Sora's Story
1美容院 2エンゼル音楽祭 3祝卒園 4祝入学
5セクシー系 6感想文 7日記 8初恋?
97歳 10ピアノマラソン 11立ちション 12おたふく
13ヒップホップ 14三部作 15スキッパ 16お当番さん
17持久走 188歳 19レンタルドッグ 20'07ピアノマラソン


Sora's Old Story


美容院('05.01.16)
 昨年の七五三を終え、今まで伸ばしていた髪を切れるかと思うと、クリスマス発表会があり、それが終わり切れるかとかと思うと、卒園アルバムの写真撮影があるとか・・・きりが無い。
 それでとうとう美容院へ行くことになりました。
 初めての美容院!
 ママが日頃お世話になっている、沼津市の美容院へ行きました。
 父:「どのくらい切るの?」
 そら:「肩くらいまでにしてもらうの」短いほうが楽でいいよね、頭乾かすのも楽になるしね。
 父:「ハセキョー(長谷川京子)みたいにしてよ」後ろに写っているのが、ハセキョーのカレンダー、父が恥ずかしげも無く自前で購入するほどのファンなのです。
 そら:「そうだね」そらもハセキョーファン、CMが流れると二人で「かわいぃ〜」と騒いでます。

 美容院でのそらは大騒ぎ、ママも大変だったそうです。
 物怖じしないので「何してるの?・・・」と従業員の邪魔をしてはママに怒られたそうです。
 罪滅ぼしにお手伝いもしてきたそうです。そら談、きっと邪魔したんだと思うけど。

 で、どうです?可愛くなりましたか?ハセキョーに勝ってますか?
 大きくなってハセキョーのような女性になれるでしょうかね。
 ハセキョーはそらみたいに「連続ゲップ」はしないと思うぞ。
 それに父に「カンチョー」とかもしないと思うぞ。

エンゼル音楽祭('05.02.05)
 エンゼル幼稚園の家庭教育学級部(保護者の集り)から「エンゼル音楽祭」の誘いがきた。
 単に幼稚園児の歌の発表会だけでなく、地域で活躍している音楽家を招き、演奏や歌を鑑賞するものです。
 場所もエンゼル幼稚園でなく長泉町文化センター「ベルフォーレ」、あの平原綾香が5月にコンサートに来る予定。
 ママ:「凄いね、来るんだ。観に行きたいね、チケット買おうかな」って言うじゃない、だけどあんた、コンサート観に行く時間があるなら家に帰って来なさい。
 コンサートに行ってる場合じゃないですから、残念!家族への復帰は遠い斬り。

 土曜日の午前中に開催されるため、海のテニススクールとも重なってます。どうする?
 海:「テニス行かないで、観に行くよ」先週の敗戦が影響しているのかな、まぁたまには音楽鑑賞するのも良いよね。

 そらは何を披露してくれるかと言うと、ハーモニカ演奏「チューリップ」「かえるの合唱」、歌「世界中の子供たちが(手話付き)」「世界に一つだけの花」です。
 家ではハーモニカを聞いた記憶がほとんどないので心配です、手話は家でもよく父に習ってきた手話を教えてくれてました。
 そら:「(そ)はこうで、(ら)はこうなんだよ」

 総合司会もはと組のお母さん、でもなんか場慣れしていた。
 4部構成となってます。
 第1部、音楽で綴る世界の旅。
  ピアノとソプラノ歌手による、ショパン、冬ソナ、赤トンボなど・・・
  ピアノやクラシックのコンサートなんて行ったことないので、それなりに楽しかった。
 第2部、ディズニーの世界。
  女性コーラスによる、ディズニーの歌、アラジン、ピーターパン・・・
  父が言うのもなんですが、上手です。
 第3部、ハーモニカ演奏と歌。
  エンゼル年長園児による演奏と歌。
  そらも元気でニコニコ演奏し歌っていました。
 第4部、マーチング演奏。
  加藤学園高等学校吹奏楽部による、マーチング演奏です。
  ユニフォームや帽子もかっこよかったです、最後には「マツケンサンバ」の演奏・踊りで盛り上がりました。

 #謝罪。
 #そらの演奏中、ビデオ撮影してたらテープが途中で終わってしまいました。
 #なのでデジカメで撮影しようとしたら、電池切れでした。
 #ごめんなさい。

祝卒園('05.03.20)
 あのそらが卒園です。
 2005年3月17日、3年間通ったエンゼル幼稚園ともお別れです。
 園のお友達も別々の小学校へと旅立ちます。

 卒園式の態度をみれば成長の大きさは明瞭です。
 入園式の時とは3年しかたってないが、同じ人間達とは思えないくらい、立派でした。
 それに比べ親の態度は成長がないね、子供と共に親も成長しなければならないのに。

 ♪おもいでのアルバム♪
 「いつのことだか思い出してごらん、あんなことこんなことあったでしょう。
 嬉しかったこと面白かったこと、いつになっても忘れない。」
 一人一人の生徒を先生が声を詰まらせ読み上げ、一人一人卒園賞証を受け取ります。
 そらの名前が呼ばれると、親も目頭が熱くなります。ただでさえ花粉で涙目なのに。

 ♪ドキドキドン 1年生♪
 「さくら咲いたら一年生、一人で行けるかな
 隣に座るのいい子かな、友達になれるかな
 誰でも最初は一年生、一年生
 ドキドキするけどドンといけ」
 そら、女は度胸だぞ、小学校でもドンといけ。

 式後、各教室へ戻り、謝恩会です。
 エリ先生も涙・涙で最後の挨拶を頑張っていました。
 帰宅後・父:「そらは泣かなかった?」
 そら:「全然、話しが長くてアクビがでちゃった」酷い生徒だ。
 でも他の子も「ケロッ」としてるんだよね。(海もそうだった)

祝入学('05.04.06)
 とうとうあのそらも入学式、小学生です。
 お兄ちゃんと同じ長泉小学校、お兄ちゃんと同じ1年4組。
 期待と不安(不安のほうが圧倒的に多いものだが)を胸に抱き親子で入学式を迎えます。

 春休みには、不安を払拭しようと、毎日ドリルをやりました。
 問い。この例と同じ仲間には○をつけましょう。
 そら:「これと、これと、これも仲間に入れてあげよう」
 父:「これは良くみると少し違うじゃない」
 そら:「いいじゃない、仲間で」
 そういわれると・・・そうだね仲間でいいね。細かな違いを指摘できるより、このおおらかな発想を伸ばしたほうがよいね。(^_^)

 最高気温は24℃を記録し、春というより初夏の感さえある。
 おおきいピカピカのランドセルを背負い、元気に学校へ向かいます。
 教室に入り少し緊張している表情ではあるが、同じ幼稚園だったお友達を見つけ、いつもの笑顔に戻りました。
 (エンゼル幼稚園のお友達が5人同じクラスになりました)

 入学式開催。
 1年生入場、君が代斉唱、来賓挨拶、校長先生挨拶、2年生による迎えの言葉、担任紹介、1年生退場。
 担任はつじ先生、去年までは南小の先生だったそうです。
 海に聞いても知らないはずです。
 年齢は父より上のように見えます、1〜3組までは全員女の先生でした。
 入学式閉会後、父兄は役員の選出を行って各教室へ。

 つじ先生も緊張しているようであるが、ベテランであることを考えると、少し不安を覚えた。
 段取りも悪いし、発言の内容も1年生に対しては適切でないように感じた。
 ただそらは、幼稚園は女の先生しかいなかったので「男の先生でよかった」と喜んでいます。

 帰宅後
 父:「新しいお友達はできた?」
 そら:「お話しする時間なんてなかったもん」そうだね、忙しなかったもんね。
 そら:「明日は隣のそら君に『おはよう』ってそらから挨拶してお話しするね」こういう社交的なところは全然心配してない。
 偶然、そらの隣席も「そら」と同じ名前の男の子だったのです。

 そらさん、ご入学おめでとうございます。
 これからも自分の良いところをどんどん伸ばして、おおきいおおらかな人になって下さい。

セクシー系('05.05.12)
 そら:「うっふん、どう?」
 父:「はっはっは、ちょっとうけるんだけど」
 海:「きもい」
 三人で洗濯物をたたみながら、そらが悪戯しました。
 「前からしてみたかったんだ」と言いながら、着ける仕草は女性でした。
 父:「少しオッパイが下過ぎるんじゃない、たいぶ垂れてるよ」
 そら:「だってママのだからしょうがないじゃない」納得、その「しょうがない」は「下過ぎる」それとも「垂れてる」に掛かってるの?

 そら:「パパ、このオッパイの所にスポンジみたいのが入ってるんだけど何?」
 父:「ママの胸小さいから、それでごまかしてるんだよ、皆に言ってはだめだよ」
 そら:「わかった、皆に言えってことだね、ラジャー」

 早速、携帯で撮影してママにメールしました。
 仕事中にも関わらず、すぐに電話がかかってきて。
 ママ:「お願いだから、遊ばないで」もう遅い、とっくに遊んでますから。
 父:「次は、海。ママのパンツかぶれ」
 ママ:「それとHPネタなんかにしないでよ」
 父:「わかった、HPで皆に伝えろってことだね、ブラジャー」

 もう一つセクシー系、投稿写真があります。
 これはあまりにも綺麗なM字開脚だったため、父が携帯の待受画面にしているものです。
 それから我が家では、そらのことをインリンオブジョイソラと呼んでいます。

 父もこの格好で座ってみたが、寝るどころか、足がつりそうになったぞ。
 どうして寝れるんだ。

感想文('05.08.07)
 小学1年生にも夏休みの宿題はあります。
 ドリル、絵日記、アサガオ観察、読書感想文です。
 最後の読書感想文は原稿用紙3枚です。
 絵日記では「きょうは、はなびをみにいった。いろんないろがあって、たのしかった」がやっとの奴に、原稿用紙3枚は無理だよな。

 そらが選んだ本は「がんばれまけるな!ナメクジくん」です。
 原稿用紙3枚は無理なので、親がそらへ質問をして、そらの答えをメモして感想文のネタにすることにしました。
 以下長いが掲載します。(原文は漢字なし)

 絵が面白そうだったから、読もうと思いました。
 かたつむりとなめくじは、よく似ています。
 だけど、なめくじは、殻がないから可愛そう。殻には、生きていくために必要な物が入っているのに、捨ててしまったからです。
 じゃあ、なんで生きていけるの?
 殻を少しずつ小さくしていってとうとう無くすことが出来ました。
 でも、冬に殻で冬眠できなくてさむーい。
 夏は、殻の中に入れなくて、あつーい。
 陽が当たると、とけて死んでしまいます。
 なめくじは、ビールが大好きです。だから、パパに似ています。
 今度コップに入れて飲ませてあげようと思います。
 私は、なめくじよりかたつむりのほうが好きだけど、なめくじも少し好きになりました。
 なめくじに塩をかけると、とけて死んでしまいます。これからは、塩をかけないようにします。
 私がなめくじだったら、頑張って生きていく。
 なめくじの夢はそらを飛ぶこと、ファイト、ファイトなめくじく〜ん。

 たいへんよくできました。
 追伸というか警告というか嘆願: 町内のラジオ体操が休みになったからといって、父が寝ている部屋でラジオ体操をするのは止めてください。
 また、父の腹に乗ってラジオ体操を踊るのは論外です。

日記('05.11.18)
 学校からの宿題は毎日の足し算・引き算カードと本読み、足し算・引き算カード(36枚)は毎日タイムを計り学校へ報告してます。
 最初は5分かかっていたのが最近では1分と少し、進歩が目に見えて親としてもやり甲斐があります。
 毎日、記録に挑戦してます。
 先週から、金曜日だけの宿題として「日記」が追加されました。
 1回目の日記から、いい日記だったので書いときます。

 「花だんの手入れ」
 きょう、わたしはおばあちゃんと、花だんの手入れをしました。
 はじめに、うえ木ばちに、えをかきました。
 わたしは、りんごとバナナとやきいものえをかきました。
 おばあちゃんは、ぶたとねずみをかきました。
 おばあちゃんは、えがとってもじょうずです。

 つぎに、花やさんでかってきた、パンジーの花をうえました。
 むらさきときいろとしろとあおの四しょくを、いっしょにうえました。

 さいごに、クロッカスの水さいばいをしました。
 入れものに水を入れて、おくところに、きゅうこんをおいて、くらいところにもっていきました。
 花だんが100パーセントきれいになりました。
 クロッカスがいつさくか、たのしみです。

 海の日記より100パーセントよく書けてます。

初恋?('05.11.20)
 いつものように長泉でテニスをしていると、テニスに飽きたそらが:「ちょっと散歩してくるね」
 近くにはフットサル場・温水プール・体育館がある。
 散歩から帰ってきたそら:「すごくいいことがあった」と言っては再び散歩へ出かけて行った。
 いつものように海vsママの試合が始まったので、そらを探しに行った。

 フットサル場で一人で試合を見ているそらを発見、「何してるの?」
 そら:「Y君がいるの」エンゼル幼稚園で同じクラスで、そらが好きだった男の子です。(小学校は別です)
 フットサル場からY君が出てきます。  父:「あいさつ、いくぞ、そら」。
 そら:「パパも来てよ」自分で行けよ。
 もじもじして近くに近づけないそら、「パパ、押さないでよ」
 結局、挨拶も出来ませんでした。
 初恋かどうかは本人が決めること、父としてはまだ余裕です、この余裕がいつまで続くか分かりませんが・・・

 そら:「来年はここに徹平君にしていい?」ハセキョーのカレンダーを張っている場所へ、来年は小池徹平君にそらがしたいようです。
 小池徹平って誰?
 歌手よりドラマで活躍してます、名前はわからなかったが顔は知ってました。
 ウォーターボーイズ、ごくせん、ドラゴン桜など。
 父・海:「男かよ、やだよ」
 いい歳したジャニーズ馬鹿のママまで乗り気で、すでにカレンダー購入してるじゃないか。
 ママ・そら:「一緒にコンサート行こうね」

 この小池徹平君と先のY君、感じが似ている。
 共に感じのいい笑顔が、段々不愉快に感じてきた。
 こっそりカレンダーに鼻毛とか頭に矢とか射してやる!

7歳('05.12.10)
 そらの日記から。
 「わたしのおたんじょう日」
 きょうは、わたしのたんじょう日でした。
 みんなで、おたんじょうかいをしました。
 はじめに、うたをうたいました。ハッピーバースディのうたを、うたってくれました。
 つぎに、ケーキをたべました。たべるまえに、ローソクに火をつけて、フーとけしました。
 ローソクは「7」のかたちをしたものを1本たてました。
 さいごに、プレゼントをもらいました。
 おじいちゃんとおばあちゃんが本とくつしたをくれました。
 いとこからは、ぼうしと手ぶくろをもらいました。
 おにいちゃんからは、おかしをもらいました。
 パパとママからは、ジャケットをもらいました。
 たのしかったです。なぜかというと、プレゼントをもらえたからです。
 まい日がおたんじょう日だったらいいな。

 毎日が誕生日では、親が破産してしまう。
 11月頃から「何にしようかな?」とトイザらスの広告を穴があくまで見てました。
 聞くたびに欲しいものが変わるのです、「任天堂DS」「わんこバッグ」・・・
 父:「DSはお兄ちゃんのが、あるじゃん」誕生日直前まで、DSが最有力候補でした。
 ところが、最後の最後で、洋服に大逆転!
 そら:「DSお兄ちゃんに借りるからいいよ、クリスマスでもいいしね」もう心はクリスマスです。

ピアノマラソン('05.12.11)
 我が長泉町では毎年、「ピアノマラソン」が開催されています。
 これは老若男女を問わず、一人5分くらいの持ち時間でピアノ演奏を発表するものです。
 幼稚園の年中からピアノを始めたそらも、今年はじめてエントリーしました。
 ピアノの先生と発表曲も決めました、「ミッキーマウスマーチ」
 それからは、家でも練習するようになりましたが、初めの頃は父も不安でした。
 父:「これで舞台に立っていいの?」何の歌かはわかりますが・・・

 それでも大分上手になりました。
 ちゃんと両手使ってますし。(^_^)
 ピアノ弾けない父から見ると、感動してしまいます。
 父なんてパソコンのキーボードをほぼ毎日かれこれ20年くらい使ってるのに、未だにミスタッチするし、見ないと打てないし、さほど速くもないし。
 それを考えるとたいしたものだ。
 本人より父のほうが緊張したまま、会場であるベルフォーレへ向かいます。

 会場内は、まばらではあるが観客が、入れ替わり立ち代り、身内の演奏だけ見に来ているのでしょう。
 少し早めに入り、偵察です。
 中学生や小学校高学年と思われる子は、ほんとうに上手です。
 そらの同級生も登場してきました、な・な・なんとお姫様ドレスです。
 ほかにも低学年の女の子は、お姫様ドレスが多かったです。

 アナウンス:「175番○○そらさん、作曲:ジミー・ドット、曲名:ミッキーマウスマーチ、初めての演奏会で少し緊張しています」
 父:「がんばれ!そら!」
 本人の表情はあまり緊張しているように見えません。
 順調です、間違えてません、頑張ってます。
 完奏!
 と思いきや「ピローン」
 誰もが終わったと思った瞬間、最後の締めが、笑いも取れました。
 最高の間でした。

立ちション('06.01.22)
 新男女雇用機会均等法が施行され早7年、男と女を区別してはいけない。
 我が家も海・そらを男だから、女だからと区別してはいない。
 「男のくせに」「女の子なんだから」は、言わないようにしている。

 最近のそらのマイブームは「立ちション」です。
 そら:「そらも立ちションできるんだよ」男女平等の世の中だ、出来たってよい。
 父:「できるの?」
 そら:「出来ると思うよ、やってみようか?」どこで?
 そら:「お風呂で!」お風呂はトイレではないです、トイレでやってよ、外でもいいよ。
 そら:「ちょっと自信ないな、パパ見本、やってみて」娘に立ちションの仕方を教える父親がいると思うか?いたよここに。
 父:「いいか、こうやって狙いをつける、発射!発射後は、こうやって微調整」親子として超えてはいけない壁を越えてしまったような・・・
 そら:「ストップ!」な・な・なんでストップなんだよ。
 そら:「やっぱり、つまむんだ」それが確かめたかったのかよ。

 父:「それでは○○そらさん、頑張ってお願いします」
 そら:「いきまぁぁ〜す」
 海:「パパぁ、はみ出してる、ぎゃぁぁ〜」
 父:「ストップ!つまめ!」
 そら:「ぎゃはっはっ、無理!」こりゃ確実にママに怒られます。
 そら:「半分くらいは入ったよ」
 チャレンジ精神は認める、それに何事も諦めることなく努力すれば夢は叶う、と子供には教えていきたい。
 その夢が立ちションでも。

おたふく('06.04.03)
 実は東京ドームシティへ遊びに行く前日の朝。
 ママ:「そら、熱がある」37.3度ほどありました。
 父:「治さないと遊びにいけないぞ」と脅して会社へ行くと。
 そら:「なんか元気もりもりなんだけどぉ、明日遊びに行けるね」夕方頃にうるさい位大きい声で電話をかけてきました。
 それで無事に遊びに行けたのですが、遊びに行った次の日の朝。
 ママ:「そら!なんか腫れてる、おたふくじゃない?」早速病院へ行くと「おたふく」と診断。隔離です。
 たぶん、もしかすると、悪意はなかったのですが、後楽園遊園地と東京ドームにおたふく菌を散布、かるいテロ行為を行いました。
 しかし、遊びに行った日だけ、回復したようになる所がそらの凄いとこだね。
 これがお兄ちゃんだと、逆になっているような気がする。

 「おたふく」と診断されても、元気なんです、普段より元気なんです、おたふく菌で頭がイカレタのかと思うほど。
 せっかくの土曜日・日曜日、外出禁止でよけい頭がイカレタかもしれません。
 しかも、1週間は人が集まる所には行けないので、残りの春休みはどうなってしまうのだろう。
 ちなみに「おたふく」とは?
 流行性耳下腺炎、ムンプス耳下腺という、耳の前にある唾を作る臓器におたふく風邪ムンプスウイルス感染によって発症する疾患です。
 感染した人の唾液(飛沫)感染もしくは接触でうつると言われています。
 おたふく風邪は感染から発症まで約2週間かかり発症します。(潜伏期)

 海はまだやっていません。
 それどころか、父・母も「やったかな?」、それどころかバーバまで「やだねぇ、私もやったかね?」という有様です。
 少なくとも海はもらっておいたほうがよいので、「キースそれキース」そらも調子に乗って迫ってます。
 潜伏が2週間なので、4月半ばですかね、期待しておきましょう。

ヒップホップ('06.05.13)
 そら:「パパ、今度の土曜日の午前中だって」
 父:「えぇ〜、お兄ちゃんの富士宮ジュニアと重なってるよぉ」
 今週から、長泉町教育委員会主催の「ヒップホップダンスサークル」へ通うことになったのです。
 月1回、1年間の最初なので、見に行きたかったのですが、海のテニスの試合と重なってしまったのです。
 両方見たいが、海をママに頼むのも・・・、なんだろうねこの・・・って
 当日は父は海と富士宮へ、到着が8時40分、雨、雨で明日へ延期、急いで帰り長泉到着が9時30分、間に合いました。

 そもそも行くきっかけは、友達のるりほちゃん(体操教室も一緒)に誘われてでした。
 ただ、踊るのは大好きで、普段からくねくね踊っているので、とても楽しみにしていた。
 テニススクールには、何時いけるのか?

 到着してみると、小学1年かと思われる腕白小僧と中学生までが一緒です。
 初日から、簡単なステップの練習。
 すでに寝転んでる腕白小僧。
 先生:「出来ない子は手だけ動かして」
 そらはなんとかついていこうと頑張っているが、足元怪しいです。
 リズム感はいいと思うのですが、記憶感が少し・・・
 父:「どうだった?楽しかった?」
 そら:「じょうずにできたよ」本当?
 そら:「少し難しかった」そうだよね
 こんなに汗かいたのはひさしぶりだなぁ。
 今度はもっともっともっとがんばるぞぉ。
 とのことです。

 P.S.帰ってきて、ママの実演つきでダメ出しがありました。

三部作('06.06.26)
 そら:「パパ、テッシュの空箱とさぁ、トイレットペーパーの芯ないかなぁ」
 学校の工作の授業で「ロボット」を作るそうで、その部品を探しています。
 テッシュの空箱は胴体、トイレットペーパーの芯は腕・・・
 そら:「それと缶ビールも2ついるんだよね、2本飲んで」ハイハイ、喜んで。
 缶ビールは足です。
 そら:「パパ、テッシュでいっぱい鼻かんで、トイレでいっぱいう○こして」あのねぇ、女の子がそんな事言ったら面白すぎるでしょう。
 バーバ家へも交渉し、なんとか部品は集まりました。

 父:「部品は集まったけど、どうやって繋げる?」
 そら:「足と頭はテープとのりかなぁ、腕はどうしようか?」
 父:「シャボン玉のストローの先みたいにしては?」
 家では構想まで、作るのは学校です。
 昨日、作ったロボットを持って帰ってきました。
 それと一緒に最近の作品を三部紹介です。

 ロボット「クロボッチ」、黒いボッチが付いているからだそうです。
 そらの頭に乗っているのが、お面「ブタヒーロー」、猫かと思ってました。
 ロボットの隣が、ころころ転がる「ころころ」、そのままです。

スキッパ('06.07.09)
 前歯には2本残り、残っているのは永久歯です。
 それが、ここ1.5週間の間に立て続けに抜けて、あっという間にこんな感じです。
 最初の1本が抜けるまでは、グラグラしだしてから時間があり、よくグラグラしているのを見せてくれていました。
 前歯がグラグラすると、ご飯を食べるとき前歯が使えなくて、奥歯だけで食べている顔は怖いです。
 前歯がなくなった顔も怖いです。

 最後の前歯は、ママと二人で某モスバーガーでポテトを食べている途中で抜けたそうです。
 ポテトは柔らかいので、油断して前歯を使ったそうです。
 ところが、少し硬い箇所にかかったのか抜けて「ギャー」、某モスバーガーでキャー声をあげたそうです。
 かつ、歯を飲み込まないよう、口から歯を出そうとして慌てると、ポテトと血が滲んだ歯が隣のテーブルへ飛んだ。
 隣席のカップル:「ギャー」再び某モスバーガーでキャー声があがった。

 海のように矯正が必要になるのか?が心配である。
 あごあたりの輪郭からは、細いので覚悟は必要かなと思ってます。
 そうすると合わせて140万ですよ。
 がんばれ俺!

お当番さん('06.10.26)
 そら:「ねぇ、そらのだけ7月なんだけど、どういうこと?」
 父も気にはしてたのです、そらネタだけ3ヶ月も更新していませんでした。
 何か書かなければと思っていたら、先にそらに指摘されてしまった。
 そら:「海とかパパのは沢山書いてるのに・・・」ごもっともです。

 先日、学校でお当番さんが回ってきて、最近の出来事をみんなの前で発表したそうです。
 その時の原稿がこれです。

 十月八日にテニスのAIGオープンのしあいを、かぞくで見に行きました。
 まずはじめに中村あい子さんVSマリオン・バルトリさんでした。
 はじめのセットは、あい子さんがかちました。
 つぎのセットとそのつぎのセットは、マリオンさんがかって、そのしあいはマリオンさんがかちました。
 つぎのしあいは、強くてにんきのロジャー・フェデラーさんVSティム・ヘンマンさんでした。
 ぜんぶロジャー・フェデラーさんがかちました。
 そのしあいがおわると、おきゃくがおおぜいかえりました。
 たぶんそのひとたちは、ロジャー・フェデラーさんを見たかったからだと思います。

 ほとんど試合なんて見てないんですよ、ゲームしてるかママと散歩(スタンプラリー)してたくせに、どうしてテニスの話題なのだろう。
 父とテニスをしてても、すぐ飽きてしまう、コスモスへ通えるのは何時になるのか。
 因みに発表して、質問を受け付けるのだが、誰もテニスしてないし、ロジャー・フェデラーも知らないので、皆も困ってしまったようです。
 因みに先生もロジャー・フェデラーを知らなかったそうです。
 世界一位でもこの知名度というのは、なんか寂しい。
 p.s.北海道日本ハムが中日を4-1で破り日本一になった。
 p.s.今日はママの誕生日であるが、当然まだ余裕で帰ってこない。

持久走('06.12.04)
 3分間で何m進めるか?
 そらの自己新記録は600mです、小学校の早い子は700mを超えます。
 そら:「今度の月曜日、持久走大会だけど来てくれる?」
 父:「のぼりとか旗持っていくよ」
 そら:「こないで」恥ずかしいんだ。
 体育でも3分走を行っていて、一番最初の記録が600mで自己新記録、それから記録が伸びてません。
 父:「どういうこと?ちゃんと練習してるの?」
 そら:「だってみんな速いんだよ」他の人は関係ないでしょう、走った距離が記録なんだから。

 2年生はABCの3クラスに分かれて走ります。
 どのクラスか聞くの忘れた。
 Aクラススタート、必死に探すが見つけられない。
 Bクラススタート、必死に探すがやはり見つけられない。
 大丈夫かな走り終わってないよなぁ。
 AからBになり、子供たちが遅くなっているような気がする。
 Aは早い子供のグループ?
 Cクラススタート、スタートラインから手をふるそらを発見。
 ホッとするもスタートを切ると、再び見失います。
 後ろのほうを真剣な顔で走っているのを発見。
 父:「ハッハッ、そらが真剣な顔してる、受けるんだけど」真剣な顔をして笑いが取れるなんて一流の証だね。
 父:「がんばれ!」父の応援も無視し、目前を通り過ぎて行きます。
 普段ならオナラプーくらいのリアクションはするはずなのに。

 「あと10秒です」
 あと一つパイロンを超えれば600m、自己タイ新記録。
 「終了!」
 そらは、550mと575mのパイロンの間で終了、そうすると記録は575mとなります。

 持久走大会のグランドにひときは目立つ男の人がいる。
 身長190cm以上、昨日の日本対ロシアの試合にもコーチとして画面に映っていた、あの人が・・・
 そうなのです、そらと同じ2年4組に元全日本(東レ)のバレー選手、泉川さんの長女がいるのです。
 授業参観でも何度かお目にかかってます。
 かなり大きいです、教室の入り口も頭を傾けて入ります。

8歳('06.12.04)
 今年に引き続き来年の1月2日も海のテニスの試合があります。
 来年のお正月も実家へ帰ることを断念しました。
 そこで、正月には早すぎますが、実家へ帰ってきました。
 (そらの誕生日12月10日に合わせて)
 上尾ジジババ:「誕生日のプレゼント何がいいか考えておいてね」
 そらは、クリスマス商戦へ向けてのトイザラスの広告を毎日眺めてました。
 実際に父と現地(トイザラス)に向かいリサーチ。
 候補は「たまごっちの、生きるみっちゲーム」(人生ゲームのたまごっち版)、ポケモンのぬいぐるみ。
 父・母からは、ドラえもんの本と今回の目玉企画である、「レンタル・ドッグ」です。
 これは、お台場にある「パピーザワールド」が運営していて、気に入った犬を1時間1,890円でレンタルさせてくれる。
 テレビ番組でも何度か紹介され大変な人気だそうです。
 そらはお店の営業時間、駅からの地図、気に入った犬の第3位までを自分のノートに書き込み準備万端です。
 ここに実家へ帰る前によってから向かう予定です。

 12月9日(土曜日)、雨。
 父:「雨が降ってるとレンタル・ドッグは、外の散歩ができないんだって、どうする?」
 そら:「う〜ん」
 父:「日曜日は晴れそうだから、土曜日は早く実家へ帰って、日曜日に行こうか?」そらは渋々承諾。
 一番大切なノートを抱え上尾の実家へ帰ります。
 早速、上尾のネネ・裕紀・日菜乃ちゃんも一緒に桶川のトイザラスへ出発です。
 そらは、「たまごっちの、生きるみっちゲーム」がありホッとしてます。
 海:「何にしようかな?」って何で君が迷ってるの?
 海:「ジジババが誕生日プレゼント買ってくれるって」って君は7月生まれじゃないですか。甘いなジジババ。

 裕紀は5歳、日菜乃ちゃんは1歳9ヶ月、裕紀は本当にうるさい、海もそらも少し引いてます。
 それに比べて日菜乃ちゃんのかわいいこと、同じ兄弟とは思えません。
 今回も4人で一緒にお風呂を入り、すごくうるさかったけど、すごく楽しかった。
 どう変わっていくか楽しみだね。
 上尾のネネがママみたいにはならない事を祈りながら。

 天気予報通り、日曜日はよく晴れました。
 実家を13時過ぎに出発し、お台場到着が15時前。
 地図を片手のそらについていきます。
 全員:「ここだね」。
 貼り紙:「・・・本日の予約分は終了しました。・・・」
 全員:「・・・」


 神様、それはダメでしょう。
 いくらなんでも、それはダメです。
 そらにかける言葉も見つかりません。
 そらは静かに泣いてました。
 父・ママ:「また来週こよう、しかも朝一番に並んで・・・」何を言ってもダメでした。
 そら:「どうせ来週も混んでてダメなんだょ」
 折角の誕生日だったのに。
 その後、ジョイポリスで遊んで元気を取り戻しましたが、帰りに犬のポスターを見ただけで、また沈んでました。

 その後、帰りの新幹線はなんとグリーン車です。
 海:「グリーン車、初めてだよ」
 父・ママ:「親だって初めてだよ」
 そら:「もっとゆっくり走ってくれぇ」
 4人ともおのぼりさん状態、本がついてる持っていっていいの?電気がつくよ、足をおくとこあるよ、椅子がおおきいよ、テーブルが大きいよ・・・
 来週、リベンジに向かうかは未定です。
 父は帰ってから凄く落ち込みました。
 落ち込んだそらを見て、何もできなかった父が情けなく申し訳なかった。
 店に殴りこんで、そらのノートを見せ、どれだけそらが楽しみにしていたか説明し、どうにかならないか談判するべきだった。
 ルールはルールとして受け止めなければならないが、そらの情熱を伝えれば何か変わったかもしれない。
 なのに父は何もしなかった、店先の貼り紙を見て、そらにかける言葉も見つからず、おめおめ帰ってきた。
 ごめん、そら。

 ただ、冷静になりこのレンタルドッグというシステム自体に違和感がない訳ではない。
 あるHPには凄い表現をしていた、「動物虐待の何者でもない」「娼婦を金で買うようだ」「スキー用具や車じゃあるまいし、命がレンタルできる?」・・・
 上の表現を否定はしない、そうかもしれない、でもそこまで言われると、ペットとして飼う事自体が虐待ではないのか?と言い返したくなる。
 家では飼えないが、少しの間でいいから一緒に散歩をしたいと願う子供がいたら、叶えてあげたい。
 それが人間のエゴだとしても。

レンタルドッグ('06.12.18)
 先週に引き続きお台場へ行ってきました。
 1回けちが付いたので、他のレンタルドッグをやっている場所を探したりもしました。
 静岡県、伊豆高原ドッグフォレスト
 山梨県、ドギーパーク
 それでも本人の強い希望から、お台場へリベンジに向かうことに決定しました。

 再び同じ失敗は許されません、人間進歩しない奴は生きている価値がない。
 「パピーザワールド」へ切々とし、鬼気迫る内容のメールを送りました。
 どれほど散歩がしたかったか、何時に行けば利用できるのか?とを。
 そら:「返事来た?」来ません。
 そら:「明日だよ、何時に出ればいいの?」電話してみる。
 かかりません。朝・昼・晩と電話するも出ません。
 父:「予約開始が12時だから、11時には行ってようか?」
 そら:「遅いよ、また借りれなかったらどうするの?」はい、おっしゃる通りでござります。10時には着くようにしましょう。
 そら:「わかってる、ママにかかってるからね、お化粧なんていいからね」鬼気迫るものがあります。

 祈りながらお台場到着、10時15分でした。
 ここを曲がるとお店が見えます、「どうする行列だったら?」「発狂する」
 全員:「誰もいないじゃん」ホッとしました。
 父が代表で並ぶことに、皆はマクドナルドへ。トホホ。
 11時になり皆が帰ってきて並ぶと、パラパラと並ぶ人が増えてきました。
 後ろのおばちゃん:「TDLじゃあるまいし、犬借りるのにどうしてこんな並ぶのよぉ」まったくです。
 そして12時、先頭に並んでいた我が家が1番で好きな犬を選べます。
 そら:「どうしようかな?」HPで散々悩んでいたのにここでも悩んでます。
 チワワがよかったが、店の人から「この犬は、まだ慣れてないので犬を飼ったことのある人ならよいです」と言われ、第二候補のポメラニアンのアルパチーノにしました。
 12時受付し開始は13時、先にお昼を食べます。

 簡単に注意事項の説明、糞の始末、無理に引っ張らない、子供だけで引っ張らない、雨が降ったら中止・・・
 ここまできて雨降ったら、父も発狂するね。
 着いた時には曇りで怪しかったが、散歩を始めると晴れて来ました。
 そらも緊張した面持ちでリードを持ってます。
 散歩開始から5分もしない間に糞です。
 そら:「うぇ」と言いながら、そらが始末します。
 散歩をするが、植え込み毎に匂いを嗅ぎ、マーキングを繰返し、一向に進みません。
 そら:「カプチーノ!行くよ」言うことは聞きません、頑固というか、彼らも大変だよね、1時間毎、知らない人に連れられるんだから。って言うかアルパチーノですから。
 そら:「チノ!行くよ」しまいにはチノになってしまったよ、千乃ごめんね。

 父:「だっこしないの?」
 そら:「できるよ、重いんだよね」どうやってだっこしていいのか悩んでます。
 照れながらだっこしてました。
 そらにとっては、あっという間の1時間だったようです。
 終始、照れているような表情でしたが、楽しそうでした。
 父:「楽しかった?」
 そら:「楽しかった」よかったです。やっと誕生日が終わったね。
 父:「犬、飼いたくなった?」
 そら:「飼いたくなった」それは問題です。
 家族の皆が賛成しないと犬は飼えないな。
 難攻不落のママを攻め落とせるかだね、頑張れそら。

'07ピアノマラソン('07.01.14)
 昨年に続いて「ピアノマラソン」へ参加しました。
 今年の演奏曲は「インディアンのおどり」作曲者: A. コルトーです。
 先週は流石に父やバーバに言われ、毎日練習しました。
 そら:「どうしようパパ、緊張してきた。テストより緊張する」お兄ちゃんも頑張ってるんだ、そらも緊張を楽しめ。

 1/13と14の二日間、朝10時から夕方17時頃まで、延々と続きます。
 そらは11番なので、13日の10時半頃が予定です。
 海を試験会場に送り、10時前に会場入り。
 そら:「やばい、震えてきた」
 父:「最初のつかみが肝心だからね、手と足を同じに動かし出てくるとか、躓いて転ぶとかベタだけど、そういうのがうけると思うんだけど?」
 そら:「もぅ何言ってるの、うけなくていいの」
 父:「演奏を間違えたら、そこから《ねこ踏んじゃった》に切り替えるとか、どう?」
 そら:「あのねぇ、うるさい!それに《ねこ踏んじゃった》弾けないもん」えぇ、ピアノ習ってるのに《ねこ踏んじゃった》弾けないの?父でも弾けるのに。
 アホ父を相手にして少しは緊張が取れればよいですが。

 パンフレットを見ると、7〜8割りは小学生です。
 最年少は幼稚園の年少でお母さんと連弾する子も何組かいます。
 兄弟で参加している家族も多いです。
 苗字が同じで、名前が○音(小1)、×音(小3)、△音(小6)なんて兄弟もいました。
 楽曲も有名な「エリーゼのために」を選曲している人は多く、重なっています。
 一人だけ「自作」と書いてある人がいます、しかも「小2」です。
 その少年が登場です、賢そうな顔してます。
 普段そらのピアノを聞いている父はびっくり、本当にそらと同じ小2ですか?

 次はそらの番です、舞台の袖にそらを見えてます、Vサインしてます。
 内弁慶の小心者が、緊張した顔で少し猫背でちょこまかと歩いてきます。
 ちょこまか来て、ちょこまかお辞儀して、ちょこまか座って、すぐに弾き始めます。
 少しでも早く終わりにさせたいみたいに。
 途中一瞬止まりましたが、なんとか無事演奏できました。
 父:「ブラボー」

 父・ママ:「どうだった?緊張した?」
 そら:「もう来年は出ないからね!!」どうなることやら。

 そら日記**************************
 1月13日に、ピアノ・マラソンがありました。
 わたしは、11ばんの・インディアンノオドリをひきました。そして、わたしのばんがきました。どきどきしました。わたしは、ミとファを、まちがえてしまいました。
 そしてははとちちとバーバのいるせきへ、もどってきました。ちちが、「まちがえただろーーーーーー」といいました。そら、「そーーーーなのよーー、ちょっとまちがえちゃったのよーー」
 と、いいました。
 そしてわたしの、ピアノ・マラソンがおわった。