沼津市との合併協議会はどのように設置されたか
昭和39年 沼津市、清水町、三島市二市1町の合併の話は、三島市が合併しないことを表明。
昭和41年7月 沼津市が清水町に合併を申し入れ。 。
11月 沼津市清水町合併協議会の設立。 。
昭和42年1月 42年4月1日の合併を決める。 。
2月 時期尚早と言う事を沼津市に伝える。 。
3月 合併協議会で42年8月1日に合併をすることに変更。 。
3月 長泉町とのごみ施設基金をやめ、沼津市の施設利用を決める。 。
4月 清水町町長選挙、議会選挙。 。
昭和43年4月 最後の合併協議会を開催 その後合併の協議はたち消え。
。
昭和41年当時、町長、議会はこぞって沼津市との合併に賛成で、手続きをどんどん進めました。ごみ処理も、
長泉と進めていたのを、沼津市に切り替えたのもこの時期です。 しかし、住民は、合併に疑問を感じて、反対しました。
当時、住民の意見を聞かずに合併やそれに基づくごみ行政を進めた結果が、今の清水町の問題を作っているといえます。
2市3町の合併で財政指数は
(町の資料から)
2市3町 清水町 今と比べて
財政力指数 0.949 0.883 少しよくなります
公債費比率 12.0 9.7 悪くなります
。
一人当たりの借金 307092円 224874円 多くなります
経常収支比率 76.5 74.4 悪くなります。
(独自に使える予算の割合が少なくなる。)
合併で保育料や、配食サービスはどうなるの?
各自治体の保育料の軽減率・保育料(第5階層)
(パーセントが多いほうが保育料は安くなります。)
軽減率 第5階層の保育料
三島市 41.0% 31870円
沼津市 22.4% 44000円
函南町 20.1% 33000円
長泉町 28.9% 33000円
清水町 30.9% 33300円
実際の保育料は
自治体によってこんなに違います。合併したときに、住民サービスの低下をしないとっても保護者の負担の
軽減をキチンと決めておかないと 清水町でやれていることでも、合併をすればできないということもあります
高齢者への配食サービス
利用できる曜日、 利用できる食事 料金
三島市 月〜土 昼食 350円
沼津市 毎日 昼食 250〜500円
函南町 月〜土 朝食・夕食 200円
長泉町 毎日 昼食 300円
清水町 月〜金 昼食 250円
いっぱんに「サービスは高いほうに負担は低いほうに」とよく言いますが、これは財政的な面から考えて不可能です。
また、配食サービスひとつとっても、委託方式がすべて違います。こうした事業の統一もていねいにしないとサービス低下に
つながります。 検討が必要な事務事業が2000項目とも言われています。住民の立場で検討しなければ、今の静岡市の
ようにこんなはずではなかったということになってしまいます。