Q3  算数はきらい。なぜやらなければならないの

A3  小学校4年生までの算数は、大人になって使えなければ困るものばかりです。

    大人になってから馬鹿にされたくない人は、必死になってやりましょう。

    5,6年生や中学校の算数・数学は、そのまま生活に使わないものもあります。では、何のためにやるのか。

    それは、脳みその回路を作るためです。

    脳みその仕組みをとても簡単に説明すると、脳は何十億の記憶の部屋でできています。

    記憶の部屋にたくさんの記憶をしておくのも大切ですが、その部屋と部屋をつなぐ廊下やその廊下を走り回るメッセンジャーを作り、育てる必要があります。

    そのためには、算数や数学で、脳みそをもんでやるのが一番いいのです。

    特に12歳までは、ちょっとの勉強で、たくさんの太い廊下や速いメッセンジャーがたくさんできます。

    生理が来たり、声変わりが始まったりすると、それまでの2倍の勉強が必要になりますが、それでもまだ18歳以降よりましです。

    18歳ごろ、骨の成長が止まってから後は、本当に命を掛けて勉強しないと、頭は良くならないのです。


    5,6年生、中学生のみなさん。君の頭が良くなるチャンスは、あと少しの時間しかありません。

    今を逃すと大変ですよ。がんばってください。

   2度の変身
       脳の部屋

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