3.2日目
昨日買っておいたパンと牛乳で腹ごしらえして出発。天気は良さそう、というよりまた暑そうである。まず両親の墓参りをするためT町へ向かう。
墓地はクワハウス久谷にすぐ近くにある。
在所の雑貨屋で花を買う。古くなってしおれていた花を捨て買った花を備える。2年振りの墓参りである。今回の大きな目的が達成できた。
(写真は墓)
それから北陸鉄道旧能美線湯谷石子駅跡に向かった。同じ在所なので近い。数分で到着した。廃線になってすでに20年以上経過している。
駅跡にその面影はなかった。小さな公園になっていた(注:この事実は以前訪れて知っている)。
子供の頃はどこへ行くにもこの駅が出発点であった。能美線の沿線に住んでいたことが鉄道ファンになった大きな要因だったと思う。
なお、北陸鉄道の廃止線のことは、今回お会いできなかった石川の鉄道さんが詳しい。
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さて、これからカメさんのお店である。カメさんは不良中年友の会メンバーであるが仕事柄オフ会には参加できない。
こちらから出向かなければご尊顔を拝することはできないのである。
T町から国道8号線を走り、津幡の市街地をわざと通って押水に向かう。
能登半島のちょうど付け根のあたりにある。カメさんのお店は「かっぱ鮨」という名前のお寿司屋さん。お盆で書き入れ時でもある。カメさんと会うのは前回の帰省ツー以来2年振りである。
しかしお店に入るのは今回が初めてなのである。
早速、にぎりを注文した。まだお昼前だったこともありお店は空いていた。
空いていたからカメさんといろいろ話しができた。明日は会津に行くと話したら、「遠いぞ〜」と脅かされた。(写真はひょうきんなカメさん)
仕事中であるので長居はできない。近くにある温泉の場所を教えてもらった。その温泉は「志乎・桜の里温泉 古墳の湯」。
志雄町なので近い。20分も走ると到着した。温泉に入って一息入れた。(温泉レポート8もご覧下さい)
159号線、8号線と走って松任から157号線に入り白山山麓を目指す。途中の道の駅「しらやまさん」で休憩した。この道の駅は何故か辰口町にある。157号線沿いなら鶴来町に作るのが順当だろう。
道の駅から目的地の手取峡谷までさほどの距離はない。間もなく到着した。いつ見ても素晴らしい峡谷である。
(写真は黄門橋から見た峡谷)
峡谷を見たあとは今日の宿(ビジネスホテル)のある松任まで戻った。ちょっと時間があったのでインターネットカフェで時間をつぶした。こんな田舎にもあるのかと思った。
宿に入ってこれから会う友人と携帯で連絡を取る。風呂に入って汗を流してから居酒屋へ向かった。友人と会うのは3年振りである。ゆっくり語り合おうと思って臨んだのに一方的に喋りまくられてしまった。
愚痴を聞かされたと書いた方が正確かもしれない。久しぶりに会ったのにあまり楽しくなかった。
宿に戻ると浜松ナンバーのバイクが2台とまっていた。こんなところで同じ静岡県のナンバーを見るとは思わなかった。