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内観とは、吉本伊信(1916〜1988)によって開発された自己探求法です。 浄土真宗の教えの一つの求道方法を改良し、その方法から宗教的な色彩を取り除く。 昔は、断眠 断食 断水ということでやったそうですが、そういう苦行的な色彩を取り除いて、むしろ自己洞察という方面で自分自身を見つめて、反省するという法に重点を置き、誰にでもできる、大衆向けのような方法に改良したのが現在の内観です。
精神医学・心身医学・心理学・矯正教育・産業界・学校教育等の幅広い分野での研究や実践が活発に行われています。 1978年には日本内観学会が結成され、以来毎年全国大会が開催されています。又、日本文化から生み出された自己探求法として海外でも行われ、国際内観学会が三年毎に開かれています。
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