エミリアのデリュージョン日記
  ★ 2001ねん 6がつ ★   

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6がつ25にち
   多忙なり 局では新しい機械の導入の絡みでシフトが変更になったりしてなかなか慣れない日々。店も…なんだかねえ。(やる気が無くなってるのは確かなのだが)
薫「で、どうしてやる気がないのに仕事おやめにならないのですか?」
エミリア「そりゃあ単純。辞めたらメシ喰えなくなるから。メシ喰えるだけ稼ぐのには郵便局だけぢゃ足らないわけよ」
薫「では別の所でお仕事なさればよろしいのでは?」
エミリア「それ云われちゃうと身も蓋もないんだけど」
薫「この近くでそれなりにランチタイムに働けるところに出た方が宜しいのでは?…車の練習しなおして、東習志野の馬車道、という手段もあるかと」
エミリア「ば、馬車道っすか〜。って、それは良いかも知れないけど、それやっちゃうと今度は都心に出づらくなる訳だわ。今休みの日に秋葉だ新宿だってガンガン出られるのって、今の職場への定期があるからなんだわ」
薫「では、そちらの方面で新しいお仕事を探されるのがよろしいのでは?」
エミリア「そうかもだけど、今どきひと月3万近くの定期代なんて出してくれるとこほとんどないのね。郵便局行ってなかったら月4万からするからなおタチが悪いったら」
薫「辞めるに辞められないんですね…」
まあ平たく云えばそう言うことなんだけどね>辞めるに辞められない

ふと。 やや厭世風味。

エミリア「あのさあ。薫ってば『人生リセットしてえ〜』って思ったこと、ある?」
薫「いえ、今の所ありませんけれど。というか、私の場合ここに来た時点でそれまでの記憶がぷっつり途絶えてるのですが…これってリセットされてるって云うんでしょうか?」
エミリア「あー、自分でそうしたいって思った訳ぢゃないけどリセットされちゃったん?」
薫「思い出そうとしても、断片的にしか…出てこないんです。本当に大事な部分だけ残してすっぽり抜けてしまった感じで」
エミリア「ふーん…そっかあ…」
薫「? お姉さま、なにかあったのですか?」
エミリア「なんでもないよ」
…何でもないんだってば…

6がつ12にち
   ここ数日 雨降ったりしてうっとーしぃ日が続いていますね。
薫「何だかじめじめして嫌ですわね。寒いような蒸し暑いような日ばかりで」
エミリア「雨降ると洗濯物もなかなか乾かないしねえ。最近洗濯物の乾きが悪いのと、古いTシャツ処分したのとで服足りなくなりそうだったから昨日買ってきたもんさ」
薫「ですよねえ。私の分はこの前買ってきていただいたので重宝してますけれど」
エミリア「オレより服代喰ってるぜ?薫の方が」
冗談抜きでジリ貧状態だったりするのよね〜ん。給料前だし。(マジ)

6がつ4にち
    前日がイベントで朝から出かけていたこともあり、電話で叩き起こされたことに不満。
薫「いくら不満だと仰っても、起こってしまった事象は仕方の無いことですわよね」
エミリア「いや、まあそりゃあそうなんだけどさ。でもやっぱり安眠妨害は良くないってば」
薫「たしかに『安眠妨害』という意味では言えてますけど。それに…」
エミリア「それに、どうした?」
薫「……いえ、何でもないんです」
まあ取り立てて気にする程でもないかな?しばらく論文絡みでかまってあげられなかったから、お詫びに服とか買ってきてそれは満足そうにしてたから。でも最近少し痩せたみたいなのが気になるけど。何かあったか?(謎)

ところで 帰宅後の何気ない会話から。

薫「お姉さま、ひとつお聞きしたいのですがよろしいですか?」
エミリア「なに、急に改まって」
薫「いえ、大したことではないのですけれど。いわゆる『辛い料理』のことについて」
エミリア「辛い料理?例えばカレーとかキムチとか、そういうやつのこと?」
薫「ええ。私は辛いものは苦手ですけど。それでも食べられるようにする方法とか、あるんでしょうか?」
エミリア「別に嫌いだったら無理して食べなくても良いと思うけど。別に栄養が偏ってるとかそこまで極端な好き嫌いじゃあないし。カレーだったらお子さま向けとか辛くないのとかも最近出てるらしいし。キムチだったらそう言う訳にも行かないか。もっともオレも白菜自体がそれ程好きじゃないからキムチそんなにばくばく食べないよ」
薫「ですわよね」
食生活に関しては特に問題ないとおもうんだけどねえ。オレほど好き嫌い激しくないし。ま、いっか。


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