今年に引き続き来年の1月2日も海のテニスの試合があります。
来年のお正月も実家へ帰ることを断念しました。
そこで、正月には早すぎますが、実家へ帰ってきました。
(そらの誕生日12月10日に合わせて)
上尾ジジババ:「誕生日のプレゼント何がいいか考えておいてね」
そらは、クリスマス商戦へ向けてのトイザラスの広告を毎日眺めてました。
実際に父と現地(トイザラス)に向かいリサーチ。
候補は「たまごっちの、生きるみっちゲーム」(人生ゲームのたまごっち版)、ポケモンのぬいぐるみ。
父・母からは、ドラえもんの本と今回の目玉企画である、「レンタル・ドッグ」です。
これは、お台場にある
「パピーザワールド」が運営していて、気に入った犬を1時間1,890円でレンタルさせてくれる。
テレビ番組でも何度か紹介され大変な人気だそうです。
そらはお店の営業時間、駅からの地図、気に入った犬の第3位までを自分のノートに書き込み準備万端です。
ここに実家へ帰る前によってから向かう予定です。
12月9日(土曜日)、雨。
父:「雨が降ってるとレンタル・ドッグは、外の散歩ができないんだって、どうする?」
そら:「う〜ん」
父:「日曜日は晴れそうだから、土曜日は早く実家へ帰って、日曜日に行こうか?」そらは渋々承諾。
一番大切なノートを抱え上尾の実家へ帰ります。
早速、上尾のネネ・裕紀・日菜乃ちゃんも一緒に桶川のトイザラスへ出発です。
そらは、「たまごっちの、生きるみっちゲーム」がありホッとしてます。
海:「何にしようかな?」って何で君が迷ってるの?
海:「ジジババが誕生日プレゼント買ってくれるって」って君は7月生まれじゃないですか。甘いなジジババ。
裕紀は5歳、日菜乃ちゃんは1歳9ヶ月、裕紀は本当にうるさい、海もそらも少し引いてます。
それに比べて日菜乃ちゃんのかわいいこと、同じ兄弟とは思えません。
今回も4人で一緒にお風呂を入り、すごくうるさかったけど、すごく楽しかった。
どう変わっていくか楽しみだね。
上尾のネネがママみたいにはならない事を祈りながら。
天気予報通り、日曜日はよく晴れました。
実家を13時過ぎに出発し、お台場到着が15時前。
地図を片手のそらについていきます。
全員:「ここだね」。
貼り紙:「・・・本日の予約分は終了しました。・・・」
全員:「・・・」
神様、それはダメでしょう。
いくらなんでも、それはダメです。
そらにかける言葉も見つかりません。
そらは静かに泣いてました。
父・ママ:「また来週こよう、しかも朝一番に並んで・・・」何を言ってもダメでした。
そら:「どうせ来週も混んでてダメなんだょ」
折角の誕生日だったのに。
その後、ジョイポリスで遊んで元気を取り戻しましたが、帰りに犬のポスターを見ただけで、また沈んでました。
その後、帰りの新幹線はなんとグリーン車です。
海:「グリーン車、初めてだよ」
父・ママ:「親だって初めてだよ」
そら:「もっとゆっくり走ってくれぇ」
4人ともおのぼりさん状態、本がついてる持っていっていいの?電気がつくよ、足をおくとこあるよ、椅子がおおきいよ、テーブルが大きいよ・・・
来週、リベンジに向かうかは未定です。
父は帰ってから凄く落ち込みました。
落ち込んだそらを見て、何もできなかった父が情けなく申し訳なかった。
店に殴りこんで、そらのノートを見せ、どれだけそらが楽しみにしていたか説明し、どうにかならないか談判するべきだった。
ルールはルールとして受け止めなければならないが、そらの情熱を伝えれば何か変わったかもしれない。
なのに父は何もしなかった、店先の貼り紙を見て、そらにかける言葉も見つからず、おめおめ帰ってきた。
ごめん、そら。
ただ、冷静になりこのレンタルドッグというシステム自体に違和感がない訳ではない。
あるHPには凄い表現をしていた、「動物虐待の何者でもない」「娼婦を金で買うようだ」「スキー用具や車じゃあるまいし、命がレンタルできる?」・・・
上の表現を否定はしない、そうかもしれない、でもそこまで言われると、ペットとして飼う事自体が虐待ではないのか?と言い返したくなる。
家では飼えないが、少しの間でいいから一緒に散歩をしたいと願う子供がいたら、叶えてあげたい。
それが人間のエゴだとしても。