そらは「とっとこハム太郎」が大好きである。
映画も見に行ったし、レンタルビデオでもよく借りてきている。
しかし、実物を見たことは一度もなかった。
そしてとうとう実物を見てしまった。
それもよく買い物に行くサントムーンでである。
容易にリアクションは想像できるとおもうが、想像を遥かに超えたダダであった。
そら:「ハム太郎、飼いたい!」あの広い売り場全てに聞こえるような大声で、床を泳ぎながらの訴えであった。
基本的に我が家は、子供を育てるのでテンパッているので、ペットにまで気が回らない。
まだそらには面倒みれないだろうし、親はそらの面倒みなきゃならないし。
子供の教育上は有意義のような気もするが、不精な家に飼われるペットにはいい迷惑な話だ。
その場は半強制的に連行したものの、再度サントムーンに行った時にもしっかり覚えていて。
そら:「また、ハム太郎見に行こう。飼いたいな〜本物」これは本気かなと思い、飼わせてあげたくなって来た。
あとひと押しですよ、そらちゃん。
これで海も「飼いたい」なんて言ってくれれば、世話もちゃんとしてくれるだろうから安心なんだが。
海:「僕は飼いたくない」なんてそっけないのである。
そらちゃん、海から説得するのがいい作戦かもしれないよ。