Sクンと『特命戦隊ゴーバスターズ ファイナルライブツアー』を観に行く。小さい子がいなければ決して観に行くことのない舞台。これはこれで久々の、貴重な観劇の機会だ。
1日3回公演にして会場のアクト大ホール3階席まで入っていた。たいした動員力である。子どもが観たいとなれば基本的に保護者もついてくるわけであるから「家族単位」で計算できる子ども向けのイベントはいろんな意味で凄いよな。
昨年の『ゴーカイジャー』もそうだったが、TV放送で一応完結している話しゆえ「敵が実は生きていた!」という設定に、現在放送中の『キョウリュウジャー』と「会場のお友だち、ガンバレ!って応援して!」というフレーズが加わるお約束な展開。役者たちも舞台慣れしてない感じだったし、TVならカメラワークで誤魔化せるアクションもイマイチ…という感じだった。当たり前と言えば当たり前だが、“TV”と“舞台”は別物。どちらが上だ下だということではなく、必要とされる演技が全く異なる。シリーズ自体が若手の登竜門的な位置づけになっていることもあるが、カメラワークとかで助けてもらえない舞台では演技力が露骨に表れてしまう。そう考えると昨年の『ゴーカイジャー』の時のゴーカイシルバー役池田純矢の道化回し&アクションは見応えあったなぁ。
以前Hちゃんとプリキュアのマスクプレイショーに行った時にはネルシャツにジーパン、メガネをかけ、デイバックを背負い、首からカメラをぶら下げた「如何にも…」という風体で、明らかに子連れじゃない数人が唄のおねーさんのスカートの中が写せるんじゃないかというくらいの舞台下手最前列にいた。いるんだねぇと思ったりしたのだが、今日は同じく下手最前列に子連れじゃない女性が数人、内1人はレッドバスターのコスプレで何やら書かれたウチワを片手に陣取っていた。ショーの最後に出演者が客席に向かって手を振った時、レッドバスター役が顔を向けたら狂喜乱舞していた。いるんだねぇ、ああいう追っかけが。と言うか、下手最前列はそういうポジションか?
ん? てことは小さい子がいなくても観に行けんこともないのか?(^^;
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