酒の成せる業  その3
テーマ『ちょっとしたこだわり』

 カクテルで重要な物の中に『わりもの』があります。
いわゆる『ジュース』なわけですが、僕はこれにちょっとしたこだわりを持っています。
それは、『100%の物しか使わない』ということです。
たとえば、オレンジ、レモン、ライム、グレープフルーツ…

おでん汁

そうそう、おでん汁とか……(あれ?)

……おい、なんだよ『おでん汁』って!!

 まあ、おでん汁を除いて、その他のジュース類は、やはり100%に限ると思います。
本来ジュースの意味とは、100%の物のみをさしていたそうです。
 味的な面でもお酒に負けない何かしらの風味がなければ、カクテルとしておいしく感じません。
その点でも100%ジュースが適していると思います。
お金に余裕がある方は、本物の果物を搾ってかす等をこして使うと本格的です。
(本格的なカクテルバーでは、こういったジュースが使われます)
お手軽でよければ、(私はもっぱらこちらですが)紙パックの100%ジュースをそのまま使います。

 最後に私がよく使うジュース類の紹介をしておきます。
購入の参考にされればと思います。
 
オレンジジュース……サンキスト(紙パック)
レモンジュース ……ポッカ、サンキスト等のビン入りのレモン100%ジュース系、生レモンを絞る
ライムジュース ……ポッカの焼酎用ライム100%ジュース、生ライムを搾る(でもとても高価です)
グレープフルーツ……サンキスト(紙パック)、生のグレープフルーツを搾る(安いときはおすすめ)

 上記以外でも全然かまいませんが、果汁以外に合成物が多量に混じっているもの(たとえば果汁30%とか表示されているもの)はあまりおすすめしません。


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