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 天平時代の仏像を研究し作風を作り上げてきた仏像ドットコムの仏師 瑞雲

 最初の仏像は紀元後1世紀後半頃にインドの西北、ガンダーラで作られたとされます。ガンダーラはヨーロッパに近くギリシャ文化の影響を受け彫刻も盛んで、ギリシャ彫刻のような鼻筋の通った彫りの深い顔の仏像で衣紋もリアルな西洋風に作られました。これが、中国を経て日本に伝わると日本人のお顔や体型に似た日本風の仏像に移り変わったのですね。日本仏像彫刻の最盛期は奈良時代から鎌倉時代でした。特に奈良時代後半の天平時代の仏像は造形としての芸術的価値が高く、現在でも多くの仏像ファンを魅了しています。
 仏像ドットコムの管理人で仏師として活躍する松田瑞雲は仏師としての修業時代から、この天平時代の仏像を研究し作風を作り上げてきました。天平時代の仏像はリアルで現代彫刻に通じるものがあり、今後の日本仏像の模範となっていくことでしょう。

仏像ドットコムの「仏像」に対する考え方

 仏像とは神仏の魂が宿られる尊いものであり、仏師の霊格の高さにより仏像に宿られる神霊の格も違ってくるのです。したがって、僧侶でもある仏師の松田瑞雲は神仏への日々の祈りを欠かしません。最近は外国産の安価な流れ作業で作った木彫仏像や型に流し込んで作ったコピー仏像がネットを含め氾濫していますが、形が立派な仏像の形をしていても魂の宿った仏の像ではありません。ただの木や金物、プラスチックの塊でしかありません。
 なぜなら、ここに生後1年の赤ん坊がいるとしましょう。僧侶が着る袈裟を赤ん坊に着させたら、この赤ん坊は立派なお坊さんですか?手を合わせられますか?ただの赤ちゃんじゃないですか。

発明家でありベンチャー起業家でもある藤村さんの話

 ラジオに発明家でありベンチャー起業家でもある藤村靖之(発明工房主宰)さんが出ていたことがありました。藤村さんは、若い時代は新しいものを考案しても製品が売れない時代が続いたそうです。日本人は保守的で、製品のレッテルを見て買う傾向があるので、名もない小さな会社の製品は良いものでも相手にしてくれなかったのです。
 ところが、ネットワークとインターネットのお陰で、発明家と消費者を結んだ新方式で事業が好転したんです。おそらく、これまでは、どの分野でも経済の仕組みは発想者→開発者→大量生産者→販売者→消費者という長い工程を経て商品が消費者に届くような仕組みになっていましたね。これが発明家→消費者という最短になることで消費者の要望が直接に発想者に伝わり、無駄のないリスクの少ない最も効率的な経済形態が出きるわけです。この仕組みの中には、「儲ければ良い」「一流メーカーであれば良い」というような昔ながらの古い媒介は存在しません。
仏像ドットコムも懇切丁寧にお客様に対応藤村さんは、「良い時代になった。」と何度も言われておりましたが、本当にそうだと思います。

仏像販売の仏像ドットコム

 仏像ドットコムはインターネットを立ち上げてもう11年が過ぎました。インターネットを立ち上げる前は、口コミのお寺様からの仏像注文が主流でしたが仏像販売をネットでするようになって、色々なお客様とメールでやりとりするようになりました。お客様に不安や不明な点がないように出来る限り懇切丁寧に返答しています。そうして納得していただいてから仏像を購入していただくことがだいじではないでしょうか。



2011年は
仏像ドットコム開店11周年

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