Sora's Story
1ハム太郎 2入園式 3初登園 41週間経過
5参観日 6トホホ 7夕涼み会 8おぼれる
9魔の30分 10運動会練習 11運動会 12発表会練習
13発表会 14切れる 154歳 16お当番
17残り1ヶ月 18年少終了 19ゴジラ 20昔話


Sora's Old Story


ハム太郎('02.03.21)
 そらは「とっとこハム太郎」が大好きである。
 映画も見に行ったし、レンタルビデオでもよく借りてきている。
 しかし、実物を見たことは一度もなかった。
 そしてとうとう実物を見てしまった。
 それもよく買い物に行くサントムーンでである。

 容易にリアクションは想像できるとおもうが、想像を遥かに超えたダダであった。
 そら:「ハム太郎、飼いたい!」あの広い売り場全てに聞こえるような大声で、床を泳ぎながらの訴えであった。
 基本的に我が家は、子供を育てるのでテンパッているので、ペットにまで気が回らない。
 まだそらには面倒みれないだろうし、親はそらの面倒みなきゃならないし。
 子供の教育上は有意義のような気もするが、不精な家に飼われるペットにはいい迷惑な話だ。

 その場は半強制的に連行したものの、再度サントムーンに行った時にもしっかり覚えていて。
 そら:「また、ハム太郎見に行こう。飼いたいな〜本物」これは本気かなと思い、飼わせてあげたくなって来た。
 あとひと押しですよ、そらちゃん。

 これで海も「飼いたい」なんて言ってくれれば、世話もちゃんとしてくれるだろうから安心なんだが。
 海:「僕は飼いたくない」なんてそっけないのである。
 そらちゃん、海から説得するのがいい作戦かもしれないよ。

入園式('02.04.05)
 4月5日。晴天。
 とうとうそらが幼稚園入園です。真新しい園服を着て元気に入園です。
 パパ:「そら。やっと幼稚園に行けるね」
 そら:「何回も行ってるもぉ〜ん」そうだね海の運動会とか行ってるもんね。ってそういう意味じゃないよ。

 入園式自体は海の時とほとんど同じ、園長の言葉、先生の紹介(クラス紹介)、先生の寸劇、騒ぎまくる園児と親。
 問題視されている成人式などかわいいもんだ。
 クラス紹介ではクイズにもなっている。
 自分のクラスを紹介する場合に先生:「お鼻が長い動物なんだ?」
 全員:「ぞうさん」
 先生:「ぞう組の○○です、よろしくお願いします」みたいな。

 先生:「木登りが上手で・・」
 そら:「さる。さるさるさる(絶叫)」
 先生:「海にいて大きい・・」  そら:「さる。さるさるさる(絶叫)」違うだろう、恥ずかしい。

 入園式の後は各教室に移動して、書類やら使う物の配布になります。
 そらは、「ペンギン組」。先生は、「石田けいこ先生」。石田先生は年少の主任先生です。(7年目かな?)
 教室でもそらは、落ち着きがない。一人でうろうろしている。
 海の時と比べると、本当に兄弟なのか疑ってします。
 海は自分のエリアを必死に守るように、固まって座っていた。
 そらは緊張など無縁な態度で、先生に「本読んでいい?、遊んでいい?」と一人動いては先生に「席に座っていようね」と怒られている。

 先生:「それでは帰りの挨拶をしましょう」
 そら:「ママ、おしっこ」ガクッ(;_;)
 皆があいさつをしている中、トイレに走っていったそらであった。
 海の時とはまったく違うパターンで驚かされます。
 入園おめでとう。そら。

初登園('02.04.09)
 8日からバスでの通園が始まりました。
 やはり海の時を思い出します。
 3日間は泣きながらの乗車でした、泣きながら手を振る顔は今でも浮かんできます。

 そらはどうなんだろう?
 周りの意見もまちまち、最初は泣くんじゃない。いや奴は泣かない。等など・・・
 最初の日くらいは親2人で見送りです。
 海の時と同じ乗り場につくと、なんと13人もいる。
 顔見知りもいる、そよちゃん、りなちゃん・・海が通っていたときには年少さんだったのに、すっかり大きくなっていた。

 1日目。
 待っている間のそらは、何時も通りで緊張もしていないようです。
 そしてバスが着ました。
 パパ・ママ:「そら、いってらっしゃい」
 そら:「じゃあね。バイバイ」笑顔で乗っていきました。
 乗ったあとも、親の方には目もくれず・・・(;_;)
 予想通りとはいえ、少し寂しかったりします。複雑な心境。
 女の子なんて簡単に親から離れていってしまうのだろうか?

 帰りのバスでも平然と帰ってきたそうです。
 パパ:「幼稚園で泣かなかった?」
 そら:「1回泣いたよ、ママに会いたかったんだ」
 パパ:「パパには会いたくなかったの?」
 そら:自信を持って「うん」子供って残酷だよね、お世辞でも合いたかったって言って欲しいのに。
 女の子なんて簡単に父親から離れていってしまうのだろう。

1週間経過('02.04.14)
 幼稚園に通うようになって1週間が経ちました。
 行き帰りのバスの乗り降りは、初日と同じように笑顔で「バイバイ」「ただいま」とニコニコです。
 親の心配など無用のようです、環境適応能力は兄を完璧に凌いでいます。

 しかし、教室でどのように過ごしているのかは不明です。
 パパ:「幼稚園で何して遊んでるの?」
 そら:「なんにも、なんにもしてないよ」?

 パパ:「幼稚園でお友達できた?お名前は?」
 そら:「なんだっけ?忘れちゃった」?
 親として聞きたいことは多いんだけど、あれこれ聞いても明確な答えが返ってこない。
 子供ながら掴み所のない奴だぜ。

 そんな時に頼りになるのが、先生からの「連絡帳」である。そのまま載せます。
 《4月11日(木)
 園生活が始まって、まだ4日しか経っていませんが、泣くことも無く朝の仕度も声を掛けられなくても自分でさっさと済ませます。
 その後、自由遊びの時間には、部屋を出て他のクラスに遊びに行ったりしています。
 年長さんのお兄ちゃん、お姉ちゃんに「かわいい」と言われ、よくしてもらい、そらちゃんも嬉しそうです。
 シールを貼るのが楽しみな様で、順番を待ちきれず席を立って、私の所へ来て「はやく〜!」といい、また席に戻ります。
 その他も「チューリップを歌いた〜い」など歌のリクエストもしてくれ、大きな声で元気良く歌もうたっています。
 楽しそうな姿がたくさん見られ、私も嬉しいです。》

 ・・・朝の仕度も・・自分でさっさと済ませます・・・嘘だろ、家では何かと理由をつけて甘えているのに。
 そら:「パパ、明日からちゃんとするから、今日は着替えさせて、お・ね・が・い!」手伝ってしまう父がわるいんだけどね、幼稚園ではちゃんと出きるんだ。
 ・・・部屋を出て他のクラスに遊びに・・・落ち着きなくフラフラしているんだろうな。
 ・・・順番を待ちきれず席を立って、私の所へ来て「はやく〜!」・・・なんとなく姿が目に浮かびます、家では口が悪いので、 「はやく〜!」でなく「はやくしろっちゅ〜の」などと言っていないことを祈るだけです。

参観日('02.04.26)
 始めての参観日です、先生との連絡帳では幼稚園での様子を聞いてはいるが、「百聞は一見にしかず」だよね。
 参観日の前に、最近の連絡帳でのそらの様子。
 先生から
 ・・・幼稚園でも朝の自由遊びの時間にどこへ行ったのか教えてくれません。
 ・・・1つ1つの活動が楽しくて仕方ないそらちゃんは席を立ってしまう事も多いのですが、外遊びをする事を伝えると、しっかり席につきます。
 ・・・始めての給食でした。まずは、みんなと一緒に楽しく食事をし、仕度や後片付けがしっかり出来る様になるといいです。
 ・・・デザートは一番最後で先生が「いいよ」って言ったら食べるというお約束が守れたのは、そらちゃんたった一人だけでした。とてもとても嬉しかったです。

 最後のデザートは親もビックリです。
 親と食べに行っても、デザートから食べ始める奴なのに、どうしちゃったんだろう。
 パパ:「給食は美味しい?残さず食べれた?」
 そら:「美味しかったけど、少ないんだよね」このっ大食い!

 それでは参観日です、幼稚園に到着し、そらに見つからないように窓の外から覗いていました。
 するとそらより大きい女の子とオモチャの取り合いになって、喧嘩になってしまいました。
 お互いに小突いていて、そらが先に泣いてしまいまいた。
 飛び出して行きたい衝動を必死に堪えました。
 先生が来て喧嘩は終わり、仲直りをして手をつないで遊びはじめましたが・・・パパは、園服に書いてある名前と顔をしっかり覚え、「いつか仕返ししてやる」と誓うのであった。

 教室に入り授業?が始まりました。
 先生:「みなさん、座ってください」なんとか皆座っている。
 先生:「ここまでくるのに2週間かかりました」(^_^)先生って大変だよね。

 歌を歌ったり、紙芝居を見たりする間に、ある男の子が何度も「そ〜ら〜ちゃん」と声をかけてきた。
 そらも「か〜い〜くん」と声を返している。かいくん?ってお兄ちゃんじゃないか。
 その男の子の園服に「○○かい」と書かれていた、お兄ちゃんと同じ名前だ。
 始めは微笑ましかったし、友達の名前も教えてくれなかったので、友達出来ないのかな〜なんて心配していた位だから喜んだ。
 しかし、その後の感情を上手く説明できないが、段々この小僧に腹が立ってきた、馴れ馴れしくするな〜。
 パパは認めないぞ、どこの馬の骨かわからん奴に・・・(^_^)

トホホ('02.06.05)
 入園して2ヶ月経過し、幼稚園でも猫の皮がはげて本領発揮しているようです。
 先生からの連絡帳を毎日楽しみにしているが、毎回トホホです。

 「毎日、楽しくお給食を食べているそらちゃんですが、今日は何故か隣の席のりなちゃんのおかずを食べようとして、ちょうど口に入れようとして私と目が合い、 とても驚いていたので、私も笑ってしまいました。・・・」
 とんでもない奴だ。
 人様のものを食べてしまうなんて、なんて食い意地がはっているんだ。トホホ。

 「牛乳は大好きで、いつも一番に「先生、おかわり〜」と言って、コップを持ってきます。ですが、どうしてもポチャッポチャッっと少しづつ牛乳をこぼして歩いてます」
 わざとではないんだろうが、家でもそうなんだよね。
 注意力がないっていうか、行動が雑っていうか、トホホ。

 「毎日元気に登園してくれているのですが、今日は泣いて登園してきたので驚きました。泣いた理由を自分からお話してくれました。麦茶が飲みたかったとの事で・・・思わず笑ってしまいました」
 実はパパと通園バスの乗り場に着いた時から、「喉が沸いた、麦茶飲みたい」とぐずりだし、バスにも乗らないと泣き始めたのです。
 みかねたバスの先生が、泣いているそらをバスに乗せてくれたのですが、幼稚園に着くまでずっ〜と泣いてたんだね。トホホ。

 「そらちゃんはとても世話好きで、自分の事よりも先に、お友達に園服を着させてあげたりしています。ですが自分のことが遅れてしまい、あせっているので笑ってしまいます」
 これは上にあるトホホとは違い、嬉しいトホホである。
 家でもパパの手伝いをしてくれます。
 例えば、ベルトをズボンへ通す手伝いをしてくれます、ですが逆から巻くので、脱ぐのに非常に不便です。
 そんなお節介なそらが大好きです。

夕涼み会('02.06.06)
 ここまでかわいいと、どうしていいのかわからない。(^_^)
 それに比べて、隣で写っているボケた顔の子は何処の子だろうね?
 母親の顔が見てみたいよ、きっと似てるんだろうな。

 幼稚園で行われた夕涼み会の話の前に、最近の先生からの連絡帳を抜粋。
 「夕涼み会の音頭の練習が始まりました。
 そらちゃんは、すぐに飽きてしまい、座り込んだり、砂いじりをしたり、友達とふざけたりという感じで踊ってくれませんでした。・・・」
 この事でそらに「踊りの練習やってる?」と確認すると。
 そら:「まだやってないよ」って言うか、そらだけやってないんでしょう。トホホ。

 そんな事があり、ちゃんと踊れるのか不安ではあったが、浴衣の姿を見て、「いいか踊れなくても、かわいいから」となってしまう親馬鹿である。
 園児達が大きな輪になり、アンパンマン音頭を踊り始めた。
 その姿を撮ろうと、海とパパでカメラを構え近づくと、「撮らないで!」と踊りを止めてしまう。
 パパ:「そら照れてる!パパもデレデレだけどな」(^_^)
 その後のそらは、ノリノリで踊っていました。

 全体の印象としては、キョロキョロしたり、ボーッとしていて踊らない子が多いと感じた。
 あとは自分の子供でなく、浴衣姿の先生をビデオで撮影している父親が多いと感じた、っていうかこれは自白(告白)だな。

おぼれる('02.08.31)
 そら:「これかわいいでしょう?」かわいいよ。
 そら:「始めて着たんだけど、かわいい?」スカートのヒラヒラを持って1回転している。
 だから、かわいいって言ってるでしょう。
 今年買った水着だったんだけど、とびひで今年初のプールなのでした。

 三島市の「すいすいみしま」に4人で行ってきました。
 パパ・ママの水着姿も年々見苦しいものになってきた、お互いがお互いの腹を見て「うっわぁひでー」なんて言い合っている。
 海は全然泳げません、同級生には25m泳げるなんて子がいるのに…
 そらのほうが水を怖がりません、多少おぼれても平気みたいです。

 すいすいみしまには、ウォータースライダーがあります。
 そらもお気に入りですが、小学生以下は親と一緒でなければなりません、最後の着水するところが深いし、呑まれちゃうんだよね。
 ママとそらですべろうとした時に事件は起こりました。
 係員の合図でスタートするのですが、そらが勝手にスタート!!
 ママも慌ててスタートしたが、滑り慣れてるそらは、スピードを出す要領を心得ていてママは追いつけなかった。
 先にゴールしたそらは、勢いがついて派手に回転していたそうです。
 それを見ていた係員のほうが慌てて助けてくれ大事には至らなかった。
 遅れてゴールしたママは、係員に怒られてました。
 そら:「そらが1番、ママ遅いよ!」

魔の30分('02.09.13)
 朝の30分は貴重であり、忙しい、そして恐怖でもある。
 我が家で1番最初に出かけるのが海で、7時10分。
 2番目がママで8時。
 残るは、そうです。2人です。
 3番目がパパとそらで8時30分。
 ママと2人の時には、自分で出来るような仕度も、何故かパパと2人だと甘えているのか出来ません。

 そら:「あのさぁあ、靴下はかせてよ!」なんで頼み事をするのに、威張っているんだろ。
 パパ:「靴下くらい自分ではけるくせに」
 そら:「なんか足に汗かいちゃって、はきずらいんだよね」
 パパ:「後でやってあげるから」

 そら:「あのさぁあ、園服どっち向き?」
 パパ:「そっち向きであってるよ」
 そら:「なんか襟がおかしいんだよね」そらのほうが、よっぽど可笑しいよ!
 パパ:「さっきからさ、トイレが終わってからにしてくれない。ドアを閉めてくれよ」
 娘だろうが誰だろうが、ウンチ踏ん張ってる姿なんて、恥ずかしすぎる。

 そら:「だったら、鍵を閉めればいいでしょう!」
 ウンコ姿を見られて、しまいに逆ギレされたら、たまったもんじゃない。
 パパ:「ここから(便器に座った状態)じゃあ、鍵に届かないんだもぉん」
 そら:「そらが閉めてあげる」
 にっこり笑うそらと、力一杯踏ん張れないパパが再び密室に閉じ込められた。
 これだから朝は嫌いだ!

運動会練習('02.09.18)
 そらにとっては、人生で最初の運動会が来月に迫っています。
 彼女たちにとって、第一の練習は「並ぶ」ことから始まります。
 普段からの言動をみる限り、非常に心配です。

 先生からの連絡帳です。
 【今までは早い順に並んでいたのですが、運動会の練習も始まったので、小さい順で並ぶことを始めました。
 9月の身体測定でそらちゃんは、たった1mmの差で2番目になりました。】

 海も小さかったが、そらもチビちゃんでした。

 【並ぶ練習を何度もしたのですが、ボッーとしたり、気分が乗らないのか並べないことも多いです。
 また、「水飲みたーい」などと言ったり、砂いじりをしてしまう事もあります。】

 パパ:「そら!ちゃんと運動会の練習してるの?」
 そら:「うん。やってるよ」全然怪しい!
 パパ:「ちゃんと並んでないでしょう、知ってるんだよ」
 そら:「ちょっと遊んじゃうんだよね」ガクッ。

 【我慢する事、頑張る事を学んで欲しいと思います】

 親として恥ずかしいです。
 ママ:「父親がいつも甘やかすからだよ」少し反省。
 父親:「こらっそら!ちゃんと練習をやりなさい」
 そら:「わかってるっちゅーの」父親は悲しいです、こんな娘に育ては覚えはないっちゅーの。
 海:「幼稚園の運動会って、頑張るとメダルがもらえるんだよね」
 そら:「え!本当にーに?どんなの??…じゃあ頑張るね」父親の立場がない、威厳もない。

運動会('02.10.6)
 わくわく・どきどき運動会。
 親は盛り上っているが、本人はそうでもないようです。
 親:「そらぁ〜、頑張れ!」声援を送っても、「暑い、疲れた」とそっぽ向いてしまいます。

 そらの出場する競技は以下です。
 ・アンパンマンのマーチ
  アンパンマンの音楽に合わせて踊ります。
  多少、他の人とずれている箇所もありましたが、上手だったよ。

 ・ドキンちゃんのドキンコレース
  クラス対抗のリレーです。
  先生からの連絡帳を抜粋。
  【初めてのリレーを行いました。
   毎年そうですが、それはもう大爆笑でした。
   逆走する子、皆に手を振りながら走る子、途中で歩き出す子、頑張っているのに遅い子…
   できれば運動会よりも初めてのリレーを見ていただきたい…
   そらちゃんはキョロキョロしてマイペースでしたよ。】
  本番でもそらは、キョロキョロしてマイペースでした。(^_^)
  それ以上に面白い子が沢山いました、1番爆笑だったのが、トラックの白線の上を綱渡りするようにゆっくり几帳面に走る(歩く)子でした。(^_^)

 ・走れ!ドタバタバタコちゃん
  パパと一緒に障害物競走です。
  輪くぐり、平均台、ハードル、おんぶ…残念ながら4人中3位でした。

 先週は海の運動会(小学校)を見たが、幼稚園の運動会のほうが面白いね。

発表会練習('02.11.24)
 12月5日はクリスマス発表会です。
 幼稚園でも踊りが決まり、練習が始まったそうです。
 題目は「トマトのおひめさま」だそうです。
 運動会の練習のように、ふざけてはいないか心配なんですが、先生から下のような連絡を受けホッとしています。

 【「女の子〜!練習を始めますよ〜」と呼ぶと「ヤッター」と言って誰よりも早く自分の踊る場所に立ちます。
 運動会の時とは全然違い、とてもやる気満々という感じのそらちゃん。
 踊りもなかなか上手で、そらちゃんを見ているだけで、もうすでに満足している先生です。】

 また。
 【時々、ふとそらちゃんを見ると、一人でブツブツと何かを言い聞かせながら「トマトのおひめさま」を踊っています。
 振りつけの確認をしているという感じです。
 私と目が合うとフフフッと笑い、恥ずかしそうにしています。
 とてもかわいらしいです】

 先生にここまで言ってもらうと、期待しちゃうよね。
 父:「そら、【トマトのおひめさま】を踊ってよ」
 そら:「やだよ。幼稚園で踊るから、その時に見に来て」ケチ!!
 とは言いつつも少し踊ってくれました。
 テレながら踊っていると。
 そら:「おっとっと」ドテッと転んでしまいました。
 やはり不安は拭いきれない。本番では転ばないでね。

 話変わって、昨日父・海・そらの3人で「住宅リフォーム王選手権」なんて言うTVを見ていました。
 海は3階から1階までの滑り台を作って欲しい。と言い。
 そらは、エントツを作って欲しい。と言った。
 父:「どうして?」
 そら:「だってサンタさんが入ってこれないじゃん。何処から入って来るのよ?」
 父:「じゃあ、窓の鍵を開けておいたらどう?」
 そら:「泥棒が入ってきちゃうでしょう。プレゼントも取られちゃうでしょう」もっともです。
 まだまだ、サンタクロースを信じているそらちゃんでした。

発表会('02.12.05)
 待ちに待った「クリスマス発表会」です。
 年少で5クラスあって、男の子と女の子に別れるので、全部で10チームになります。
 そらは9番目の登場です。

 海の年少の時も面白かったけど、今年もやっぱり面白いです。
 微動だにしない男の子、鼻くそほじって食べる男の子・・・変や奴は男の子が多いんだな。
 しかも、毎年必ずいるんだね(海の時もいました)
 これが年中・年長になってしまうと、皆しっかりしてしまうので、面白さは半減してしまうんだよね。

 とうとうそらの登場です、衣装は先生が作るので親も見るのは初めてです。
 どう?どうよ?この可愛すぎるっちゅーの。
 会社を休んで観に来た甲斐があったよ。(^_^)
 踊りだってちゃんと踊れてるよ、転んだり・ふざけたりしないでしっかり踊ってました。
 感動です!!

 家に帰ってからも何度のビデオを見てしまいました。
 この衣装を着て家でも踊って欲しいんだけど、くれないんだよね。
 コスチュームプレイをしたい父より。

切れる('02.12.09)
 普段私は切れない。
 それは、自分より先に切れる奴が居るからである。
 その日は、先に切れる奴が友人の結婚式で1日不在であった為に起こった悲劇である。

 夕飯までは、切れる奴が居ないせいもあり、微笑ましい父子家庭であった。
 夕飯は近くのファミレスへ、父・海がとっくに食事を済ませているのに、例のお姫様がボケボケして一向に終わらない。
 そらの飲みかけの「コーンスープ」を2口くらい飲んでしまった。
 すると、ボケボケしていた姫が突如、烈火の如く怒り出した。
 そら:「どうして飲むの?そらのだよ、新しいの頼んでよ!」
 確かに勝手に飲んだ父が悪い、悪いのは重々承知している。しかし、まだ残っているではないか。
 父:「ごめん。もう飲まないから。残りをそらが飲んじゃったら頼むから」
 しかし、そんな懺悔や提案は姫の耳へは届かない。
 地団駄を踏み抗議を続ける姫、こんな時切れやすい奴でもあれば収まっていたであろうが・・・
 父:「そんな怒ってると、おまけのおもちゃあげないからね」
 ここからは、売り言葉に買い言葉、各々が怒り険悪なムードへ。
 しかし、これはまだほんの序幕でしかなかった。

 家に帰り、お風呂が沸くのを待つ間、しばしの休戦状態であった。
 父:「この宝くじ当たったんだよ」たった100円ではあるが、本を買うときに使える物だった。
 少しすると「ビリビリ」と紙を破く音が。
 父:「こらっ!どうして破いちゃうの?」
 一瞬、「まずい」という顔をしたものの、すぐに平然を装い「しらんぷり」を決めている。
 ここで第二次大戦勃発である。

 父:「どうしていつも、大事なものを平気で破ったりするの?」平然と無視している。
 以前にも海の学校からの手紙を破った前科がある。
 父:「もう怒ったからね」
 そら:「しらないよ、そら破ってないもん。ニーニ(海)だよ」
 ここで父の怒りは頂点に達した、たった100円の紙ではあるが父は切れた。

 一緒にお風呂に入っても、父はそらを無視した。
 そら:「どうして洗ってくれないの?どうして?」一向に反省している態度でない。
 父:「嘘をつく奴は嫌い。絶対許さない」
 この戦いは切れる奴が帰ってくるまで続いた。

 切れる奴:「何で喧嘩したの?」
 そら:「パパが・・・」
 父:「そらが・・・」切れる奴へ判定を仰ぐ。
 切れる奴:「また、黙ってコーンスープ飲んだんでしょう」そこに戻るか?
 切れる奴:「パパは子供の目線に降りすぎるんだよ、子供と一緒になっちゃうんだから」俺が子供だって言うのか?
 切れる奴:「そら。パパは子供なんだから許してあげな。仲直りしてきな」そらは悪くないのか?
 そら:「ごめんね。パパ。ちゅ」
 そんな「ちゅ」したくらいで許すと思ったら、その通りだぞ。(^_^)

4歳('02.12.10)
 先頭ページのFLASH画面の画像も左のに変えてみると、赤色さ加減が妙にマッチしてGOOD。
 12月10日でそらも4歳になりました。
 そらと会って、たった4年しか経っていないのに、今や我が家の頭(1番強い者)に成りつつあります。
 そらの最近の口癖は「4歳になったら、ちゃんとするね」でした。
 それは、ひらがなの勉強が嫌になった時だったり、歩きつかれて抱っこをせがむ時だったり、ご飯をこぼして怒られた時だったりと、ありとあらゆる時に伝家の宝刀の如く使われてきた言い訳でした。
 それが今日からは使えなくなってしまいました。

 ひらがなの勉強具合と云えば、読むほうは「そ」「ら」は勿論の事、「か」「い」はOK、後はお友達のりなちゃんの「り」だね。とか10個程度かな。
 書くほうは、何故か「かい」だけは見ないで書けます。(自分の名前は書けないのに)

 パパ:「誕生日のプレゼントは何が欲しい?」
 そら:「カンバッチグー」
 パパ:「ハラヘッテグー?」どうやら、好きな絵柄でオリジナルカンバッチを作ることが出きるそうなのです。
 そんな物があること自体知らなかった事、+そらが知っていた事にもっと驚いた。
 どこから情報を仕入れてるんだろう?
 デジカメの写真からもバッチに出来るので楽しみである。

 誕生日当日には、亮太・千乃と一緒に「ハイチーズ」
 海は目を閉じてしまったが、この4人を撮るのは非常に難しいので上出来です。
 千乃はケーキに興味津々、今にもケーキに突進しそうだし、ちょっとすまし顔のそらもいいね。

 誕生日が終わると、もうクリスマスです。
 またプレゼント買うのかよ、今度は何が欲しいんだろう?

お当番('03.01.16)
 年少も終わりに近づくと、入園した時には、お猿さんだった園児も人間に近づいてきました。
 幼稚園でも「お当番」なる仕事が順番で回ってきます。
 先日、我が家のかわいいお猿さんにも番が回ってきました。
 何をするかと言えば、皆の前に出て「自己紹介」、皆の連絡帳やシールカード配り、皆の給食の牛乳を取ってきたりします。
 不安と怖い物見たさで会社を休んでも、覗きに行きたいものだ。

 そこで先生からの連絡帳です。
 「みんなの前で自己紹介をしたのですが、大きな声で堂々と最後までしっかり言えたので、びっくりしました。
 皆にも拍手をしてもらい、とても嬉しそうでした。
 その他の連絡帳配りや、給食の準備もニコニコと張り切っていました」

 親が取越し苦労ばかりしている間に、気がつくと大人になっていくのだな。
 寂しいもんだ。
 父:「自己紹介できたの?」
 そら:「できたよ、ちゃんと言えたよ」言ってみて。
 そら:「名前は、そらです。ママの名前は、やすえです。パパの名前は、ひげおです」
 父:「絶句」
 先生、本当に言えたのですか?
 父:「そら!!何だよ【ひげお】って、ひげじゃおかしいでしょう」
 そら:「なんだっけ?だってパパ髭はえてるからさ。あっ!ひでおだね」
 先生、本当に言えたのですか?ひでおはジージの名前です。

 気がつくと少しも大人になっていない。
 これはこれで、寂しいもんだ。

残り1ヶ月('03.02.28)
 前回は、ヒゲオとかヒデオと呼ばれていた父ですが、やっとヒデアキと覚えてもらえました。
 再度、お当番さんが回ってきた時には、自称「ちゃんと言えたよ」とのことでした。

 年少さんも、あと1ヶ月となりました。
 ワガママさは相変わらずですが、字もだいぶ読めるようになったし、自分の名前や友達の名前の字は、書けるようになりました。
 当たり前ですが、日々成長しています。
 それを裏付けるように、先生から驚くべき報告が。

 【年中に向けて生活習慣の見直しをしたり、個々で頑張らせたいこと等を確認し、残りの1ヶ月で頑張らせたいと思っています。
 ですが、そらちゃんは、これといって直したい所も、頑張らせたい事もなく、安心して年中に送り出してあげられそうです。
 ・・・
 小さい体でよく頑張っていますよね。ウルウル。
 体は小さいですが、口の方は(おしゃべり)ぺんぎん組で一番!?という感じです。(笑)】

 あ、あっ、あのそらが、直したい所がない?、安心?
 それは少し、いくらなんでも無理があると思うのですが?
 おしゃべりと言うのは、頷けます。
 幼稚園では、猫を被っているのかな? そんな、殊勝な玉ではない筈。
 先生に家での、そらを見てもらいたいものだ。

年少終了('03.03.25)
 父はそらが一生懸命、お話しする姿・顔が大好きです。
 理解してもらおうと、大きい目をいっぱいに開いて、相手の目を真っ直ぐに見て、お話しをします。
 悲しいかな、内容がトンチンカンがことが多々あるのですが・・・

 そら:「きょうね、幼稚園でね、カズくんとね、えぇとカズくんと、しおりちゃんとね、あれっなんだっけ?」
 父としては、話しの内容なんていいんだよ。
 話しかけてくれるだけで、うれしいのだから。
 そら:「あっそれでね、こらがお砂場で遊んでるとね・・・」
 父:「こらはカズくんと一緒に遊んでるの?」
 そら:「こらじゃないでしょう。そらでしょう」
 父:「だってそらが自分のこと、こらって言ったでしょう」
 そら:「こらは、ちっちゃいからこらの事、こらっていっちゃうの。パパも怒るときこらって言わないでよね」
 そうだね、そらを怒る時には、「こらこら」になっちゃうもんね。

 ママからはよく、海の時は勉強とか色々教えてたのに、どうしてそらには教えてあげないの?とよく言われる。
 決して2人目だから、手を抜くとか、諦めているとかではないよ。
 海はね、元々新しい事・自分の知らない事を「知りたい」「わかりたい」という欲求が強かったんだよ。
 それに比べて、そらは本当にマイペース。
 そんなそらを見ていて、文字や算数が人より、ほんの少し早く覚えても意味がない。というのを勉強させられました。

 そんなそらも年少さん終了です、4月からは年中、少しおねえちゃんです。
 先生からの最後のメッセージを抜粋します。
 「・・家庭訪問でとても小さなそらちゃんに会った時、お人形さんみたいで正直、皆についていけるか少し心配していたのですが、 入園するとそんな心配は全然必要なく、ミニミニパワー全開で気の強い一面もあったりしてハラハラドキドキさせられる事もありましたが、 自分のことは自分ででき、誰とでも仲良く遊べ、安心して見守ることができました。・・・本当に一年間ありがとうございました」
 こちらこそ、ありがとうございました。

 年中ではカジワラ先生でこあら組だそうです。
 海が年長のときにお世話になった先生です。

ゴジラ('03.04.13)
 元祖ゴジラ(松井)もNYで活躍し進化しているが、我が家の子ゴジラ(そら)も年中になり、ますます進化しています。
 海:「そら、自分の名前をちゃんと書いてみろ」海もたまにそらへ字を教えてくれるのですが、集中力のないそらに海の辛抱も長く続きません。
 そら:「簡単、簡単、任せておいて」辛うじて書けます。
 海:「じゃあ、ゴジラって書けるか?」濁点のある字の読み書きが出来ないことを承知で意地悪をしてます。
 そら:「簡単、簡単、任せておいて」嘘つけ、調子だけはいいんだよね。
 そしてそらは、「52ら」と書きました。(^_^)
 凄いよ、その気転の良さ、感激しました。
 濁点なんかは、覚えてしまえば終わりだが、こういう気転は覚えて出来る物でないからね。

 もう一つそらが子ゴジラと呼ばれる以話を。
 ある時、家族で近くのスーパーへ買い物へ出かけた。
 ママが買い物をしている間に、父・海・そらはお菓子売場で物色していた。
 そこへ、海の同級生らしい少年が近づいてきて、海と話し始めた。
 そら(大きな声):「誰だお前!!」おーぃ、お前こそ誰だ?
 海の同級生:「お前の妹かよ、怖いな」まったくだ。

昔話('03.04.30)
 そら:「ドラマも終わったし、もう寝ようか」9時台のドラマは一緒に見てます。
 生意気にもいっぱしの視聴者みたいに批評してます、「このお兄ちゃん、このお姉ちゃんのこと好きなんだよね」なんてね。
 そら:「寝るから、お話してね」了解。

 父:「なんのお話がいい?」
 そら:「やっぱり問題出して」気分でコロコロ変わります。
 父:「じゃあね、そらのママのママは誰だ?」
 そら:「バーバ」正解。
 父:「じゃあね、そらのパパのママは誰だ?」
 そら:「上尾のバーバ」正解。
 父:「じゃあね、そらのニーニのママは誰だ?」
 そら:「ネーネ」不正解です。

 そら:「もう問題はいいから、お話して」分からない問題からは逃避行します。
 父:「昔むかし、あるところに…」
 そら:「あっ待って、そらがパパにお話してあげる」それはどうも。
 そら:「昔むかし、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。おじいさんが海へ洗濯にいきました」
 父:「おばあさんが川へ洗濯じゃないの」
 そら:「おじいさんもするんだよ。川より海のほうが近いんだもん」なかなか説得力があります。
 そら:「川から桃がドンブラコドンブラコと流れてきました」今度は川になっています。
 そら:「チョキチョキ。桃を切って食べると、イチゴの味でした。ハッハッハおしまい。」
 父:「ハッハッハ。どうしてイチゴ味なの?」イチゴ好きだからだよね、聞くだけ無駄だよね。
 そら:「読んでくれてありがとう。は?」幼稚園でのルールだそうです。
 父:「読んでくれてありがとうございます。勉強になりました」