黒島の海
黒島の地図です
一番水色が薄いところがリーフ、
中間がラグーン、
一番濃い水色が深い部分です。
Aは仲本前。
Bは研究所の前で一番よく潜った場所です。
Cは灯台前。
Dはリーフの切れ目の水道部。
Eは伊古地区。
Fは砂浜となっています。
- A−仲本前
- 私たちの借家前の海ですが、家から海まで約400m離れています。
海岸からリーフまでは約100mありますが、
干潮時には歩いてリーフまでわたることが出来るような、幅10mぐらいの
テーブル状に盛り上がった部分が海岸からリーフまでつずいています。
特に大潮の干潮時にはリーフまで服を着たまま渡たれるので、
貝などを取りに行くのによく利用されます。
ここのラグーンは水深1m−3mぐらいで底は珊瑚砂です。
所々に岩があり、テーブル珊瑚が(アクロポーラなど)生えています。
スズメダイ類や蝶々魚類がここには住んでいます。
リーフはテーブル珊瑚が(アクロポーラ類)群生していて
色々な種類の魚の稚魚がいっぱいいます。
リーフの縁から外海に向かって急激に深くなっています。
この縁の所にはスズメダイ類や蝶々魚類、ブダイ類がいっぱい泳いでいます。
時たまナポレオンフィッシュが現れると言うことですが、見たことはありません。
- B−研究所前
- 海の近くに研究所がありますので、
泳ぎたくなったらすぐ海に行くことが出来ます。
ここのラグーンの広さも仲本と同じぐらいで100mぐらいあります。
ここはリーフまでは歩いては行けません。
ラグーンの深さは3mぐらいで、底はずっと珊瑚砂です。
リーフは仲本沖と同じくテーブル珊瑚が群生しています。
リーフの縁から外海に向かってやっぱり急激に深くなっています。
水深30mぐらいの砂地にはちんあなご類がいると言うことですが、
これも見たことがありません。
ここの海にはほぼ毎日潜っていましたが、注意していないと見れないのでしょうか?
またリーフの縁の水深10mぐらいの所に「みずいりしょうじょうがい」が
リーフにしっかりと張り付いています。
この貝は貝殻が30cmあり中の身は大きくて美味しいのですが、
岩に張り付いているので、ハンマーとたがねを持っていかないと取れません。
もちろんスキューバが必要です。
- C−灯台前
- 黒島最南端に灯台があり、
そこまで道がありますのでよく泳ぎに行きました。
海岸からリーフまでの距離は(ラグーンの幅)、
島で一番長く600m−700mはあります。
ラグーンの底は珊瑚砂で所々に岩があります。
ラグーンの幅が広いので、リーフまで行くのは一苦労です。
リーフまで行くのに疲れてしまうのでリーフより外には出たことがありません。
- D−リーフの切れ目(水道部)
- 黒島の南の海岸の沖にはずっとリーフがつながっているのですが、
一カ所だけ切れ目があります。
それがこの水道部です。
ここが切れているため、この付近ではかなり流れが速いです。
またこの水道部から外海の大きな魚たちがよくラグーン内に入ってきます。
私も一度鮫と出くわしてパニックになった事があります。
注意していないと怖いところです。
- E−伊古地区
- ここの海は今までの所とは違いリーフの切れ目にあたり、
底には一面枝珊瑚類が(アクロポーラ類)あります。
魚も前記の場所とはかなり違う種類がでてきます。
珊瑚を食べている魚などが多くなってきます。
- F−島の北部
- 島の北部一帯はずっと砂浜になっています。
所々に伊古地区と同じような枝珊瑚類が群生しています。
この砂浜から小浜島や竹富島まではずっと浅く
1m−10mぐらいの水深でつながっています。
ちょうどこの3島の中間ぐらいで船のエンジンが止まってしまい
船を5人で泳いで引っ張って島まで戻ったことがありました。
それでも水深が浅かったのであまり焦りませんでした。