仏像の種類 仏師 瑞雲作仏像彫刻

 仏像の種類全リスト



  仏師 瑞雲の仏像彫刻作品の特徴

日本仏像の最盛期は奈良時代から鎌倉時代でした。特に奈良時代後半の天平時代の仏像は造形としての芸術的価値が高く、現在でも多くのファンを魅了しています。仏像ドットコムの仏師、松田瑞雲は修業時代から、この天平時代の仏像を研究し作風を作り上げてきました。天平時代の仏像はリアルで現代彫刻に通じるものがあり、造形の美はもちろんのこと、理想の美人体の美があります。この天平様式に鎌倉時代の代表的仏師である運慶、快慶の写実的彫刻を取り入れ伝統的作品を造っています。
 仏像の種類全画像リスト
仏像の種類は、最初の仏像が造られるようになった紀元1世紀半ばには釈迦1種類でしたが、仏教の研鑚と発展に伴い、数多くの仏像が誕生しました。また、古代インドの神々も仏教に取り入れられたり日本の神々も神仏習合によって造られるようになったので数えられないくらい多くの仏像が出来ましたが、大別すると、如来、菩薩、明王、天部、高僧その他の5種類に分けられます。これまでの作品の全画像をお楽しみください。

仏像の種類/如来像
如来とは梵語でタターガタ、「かくのごとく来れる」(真理の世界から来た者)の意味があり修行を完成し悟れるものを表す。仏陀、仏ともいいます。
如来は、始めは釈迦と過去七仏(仏陀出現前に7人の仏がいた。)だけでしたが、大乗仏教が広まると阿弥陀如来、薬師如来、大日如来など多くの如来が
登場しました。また、未来に仏となると約束されている弥勒如来も出るなど多くの如来が誕生し仏像の種類を多くしました。

仏像の種類/菩薩像
菩薩は梵語でボダイサッタバ、悟りを求め修行する者の意味で釈迦修業時代の呼び名でした。
もともと釈迦が悟りを開く前に生まれ変わり死に変わりして修行した前生の姿で表現され、そのため貴人の姿で宝冠をかぶり装身具を付けています。
 大乗仏教では、菩薩は如来の衆生救済の手伝いをする補処(ふしょ)の菩薩とされ、如来の脇侍として造られました。
菩薩誕生は現世の救済者的性格の観音菩薩が1世頃、続いて普賢菩薩と文殊菩薩などが生み出され、続いて多くの仏像の種類が造られました。

仏像の種類/明王像
明王はインド、ヒンズー教の神々だったが密教に取り入れられたもので。密教では真言という呪文を重要とし これを明呪(みょうじゅ 真言のこと)といいますが、
明王はこの明呪に精通し伝えることから明呪の王、略して明王というのです。梵語でビドヤーラージャで持明者の王(明呪を身につけた王の意味)。
如来が救おうとする衆生の中には、煩悩が強くて仏教を信じようとせず、かえって仏教に害をなすものもいるので、明王が恐ろしい忿怒形(ふんぬぎょう)で
仏に従わない者を威圧調伏されるのです。この仏像の種類は、不動明王が中心的存在で五大明王として配置し信仰される場合と、単独で祀られる他の明王の
二通りの場合があります。

仏像の種類/天部像
天部は梵語でデーバ、天のことで天界の意味がある。仏教では天上界に住む神を天といいます。インド古来からの神々が仏教に取り入れられ仏教の守護神とな
りました。また、人々に現世利益を与える神として信仰されています。天部の仏像は、もともと古代インドのバラモン教、ヒンズー教から来たもの多く、
その種類も実に多いのです。さらに、菩薩や、天部の眷属として鬼や畜生も仏教を守護するものとして天部の仲間に入ったので益々この種類は複雑で多いものに
なりました。これらの神々は仏教的な姿に調整され、またはそのままの形で仏教に取り入れられたので仏教の姿とはかなり異質のものが多いのです。

仏像の種類/高僧その他
十六羅漢、五百羅漢など小乗の悟りを開いた仏像、インド、中国、日本の宗派の開祖や高僧、日本の神々を偶像化した神像、神仏習合の結果、造られるようになった
日本の垂迹仏などもこの仏像の種類にいります。
 
 
 



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