたら台本選択の幅も広がるのだが、その“待ち人”たちの顔はなかなか見えず。尺(上演時間)が30分〜1時間程度で人数が出演可能人数に合う(または近似)で夢の島らしいハートフルなコメディ。なかなかハードルが高いのだ。でも2週間に1度の稽古ペースは月日の経つのが異常に早い。ぼやぼやしてたらあっという間にまた2年3年経ってしまうからね。次回Festa用台本探しを進めなくちゃ。

 同時に、この時期しかできない基礎練習もあれこれこなしていきたい。やりたいことがたくさんある夢の島プロジェクト。時間を有意義に使っていかなくちゃね!

次回稽古は4月29日(日)午後7時30分から、浜北体育館会議室です。

2012年4月13日(金)
誤報になってもいいじゃない

 北朝鮮の衛星打ち上げロケットとされる飛翔体が発射されたのに、日本政府がそれを発表したのが43分後、TV等の報道が先になったあげく、「TVでは報道されているが、日本国としては発射は確認していない。」という情報を発するおまけつきの混乱ぶり。何のための緊急情報発信システムなのか分からない状況だ。

 問題を指摘する報道を観ると「前回(3年前)の発射の際も、実際には発射されていない状況で「発射」と誤った発表。2回続けて情報発信の未熟さを露呈した。」とされているが、今回の状況を観るかぎり誤報の方が良かった気がする。
 と言うより、誤報を恐れていては必要な時に的確な情報を発信することは難しいと思うのだ。3年前の誤報を殊更取り上げることはそれに関わる人たちを委縮させるだけ、ただのいじめだ。そう、マスコミが得意な“行政いじめ”だ。人間もシステムも間違えながら成長していくもの。今回政府が慎重すぎる対応をして発表するタイミングを逃した一因は、そういう報道をするマスコミにもあると考える。

 例え誤報になったとしても積極的に情報を発信する。我々国民はそれを受けてとりあえずは避難等適切な対応をする。何せ相手は技術的に劣る(と思われる)国のロケット、何処に飛んでいくのか分からない。揚句に発射からわずか数分で到達する可能性もある。まずは情報を発信しなきゃ。誤報だったら後で問題点を指摘すればいいことなのだ。
 しかしながら誤報をくどくどと何時までも非難していては、結局はこういうことになる。とにかく国、行政には誤報を恐れず、タイミングを逃すことなく情報を発信する積極性を持って欲しい。

2012年4月11日(水)
五輪とは何ぞや?

 これが野球とかサッカーとかの集団競技ならば多少意味合いが異なる。また、その国にその競技をする選手がいないと言うのならまだ分かる。

 しかし陸上競技のマラソンというのはあくまで個人競技であり、カンボジアにもロンドン五輪を目指すマラソン選手は存在する。ましてや、敢えて言えば陸上競技弱小国を救済する特例制度を使っての出場。この決定には違和感が大きい。まぁあくまで“他国の判断”だからとやかく言う筋合いのものではないのかもしれないが。

 全世界が「五輪とは何ぞや?」ということをもう一回考える必要がある。少なくとも弱小国を救済する特例制度については国籍変更選手は認めないようにしないと本末転倒な気がするなぁ。五輪事態の価値を貶めることにもなりかねないよね。

2012年4月9日(月)
国民の責任である。

 彼に対して今更「何故軽率な行動をしたのだ?」などと問うても無駄なことだ。その問いに対して我々が納得できる答えが返ってくるのであれば「前回衆議院議員選挙の際のマニュフェストはどうなった?」あるいは「できもしないことを何故マニュフェストにした?」という問いにも的確に答えられるはずだ。あ、「普天間問題の時の“腹案”はどうした?」もそう。

 彼にそれを問うてもまともな答えが返ってこないことは嫌というほど分かっていることではないか? 所詮彼はその場その場で周りが「おおっ!!」と驚くであろうこと言ったりやったりしたいだけ。そこに深い考慮は伴っていないのだ。

 つまりは彼に“元首相”という肩書を与えてしまった我々国民の責任なのだ。例え前の総選挙で民主党に投票してなくても、その結果は国民の選択によるもの。総じて
国民の責任なのだ。

 まぁ確かにあの選挙時にここまで軽々しい行動をするとも思えなかったがね。

2012年4月4日(水)
いつになったら

 “正常”な状況になるのやら。

 いつまでこんな状態でいくのかなぁ。

 いい加減もたんぞ、俺も…。