「古代都市 ネセバル」とは、世界遺産
のなかの文化遺産の1つです。黒海に突き出した岬に作られた町で狭い砂嘴(さす)によって 大陸とつながっている。砂嘴の上の橋を渡り、ネセバルに着いた。街は要塞壁で守られていたらしく 朽ちた要塞壁が門になっている。古い建物が多く、修復中の建物がいくつかあった。要塞壁の門をくぐると、人、人、人・・・とたくさんの観光客でいっぱいだった。どうもここは、 ブルガリアの人達にとって、リゾート地になっているようだ。あっちこっちにところ狭しとお土産屋 の露店が並んでいた。ネセバルは、大小合わせると数10棟の教会が残っている街で 4、5箇所の教会を案内してもらった。現地ガイドさんに案内されたのは、 「聖パントクラトール教会」だった。この教会は、14世紀に建てられた教会で卍型や青銅の装飾が あり、ネセバルの独特のものだそうだ。教会自体は現在ギャラリーとして使われているそうだ。
名前は忘れたが「聖ステファン教会」の向かいにある教会は、海に面して建っていた。 屋根はなくなっているが、景色がきれいな所だった。教会に関して無知な私は知らなかったが、 教会はすべて上から見ると十字の形になっていてその交差する所はドームになっているそうだ。 そう見ると、屋根はなくても十字の形になっていたことがうかがえる建物や遺跡が解る。
教会以外の町並みも落ち着いていて素晴らしい。ここの見学時間が1時間だけなのが悔やまれる。 のんびり1日かけて歩いたり、絵を描いたりして過ごしていたい。民家を良く見ると変わった造りを していた。1階よりも2階の方が大きく出っ張っている。これは、狭い土地を有効に使うために こうなっているそうだ。また、家のドアに黒いリボンと人物の写真に説明文が書かれた紙が貼ってある 家があった。これは、故人を偲ぶためのものでだそうで、貼っている期間は、遺族の思いによって決まるそうです。
最後に案内された教会は、スタラタ・ミトポリャ(聖ソフィア教会)だった。ここは、ネセバルで 最も古い教会で5世紀後半から6世紀前半に建築されたそうだ。三廊式バシリカ式聖堂で現在は 天井がなく廃墟同然となっている。周りは広場のようになっていてイベントなどが催されることが あるそうだ。
1時間が過ぎて観光が終わってしまった。「崖の上」という名のレストランから、遠くに薄く見える ネセバルを見て、更に「是非もう一度訪れたい街。」と思った。