小説 「狂王の試練場」 解説

最終章とでもいうべき、第31話より後の解説&後書きです。
陰謀が渦巻く迷宮を舞台とした、冒険の行く末や如何に?


〜第10話  〜第20話  〜第30話


第31話 『嚆矢は放たれた』

謎に満ちたアース姉弟に導かれ、とうとうワードナの部屋の前に立つ二人。
デュオとイルミナは、はたして無事に勝利を収める事が出来るのでしょうか?

そんな感じで次回へと引いたわけですが、もう本当に佳境です。
デュオ達を追うシオンら三人。
”魔人”との戦いを制すものの、瀕死の重傷を負ったユダヤ。
迷宮に向け進軍を開始したトレボー親衛隊。
それを密かに尾行するカシュナ達パーティ。

本当にたくさんのシーン(小集団)が同時に展開しています。
あとはこれらを収束させるだけという所まで来ました。
当初の予想を裏切り、構想していた以上に長く続きましたが、ゴールはもうすぐです。
もうしばらく、彼等の冒険を見守ってやって下さい。

 

第32話 『魔法剣』

さあ、いよいよ大詰め。ワードナとの決戦です。
もうここまできたら何にも言いません。
黙って読んでみて下さい。

それで、この決戦についてなんですが……
あきらかにアース姉弟が主役です(笑)
というか、今回と次回で彼等の恐ろしいまでの戦いぶりが描かれます。
今回のドレイン(バンパイアだから2レベルね)を無視した戦いがまず序の口でしょうか?
ところで、この姉弟の姿形に関する描写ってしてなかったような気が。
でも、登場してからかなり経つキャラの描写を今更という気もするし(苦笑)

 

第34話 『血の代償』

”MAHAMAN”です。
使用すると1レベル吸い取られるのと引き換えに、恐ろしいまでの効果を発揮するという。
そのMAHAMANを少しばかり大袈裟に、そしてドラマチックに(笑)表現してみました。
如何だったでしょうか?

さて、読者の皆様には大変申し訳ないのですが、最近の執筆にはパワーが不足しています。
以前ほどの勢いが無く、もはや惰性すらも存在しない。
そんな気分のなか、騙し騙し執筆しています。
本来ならばこんな状況での作業は控えるべきなのでしょうが、
それでも書き続けていないと、再開が億劫になってしまうのではないかという不安があるのです。
実際、ここ数話は更新の必要性に迫られて書いているフシがあったりします。
こんな事で良いお話など書けるはずがない事も重々承知おります。

だけど、NOGはウィザードリィが大好きです。
NOGの思い描くWIZワールドを皆様に知って頂きたいのです。
大変に手前味噌なお願いになりますが、どうか最後まで見捨てないで下さいませ。
そして、物語が完結した暁には、どうか率直なご感想をお聞かせ下さい。
その時こそ、きっとNOGにとってその真価を問われる時なのだから……

 

第35話 『譲渡』

さて、前話より引き続いてのお話です。
しかし、マハマンの後遺症を少しばかり大袈裟にしすぎたかなと思っていたり(笑)
文章を書きながらそのあまりの酷い表現に、「アイル死にそうだな…」と本気で思いました。
アイルはマハマンでドレイン1レベル。なんか死にそうな感じに。
メルキドはVampireの攻撃でドレイン2レベル。なのにピンピン(笑)
もう、我ながら無茶苦茶ですね(爆)

 

第37話 『終焉の刻、来たりて』

ワードナ討伐を果たし、アース姉弟はデュオ達のものを去りました。
その頃、別の局面に於いて、時は再び動き始めます。
即ち、悲壮なる想いを内包し戦いの最中に身を置き続ける者。
その男、ユダヤに対して終焉の鐘は鳴り響きます。
鉄の軍靴の足音に包まれながら─

ここまできたら、賢しい解説などは無用の事と思われます。
急激に収束しつつある物語の流れに身を任せ、あるがままに感じ取ってみて下さい。
それこそがNOGが表現したかった世界、物語なのだから。

 

第40話 『カシナートVSカシナート』

今回はシリアスな話の中に、ちょっとした洒落を内包してみました。
回転する刃を持つ奇剱カシナート。
知る人ぞ知る、フードプロセッサーのお話です(爆)

なお、今回の内容(出来ばえ)に関してはノーコメント。
なんか非常に書くのが辛かったです。
正直な話、途中で投げ出して連載中止にしようかと思いました。
でも、ここでやめては、今までやってきた事が全て無駄になってしまいます。
それに、この様な作品でも応援し続けてくれる人がいるのです。
そうした方が一人でもいる限り、ちゃんとした形で終結させないといけませんよね。
まったくもって、そういう方々には頭が上がりません。

 

第42話 『暗剣舞踏』

今回のお話は、この連載を始めるに当たって、NOGが書きたかったシーンでもあります。
しかしながら、その実力が及ばず納得のいく出来ばえにはなりませんでした。
ですが、いつでもイメージ通りの文章が書けるわけではありません。
なので、今はこれで良いかな? とも思います。
また、予定に反し話数が伸びてしまいましたが、これに関してはどうかご理解下さいませ。
どうやら、NOGは予定通りに書けない体質のようです(苦笑)

さて、今まで活躍の機会がなかったイルミナですが、今回は大暴れです。
そして、またしてもWIZの設定を無視して突っ走っています(笑)
なんか、いっそのこと舞台やシナリオを、完全オリジナルにした方が良かったかもしれませんね。

 

第44話 『戦乙女の葬送歌』

というわけで、前回の話から10日ほど空けてようやくお送りします。
しかも、微妙に一話の話が短いのは内緒です(爆)

さて、今回はNOGの友人コージ師のパーティが大活躍です。
このカシュナ以下”ヴァルキリー戦隊”には、外伝Vの対戦でNOGも散々苦しめられました。
その時はBAKADI(1グループ抹殺!)を連発されたのですが、本作では#1が舞台なのでBADIに変更しました。
ちなみにパーティ構成はカシュナがロードで、他は全員ヴァルキリーという極端なものです。
本作には当初、主人公パーティのライバル役として登場させたのですが……(苦笑)
なお、メンバーの1人アイラは、実際の名前はアイルなのですが、アース姉弟の姉と被るので変更させて頂きました。
キャラクターを提供してくれたコージ師には感謝です。

 

第45話 『喪失』

いよいよ、全ての戦闘パートは終了です。
この後は物語の収束と一分のタネ明かし、そして後日譚となります。
エピローグまで含めて、あと3話ほどでしょうかねぇ(前にも似たような事を言いましたが…(爆))

今回のお話はストレートに、裏読み要素はなしです。
説明すべき点は特にはありませんので、見たまんまお楽しみくださいませ(笑)
ゼルの口調(台詞)がどことなくシロッコの影響を受けているのは気のせいです……たぶん。

 

第46話 『狂気』

さあ、物語の幕を閉じる為の準備が開始されましたw
俗に言う、人員整理というやつですよ(爆)

今回の物語の前半は、今までしぶとく生き残ってきたゼル将軍の呆気ない最期を。
そして後半は……ご、ごめんなさい。
つい出来心で、とんでもない展開となりました。
どこまで書いてしまおうか散々悩みましたが、結局は直接描写は避ける事となりました。
ええ、チキンですとも。あたしはさ……
んで、テーマはそのものズバリ『愛憎の近親相姦』(斬首)

NOGはこんなヤツです……

 

第47話 『悲愴』

ほんっっとうに、お待たせしました(汗)
21日もの間を空けての新話更新でございます。
これ以降はあまり間を開けずに更新していきたいと思います。

さて、迷宮での冒険も終わり、今回から数話は事後処理的なお話が続きます。
各話ごとに多少、時間軸が前後するところが出てくるかもしれませんが、
以降まで含め通して読めばご理解頂けるはずなので、どうか御了承くださいませ。

ネタは既に出来ています。あとはNOGのやる気と時間です(爆)

 

第49話 『別れの時』

さて、今回でパーティも解散となりました。
実質上の最終話とも言えなくはないお話ですが、如何でしたでしょうか?
次回は主人公デュオのお話です。
次で本当に最終話となるのでしょうかねえ?(笑)
なんか、なんの予定も無くだらだらと続けてきた『狂王の試練場』ですが、
皆様のご支援もあってここまで辿り着く事ができました。
特に去年末からは、その更新ペースも極端に遅くなってしまったことが、
とても申し訳なく思っています。

この物語もあと一息です。
最後まで応援ヨロシクお願いしますです(ぺこり)

 

第50話 『尖塔での誓い』

大変お待たせ致しました。
これにて、WIZ#1『狂王の試練場』の本編は終了です。
あとは次回のエピローグを残すのみです。
いくつか明かされない謎も残りましたが、次回作への伏線とでも解釈して下されば幸いです。
ただ単に、何にも考えずに風呂敷を広げすぎただけという話も……げふげふ。
それでは、次回で終わりです。
最後の最後まで応援ヨロシクです♪


 


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