20日の日記で「J3反対!」と書いたのだが、実は10年ほど前には「J3を作れ!」と考えていた時期がある。もしかしたらこの日記にも書いたかもしれないし、周囲にも言っていたので「言ってることが違う!」と言う人もいるかもしれない。
しかしながらJ3と言ってもその設立趣旨は全く異なる。僕の方は「トップリーグのレベルの維持」がもっとも大きな目的だ。正直今も感じることがあるのだが、技術その他トップリーグのレベルに至っていない選手が見受けられると思う。これは急激な拡大路線によりクラブが増えすぎたことによるのだが、強化と言う意味では非常に都合が悪い。高いレベルのクラブ、選手同士が切磋琢磨してこそ更なるレベルアップが見込まれる。同時に条件を満たすことができずにJ加入ができないクラブには参加しやすい枠を作ってやる(これは今回の構想にもある)。
当時は30クラブほどだったゆえ、J1〜3それぞれ10クラブずつで構成する。その上でJ1については初年度のように2ステージ制で各ステージホームアンドアウェーで2回総当たり。チャンピオンシップで年間チャンピオンを決める。これは長年プロ野球の日本シリーズを観てきた関係で、最後の短期決戦で優勝を決める方式が日本人には合っていると考えていたことによる。J2・3については年間4回総当たり(J2初期と同じ)。J1・2の年間総合成績下位2クラブは自動降格、8位は入れ替え戦、したがってJ2・3の上位2クラブは自動昇格、3位は入れ替え戦に進出する。さらにJ1上位3位までは翌年のアジアの大会出場(現在と同じ)、J2上位6位までは翌年のナビスコ杯出場(つまり16クラブで実施)等々、順位によって様々な特典をつければシーズン終盤の所謂消化試合は少なくなる。実力的に近いクラブ同士の対戦を増やす方が真剣味が増して強化もできるし、観ていて面白い試合が増えると考えたのだ。
どう? いいアイディアでしょ?
今は各クラブ着実にレベルアップされてきているのでもう少しクラブ数を増やしてもいいと思うが、やっぱり現時点でもJ1の18クラブは多すぎで時期尚早だと思うよ。
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