Kai's Story
1通信簿 2夏休み終了 3運動会 4参観日
5試合 6持久走 7性指導 82学期終了
9縄跳び 10スクール 11惨敗 12修了証書
13学級委員 14いつも惨敗? 151学期終了 168歳
17夏休み宿題 18運動会 192年参観日 20持久走2


Kai's Old Story


通信簿('01.7.22)
 まずは最初に訂正です。タイトルの「通信簿」というのは正しい名称ではないようです。
 海がもらってきた「通信簿」には「学校生活のあらわれ」と記述されています。

 7/20で1学期が終わり、親としては楽しみにしていた「通信簿」をもらって来ました。
 海がどう評価されているのか、最近はどのように評価しているのか、親としては興味深い。
 2つの項目に分かれています、「学習のあらわれ」とは算数・国語・音楽・図工・体育についての評価。
 「行動のあらわれ」とは、返事ができる・集団行動ができるなどの評価。
 #以下の表は「Microsoft Front Page」を使って、海に作ってもらいました。
 「学習のあらわれ」は全部「おおむね達成」でした、親としてはホッとしました。
 「行動のあらわれ」では、2つしか○がないのが気になるが・・・
 この年齢で大切なのは、「学習の・・」より「行動・・」だと思うのですよね。

 パパ:「この通信簿は全部『おおむね達成』だけど凄いことなの?」
 ママ:「最初だもみんなこんなんじゃない」そうだよね。
 パパ:「海、ほかの子の通信簿を見た?」
 海:「先生がほかの子に見せてはダメだって、話をしてもダメだって」
 そういうものをインターネットで公開していいのか?
 

学習のあらわれ

教科

学習のめあて

おおむね達成 努力したい
国語 進んで表現したり、読み物を楽しんだりしようとする。  
はっきりと話す。  
大事なことを落とさないで聞く。  
簡単な文を書く。  
簡単な言葉のきまりや使い方がわかる。  
文字を正しくていねいに書く。  
算数 数や形に親しみを持ち、進んで学習しようとする。  
身近なものを使って、工夫して考える。  
計算や大きさくらべができる。  
図形の意味や数の順序、大小、しくみがわかる。  
音楽 進んで音楽活動を楽しもうとする。  
曲の感じをつかんで、身体表現をする。  
楽しく歌う。  
リズム打ちをしたり、簡単な曲を演奏したりする。  
情景を思い浮かべながら楽しく利く。  
図工 進んで造形表現活動を楽しもうとする。  
材料をもとにして、豊かな発想をする。  
感じたことや思ったことを、自分なりに表現する。  
かいたり作ったりしたものを楽しくみる。  
体育 約束を守り、楽しく運動しようとする。  
めあてに身勝手、活動のしかたを工夫する。  
基本の運動やゲームの技能を身につけ、力いっぱい運動する。  

 
No

行動のあらわれ

1学期
1 安全に気をつけ、時間を守って生活する。  
2 身のまわりの整理整頓をする。  
3 はっきりとあいさつや返事をする。
4 明るくのびのびと生活する。  
5 よいと思うことは進んでやる。  
6 決められた仕事はしっかりやる。
7 自分でやろうと決めたことに工夫して取り込む。  
8 誰にでも親切にし、仲良く助け合う。  
9 自然に親しみ、動植物をかわいがる。  
10 手伝いや仕事を喜んでやる。  
11 良い悪いを考えて行動する。  
12 みんなが使うものを大切にする、約束やきまりを守る。  

夏休み終了('01.9.1)
 長い夏休みも終わりました、本人は家にいるより学校のほうがいいらしく喜んでいる。
 夏休みのイベントを思い出してみよう。
 −巨人戦観戦
 −TDL
  詳細は海7歳(TDL・神宮・IKSPIARI)を参照して。
 −埼玉の実家へ一人で?
  もともとは、海の誕生日頃にジージ&バーバから「そろそろ海君も一人で遊びにきたら?」と言われたが、本人は「一人じゃ嫌だな」と乗り気ではなかった。
  しかし、遊びに来て欲しいジージ&バーバは「何でも買ってあげるから」と付け足した。
  上尾のジジ・ババから熱烈なラブコールを受けて、1人で行くはずだったが、パパの東京出張と重なり2人で行きました。
  海はジジとプールへ、パパは実家で昼寝と有意義な休暇となりました。
  ジジ・ババ:「今度こそ一人でおいでね」新幹線・山手線・高崎線と乗り継いで行けるのはいつだろう?
 −皆でプール
  詳細は初プールを参照して。
  それ以外にも小学校のプールを含めれば10回を越しているだろう。
  「すいすい三島」は3歳まで入れないのだが、「そらは3歳だよ」と言い聞かせ入れてしまいました。
  実際にはそらはそんなことは認めず「そら2ちゃいだもぉん」と言い張っていたので、係員に職務質問されれば年齢詐称として入れなかったですが。
 −お祭り
  家族4人、3台の自転車で三島大社のお祭りに行きました。
  「一人千円までだよ」と約束し、そらは「ハム太郎」のお面、海はポケモンシール、後は2人で「スパーボールすくい」。
  そらは、思いっきりの良さで自力で4個ゲット、海は水につけたまま迷っていて1個も取れなかった。(このボケ!)
  お祭りは、3ヶ間やっていて、次の日は亮太ママに連れて行ってもらい、その次の日にはジージに連れて行ってもらい、連日「スパーボールすくい」をやったらしい。(あほか)
  家にはスーパーボールがごろごろしてます。
 −魚釣り
  石井家に海だけ連れていってもらいました。
  箱根にあるらしく、渓流を区切り魚(鮎)を放流してくれるらしいのだ。
  まさに、渓流の釣堀だね。
  本人曰く:「大物を釣ったんだよ」その場で食べてきたので、見てはいないのだが、楽しそうに話してくれた。
 −宿題
  イベントと言っていいのか?だが、夏休みの思い出としては、このママとのバトルを書かないわけには行かないでしょう。
  仕上げないとならないもの。
  ・感想文2冊
  ・絵日記2日分
  ・ドリル1冊
  ・本読み
  ・ハミガキ・アサガオ色塗り(歯を磨いた回数やアサガオの花の数を毎日記録して色を塗る)
  ボリューム的には、たいした量ではないが、犬猿の仲の二人には十分なボリュームである。
  怒られた内容は、感想文では「海がどう思ったかを書きなさい」「字が間違ってる」「本から写したでしょ」「句読点が違う」・・・
  怒る内容は間違ってないが、怒り方がね・・・
  海:「じゃあ、何て書けばいいんだよ(泣)」気持ちは分かる。
  学校へ提出しないほうの日記には。
  「きょうは、いちにちしゅくだいをやった。つまらなかった」それだけ書かれていた。

運動会('01.9.22)
 パパ:「運動会はどうなの?」
 海:「大丈夫だよ」アメリカ人には真似できない会話だろう。
 あえて解説すると、「そろそろ運動会があるけれど、海は60m競争では1番になれそう?」、「ともや君が一緒に走るけど、海のほうが走るの速いから1番になれるよ」
 当日を楽しみにしよう。
 個人走とは別に、対抗リレーというものがある。
 これはクラスから4人選抜し、クラス対抗でリレーするもので、なんと海が選ばれたとのこと。
 本人曰く:「海はクラスで1番走るの速いんだ。背も1番低いし」
 パパ:「背も1番?」入学した時は「3番」だったじゃないか、抜かれたの?
 海:「走れば海が抜くんだけどね」そんな面白いこと言ってる場合じゃないだろ。

 9月の終わりではあるが、昨日まではTシャツ・短パン・サンダルで大丈夫だったのに、朝起きたらそこは冬だった。
 ポロシャツの上にパーカーのようなものを着て出かけたが、それでも寒かった。
 海の出場する種目は、「走って走ってゴーゴーゴー(60M走)」「大地ゆるがす恐竜キッズ(ダンス)」「4色対抗リレー(選抜)」「4色対抗玉送り(全員)」

 海の言葉通りに、60M走では見事に1位でした。
 リレーでも抜くまでは行かなかったが、抜かれることなくバトンを渡せていた。
 体が小さいというハンディがあるのに、大きい子にも負けていないことは感心した。
 「小さかったら、高く飛べ」なんてCMもあったが、親的には「小さかったら、大きくなれ」。

参観日('01.11.17)
 パパ:「何の授業なの?」
 ママ:「授業ではなくて、『ミニミニフェスティバル』なんだよ」
 『ミニミニフェスティバル』とは、子供たちが3〜4人のグループに分かれて、手作りの剣玉や玉投げ等のゲームを企画していて優秀者には、「アサガオの種」がもらえるという、あまりありがたくもない景品がもらえる。ものです。
 このアサガオの種は、子供たちが学校で育てたアサガオのほかに、各家庭で育てられた種も含まれている。
 我が家でも約800個の種を提供した。
 前日に海が自分で採取し、自力で数えたというのだから、たいしたもんだ。

 土曜日の授業参観にパパ・ママ・そらと3人で参観しました。
 下駄箱から学校に入るなり、海の絵が飾られていた(左の絵)。
 1年生の中で選ばれたらしい(絵が上手とは知らなかった)

 通常の授業風景は見れなかったが、最初と最後のホームルームで驚いたことが2点あった。
 まずは、先生が生徒のことを「○○さん」と呼ぶ。
 どうしても違和感がある、幼稚園の時も自分の子供に「さん」付けするお母さんがいたが・・・
 後で海に聞くと、他の先生もそうらしい。おかしいよ。

 次は、席がコの字型に並んでいる。
 前半分は、黒板に向かわず、生徒同士が真中で向かい合っている、後半分は、黒板に向かっている。
 ママに言わせると、「ママの時もこうだったよ」とのこと。
 半分より前の子供は、黒板を見るとき、横を向かないとならないじゃん。おかしいよ。
 よく子供の頃、先生から「こらぁ、横ばっかり向いてるんじゃねぇ」と怒られたもんだがな。

 そらはと言うと、剣玉や玉投げに飽きると、校庭のブランコや滑り台で遊んでいる。
 少し遊ぶと、「お腹すいた」朝ご飯を食べてきたばかりじゃないか。おかしいよ。

 帰る間際、ある生徒が「酒井先生」を「馬鹿井先生」と呼んだ。
 先生も親の手前もあり、あまり怒らなかった。
 自分は子供を叩かないが、体罰に関しては肯定的です。ぶっ飛ばして下さい。

試合('01.11.26)
 前回の試合バトル以来です。
 11月にしては暖かく応援しやかったです(富士山も綺麗に見えて)。
 結論から報告すると、0勝2敗1引分け。いつもながら応援のしがいがない、寂しい結果となりました。
 しかも得点は3試合で1点だけ。

 前日の夜、パパと海で作戦会議を持った。
 あのラグビーの試合のような集団からドリブルで突破するなんて、中田でも難しい。
 なので、授けた作戦は「転回サッカー」いやいや回ってどうする、「展開サッカー」である。
 この弱点は一人では無理なのである。何人かが戦術を理解し行動しなければならない。
 誰かもう一人固まりに入らないで、ボールを待っていなければならない。そしてパスを出す。
 パパ:「海がパスを出すとして、FWができる子は誰?」
 海:「たいが君だな」頑張ってくれ。

 試合になると昨日の作戦会議は、無意味であった。
 全体的に前回の試合よりは、皆上手くなっているが、それは他チームも同じである。
 「たいが君」が一人で頑張っているが、一人では勝てない。
 上に書いたような燦々たる結果に終わった。

 本人に感想を聞いてみると「悔しいよ」と一言が返ってきた。
 ママの悔しがり・イライラほど感情は表には出ないが、悔しいのは当然だよね。
 悔しさを感じない奴に向上はありえない。と私は思う。
 十分に悔しがってくれ。

持久走('01.12.4)
 今までの最高は18位でした。
 先日(土曜日)に持久走大会がありました。
 1年生全員で走るのでなく、3つのグループに分かれて走るのです。
 海はそこでは1番早いグループに入れたそうです、そのグループで最高18位(34人中)だったのです。
 早いグループに入ること自体大変なことではある。
 クラスで1/3に入らないとならないのだから。

 前日は、例の如く海から条件が出された。
 海:「18位より早くなったら、くるくる寿司ね」
 パパ:「じゃあ、18位より遅くなったら、ピーマン盛り合わせね」親子でピーマンが嫌いなのである。

 ヨーイ・ドン
 一斉に走り出す、1年生は750m。
 海は真中くらい(20位くらいか)、くるくる寿司には微妙な位置である。
 レースも中盤になると、海の姿を見失った。(ママも見失った)
 希望的観測から先頭集団から海の姿を探そうとするが見つけられない、もしや。
 そうです、まさにドベに海が苦しそうに走っていた。どうしたんだ!

 最終的には、33位(見事ブービー)。くるくる寿司は夢と終わりました。
 パパ:「お疲れ。どうした?調子悪かったの」
 海:「歯が抜けて力が出なかった」そういう事にしておきますか。
 昨日の夜、「ぐらぐらする。痛い」等と大騒ぎして、夜の8時頃抜けました。
 頼むから笑ってこっちを見ないでくれ、こっちも笑っちゃうから。

性指導('01.12.7)
 学校より以下のような依頼があった。

 「12月に性指導で『わたしとかぞく』という学習をします。
 子供たちは、自分の誕生日がくることを待ち望んでいます。そして自分の喜びとしてその日を迎えています。
 でも、家族はまた、違った感慨を持ってその日を迎えることと思います。
 誕生までの苦労や生まれた時の感動、生まれてからの心配事など、沢山の思いがよぎるのではないでしょうか。
 ですが、子供にとっては、なかなか実感が湧かないと思うのです。
 そこで、以下の内容のどれかを取り入れてお子さんに向けて手紙を書いていただきたいのです。」
 ・生まれるまでの気持ちや苦労
 ・生まれたときの喜び
 ・生まれてからの心配・成長の喜び

 ママ:「パパ、書いてよ」
 パパ:「普通は母親が書くんじゃないの?」なすり合う親であった。
 ママ:「書けないもん」
 パパ:「思ってることを素直に書けばいいんだよ。昔は可愛かったのに、今では顔を見るだけで腹がたつ。とかさ」
 それじゃあ洒落にならないので、仕方なく書く父親であった。

 「ボケッチョ海へ
  海のたんじょう日は、7月28日です。
  しかし、うまれてくるよてい日は7月13日でした。
  まちにまった13日になってものんびりやのボケッチョ海は、パパとママのまえにあらわれません。
  それからの2しゅうかんは、パパとママにとって長い2しゅうかんでした。
  そのぶん海にあえたときのよろこびは、とても大きかった。
  『バンザイ』をこころの中で100かいさけびました。
  ボケッチョなおやより」

 授業で初めて海は、この手紙を読み、以下の手紙を書いてくれました。

 「パパへ
  ボケッョ海とはなんだ。
  あといつもありがとう。
  これからもおねがいします。
  おもちゃをかってくれてありがとう。
  おかしとか、もかってくれてありがとう。
  もうボケッョ海とゆわないでください。
  ボケッョ海より」

 「ボケッョ」って何だ。「チ」が抜けてるじゃねえか。
 どっか抜けてるんだよな、本当にボケッョな奴だ。
 ただ、「ボケッョ海とはなんだ。」と怒っておいて、「ボケッョ海より」という終わりかたは○です。

2学期終了('01.12.25)
 12/21で小学校の2学期も終了しました。
 1学期に引き続き「学校生活のあらわれ」を持って帰ってきました。
 「学習のあらわれ」は、1学期と同じでした。
 「行動のあらわれ」は、今までのもの+「自分でやろうと決めたことを工夫して取り込む」が追加されました。
 「行動の・・・」で1つ増えてよかったね。
 学校からのコメント欄が3つあり、コメントを読んで驚いてしまった。

 ・学校生活のあらわれ
 秋と遊ぼうの学習では、様々なアイデアを友達に示し、グループの中心になって、ミニミニフェスティバルのゲームの準備をすることができました。

 ・特別活動
 運動会では4色対抗リレーの選手として、力いっぱい走ることができました。
 練習にも意欲的に参加しました。
 机・椅子整頓係り。
 席書コンクール校内入選。

 ・学校から
 なかなかのアイデアマンで休み時間には新しい遊びを生み出しては皆にひろめ、クラスの中心になって過ごすことができました。
 また、勉強でもスポーツでも何でもはやく上手にやり遂げるので「どうしたら海さんみたいになれるのかな」と皆の羨望の的になっています。
 今後は、はやさに加えて、正確さが増すとよいでしょう。
 見直しの習慣をつけてほしいです。

 特に最後の「皆の羨望の的」というのには、パパ・ママとも「マジで?。嘘だろ〜。あの海が?。羨望じゃなく拳銃か何かの的なんじゃない」等と酷いコメントばかり飛び出した。
 自分の子供を誉められて悪い気持ちにはならないが、過大評価しすぎているような気がする。
 しかし、「見直し」についての指摘は、的を得ている。
 家でもしつこいくらい「見直ししろよ!」と繰り返していた。
 学校からのプリントでも、見直しすればわかるような単純ミスで×をもらってきていた。

 海にもこのコメントを読んで教えました。
 海:「新しい遊びばかり考えている、遊びバカってこと?」親とは違った観点でコメントが出ました。

縄跳び('02.01.21)
 昨年の暮れ頃から、体育や家でも縄跳びの練習をしていました。
 目標は1分飛び続けること。
 家での練習を見る限り、出来そうもない。
 出来て40秒。それもつっかえてでなく、スタミナが不足しているのである。
 パパ:「スタミナないなぁ」
 海:「だから持久走もだめなんだよ」よくわかってるね。

 来週にとうとう「縄跳び大会(※)」という段階でやっと。
 海:「今日学校で初めて1分飛べたよ」よかった、よかった。
 しかし、練習で出来ても賞状はもらえない、大会で出来なければダメなのだ。

 当日は、土曜日ということもあり、多くの保護者も応援へ駆けつける。
 海は背の順で1番前なので、絶好の観戦ポイントに位置付ける。
 「ヨーイ・ドン」
 号令と共に、全校生徒が一斉に飛び始める。
 「30秒経過」頑張ってる、まだ飛び続けている。
 流石、練習で1分飛べるようになっただけに、大分安定している。
 「40秒経過」
 パパ:「あっ!」足を引っ掛けてしまった。失敗!

 惜しい、もう1回チャンスがあるんだから、大丈夫だぞ。
 「6分経過」1年生の最高は3分くらいであったが、高学年はまだ多くの子供たちが飛び続けている。凄い。
 「2回目のスタートを開始します、ヨーイ・ドン」
 「30秒経過」「40秒経過」「50秒経過」
 いけるぞ、いける、頑張れ海。
 パパ:「あっ!!」足を引っ掛けてしまった。失敗!
 「1分経過」その差は、1秒であった、ガクッ。

 先に家に帰り、海の帰宅を待つ。
 がっかりしてるだろうな、あと1秒だもな。
 海:「ただいま、賞状貰えちゃった」どうして?
 海:「わからない」どういうこと?飛べなかったよね?
 海:「う・う・うぅん」なんか挙動不審。
 まさか、「飛べたなんて」嘘をついてないだろうな!
 海:「思い出した、練習でも飛べた人にはくれるんだって」本当か?疑惑の目。

 その日も大会が終わったのにも関わらず練習をしていた、時計を片手に計るパパ。
 何回やっても、30秒さえ超さない。
 パパ:「どういうこと?貸してみろよこうやって飛ぶんだよ」
 海:「ヨーイ・ドン」
 パパ:「何秒?」
 海:「20秒」嘘だろ、キツイ、飛べないかも。
 パパ:「もう、だめだー」
 海:「1分」
 海:「1分、飛べなかったじゃん」
 パパ:「ゼェゼェ、と・と・飛んだよ、ギリギリ1分だったよ」海の疑惑の目。

 ※:毎年、全校生徒一斉参加の大会がある。
  1年生は1分、2年生は2分・・・6年生は6分。飛べると賞状がもらえる。
  チャンスは2回与えられる。

スクール('02.02.17)
 海が幼稚園の年長さんだった頃に一度、電話で連絡していた。
 パパ:「ジュニアコースは何歳から入れるんですか?」
 「小学校1年生からです」ガクッ。来年まで待つか。
 その後、すっかり忘れていたのですが、とうとう重い腰をあげました。

 実際に申し込む前に偵察に行きました。
 ジュニアコースは日曜日9時からと平日17時からで、10回で1万円だそうです。
 ある日曜日に、海と二人で偵察。
 コートは5面、5面全部を使い教えていた。
 観察するとレベルによりクラス分けが行われているようです。
 1番奥のコートでは、中学生くらいの子供がハードな練習を行っています。(私より上手い)
 1番手前では、小学生低学年の子供達が楽しそうに練習しています。(海と同じレベル)

 一通り練習を見終えて、海に最終確認。
 パパ:「どう、テニススクールに入りたい?」
 海:「入る!」
 パパ:「ファイナルアンサー?」
 海:「ファイナルアンサー」嫌々入れてもしょうがないからね。

 その週に申し込みに行ってきました。
 日曜日、9時〜10時までのコースを申し込みました。

 そして当日。元気に挨拶するんだよ。
 1)準備体操
 2)ベースラインから自分でボールをバウンドさせてフォア・バックで打つ
  フォアはネットを越えるが、バックはほとんど越えない。
 3)ベースラインからコーチの出すボールをフォア・バックで打つ
  コーチからグリップ等の指導があり、バックでも何本かネットを越える。
 4)ベースラインから手で投げてサーブ
  いい肩している。上級生にも負けてなかった。

 今日の小学生低学年クラスは、8人(殆どが3・4年生で1年生は2人だった)
 しかし、レベル的には同じだったので、他の人の練習の邪魔にはなっていなかった。
 パパ:「面白かった?」
 海:「面白かったよ、投げるの凄かったでしょう。バックがだめだったな。午後からテニスしに行こう」
 パパ:「でも最後のほうは、バックも打ててたじゃない」
 海:「そうでしょう。パパよりすぐ上手くなるよ」楽しみにしてるよ。

試合('02.03.04)
 昨年11月の試合に引き続き、富士市のJATCOグラウンドに行きました。
 日曜日と言えば、テニススクールの日なのに!!
 パパ:「サッカーの試合なの?じゃあ、テニスは行かないの?」
 海:「そうだよ」テニスとサッカーどっちが大事なの?
 海:「サッカーだよ!」あんなに弱いのに・・・

 相変わらず条件を出してきた。
 海:「2試合に勝ったら、くるくる寿司に連れていって。全部勝ったら鰻ね。いい?」
 パパ:「どうせ勝てないのだから、1つでも勝てば、好きなところに連れて行くよ」

 当日、昨日の暖かさが嘘のように寒い。
 病み上がりのそらは、連れてくるんじゃなかったと後悔した。(丸まって小さくなっているそら)
 第1試合、双葉チーム
 第2試合、沼津学園チーム
 第3試合、強豪・象山チーム
 詳細を書く元気がないので結論だけ、0勝3敗、得点は1点のみ、失点は?
 パパ:「全部で何点入れられた?」
 海:「いっぱいすぎて分かんない」どの試合も攻められっぱなしで、グランドは半分あれば十分だった。

 寒さと弱さに応援している父兄も爆発寸前である。
 とうとうコーチ批判まで飛び出した。
 「ちゃんと教えて欲しいよね」「何か指示してよね」・・・確かに他のコーチは大声で指示をしたりしている。
 小学1年生で勝負にこだわるのはどうかと思うが、いつもいつも負けてばかりというのもいかがなものかなと・・・

 他の父兄と同じようにママも切れかけている(今回に限ってはパパも切れかけていた)
 パパから見ても負けたことに慣れてしまって、悔しがっているように見えない。
 帰りの車中でも厳しい言葉が飛び交う。
 「ボールを取られたら、取り返せ」「多少相手にぶつかっていかないとダメだ」・・・
 そんな時、「サッカーボール忘れてきた」再びグランドへ引き返す。
 反省している態度もなく、ヘラヘラしているのを見て、切れてしまった。
 パパ:「サッカーなんかやめちゃえ」

 少し冷静になって考えると、言い過ぎたと反省している次第であります。
 試合に勝って欲しいなんて言うのは、親のエゴだな。
 でも負けるのに慣れてしまうのはダメだぞ。

修了証書('02.03.19)
 3/19で小学校の1年生も終了しました。
 2学期に引き続き「学校生活のあらわれ」を持って帰ってきました。
 「学習のあらわれ」は、1学期と同じでした。
 「行動のあらわれ」は、今までのもの+「良い悪いを考えて行動する」が追加されました。
 「行動の・・・」で1つ増えてよかったね。1学期に1個ずつ増えている。

 先生からのコメントも書いておきます。
 ・給食当番になった時は、大変素早く牛乳を配り、後片付けもきちんと行いました。
 ・駿東郡地区美術展(絵画の部)入選。
 ・縄跳びの級取りに意欲を持つのが遅かったので心配していましたが、後半の追い上げがすばらしく、頑張ることが出来ました。
 ・2年生での課題も引き続き「見直し」です。満点を逃した悔しさをバネにして、確実な取り組みが出来るよう期待しています。
 ・伝承遊びの学習では、「手をなめるとすべらないでとぶ」という気づきを生かして、竹トンボが高く飛ぶよう努力する姿が見られました。

 確かに縄跳びは最近頑張っていました、もう少しで二重飛びができそうです。(春休み中に練習だ!)
 なんといっても皆勤賞ってことが凄いよね、パパは20日くらい休んでいるのにたいしたもんだ。
 また、4月の入学式でクラス代表として新入生へ、スピーチする大役を授かったらしい。

 パパ:「2年生になっても○井先生がいい?」
 海:「やだな」どうして?
 海:「だって、おっかないんだも」そんなに怖そうじゃないけどな?ママとどっちが怖い?
 海:「ママより怖いよ」それじゃあ、学校で怒られ、家で怒られ君も大変じゃのう。

 パパ:「明日から何してるの?」
 海:「ん〜。大体が遊びかな」大体ってなんだよ、ゲームばかりやってるなよ。
 海:「やっと、明日から寝坊ができるよ」こういう奴には休みはいらないな。

学級委員('02.05.02)
 2年生になり早1ヶ月がたちました。
 クラスは2年4組。担任は田中先生、20台後半の男の先生です。
 体育が専門の先生で、休み時間には校庭でドッチボールをやってくれるそうです。

 先日、家庭訪問があったが玄関での立ち話5分で終わったそうだ。
 ママは、午後半休で会社を抜けてきたのに、「たった5分かよ!」と怒っていた。
 先生:「家ではどんな様子なのですか?」
 ママ:「働いているので、帰ってきたら隣(バーバ家)に行っています」
 先生:「そうですか、それじゃあ失礼します」電話で済むような内容だが、顔を合わせることに意義があるのだろう。

 海:「2年生から学級委員ってのを決めるんだって。色んな仕事を先生に代わって、しなきゃいけないんだって。やりたくないな」
 パパ:「やりたくないって言っても、誰でもなれないんだよ。クラスをまとめられる人じゃないとなれないんだよ」
 と話をしていた次の日。
 海:「僕、学級委員になっちゃったよ」
 パパ:「なんだと〜、どうやって決めたの?」
 全員が目をつぶり、先生が全員の名前を呼び、学級委員に相応しいと思う人に挙手する(一人4回、男2人・女2人を選ぶ)
 で海が選ばれたそうです。
 パパ:「凄いな海。パパは学級委員なんて程遠い生徒だったからな、凄いな」先生じゃなく生徒に選ばれたってことが嬉しいね。
 ママ:「そう?ママはず〜っとやってたよ」
 何時もながら、憎たらしい奴だ。

 もう一人選ばれた男の子は、ようへい君と言います。
 実はようへい君のお父さんは、私と同じ会社だったりします。

いつも惨敗?('02.07.07)
 いつもの惨敗の話の前に最近の日曜日の様子について。
 飽きることなく、ほぼ毎週テニススクールに行っています。
 海:「今日、気をつけることは?」毎週課題を与えています、例えば「フォロースローをしっかり」とかとか。
 上手くなってはいます、チビッコクラスの中では一番チビにもかかわらず、1・2番目に上手い(親馬鹿かな?)
 ラケットもオモチャみたいなやつから、大人用(パパがノコギリでグリップを切った)にランクアップしました。
 そして、スクールが終わってから、そのまま近くの壁打ちに行き、2人で昼まで特訓しています。
 早く普通にストロークくらい出来ないかな。

 これだけテニスを好きで頑張っているのに、まだサッカーのほうが好きなんだと。
 それなのに毎回負けてしまう、最近では親もあまり期待しないで見るようにしています。
 なので前回までの様に「優勝したらくるくる寿司を食べに行こう・・」なんて言うのはやめました。

 ところがです・・・
 第1試合、中央チーム なんと、1対0で勝利!!
 第2試合、双葉チーム 1対1の引き分け、次に勝利すると優勝だ!!
 ここまで来ると親も黙っていない、声援にも熱が入ります、W杯よりも熱いね。
 ママ:「海!!攻めろ!」
 ママ:「海!!ボーっとしてないで走りなさい!!」
 第3試合、たかおかチーム 0対1、惜しくも負け
 ママ:「惜しかったね、こっちも一生懸命応援したよ」
 海:「ママ、うるさいよ」
 最終結果は、なんと同率2位、みんな暑さに負けずに頑張った。
 約束はしていなかったが、くるくる寿司を食べに行きました。

1学期終了('02.07.21)
 2年生の1学期が終了しました。
 1年の3学期に引き続き「学校生活のあらわれ」を持って帰ってきました。
 「学習のあらわれ」は、1年と同じで全て○でした。凄いね。何時まで続くことやら。
 「行動のあらわれ」は、以下に○がついていました。
 −やらなければならないことは、しっかりと行う。
 −自ら進んで考え、工夫して取り組む。
 −良い悪いを考え行動する。
 担任の先生は代わっても、同じ項目に○がついているのは、どうなんでしょう?

 ・学校生活のあらわれ
 「学級委員として、自分のことに加えて、クラス全体のことも考えて行動しました。
 話し合い行動では、うまくみんなの意見をまとめました。配膳台係。」

 少し前にママが先生と面談を行った時にも、「文句のつけようがない」と先生から言われたそうだ。
 それに対してママは:「何処が文句のつけようがないのよね?、文句だらけよね」と同意を求められても困る。
 小学2年なんだから、もう少し「やんちゃ」でいいんと思うんだが、贅沢な願いというものだろうか?


 実は今日のテニススクールで中級クラスへランクアップしました。
 本人も珍しく喜んでました。
 海:「見てたでしょう、中級にあがったんだよ」よかったね。

 中級は殆どが小学校の高学年、身長でも頭1つ以上大きい子達と一緒にやることになります。
 それでも見劣りしてなかったです。やっぱり親馬鹿かな?
 中級になると、練習内容の変わります。
 生意気にボレーとかサーブの練習までやります。
 帰り際の海:「上級にはいつ上がれるかな、早く上級に上がりたいな」気が早すぎる、上級は皆、中学生です。

8歳('02.07.28)
 728(なにわ)で8歳になりました。
 数日前から「誕生日には何が欲しい?」と聞いても、「何もない」とか「いらない」なんて台詞が返ってくる。つまらない奴だ!
 しかし、本当は何が欲しいのか、先刻承知してるっちゅうの。
 PS2が死ぬほど欲しいのに、何故「PS2が欲しい」と言わないかと言うと、深い理由がある。
 そもそも我が家には、任天堂64があるのだが、今はママにより隠されて海は遊べない状態であった。
 隠された理由は、遊ぶ時間を守らないとか、友達と隠れて遊んだりして、ママの逆鱗にふれたからだった。
 そんな状態で、海も流石にPS2が欲しいなんて、言えなかったのだろう。

 父としても、あまりゲームをやって欲しくはないが、欲しいものを欲しいと言えない、始めから諦めて欲しいと言わない、そんな態度がいじらしくて「買ってあげるよ」と言ってました。本当に甘い親だ!!
 そこからは、水を得た魚のように、あそこではいくらで売っていたとか、最初のソフトは何がいいとか、メモリカードも必要なんだ…と父が知らない情報が次から次へと飛び出します。
 いつの間にか情報を調べ上げていました。

 そんな海でもソフトの選定では、大いに迷っていました、「ワンピース」、「ハリーポッター」、「ぼくなつ」…。
 そして選んだのは「ぼくのなつやすみ2(海の冒険編)」でした。
 海にどんなゲームなのと聞いても、「夏休みの日記を書くんだ」とだけ教えてくれました。

 購入すると、一刻も早くやりたい海は、一人で梱包を解き、一人で配線してやり始めました。
 パパ:「パパもやりたいんですけど」
 海:「ちょっと待ってよ」それっきり、1回もやらせてもらえません。
 こっそりやるからいいよ〜だ。

 ママ:「ゲームで日記書くのはいいけど、学校の宿題の日記は書いたんだろうね?」
 海:「・・・」
 ママ:「早く書いてきな」
 ざまあみろ、やっとできるぜ。

夏休み宿題('02.08.31)
 1年生の時と宿題はだいたい同じだけど、2年生から宿題の王様「工夫工作」が追加されました。
 夏といえば花火、スイカ、プール、と海とママの宿題バトルが毎年恒例になりつつある。
 夏休みもあと1週間となったある日、リビングに入ると、半泣きで正座している海の姿があった。
 パパ:「何してるの?」
 海:「ヒック、ヒック、ママがずーっと正座してろって、ヒック」
 どうやら、宿題をやれと言われていたのに、何もせずに友達と遊んでいたらしい。

 宿題は以下です。
 残り1週間なのに、読書感想・工夫工作が終わっていませんでした。トホホ。
 読書感想2冊、ミニトマト観察、工夫工作、夏の練習帳(ドリル)
 それと夏休みの日々の目標を決め、達成できた日には色を塗る宿題もあり、海は以下の目標にしました。
 1日漢字1ページ(ドリル)、9時に寝て6時に起きる、マラソンを毎日走る。
 夏休み中の海の行動をみても、殆どやっていません。
 なのにだいたいの日に色が塗られているじゃありませんか。「どういうこと?」
 海:「ん〜ん、だめかな?」だめに決まってるだろ。ママでなくとも怒る。

 最後まで残ったのが工夫工作でした、「何作ればいい?」自分で考えろ、自分で考えたら手伝ってやるよ。
 で写真にあるものを作りました。
 マンガのキャラクターの貯金箱、ワンピースのチョッパーです。右の小さいのがモデルで、因みにトナカイです。
 空き缶にねんどを付けて作ったのですが、始めは白かったので、チョッパーに見えなかったが色をつけたら、それなりに見えるようになりました。
 思ったよりよく出来たが、「どこを工夫したの?」
 海:「ん〜ん、ないな、だめかな?」
 パパ:「何かを作ろうとして、何も考え(工夫し)ないと物はできないんだよ。 例えば、帽子は難しそうだからママにやってもらおうとか考え(工夫し)たでしょう」
 海:「角(つの)もね」自分で作れ。

運動会('02.09.23)
 昨年に引き続きクラスから4人選抜の、クラス対抗に選ばれたそうです。
 海:「クラスで僕が1番早いんだよ」
 父:「一人早い子がいるって言ってなかった?」
 海:「1回勝ったもん」たまたま1回だけ勝っただけじゃん。

 海が出場する競技は、クラス対抗リレー・ダルマ運び・80m走・全校踊りでした。
 クラス対抗リレーは、海が走る時にはダントツの1位でバトンを受けたので、抜かれることもなく走れました。
 その走り方がカッコ悪い!!
 手は真っ直ぐで、足はちょこまか走っている、まさに「ペンギン走り」。
 サッカーをやると「ペンギン走り」になるという噂があるが…
 父:「走り方を直せよ!」
 海:「速く走れるんだからいいんだよ」なかなか強情でよろしい、そのくらいでなくっちゃな。

 写真は80m走のゴールの瞬間です。(白ハチマキが海です)
 微妙だよね。
 判定は海が1着でした、ところが、海が泣いていました。
 転んだのかな?2年生だも転んで泣かないよな?…
 家に帰ってきて聞いたらなんと。
 海:「負けたと思ったから、悔しくて泣いちゃった」運動会の練習では余裕で1番だったらしいです。
 悔しがる気持ちは大切だが、泣くかな?

2年参観日('02.10.26)
 よく考えると2年生になって、始めての授業参観でした。
 ママ曰く、「3回目くらいだよ」仕事ではまったりして出れなかったのだ。
 担任の先生も始めて見た。
 年の頃は30前半、体育会系の爽やかさがある男の先生です。好印象。

 そらも一緒に3人で見てきました。
 教科は「道徳」、懐かしい。
 今日のタイトルは「どっちが先か?」
 【洋服やのウサギさんがいました。1日に1着しか洋服を作ることはできません。
 そこへサルが洋服を作って下さい。と来ました。ウサギ:「わかりました」
 次にライオンが来て、「急いで洋服を作れ、作らないと食べてしますぞ」と言って帰って行きました。
 次の大親友のパンダが来て、「どうしても急ぎで洋服がいるんだ、作ってくれよ」と言って帰って行きました。】  そこで、ウサギさんは誰の洋服を作ればいいでしょうか?

 子供たちはライオン・サル・パンダの順でした、海とママは「サル」、パパは「ライオン」、そらは「パンダ」でした。
 サル派の言い分は、最初に来たのだから最初に作るのが当然だ。優等生というか正義感が強いタイプですかね。
 ライオン派の言い分は、強いものには巻かれろ。それと命が一番大切だからと考えられるね。
 パンダ派の言い分は、友が困っているので助けてあげたい。友情が1番大切。そらみたいに「かわいいから」なんて奴もいますが…
 面白い発言には、ライオンにお金を渡して許してもらう。体を鍛えてライオンに勝つ…
 性格占いにも使えそうな題材ですね。

 最後に先生も言っていましたが、「これには答えはありません。今出した答えが数年後・数十年後には変わっているかもしれません」まったくその通りだと思います。
 実際に学校から帰る時に海は、「やっぱりライオンだね、食べられたら終わりだもんね」
 大人になると、心の中ではサル・パンダに作ってあげたくとも、意に反してライオンに作ってあげなければならない時がある。
 なかなか奥が深い授業であった。

持久走2('02.11.28)
 昨年の持久走のことがあるので、あまり期待をしないで学校での練習の結果を聞いていました。
 なにせ去年は早いAクラスとは言え「ブービー」だったからね、2年になったらBクラスだなと思っていた。
 それなのに今年の練習では、早いAクラスなのに、7位とか9位らしいのですよ、まゆつば物だよね。

 本番当日に父は出張が入ってしまい、観戦を断念した。
 代わりにママに応援を託し、ビデオ撮影も託した。
 出張から帰って、結果を聞かずにビデオを観てみるが、海の姿はほとんど映っておらず、先生の背中や地面が・・・
 しかし、「海ぃ〜!!頑張れ〜!!」とでっかい声だけは盗れてました。ビデオそっち抜けで応援してたな。

 結果は練習通りの実力が出せて、見事「7位」でした。よく頑張った!
 1位 ゆうや君
 2位 かんたろう君
 (3)位 はやしさん
 (4)位 けい君
 5位 ひろと君

 5位までに入れば、賞状がもらえるそうです。惜しかったな。
 ○数字は海と同じ4組です。
 去年優勝したようへい君は、11位と不調に終わり、海は「ようへい君に初めて勝った」と喜んでいました。

 こんな結果になると、途端に「やっぱり、海は父の子だな」とか「海はママ似だね」など・・・
 都合のいい親である。
 実は長距離は苦手だった父より。