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ひさびさ〜 樹とちはやが家に来てひと月。その間多忙を極めていたので(ほとんど仕事の休みがなかったのよ〜)日記の更新がほとんど出来ず(汗)。一応その間に、樹の「躯」となる「器」を調達する手筈をととのえたりしてあっという間に日時はとび去って行く…。
樹「やっと、あたしの躯が手に入るんだね。…薫姉さんにこれ以上苦しい思いさせなくて済むんだね」
エミリア「…ひとまず調達はしてきたよ。…これで良ければだけど」
ちはや「樹お姉ちゃんって、最初から薫お姉ちゃんといっしょじゃなかったの?」
樹「あはは。…そうだよな、ちはやは何も知らないんだもんな。あたしが薫姉さんの体を借りるようになった後にこの家に来たんだからな。…えっとね。あたしと薫姉さんとは、もともとは別々だったんだよ。新しいからだが欲しくてさ、前からときどき異…っと、夢で薫姉さんの姿を見かけていたから、駄目もとで頼ってみたの。こうやって体を借りるつもりはなかったんだけどね」
エミリア「で、結局オレが『なるべく早く樹の躯になる器を調達する』ってのを条件に薫も体を貸すことを認めたんだよね。まあ早ければ今日中に薫と樹は別個で生活できるようになるさ。…早い方が良いってのはオレも良く分かってるし」
樹「でも、あたしも薫姉さんに憑いてみたときは、ダメだろうと思ってたから、まさかエミリア姉さんも薫姉さんも協力してくれるとは思ってなかった…」
ちはや「ねえ樹お姉ちゃん…薫お姉ちゃんから離れたら、全然違っちゃうの?」
樹「んー、器の中身があたしだからねえ。器はどっちかってと中身に左右される、んだっけ?エミリア姉さん」
エミリア「そうだね。器の中身…この場合は樹のことね…によってだから、そんなに大きく替わることはないはずだね」
ちはや「ちーちゃん、よくわかんない…でも樹お姉ちゃんは樹お姉ちゃんで、薫お姉ちゃんは薫お姉ちゃんなのね」
…わかってるじゃないの(笑)
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