瑞雲流仏像彫刻とは
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天平彫刻の美しさと仏像の歴史仏像の歴史上、日本仏像彫刻の最盛期は奈良時代から鎌倉時代でした。特に奈良時代後半の天平時代の仏像は造形としての芸術的価値が高く、現在でも多くのファンを魅了しています。仏像ドットコムの仏師、松田瑞雲は修業時代から、この天平時代の仏像を研究し作風を作り上げてきました。天平時代の仏像はリアルで現代彫刻に通じるものがあり、造形の美はもちろんのこと、理想の美人体の美があります。瑞雲は修業時代に彫塑を太平洋美術会研究所にて学んだことが仏像美を表現するのに大いに役立っています。鎌倉彫刻の迫力のある写実的彫刻技法この天平様式に鎌倉時代の代表的仏師である運慶、快慶の迫力のある職人芸とも言える写実的彫刻技法を取り入れ伝統的日本製仏像を制作しています。それだけではありません。江戸彫刻 円空上人、木喰上人の仏心と神仏の霊気国際的に評価の高い江戸時代初期の鉈彫りで有名な円空上人、江戸時代後期の「どこもかしこもまん丸い微笑仏」で知られる木喰上人の自由奔放な仏像彫刻に大きな影響を受け、仏像彫刻家として「瑞雲仏」という愛称の心が癒されるかわいいオリジナル現代版微笑仏の世界を切り開いています。「魂の彫刻」と呼ばれるくらいに円空上人木喰上人の芸術は造形を超えた高潔な精神性(仏心・霊気)があります。それはこの二人の芸術家が出家者、求道者であるということからも言えることです。彼らが彫っているのは仏像ではありません。仏の魂なのです。神仏の霊気は、このように求道心(仏心)のあるものにしか降りて来ません。宗家仏師 松田瑞雲瑞雲流仏像彫刻は、宗家、仏師 松田瑞雲の「仏像の美しさ、彫刻の迫力、神仏の霊気の三つが一体となった仏像彫刻を目指す流派です。仏師、仏像彫刻家 松田瑞雲の略歴へ |
★★★仏像とは仏像とは神仏の魂が宿られる尊いものであり、仏師の霊格の高さにより仏像に宿られる神霊の格も違ってきます。したがって、造仏する仏師には崇高な仏心が必要なのです。 |
(工房)千葉県八街市文違301−2074
東洋仏所 電話・FAX 043−444−6691 e-mail:zuiun01@butsuzou.com |
天平様式の懺悔救霊聖観音像 1996 瑞雲作 |
オリジナル微笑仏地蔵菩薩だっこ仏 2011 瑞雲作 |
瑞雲の製作風景 最新 |
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