静岡 光の家 HPアーカイブズ

静岡 光の家 アーカイブ 2006 平成18年度


▼4月1日(土)、新年度を迎え何かとあわただしい今日この頃ですが、春休み期間中のため事務所には学生会員さんたちもお手伝いに来てくれています。普段より、少し賑やかな静岡光の家です。

▼4月3日(月)、今日は生訓ホームのお花見でした。前日の大雨がうその様にカラリと晴れ渡り、ハラハラと花びらの舞い始めた桜の木の下で、いつもより少し豪華な花見弁当を美味しくいただきました。

▼4月12日(水)、生訓ホームの歩行の時間によく行く公園では、散った桜の花びらが地面に積もっていて、フワフワと桜色のじゅうたんのようでした。これも、歩いて感じる春なのですね。

▼4月17日(月)は、生訓ホームの調理でした。今日のメニューは、春野菜の味噌汁とサラダ、それにお刺身、差し入れの竹の子の煮物、デザートには桜餅と、ヘルシーながらゴージャス!。皆で作って皆で美味しくいただきました。

▼4月25日(火)午後、静岡光の家2階で”歌の花束”のお二人によるミニライブコンサートがありました。聞き覚えのある曲や懐かしい曲のメドレーに、会場の皆さんも大きな声で歌い出していました。

▼5月1日(月)、生訓ホームのメンバーは、お弁当を持って海に行きました。天気もよく、潮風にしばらく吹かれていたら、辛いことなどもしばし忘れて、少し頭が軽くなったような感じがしました。

▼5月17日(水)、生訓ホームの歴史散歩の時間に、慈悲尾の増善寺へ行きました。ここは、白鳳21(681)年に開かれた歴史のあるお寺で、今川家中興の祖・七代氏親公の菩提寺なのだそうです。また、静岡では唯一お地蔵さんが本尊のお寺ということでした。

▼5月23日(火)、静岡光の家2階で恒例のボランティアグループ虹の会の”朗読と交流の集い”がありました。今回も、虹の会メンバーによるバラエティーにとんだ朗読を、しばし楽しませていただきました。

▼5月27日(土)、友の会の御前崎交流会がありました。小雨交じりのあいにくのお天気でしたが、御前崎灯台からは太平洋の水平線が丸く見えてオドロキ!。カツオのなぶら料理も美味しかったですよ。

▼5月29日(月)、生訓ホームの調理の時間に、お弁当を作りました。いろいろな冷凍食材を多用して、ヘルシー中華風弁当といった感じのメニューです。そして、このお弁当とペットボトルのお茶を持って近くの川辺へ行き、涼風に吹かれながら食べてきました。

▼6月16日(金)、今日は研修旅行。明け方までの大雨も嘘のようにあがり、午前中はリニューアルした楽器博物館にて、その昔貴族の館にあったチェンバロや初期のピアノの生の音色を聞かせていただきました。午後は、前日の雨の影響で一部予定を変更し、うなぎパイが大漁に?!。そして、山内一豊のいた掛川城の天守閣にも登ってきたのでした。

▼6月26日(月)は、生訓ホームの調理でした。本日のメニューは、カツオ土佐づくり、浜焼き風黒はんぺん、カルパッチョ風海草サラダ、そしてカツオのガワ(冷汁)、デザートには抹茶入りワラビもちで、名付けて”駿河湾定食夏メニュー!”。氷で冷たく冷やしたガワは、サッパリして美味しかったな〜。

▼6月27日(火)、静岡光の家に”歌の花束”のお二人が来てくれました。今回は、さまざまなジャンルの歌や多彩な演奏に加えて、キューピーちゃんまで参加して賑やかに、楽しい音楽の時間を過ごさせていただきました。

▼6月29日(木)、生訓ホームのHさんのお別れ会がありました。共に学び共に遊んだ仲間との別れは寂しいものですが、それぞれ困難に負けずに、元気にがんばることを約束しあったのでした。

▼生訓ホームでは、今年も恒例の梅干作りが始まっています。そして、6月30日(金)は、シソ揉みの日でした。みんな手を真っ赤にして、じっくりと心を込めて赤シソの葉を揉んだのでした。

▼6月30日(金)〜7月2日(日)、恵比寿ガーデンプレイス内、恵比寿ガーデンホールにて開催の 「PHOTO IS」 10000人の写真展に、静岡光の家の仲間の写真が展示されました。タイトルも、「PHOTO IS 仲間たち」。(右写真)

▼7月に入り、今年も階段の下に七夕の笹が立ちました。点字や墨字で書いた短冊をそれぞれ自分で吊るしたり、いろいろな飾り付けをしたり、笹の枝は次第に賑やかになりました。

▼7月4日(火)、リハビリ教室のメンバーで、静岡盲学校の見学に行きました。盲学校は近頃、在校生以外の地域の視覚障害児者の相談や訓練指導をおこなう視覚障害センターとしての役割も大きくなってきているそうです。そして、その支援ルームや、中途視覚障害者の職業教育のコースなどを見学させていただきました。

▼7月8日(土)、友の会の富士宮交流会がありました。心配されたお天気もくずれることなく、御鎮座千二百年を迎えた浅間神社を前にして、話題の”う宮ぁ”富士宮焼きそばをたらふくいただいたのでした。

▼7月24日(月)は、生訓ホームの調理の時間でした。本日のメニューは、夏野菜たっぷりチキンカレー、葉もの野菜のちぎりサラダ、さっぱりアイスティー、デザートはマンゴープリンの白桃添えでございます。夏は、やっぱりカレーだ!?。

▼7月28日(金)、静岡光の家サポーター様のご招待で、生訓ホームのメンバーはブルーベリー狩りに行きました。ほとんどの人が木になっているブルーベリーをみるのは初めて。でも、熟し具合を手で確認しながら、たくさん収穫させていただきました。ご馳走様でした。

▼今年も、静岡光の家の軒先にツバメが巣を作り、ヒナが元気に育っています。7月29日(土)、ピーピーと餌をねだっていたヒナも親に負けないくらいの大きさになり、巣立ちも間近のようです。

▼7月30日(日)、ガイドヘルパー富士宮の研修会に合流させていただき、富士の岩本山公園へ行ってきました。真夏にしては比較的歩きやすい曇り空の下、富士宮の皆さんとの交流レクリェーションや広い園内の散策など、楽しいひとときを過ごすことができました。

▼8月4日(金)は、生訓ホームの終業の日。普段よりも少し豪華なお弁当で、ささやかなパーティーをしました。今年は、おかしな陽気で体調をくずした人も多くいましたが、夏休み明けには皆元気に会いましょう。

▼8月23日(水)、地域探検隊の面々は、まだ地元の人でも知る人は少ない静岡の隠れ名所 ”キティちゃん寺” へ行きました。お寺の奥にひっそりと立つその石像は、オオ!、なんとキティちゃんではありませんか。自由に触れられるのが何よりうれしいキティちゃんでした。

▼8月24日(木)、支援者の方の営む梨畑にご招待いただき、生訓ホームメンバーは梨狩り体験をしてきました。もぎたての梨をガブリとかじると果汁が水のように溢れ出てきてオドロキ!。丹精込めて育てられた梨を、たいへん美味しくご馳走になりました。

▼8月29日(火)、世界でも3人という謎の病気と、心身の障害に負けずに、元気に歌やトークで皆を元気にしている ”あっくん” が、久しぶりに静岡光の家に来てくれました。前回よりも芸に磨きがかかって一同ビックリ!。とても、心励まされるひとときでした。

▼9月23日(土・祝)、シティエフエム静岡 FM-Hi!(周波数76.9メガヘルツ)、13時より放送の番組 ”高田薬局ウィンダ−ランド・健康ネットワーク” で、静岡光の家の活動が紹介されました。ありがとう、ウインダー君!

▼9月25日(月)、生訓ホームの調理は、作るのも楽、食べるのも楽な、楽々ロールサンドでした。サンドイッチは、タマゴ、ハムチーズ、チキンサラダの3種類、あとセロリとレタスのミニサラダ、それにデザートには今ちょうど話題のバナナです。簡単に、おいしいランチができました。

▼9月26日(火)、静岡光の家でキタラ・トルベールのギターライブがありました。ギターを持った吟遊詩人の皆さま方による、ギターと歌とを織り交ぜた、素敵な音楽空間を体験させていただきました。

▼10月1日(日)、静岡光の家友の会の甲府交流会がありました。あいにくの雨模様でしたが、甲斐武田家躑躅ヶ崎館跡、武田神社前に馳せ参じたシズピカ仲間の面々は、山の幸いっぱいのほうとうや、世界のブドウに戦をいどみ、風林火山の旗のもと見事にたいらげたのでした。

▼10月に入り、静岡光の家のなかはハロウィーンの飾り付けが始まっています。2階の入口掲示板の周りも、いろいろなカボチャ飾りでとてもにぎやかになりました。

▼10月5日(木)、森下小学校4年の皆さんとの交流会がありました。森下小のみんなが、視覚障害のことや点字のことなど熱心に勉強してくれて、とてもうれしかったですよ。

▼目の愛護デーにちなみ、関係各所のご協力のもと、10月9日(月・祝)10日(火)の2日間、静岡光の家で視覚障害者ガイドヘルプ講習会が開かれました。家族や友人、ボランティア関係者のほか、医療、教育、福祉関係のご参加もあり、移動や説明の方法などを分かりやすく実践的に学ぶことができました。

▼10月13日(金)、静岡光の家関係者の研修事業がありました。今回は、チャーターバスで清水区のスポーツ・文化施設の見学です。ナショナルトレーニングセンター、やすらぎの森、坐漁荘など地元の良い施設を、私たちももっと利用していきたいと思いました。

▼ハッピーハロウィーン!。静岡みかんもハロウィーン、ハロウィーン!!。31日の夕方には、お菓子のプレゼントもあるよ。

▼10月30日(月)は生訓ホームの調理の日。今日のメインは、なんてったって採れたての新米、そしてご飯の上には自家製の梅干。味噌汁はナメコと豆腐、おかずは炭火で焼いた焼き魚です。もう、秋の恵みに感謝!感謝!でした。

▼10月31日(火)、ボランティアグループ虹の会の皆さま方による、恒例の”朗読と交流の集い”がありました。読書週間のなか、声で聞く読書を楽しませていただいたのでした。

▼11月17日(金)、穏やかな光の差す小春日和の午後、ホームメンバーは家康の散歩道を歩き、ワサビとやじさんきたさんの像を見学してきました。

▼11月18日(土)、健康文化交流館来てこで開かれた駿河区福祉団体交流会に、静岡光の家の音楽グループ有志が大正琴の演奏で出演。何百人もの人の前での演奏は、けっこう緊張しました。

▼11月27日(月)の生訓ホームの調理は、簡単あったか料理。みんなでスイトン入りのチャンコ鍋と、地元産の新鮮野菜のサラダを作り、とってもおいしくいただきました。

▼障害者週間初日の12月3日(日)、恒例の静岡光の家クリスマス親睦会がありました。目の見える人と見えない人との”晴盲交流”をテーマに始められたこの催しも、今回で39回目。時代は大きく変わりましたが、今年も70名近い皆さんと、楽しい交わりのひとときを持つことができて、感謝でした。

▼12月18日(月)、生訓ホームでは、電気、ガス水道を止めて、非常時の調理の練習です。カサットコンロで非常用の水を沸かしてインスタントご飯やおかずの缶詰を暖めたり、デザート代わりに乾パンを試食したりしました。ちなみに、今日食べたパパッとライスの容器の底には点字表示があって、「エライ」と思ったのでした。

▼12月22日(金)は、生訓ホームの終業パーティー。今年も皆いろいろなことがありましたが、まずは1年間それなりに過ごせたことに感謝して、楽しいひと時を過ごしました。

▼白杖歩行会、今年のテーマは電車利用です。1月15日(月)は、JR東海道線と身延線を乗り継いで、富士宮に行きました。ポカポカと天気にも恵まれ、浅間大社と周辺を散策したり、お宮横丁で富士宮焼きそばを食べたり、今日はちょっとしたミニ旅行のよう。「ナンデダロー」のテツ&トモさんたちにも出会って、楽しい思い出もできました。

▼1月30日(火)、静岡光の家利用者の皆さんとの新春顔合わせの会がありました。ささやかな新年会ではありますが、今年も皆元気に集い、楽しいひとときを過ごすことが出来ました。

▼2月5日(月)、静岡市駿河区辺りの梅も、チラリホラリと少しずつ咲き始めました。まだ、満開になるにはしばらくかかりそうですが、梅の木のまわりには良い香りがほのかに漂っていました。

▼2月16日(金)の白杖歩行会は、伊豆箱根鉄道と東海バスを乗り継いで修善寺梅林に行きました。今年の白杖歩行会のテーマは電車の利用。公共交通機関利用の達人をめざして、今年もがんばるぞ!

▼2月23日(金)、駿河区の梅は今が満開。こぼれんばかりにとはこういうことを言うのでしょうか、本当に見事に咲いた梅の花。そして、いたずらな春風は、梅の花びらを宙に舞い踊らせていたのでした。

▼3月6日(火)、本日は中途視覚障害者の歩行訓練教室がありました。富士宮の盲導犬訓練センターで盲導犬の勉強や体験歩行をさせていただいたり、山本勘助出生地といわれる場所で手引き歩行や白杖歩行をしたり、楽しく学べた1日でした。

▼3月9日(金)、生訓ホームの調理で、意外に簡単とっても美味しい、マグロづけ丼を作りました。今日は、一杯のづけ丼を三つの味で食べて、満足満足。新わかめと豆腐の味噌汁もグーでした。

▼3月13日(火)、恒例の静岡民放クラブの朗読会がありました。民放クラブの対面朗読会も、もう8年目。長年の地道な活動には本当に頭が下がります。今回も、4人のメンバーの皆さんにより、聞く読書を楽しませていただきました。

▼3月23日(金)、今日は生訓ホームの遠足です。とても柔らかな日差しが降り注ぎ、そよ風に花の香りが漂う春の公園を、思いっきり歩いたあとのお弁当は、とっても美味しかったです。

▼3月28日(水)、今日の静岡歴史散歩は、徳願寺さんに伺いました。こちらは、北条早雲の妹で今川義忠の正室、そして氏親の母であった北川殿の菩提寺とのこと。私たちのすぐ身近にある大きな歴史物語に、少し驚いた1日でした。

▼地元の中田小学校児童会の皆さまより、静岡光の家に素敵なプレゼントをいただきました。外出時にとても助かる軽量の車イスです。中田小の生徒さん一人一人のあたたかい福祉への応援に、とても感謝しています。

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