小説 「狂王の試練場」 解説

第21話より後の解説&後書きです。
いよいよ佳境です。もう少しだけ、お付き合い下さいませ。


〜第10話  〜第20話  第31話〜


第21話 『死線─サトリ』

ユダヤ vs”魔人”の因縁の対決です。
実はこのタイマンを実現させるべく、パーティを分割したのも確か。
実際のWIZでは絶対にありえないシチュエーションですね(笑)
こういった場面を作り出せる可能性を持った創作執筆は本当に楽しいものです。
ここ数話は、執筆の速度も飛躍的に向上してますから(笑)

さて、戦いの結末は怪しい暗雲によって閉ざされつつあります。
次回は再びデュオ達がメインのお話となります。
今回の続きはその次になると思いますので、どうかご期待下さい。
先の展開を知っているNOGでさえ、もの凄く続きが気になっていたりします(笑)

 

第22話 『異変』

ごめんなさい、またやってしまいました。
プロット通りに話が進まずに、悪戯に話を長くしてしまいました。
この辺がNOGの文章力のなさを物語っています(苦笑)

さて、デュオサイドのお話です。
地下十層の玄室群を次々に突破していくデュオ達。
それらの先の、とある玄室にはアース姉弟の協力者ロズが待っているはずであった。
だが、そこにロズの姿はなく……
要約するとこれだけの話なんですけどねえ(笑)
それと、ラストの火柱の正体は勿論アレです(笑)

 

第23話 『音速剣』

NOGは公式設定を完全に無視した、相当のフカシ野郎です。
今回の話は、もはやウィザードリィではありません。
自分設定バンザーイ!(開き直り)

今回の説明点は、何故デュオよりもイルミナの方が有利に戦えていたのか。
まず、イルミナは侍なので、刀への氣の伝導効果により効率的にダメージを与えられます。
そして、武器の童子斬がクリティカル能力を持っているので、たぶん相当に鋭いのではないかと。
以上の二点から、イルミナがデュオ以上に奮戦できたというわけです。
そういう事にしておいて下さい(笑)

 

第24話 『楼蘭幻想』

よもや、言い訳はしません。
これはもはやWIZではありません。オリジナルです。
もう、開き直ったので何でもやりますよ(爆)

さて、この話は誰かの過去。追憶の彼方の物語です。
って、誰の事かはバレバレですが(笑)
次回は楼蘭編の後編です(まだやるのか…)

 

第25話 『楼蘭炎上』

「おい、WIZはどうなったんだ!」

と、お叱りを受けそうな楼蘭編ですが、あと一話だけ続きます。
本当に申し訳ありません。話数の水増しというわけではないのですが……
ですが、この楼蘭編はユダヤの過去を語る数少ない機会だったりします。
そして、今後の作品への大きな伏線になっていたりもしますので、もう少しだけお付き合いください。

「俺はWIZ小説が読みたいんだよ、このタコ!」

と、仰る方は第27話辺りから再びお読み下さい。
その辺りからは、いつもどおりの迷宮に話が戻っているはずです……たぶん(爆)
実はこの楼蘭編、執筆していて楽しいんですが(笑)

 

第26話 『黒騎士』

ごめん、終わらなかった……

本当に不甲斐ないこの不始末を、どうかお許し下さい。
NOGとしてもこの楼蘭編は早めに終わらせたかったのですが、予定通りに進行しませんでした。
話の構成(プロットの練り)が甘すぎました。
執筆している内に次々と追加のネタ(しかも重要)が浮かんできました。
WIZの小説を期待して下さる方には、本当に申し訳なく思います。
中途半端なオリジナル作品を永きにわたり掲載してしまいます事、本当に反省しています。

さて、この楼蘭編ですが、他の平行する話(デュオ達やシオン達)とは完全に異なる時間軸に位置します。
そのため、終了するまでは他のパーティに話を移せないので、余計に腹立たしい思いでしょう。
あと1回だけ下さい。
あと1回で、今度こそ楼蘭編は終了です。
その次は、久しぶりにシオン達の話になります。
これは多分、間章としての役割を果たす短いお話です。
とまあ、既にNOGを信用できないでしょうが、今一度だけお待ち下さいませ。

 

第27話 『まほろば』

何となく、不完全燃焼気味に終わりました楼蘭編。
本来は1〜2話程度でまとめるはずだったのですが、これほどまでに長引いてしまいました。
これも全ては、NOGの構成力と文章力の至らなさなのは言うまでもありません。
しかも、その結末も解説不十分だったし……

まあ、なんとかワードナの迷宮に物語が戻ったので良しとしましょうか(爆)
次はシオン達のエピソードを入れる予定でしたが、ユダヤの決着を先につけようと思います。
そうしないと、また話の流れが妙な方に進みそうなので。
それでは、大変ご迷惑をお掛けしました。

 

第28話 『死線─ミチビキ』

長い間、続いていた”魔人”との死闘がようやく終了です。
途中で謎な話(楼蘭編)が始まってしまい、一時はどうなる事かと思われましたが(笑)
そして、結局WIZらしからぬ展開を見せてみたり(爆)

さて、”魔人”ルシフェルの蘇生についての説明を。
まず、この蘇生(魔王クラスの降魔術)はかなりレベルの高い、古の失われし禁術です。
裏切りの遺跡に安置されていた仮面(実はこれこそがマイルフィックを崇め創られた物)を媒介に、
何者かが前述の魔王降臨術を執り行いました。
結果、深層心理において魔王に精神操作を受ける形で、ルシフェルは再び蘇ったというわけです。
さて、ここで問題なのがこの禁術を施した術者について。
いくらマイルフィック縁の媒介を用いたからとはいえ、
仮にも魔王を召喚するなんて真似は通常では考えられない事です。

これらの謎(伏線?)を残したまま、話は他のメンバーへと移行します。
ちなみに楼蘭編にも幾つかの伏線を張っています。
NOGさんは伏線張るのが好きですから(笑)

 

第29話 『呪文』

さて、久しぶりにシオン、ヨセフ、シキの三人が登場です。
今回の話は、鋼斬糸によって瀕死の重傷を受けたシオンが、二人の治癒呪文で復活する所から始まります。
ちなみに、実際のゲームではMADI一発で全快なのですが、作中ではあえてそれを無視しました。
だって、死にかけて虫の息の人間が、いくら魔法とはいえたった一発で元通りというのは……

そして、後半ではアース姉弟と行動を共にするデュオ達の痕跡を追っています。
ここで語られるアース姉弟(特に弟メルキド)の恐るべき実力。
様々な人物の影が交錯しつつ、物語はいよいよ佳境を迎えます。

 

第30話 『誘惑』

いよいよ、ワードナとの決戦を間近に控えたデュオ達のひとときです。
未だ謎に包まれたアース姉弟について、もう一歩踏み込む意味もこめて書いてみました。
相変わらず、歪んだ愛情が全開ですが(爆)如何だったでしょうか?
次回も引き続き彼等がメインのお話になります。


 


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