The Others Story
1 さらばアコード 2 変なおやじ 3 ルネッサ 4 偶然
5 6 ボーリング 7 ポケモン 8 箱根
9 ウルトラクイズ 10弱肉強食 11タツノオトシゴ 12スマッシュ
13ママ誕生日 14協賛行事'98 15タクシー 16リフレッシュ
17海・そら13部 18四捨五入で? 19寿・紀子 20モックン


The Others Old Story


さらばアコード('98.3.7)
 我が家に来て5年間、雨の日も風の日も文句(故障)一つ言わないで、我々を乗せてくれたアコードワゴンありがとう。
 まだまだ十分に走れるのになぜ?WHY?別れなければならないのか?
 それは先週の話。

 海パパが車のCMを見て「これいいのかな?よさそうじゃない?」
 ママ:「見に行ってみようか?」この時点では、車を代えるつもりはない。

 パパ・ママ:「いいねこれ、実際みたほうが全然いいよ」実物を見て、気に入ってしまった。
 営業マン:「今日返事を下さい」なんて強引な営業マンなんだ。
 しかし、二日後には「ください」と返事をしていた。世間一般に言う「衝動買い」って奴ですか?

 来週納車なんだけど、アコードのCDを付け替えたりするので、今週にディーラに持って行ってしまう。
 それで最後に記念写真を、久しぶりの洗車の後に撮影した(亮太まで写ってる)
 何を買ったかって?
 来週に報告するけど、ヒントを一つ。
 海:「この車いいね、椅子が回転するんだね。これ買おうよ」

変なおやじ('98.3.8)
 「さらばアコード」の続編。
 写真に何故、亮太が写っているか?
 亮太両親とも休日出勤ということで、我が家で面倒見ることになった。
 で、海ママは部屋の掃除があるので、3人で遊んでいたのだ。

 3人で良く行く公園(長泉長の御嶽堂公園)に行った。
 この公園、浮浪者?の溜まり場になっている、子供だけでは行かせられないのだ。
 その日も昼間から、2〜3人で酒盛りしていた。

 しばらくして、その一人がこっちに歩いてきた。
 おじさん:「救急車は何番だっけ?あのピーポーピーポーって奴」社会の窓は全開、ろれつも回ってない。
 パパ:「119だよ」
 おじさん:「書くものないんだよな」どうやら119が覚えられないらしい。
 ぶつぶつ言いながら、行ってしまった。

 また、やって来た「何番だっけ?」紙(割り箸の袋)と鉛筆を持ってきた。
 パパ:「119だよ、どうかしたの?」
 おじさん:「まいっちゃったよ、もごもごもご」よくわからない。

 しばらくして本当に救急車が来た。海と亮太も興味津々(パパも)近くに行って見る。
 どうやらさっきのおじさんの友達が、酒飲んで転んだらしい。
 近所のおばさん連中も出てきて、救急隊員に話し掛けている「この人達には困ってるのよ、昼間からお酒飲んでるし、どうにかしてよ」 事実ではあるが、救急隊員も困惑している。

ルネッサ('98.3.14)
 納車だ、納車だ。車と引き換えに残金を払うため、ママが百何十万円もの大金を持っていた。
 それを見た海が「ルネッサは高いの?」
 ママ:「すごく高いんだよ」
 海:「2千円で買える?」だめだよ。
 海:「じゃあ、500円玉が100個なら買える?」海にとって、最高の数は「100」なのだ。

 っていうことで「日産ルネッサ」を購入しました。
 実物は車高が高くて、ワゴンよりはワンボックス(オデッセイ、イプー・・・)に近いかなって感じ。
 でも写真だと、アコードワゴンと似てないか?
 目玉機能としては、リアシートがスライドするのと、フロントシートが回転して、向かい合うことが出来る。
 それに広いってのが一番だね。海が走行中に前行って後ろ行ってと、危なくて大変である。

 上の写真では、アルミでなくキャップをかぶせてあるが、撮影後アルミホイールを購入してきました。
 新車を買うとウキウキするもんだけど、所詮海ママの車だからな。

偶然('98.5.6)
 「もしもし、杉山さんのお宅ですか?」
 パパ:「違いますよ、○○です」まったく。
 また間違い電話だよ、「杉山」って間違える人が多いような気がするな。
 「ママ、杉山って間違い電話かかってこない?」
 ママ:「そう言われると多いよ」

 ある時パパが海の幼稚園の名簿を見ていて。
 パパ:「この家、うちの電話番号に似てるよ、xx−2341だって」ちなみに我が家はxx−1234なのだ。
 ママ:「なんて子?」
 パパ:「杉山くん」
 ママ:「海の隣の子だよ、あの坊主頭で入園式で暴れまくってた子だよ」
 忘れるはずが無い、園長のスピーチは誰も覚えていないだろうが、彼を忘れている人はいないはずだ。
 んっ?杉山?電話番号が似てる?そう言うことか、偶然ってのはあるもんだな。
 今度杉山さんの御両親に会ったら「間違い電話かかってこないです?」と聞いてみよう。
 その前に自分で杉山さん家に電話して「○○さんですか?」って言うのがすじかな。

猿('98.5.30)
 ママ:「これどう?じゃこれは?聞いてる?」
 ママが美容院に行く時には必ず行われる行事である、女優・歌手の髪型から選ぶのだ。
 なんと1年ぶりの美容院なのだ、海パパが1年も床屋に行かなかったら、酷い落武者になるだろうな。
 そう考えると海ママは普通だな、多少武田鉄也になってるけど。

 結局、菅野美穂の写真を切り取って持って行った。
 今度、床屋に行く時には海パパもディカプリオの写真を持って行こう。

 ママ:「ただいま〜」
 パパ:「あ〜、モンチッチだ〜」こういう素直な一言が、夫婦の溝を深くしていくことを海パパには気が付いていない。
 海:「あ〜、モンチッチだ〜」そして海がとどめをさす。黄金の軽率コンビだ。
 パパ:「菅野美穂というよりも、カンの見本」

ボーリング('98.7.7)
 無謀かなと思ったんだけど、亮太と海を連れてボーリングに行って来ました。
 柿田川パークレーンズ(サントムーン内)。子供に優しいボーリング場です。
 (1)ガータゾーンが盛り上がり、ガータにならない。
 (2)子供用ボールが豊富。6ポンドから用意されている。しかも子供が持ちやすいように穴が5個あり、5本指を入れて投げれる。
 (3)スコア表示にマリオのキャラを使用。しかもマリオのキャラが各人のスコアにより競争をしてくれる。

 スタート。
 2人とも投げるというよりは、「落とす」「蹴る」「泳ぐ」でゲームを進めている。
 「泳ぐ?」そうです滑るレーンが気に入って、2人とも水泳選手になってます。
 パパ:「亮太!隣のレーンに行くな」周りの人への投球妨害はあたりまえ。
 亮太の動きに注意してると「パパ、ボールが止まったよ」海の声がする。
 勢いがなく途中でボールが止まってしまってる。
 係員のように海パパがボールを取りに行く。

 海:「パパ、全部倒れたよ」ほっほっ本当だ。ストライクだ。
 3人で「ばんざい・ばんざい」
 あの勢いでよく倒れたな、投げてからピンまで15秒くらいかかるんだぜ。

 成績発表。
 海:71点
 亮太:57点
 2人とも同じようなもんなんだけど、ストライクの分だけ海の勝ちとなった。

ポケモン('98.8.15)
 任天堂ポケモンスタジアムが8/1に発売され、我が家はポケモン一色になった。
 64は以前からあったのだが、ゲームボーイは持ってなく、GB(ゲームボーイ)で育てて64で戦うがポケモンスタジアムのコンセプトに対応できない。
 64だけでも遊べるのだが、GBで一から育てた愛着のあるポケモンで戦えるというのは、よく考えてるよな。

 ポケモンは全部で151種類いるらしい、かつ「進化」するものもあり、覚えるのは至難の技だが、子供は覚えるの早いな。
 海に問題をだされる「ヒトカゲが進化すると何だ?」
 パパ:「わかりません」
 海:「そんなのリザードに決まってるだろ」ポケモンフリークには常識問題らしいが・・・
 ほっておくと何時までも続ける海に、無理矢理止めさせるんだけど、本人は物足りないらしく、ポケモン人形で一人で戦いを始める。
 海:「オーーット、ワザが急所に当たった。・・・あっ、効果は今一つだ。・・・オーーット、一撃で倒れた、そしてポケモンをチェンジだ」
 古館一郎ばりのしゃべりで一人戦いをする後姿は不気味だ。
 とかなんとか言いながら、一人黙々とポケモンを育てている海パパである。

 パパ:「海、海が進化すると何になる?」
 海:「お兄ちゃんから大人に進化するんだ」分かってるじゃないか。
 パパ:「じゃ、ママは何に進化するんだ?」
 海:「ママからバーバに進化するんだ」分かってるじゃないか。

箱根('98.8.24)
 お盆も終わった21日、少し遅い夏休みを取って箱根に行って来ました。
 前日になって、パパ:「明日どこに行く?」
 ママ:「箱根いくんでしょ」
 パパ:「そうだけど、箱根って言っても広いでしょ」
 インターネットのヤフーで「箱根」で検索。関所跡とか彫刻の森・・・なんかいいのないかな?
 「んっ、子供の村。アスレチックにプールに昆虫館にヒーロー劇・・・こんなのあったんだ、ここに行こう」
 子供の村は、箱根ではわりとメジャーな「小涌園」の隣で、小涌園グループの一つらしい。
 1時間弱で到着。入園料大人1500円、子供500円(入る時にはそんなもんかなと思うけど、帰る時には高いと感じるでしょう)
 アスレチックにプールに昆虫館・・・があるのに、海が一番興味を持ったのが「スーパーボールすくい」。おたまで流れている、スーパーボールをすくうという単純な露天です。
 先日の三島のお祭りでも「スーパーボールすくい やりたい」って泣いてた。
 午前中に一回りして、スーパーボールすくい、ゴーカート、ピノキオ迷路で遊んだ。
 お昼は、小涌園ホテルのランチバイキングが利用できたので、おいしくご飯が食べられた。

 パパ:「臭い、くせー、海おならプーしただろ?」
 海:「してないよ、パパがしたんじゃないか?」パパのお尻の匂いを嗅ぐ。
 海:「ほーら、臭い」失礼な奴だ。大涌谷でのバカ親子の会話であった。
 大涌谷の臭さを身体に染み込ませ、16時近くにホテル「グリーンプラザ箱根」にチェックインした。

 頭の中を9割9分ポケモンに占領されてる愚息は、ホテルにまでポケモンカードを持ち込み「バトルやろうよ?」とママ・パパに交渉するも、体力の消耗の激しい親は相手にしてくれないため、とうとう1人でポケモンバトルを始めた。
 海:「おーと、急所にあたった・・・」

 翌日は11時にチェックアウトし、芦ノ湖の遊覧船に乗る計画だ。
 芦ノ湖半周で大人1200円、真夏なのにサンタクロースが乗船していて子供たちにプレゼントを配ってる。なぜ真夏にサンタなの?芦ノ湖観光協会殿
 その後、白鳥タイプの足漕ぎ式のボート(30分1500円)に3人で乗り込む。
 海にハンドルを預けるが、遊覧船の妨害となり警告を受ける。
 遊覧船、モーターボートによる横波を受け、1家溺死の危機に遭遇、しかし、パパの爆発的な足漕ぎ力により回避できた。

 近すぎてあまり来る機会のない箱根だが、やはり涼しい。

ウルトラクイズ('98.8.30)
 ウルトラマン・ダイナがそろそろ最終回という時に、復活したウルトラがあった。
 6年ぶりに復活したウルトラは東京ドームに現れた。
 「みんなニューヨ−クに行きたいか?罰ゲームは恐くないか?」「ウオーーー」
 あの福留さんと共に「ウルトラクイズ」が復活した、過去2度出場して、1度人工芝に降り立った感動は忘れない。
 ウルトラクイズ中毒者にとって、グランドに降りれるかが大きな壁なのである。
 1問目で脱落したものは、悔しさと虚しさを胸にしまい来年を待つ。

 小雨降るなか、朝7時に東京ドームに到着。
 ルクーサのメンバと総勢10名での挑戦だ。
 朝7時でも人人・・・。行列で入り口に向かう。
 後ろの若者A:「これのためにパスポート取得する人っているのかな?」隣のママの顔が曇る。
 後ろの若者B:「そんな奴、いないだろ。それで1問目で落ちてたらバカじゃん」隣のママから「ブチッ」っと音がした。
 なにを隠そうママさんは、このためにパスポートを取り直していたのだ。
 本人曰く「5年以内に海外旅行に行くよね?行けるよね?絶対に行くも」と語っていた。パパはノーコメントだった。

 今までなら、入場口に第1問が大きく掲示され、○なら1塁側、×なら3塁側と分かれて入場するのだが、今回は入場してから問題を発表すると変更されていた。
 入場口では、表に○裏に×が書かれた紙を渡され、みんな何に使うんだ。と不安を隠せない。
 そんな不安をよそに、福留さんの登場によりドームの盛り上がりは最高潮になる。
 生で「みんなニューヨ−クに行きたいか?罰ゲームは恐くないか?」が聞けて嬉しい。
 海も「ウオーーー」っと拳を突き上げている。

 緊張の中、第1問が発表される。
 「自由の女神が建てられた時、自由の女神がニューヨークで1番高い建造物であった」
 みんな、あーでもない、こーでもない、と議論するが、1度も下に降りてないKちゃんの逆で行こうという作戦があったらしい。
 考える時間は20分、携帯電話で調査するもの、以前のチャンピオンに頼るもの、といろいろ。
 パパは×と主張すると、ママは「海が○って言うから」○と主張。
 一家の主として負けられない戦いとなる。
 あと2分です。神様、女神はどちらに味方するか?

 神様より悪魔の力が強かったらしい。
 海:「ママー、ウンチ出る」こいつは悪魔だ。絶対悪魔だ。
 我慢できないらしく、トイレに向かうママに警備に人が「あと1分ですよ、間に合わないと棄権になりますよ?」
 その時ママは「じゃ、てめーがこの子のウンチまみれの尻を拭いてくれるんか?あー?どーなんだ、こらっ」という言葉が喉まで出ていたらしい。
 その親子は4問目が終わるまで帰ってこなかった。

 答えは「○」ガガガガーーーン
 ママは正解だった。
 1998年の夏が終わった。

弱肉強食('98.9.7)
 ママ:「もう邪魔だっちゅーの」休日はいつも邪魔扱いされる、馬鹿親子コンビである。
 パパの耳もとで囁く海:「じゃノジマ(*)に行って、2人でポケモンスタジアムやろうぜ」(*:近くの電気屋、ゲーム商品が多い)
 家ではママのチェックが厳しいため、電気屋に行ってゲームをやろうなどと、「そなたも悪よぉのー、ハッ・ハッ・ハッ」
 ママに怪しまれながら出かける馬鹿親子であった。

 しかし、ノジマのゲーム体験コーナーのポケモンスタジアムは占拠されていた。
 海:「パパ、どかして来てよ」無茶言うなよ、順番だろ。
 しかたなく、パソコン売場のパソコンを物色し、チャンスをうかがう。
 海:「パパ、あいたよ」急げー。しかし、小学1年生くらいのお兄ちゃんに取られた。
 パパ:「お兄ちゃんとバトルしろよ」で対戦することになった。

 家でさんざんやってるだけあって、海のほうが強い。
 お兄ちゃんA:「てめー、10万ボルト(*)はやめろよ」(*:強力な技)
 しまいには、海が技を出す瞬間に、横から手を出して弱い技のボタンを押してしまった。
 それ以外にも、負けそうになるとイチャモンをつけるお兄ちゃんAであった。
 子供の喧嘩に親が出てはいけない。がお兄ちゃんAの親が近くにいなかったら、蹴ってたな。
 次からは海も気を付けて、容赦ない攻撃で打ち負かした。
 パパ:「よーし、勝ったし帰ろうぜ」すかさず、お兄ちゃんBがゲームに入った。お兄ちゃんAよりも大きい少年だ。

 お兄ちゃんB:「水ポケモンに岩ポケモンをぶつけてくるなんて、自殺行為だな。おめー、素人だな」
 急におとなしくなったお兄ちゃんAであった。
 バトルするが簡単に負けてしまう。
 お兄ちゃんB:「弱くて面白くねーよ、誰かと代われよ」
 少しお兄ちゃんAが可哀相になった。

タツノオトシゴ('98.9.17)
 興味深いコラムがあった。
 「子供を産むのはお父さん」というタイトルだった。
 主人公は「タツノオトシゴ」、あの竜の落とし子、西洋ではシーホース(海の馬)と呼ばれているあれです。
 このタツノオトシゴは、雄がカンガルーのような保育袋を持っていて、雌がその袋の中に産卵するんですと。
 雌は産卵を終えると、スタコラサッサとどっかに行ってしまうんだって。残された雄は外敵から卵を守り続ける。
 ふ化するまで数週間かかり、1日がかりで出産するそうです。

 偉いじゃありませんか、私も辰年なので鼻が高いってもんだ。
 ママ曰く「いいよな、うらやましいな〜」
 パパも出産はしたくないけど、お腹に別の生き物がいるって感触は味わってみたい。
 痛くなかったらパパも1度くらい出産してみたいと思うけど、男には耐えられない痛さらしいので止めとくよ。

 以前からタツノオトシゴが安産のお守りだったのは知っていたが、理由までは知らなかった。
 落とすようにポコポコ生まれるからかな〜と思ってたが甘かったね。

 医学の進歩は目覚しく、最近では人工受精により多くの人が子供を得ることが出来るようになった。
 また、超未熟児で生まれてきても命を落とすことが少なくなった。
 クローンxxなんて話も出てきている。
 将来には。
 A:「隣の御主人じゃないですか、だいぶ大きくなってきましたね」
 B:「ええ、来月なんです。家内なんて仕事が忙しくて立ち会えないなんて言ってるんですよ」
 なんてものや。
 男:「な〜、結婚してくれよ、頼むよ」
 女:「出産をあなたが担当してくれたらいいわよ」

スマッシュ('98.10.18)
 パパ:「海!ノジマ行くぞ」※ノジマ(電気&ゲーム販売店)
 海:「なんで?」
 パパ:「Let’sスマッシュが発売になったんだ」任天堂64のテニスゲームソフトです。
 ママ:「パパまでいい歳して、ゲームにはまって」ママは呆れている、海のポケモン病がひどくなっているので心配している。
 確かにひどい、最近ではGBでポケモンを育てるのも立派にこなし、151匹のポケモンも軽く覚え、 それだけでなくポケモンの特徴から覚えられる技や、どのポケモンには何で戦えばいいかまで熟知している。
 だからって、パパが戦っている後から「xxにはyyじゃだめだよ」なんて言うのは止めてくれ。

 確かにいい歳してゲーム買うのも恥ずかしいんだけど、欲しいんだよ。
 海と一緒に買いに行き、レジに近づいて。
 パパ:「海!このLet’sスマッシュってのが欲しいんだな。わかった。これください」すまんな海。
 今度は、レンタルビデオ屋にも一緒に行ってね。
 パパ:「海!この悶絶人妻痴漢電車ってのが見たいんだな。わかった。これ貸してください」頼むぜ海。

ママ誕生日('98.10.26)
 風呂場で海と二人、作戦会議だ。
 パパ:「ママは何をもらえば、喜ぶかな?」
 海:「ママは食べるものが好きだよ」補足すると、おいしい食べ物だ。
 パパ:「じゃあ、みんなで美味しいものを食べに行こう」
 海:「じゃあ、鰻を食べに行こう」それは君が好きなものだろ、ママの誕生日なんだぞ。
 パパ:「誕生日カードを書いたら喜ぶと思うぞ」
 海:「なに?」手紙を書くんだよ。
 海:「わかった」風呂から上がって、ママに隠れて二人で手紙を書いた。
 海:「お誕生日おめでとう、ハッピバースデートーユー・ハッピバースデートーユー・ハッピバースデーディアーママ・ ハッピバースデートーユーって書こうよ」
 パパ:「そんな長いの書けるの?海が書くんだよ」そんなに書けないので、上のようになりました。

 次の日。海がパパの耳に内緒話をして来た。
 海:「あの手紙、渡してもいいの?」いいとも
 海:「ママ、お誕生日おめでとう」手紙を見てママも感激していた。
 ママ:「ママの宝物にするね」

 その日は結局、鰻を三人で食べに行った。
 誰の誕生日だろうが、中心は海なんだよな。

協賛行事('98.11.16)
 パパ:「車で行ったほうがいいかな?」この判断が全ての始まりだった。
 パパ:「横浜で下りたほうがいいんだよね?」実は自分で運転して走ったことなかった。
 パパ:「東京ってほうかな?まがっちゃえ」この判断もボディブローに決まり、のちのちダメージが効いてくる。
 パパ:「アクアラインは真っ直ぐになってたぞ」ガ〜ン
 家族の罵声を背中に浴び、半泣き状態で走る。
 パパ:「山下公園だ、遊んでいくか?」シ〜ン
 散々迷ったあげく、湾岸線に乗ることが出来た。

 パパ:「ベイブリッジだ〜、かっこい〜」シ〜ン
 パパ:「葛西ICに到着だ、あれっ、渋滞だ」罵声・罵声・罵声
 東京ディズニーランドの駐車場に到着。10:10
 アナウンス:「混雑のため当日券の販売は見合わせています、開始予定は11時です」
 なんと、1人分しか券を購入してなく「1人分は当日買えばいいな」なんて思ってたんですよ。
 当然の事ながら、パパが11時まで待って買うことになった。
 ママと海は、先に入場した。
 パパ:「パパも入場したら、電話するね。待っててね」

 待つこと20分。
 アナウンス:「混雑のため当日券の販売は見合わせています」もう聞き飽きたよ。
 アナウンス:「開始予定は5時です、5時までお待ち出来る方はレストハウスでお待ち下さい」ん?何だって?
 グワ〜、理解できない、言っている意味が分からない、この人はなんと言っているんだ。さっきまで11時って言ってたろ。
 おれにどうしろって言っているんだ。5時まで1人で待ってろと言っているのか?ブチィ

 家族に電話で状況を説明した。
 神田家、杉本家とママ達は合流出来たらしく、パパがいなくても大丈夫だってさ。
 寂しい。
 5才位の女の子2人が大泣きしている。
 女の子:「楽しみにしてたのに、どうして?エ〜ン」
 母親:「しょうがないでしょ、帰ろう」
 女の子:「やだ〜、ミッキーに会いたい。エ〜ン」−>ディズニーランドの社長は謝りに行け。(うちにも来い)

 気が付くと、東京に向かう電車に乗っていた。
 向かうは「東京ポケモンセンター」目的を見つけ、すっかり元気を取り戻したパパであった。
 ゲームボーイカラーをゲットするためさ。(静岡には売ってないのだ)
 念願のゲームボーイカラーをゲット出来て、気分は上上。12:00

 その後、時間潰しのため映画を見て、舞浜に帰った。16:30

 海とママを出口で待った。
 海:「パパ〜」
 パパ:「楽しかったか?」
 海:「楽しかったよ」海が楽しかったらいいんだ、それで。
 しかし、今日の借りはいつか返すぞTDL。

タクシー('98.11.23)
 仕事の打上げ(宴会)後、3人でタクシー乗り場へ向かう。
 男(パパとY君)二人は同じ方向なので一緒に乗る、あと一人(女性:C子)は別方向なので、先に乗ってもらった。
 パパ:「お疲れさん、じゃあね」
 すぐ後ろのタクシーに乗り込み、酒も入り気分は最高、当然話しも弾むってもんだ。

 突然、タクシーの運転手が話し始めた。
 運転手:「先ほどのお客さんの連れが乗ったタクシーの運転手はね、○○タクシーの××って奴です」
 いきなりの攻撃で、二人はボーと聞いていた。
 運転手:「もしね、お客さんの連れが事故にあったり、不愉快な思いをした場合には、その名前を覚えておいて下さい」
 酔いもさめて、話の展開に興味津々。
 パパ:「どういう意味です?」
 運転手:「実は、問題のある人物で、や○ざと絡んでたり、障害事件を起こしたりと、この辺じゃ有名な奴です」
 この運転手の語り口が絶妙で、本当に心配になった。

 Y君よりも先に降りて、C子の家に電話をした。
 パパ:「無事ついた?」
 C子:「恐かったです〜、本当に恐かったです」無事ついていたので一安心だが、あの運転手の言っていたことは本当だったんだ。
 C子:「運転手が、オレ今日殺されるかもしれないんだ?相棒がヘマやっちゃってさ。とか、昔家に帰ったら女が首つって死んでたんだ。 なんて言うんですよ」いかれれるな。
 男でもそんなタクシーの乗ったら、恐いよな。

 そのまま乗って帰ったY君からも、「あの後恐かった」と後日話を聞いた。
 パパが降りた時、メーターが2600円だった。
 タクシーが道に迷い、再びパパの家を通過した時には、5000円だったらしい。
 あの運転手の会社と名前も覚えておけばよかった。

リフレッシュ('99.1.24)
 来週から1週間の間、会社にいかなくてもいいんだってさー。
 やったー、いかないもんねー。
 リフレッシュ休暇なのだ、通常は海外旅行や温泉旅行などに使用するのだが、そらがいる我が家には、家族そろって伊東ヨーカ堂へさえ行けない。(伊東さんに失礼だな)
 このリフレッシュ休暇なんと、会社に休みの間、何処に何の目的でと書類を提出し、本社のなんとか課の許しがおりないと休めないのだ。
 書記:「なんか変な目的だと、却下されるらしいですよ」失礼な話だ、自分がリフレッシュできれば何だっていいだろ。

 パパが書いた理由は「第2子が誕生したため、育児を行う」で本社のなんとか課から許しが得られた。
 どこかの引退したバスケット選手じゃないが、子供の送り迎えやオムツを替えたりして1週間を過ごすつもりだ。
 あいた時間に本でも読めたら最高だな。
 外国や温泉に行かなくても、リフレッシュできるさ。(負け惜しみかな?)
 逆にゴロゴロしていて、ママに邪魔扱いされるだけだったりして。

 でも本当は南の島に、本を沢山持って一人でのんびりしたいな。
 海の見える場所に座って1日中、本を読んでいる。
 夜は月明かりのなか、一人グラスをかたむけ人生を見詰め直し、誰に気兼ねすることなくフルボリュームでHビデオを堪能する。
 これがささやかな私の夢。
 かなう日は来るのか?

海・そら13部('99.1.26)
 第13巻の撮影が完了しました。
 2時間分を撮影するのに約10ヶ月の月日を要しました。
 以前は「Kai」に登録していたのですが、そらが登場したため「SECRET」に移動しました。
日時場所内容時間
'98.2.24自宅幼稚園準備、園服がきたぞ、似合ってないぞ。0:00
'98.4.7幼稚園とうとう入園式だ。海:「ビデオなんて撮ってないで、ちゃんと見てろよ」0:04
'98.8.14函南プールホテルのプールだ、きれいだ、ただだ、すいている。0:30
'98.8.15自宅ポケモンウイルス感染。ポケモンスタジアム購入。0:35
'98.8.21箱根箱根。もう行かない子供の村、臭い大涌谷、転覆寸前芦ノ湖ボート。0:44
'98.9.27幼稚園運動会。かわいい森のお店屋さん、リレー、親子競争。0:54
'98.10.3自宅ポケモンいえるかな?テスト。ほんとうにいえるぜ!1:18
'98.11.10自宅海vs亮太 カルタ勝負。負けず嫌い王はどっちだ。1:25
'98.12.2自宅クリスマス発表会練習。のらねこシャッポ。1:33
'98.12.4幼稚園クリスマス発表会。最高のミュージカルだ。1:41
'98.12.10産婦人科ジャジャーン。そら誕生。20:56分1:51

四捨五入で?('99.3.23)
 海:「パパなんか欲しい物ない?海くんが買ってあげるよ!9千円も持ってるんだよ」お年玉が9千円だったのです。
 パパ:「どうして、買ってくれるの?欲しいものはねパソコンとかパソコンとかパソコン」
 海:「9千円で買える?」ちょっと無理だな。
 パパ:「9千円じゃ買えないから、海が描いた絵が欲しいな」

 海:「どんな絵がいい?お風呂に入っているのがいい?」どうしてお風呂?
 パパ:「裸ってこと?チンチンも描くの?」
 海:「そうだよ」服は着せてよ、ってことで服は着せて描いてくれました(メガネはかけてないのだ)

 これ結構大きいんですよ、60cm*60cm。ママの話では、途中で「手が疲れた」等と文句をいいながら描いてくれたそうだ。
 「パパ おたんじょうび おめでとう 35さい かいより」
 会社から帰って来て、こんな絵を貰ったら、うれしいですよ。
 パソコンなんかくらべ物にならない。
 だからってパソコンがいらないってことじゃないよ、ママさん。

寿・紀子('99.3.27)
 大安吉日、桜も咲き始めた27日、上尾の実家のネーネ(パパの妹)の結婚式がとり行われた。
 パパ一家とジージ家の6人は当日に備えて、結婚式が行われる大宮パレスホテルに前日入り。
 そらの初めての遠出&お泊り。

 当日は11:30からホテル内のチャペルで結婚式、北は北海道、南は静岡?からみなさん集まっているのに・・・。
 一人到着していない人がいる。
 パパの母:「英明、お父さん見なかった?」まだ見てないのだ。
 パパの母:「まだ来てないよの、リハーサルの時間なのに、どうしたんだろ」
 パパ:「今日は一緒に来たんじゃないの?」
 パパの母:「私は用事が沢山だから先にきてるの、家に電話してもでないし、困った。いつも肝心な時にこうなんだから、あの人ったら」
 まったくだ。こんなことで母子、納得していても始まらない。

 やはり紀子を嫁に出すのがいやで、エスケープしたんじゃと親戚一同、結論づけて、誰を代理父親にするか相談し始めた時。
 パパの父:「いや〜ごめん、忘れ物しちゃって戻ったんだ」
 焦るとか慌てるとか、これっぽっちも感じさせないこの態度は、皆の反感をかった。
 その反感は息子の私へも向けられた、「お前といいオヤジといい呑気すぎるぞ」返す言葉がない。

 式、披露宴とも他に子供がいなかったため、海とそらは大人気者。
 そらは愛想がよく誰にでもニコニコしていた、海はデジカメを持って各席を回ってたくさん写真を撮っていました。

 我が家を見習わないで、幸福な家庭を築いて下さい。

モックン('99.5.4)
 蓼科から帰って来て翌日には、埼玉の実家に出かけるというハードスケジュール。
 パパ:「埼玉に行くぞ」
 海:「海くんは行かない、だってレディーがいるも」
 海の天敵なのです。

 GWなので各ICの出口(沼津・裾野・御殿場・横浜)は混んでいる、当然首都高3号線も11Kmの渋滞、用賀から霞ヶ関まで1時間かかった。
 どうにかして欲しい、そこを抜けると順調、池袋を抜け埼玉県へ。
 戸田南ICよりも先に道が続いているじゃないか、首都高がのびた。
 パパ:「みんな、やったぜ、道が大宮までのびたよ」って振り返っても、皆寝ている。皆には関係ないよね。いいのさ。

 その夜、3月に結婚した妹夫婦もきて一緒に食事。
 旦那さんのお父さんがモックン(シブガキ隊)と従兄弟と判明、ってことは我々も親戚だ。
 ってことは内田裕也と樹木希林とも親戚ってことやね。
 当然ママのテンションも上がっている。

 海もどうしたのかレディーと仲良くしている、なでなでしたりレディーの後を追いかけ回している。
 レディーも立場が逆転して逃げ回っている。
 座っているレディーに「お座り!」なんて偉そうに命令していた。
 しまいには疲れて、自分のハウスに逃げ込んでしまった。
 レディーの天敵が誕生したってことだね。

 4日の夜に帰ることにしたが、ニュースではUターンラッシュで渋滞とのこと。
 裾野ICから42Km(上り)だと、我が家は下りだから関係ないね。
 と思ったら「メイ・ストリーム」とか言って、強烈は雨・雨…、ワイパー最速でも前がよく見えない。
 1回水の上に乗ってしまったらしく、「スイスイー」って波乗り状態になり死ぬかと思った。
 パパ:「みんなビックリしただろ、もう大丈夫だからな」
 って後ろを見ても、誰も起きてないっちゅーうの。
 いいのさ、わかってたさ。