keikoba日記

平成25年3月

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2013年3月30日(土)
“TV”と“舞台”は別物

 Sクン『特命戦隊ゴーバスターズ ファイナルライブツアー』を観に行く。小さい子がいなければ決して観に行くことのない舞台。これはこれで久々の、貴重な観劇の機会だ。

 1日3回公演にして会場のアクト大ホール3階席まで入っていた。たいした動員力である。子どもが観たいとなれば基本的に保護者もついてくるわけであるから「家族単位」で計算できる子ども向けのイベントはいろんな意味で凄いよな。

 昨年の
『ゴーカイジャー』もそうだったが、TV放送で一応完結している話しゆえ「敵が実は生きていた!」という設定に、現在放送中の『キョウリュウジャー』と「会場のお友だち、ガンバレ!って応援して!」というフレーズが加わるお約束な展開。役者たちも舞台慣れしてない感じだったし、TVならカメラワークで誤魔化せるアクションもイマイチ…という感じだった。当たり前と言えば当たり前だが、“TV”と“舞台”は別物。どちらが上だ下だということではなく、必要とされる演技が全く異なる。シリーズ自体が若手の登竜門的な位置づけになっていることもあるが、カメラワークとかで助けてもらえない舞台では演技力が露骨に表れてしまう。そう考えると昨年の『ゴーカイジャー』の時のゴーカイシルバー役池田純矢の道化回し&アクションは見応えあったなぁ。



 以前
Hちゃんとプリキュアのマスクプレイショーに行った時にはネルシャツにジーパン、メガネをかけ、デイバックを背負い、首からカメラをぶら下げた「如何にも…」という風体で、明らかに子連れじゃない数人が唄のおねーさんのスカートの中が写せるんじゃないかというくらいの舞台下手最前列にいた。いるんだねぇと思ったりしたのだが、今日は同じく下手最前列に子連れじゃない女性が数人、内1人はレッドバスターのコスプレで何やら書かれたウチワを片手に陣取っていた。ショーの最後に出演者が客席に向かって手を振った時、レッドバスター役が顔を向けたら狂喜乱舞していた。いるんだねぇ、ああいう追っかけが。と言うか、下手最前列はそういうポジションか?

 ん? てことは小さい子がいなくても観に行けんこともないのか?(^^;

2013年3月27日(水)
行動を通して見えてくる民度

 ブラジルW杯アジア最終予選の対ヨルダン戦。結果は1−2で敗戦。勝てば本戦出場が決まって、6月の最終予選2試合はその後のコンフェデ杯の準備&新しい戦力、戦術の発掘に費やせたのになぁ。シュートを撃たねばゴールは決まらないのではある。決めるべき時に決めないとこうなるのである。


 それはさておき、国家斉唱時のヨルダン側サポーターのブーイングや試合中のレーザー。ああいうところでその国の「スポーツ」への理解度、さらに言えばその国の国民の「民度」、はっきり言っちゃえば「レベル」が見えてくる。どんな相手やシチュエーションであろうとも決してやってはならぬことだ。
 これは国際試合に限らずJリーグでも同じ。そもそも相手を挑発する行為自体がレベルが低いのだが、その挑発に乗っかって相手の応援席に殴りこみをしたり、相手サポーターを試合後に監禁したりするのは誠にレベルが低い行為と言える。

 “他人のフリ見て我がフリ直せ”と言うか、真似をしてはいけないことだね。

2013年3月24日(日)
もっとも芝居に合わない季節

 夢の島プロジェクトではこれまで3回の本Festaと1回の番外Festaを開催してきた。その内1stと3rdのFestaの開催が2月。その時メンバーが口々に言ったのが「こんな季節に芝居やっちゃいかん!」 インフルエンザ流行の時季であり、本人はもちろん家族が寝込んでも家から出かけにくくなる夢の島メンバーにとっては避けられるものなら避けた方がいい季節だと考えられたのだ。

 が、昨夜の稽古に現れた
ハナちゃんの姿をみて、この春先がもっとも芝居に向かない季節だと気がついた。でかいマスクで厳重ガード、鼻声で息苦しそうだし滑舌悪いし身体ダルそうだし…。風邪(インフルエンザ含む)は予防の努力により影響を最小限に抑えられなくもない。が、花粉症はどうにもねぇ…。実際薬で何処まで抑えられるもんなんやろか?



 さて昨夜の稽古は引き続き読み稽古。欠席者もいたので代役入れてであるが、2回通り読む中で敢えて役を入れ替えて読んでみた。今稽古中の台本は夢の島プロジェクトのライフワークの一つにしようと考えているもの。将来的にはその時出演できる役者で配役することも考えている。1人の役者が違う役に割り振られることも有りうるわけで、「役を固定化しない」ことを実感するにはいい経験だ。

 同時に、稽古進行中に敢えて別の役を読んでみるのも、「台本全体の理解」を進める上で意義有りと感じた。配役が決まると得てして自分の役を中心にして考えがちになる。芝居に出てくる役(キャラクター)は物語を進行する中で決められた役割を果たすために存在する(時には出たい役者数を満たすためだけに設定された役もあったりするが)。そのことをしっかりと認識するのに有効だ。もっと早くやっときゃ良かったなぁ。



 次回稽古は4月7日(日)午後7時30分から浜北体育館会議室です。

2013年3月13日(水)
『書きなべコラム』

 ひっさびさに更新♪

 と言ってもブログ版に昨年来何回かに分けて書いてきたものをまとめただけではあるが…。正直“芝居”関連の内容を書くのはまだまだ自信がなかったのだが、ここ数年“役創り”について考える機会が多かったゆえ、ちょうどいい機会だった。

 たまにはこうして日記だけじゃなく、その時々の考えを記しておくのもいいものだね。

2013年3月10日(日)
夢の島プロジェクト稽古

 今夜はまたまた欠席者多くて稽古にならず。出席は僕と鉄兵ちゃんのみ。練習中の台本が3人揃わないと稽古になりにくいことはあるが、揃わないなら揃わないなりに基礎練やろうとかいうモチベーションが最近ないよなぁ。

 これじゃ例え新しいメンバーが来てくれても何ともならんよな。反省しなきゃ。

2013年3月8日(金)
基本は大切

 WBC2次ラウンド台湾戦が大盛り上がり。中継延長も当然と言ったところ。

 観ていると正直台湾の方がいい野球をしてる。8回表の坂本の同点打の際にしっかり1塁ランナーを3塁でアウトに取ったシーン、8回ウラに三本間に挟まれたランナーが後続のランナーを進塁させるために時間を稼いだシーンは、地味なことだが凄ぇなと思った。重要な試合でしっかりと基本の動きができる、これは強みだ。将来確実にもっと強くなっていくよな。



 日本は次回、次々回の大会は大丈夫か? 

2013年3月7日(木)
「明日は我が身」の可能性も…

 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の過去2大会で我が日本と激闘を繰り返した韓国が1次リーグ敗退。一部には「ザマアミロ」的な発言も耳や目にするが、そういうのはさておき。

 WBCやサッカーのW杯のような数年に一度行われ、しかも短期決戦の大会では必ずしも強いチームが勝ち抜くとは限らない。勢いとかわずかなミスとかで、気まぐれな勝利の女神は右でも左でも向いてしまう。日本だって韓国のように大敗はしないまでも、初戦のブラジル戦では一つ間違えば負けていたかもしれない。また組み合わせのアヤで、初戦の相手がキューバだったらどうなっていただろう。

 「明日は我が身」と捉え、韓国の敗因について情報収集と分析に努めて欲しいと思う。

1990年3月1日(木)
体罰考
 誤解を恐れず言えば、僕は「体罰」を必ずしも否定しない。指導或いは躾をする上で“ここぞ”という時に、そこに“愛情”がこもったものであれば有意義なものだと考える。

 『スクールウォーズ』では「俺はこれからお前らを殴る!」と高らかに宣言して涙ながらにぶん殴ってたな。荒れてた生徒たちはそれで性根を入れ替えて正しい方向に向っていった。実際教育とか指導とかは綺麗事ではないからね。気合入れる意味合いでビンタすることだってあるし。アントニオ猪木の“闘魂注入”という例もある。まぁ気合入れも闘魂注入も殴られる側が殴られることを求めてることの違いがあるが。

 ん? 「とにかく子どもを叩いたらいかん!」と説く人たちからすると、猪木の闘魂注入も体罰になるのか? 

 要するに所謂“気合入れ”はありだし、子どもの指導、躾にも有効になる。ただし、あくまで“ここぞ”という時に“愛情”がこもったものという条件付きでありだと考える。

 ちなみに発端となった大阪市立高校の問題は、あれは「体罰」ではない。日常頻繁に生徒をぶん殴っていたのでは立派な暴行事件である。