父:「そら!バーベキューやるのに炭がないよぅ、買いに行こう」GWだし、亮パパが長い単身赴任から帰ってきたし、いい天気だし、本間家は暇だし、豚インフルエンザだし、といことで本間・石井家でバーベキューをやろうと計画している朝に「炭」がないとはどういうこと?
時間もあるし天気もよいので、そらと一緒に自転車で買出しに行きました。
目的地はエスポット裾野店、普通に走れば10分くらいです。
途中でBBQの肉とかを皆が買いに来る店「ビッグ富士」によったり、100円ショップにより紙皿・紙コップ・割り箸を買ったり、2人でふざけながら道中を楽しんでました。
目的地に到着し、なんとか炭をゲットです。
帰りは下り坂なので楽です。あまりこがなくても進みます。
父・そら:「ヤッホー」大場川沿いの遊歩道を大声出して疾走します。
父:「本当に気持ちいいね」
そら:「そうだね」
その時、左斜め後ろを走っていたそらが、ガチャーンという音と共に消えた。
そらが、前かがみで倒れている。
カーブでもない、段差がある訳でもない、そんな道で転ぶことが出来るだろうか?
何かあったに違いない、落とし穴があいてたとか、アクロバット乗りをしようとしたとか、誰かに狙撃されたとかとか。
父も急いで駆けつける。
本人は座った状態で「痛い痛い」と肘を押さえている。
前かがみで倒れたので、頭は打っていないと思う、手は擦りむいているが折れてはいないようだ。
最初はビックリしたが、大事には至らないようなので、そらには悪いが安心した。
思わず笑みさえ漏れる父:「何転んでるの、馬鹿じゃないの、ドジなんだから」
するとそらの目が白目になり、そのまま後ろに倒れた!
父:「そぉらぁ〜」まるでスローモーションのように倒れていくそらを見ていた。
パニックになる父。
すると今度はそらが痙攣を始めた。
瞬間、父は神様にお祈りをした「ダメだ、止めてくれ、そらを連れて行かないでくれ」
抱き起こすとそらは帰ってきた。
そら:「ここどこ?」わぁ、違うそらが帰ってきた。
父:「炭を買って帰るところだよ」
そら:「また、転んだの?」またってどういうこと?おかしくなってる。
少しすると、そらも落ち着いてきた。
自分が気絶したことも理解したようです。
ただ、どうして転んだのかは自分でもわからないようです。
頭を打ったとかでなく、ショックで気絶するんですね。
肘は痛そうですが、擦り傷で済んでよかったです。
帰ってからは元気になったので、「気絶女」とか「キッゼーそら」とか呼んで馬鹿にして遊びました。