自分で造ったルアーで釣りたい!!
コンセプト
- 何故作るのか??
これが、ハッキリしていないと、結局挫折しちゃうのであります。以前、コンセプトは、ショップでルアーを買うより安く作ること・・なんて書いた気がするけど、結局高くついちゃいました。安く造りたければ、いくらでも方法は有ったものの・・結局、人は凝り出すと、はまっちゃうんですかね〜。でも止められないのは何故?? と考えると,
- リアルさを追求?
ひと昔前ならともかく、今や、ショップに行けば、リアルすぎるルアーが並んでいて、なおかつ動きが良いなんて状況,しかも、最近では、そんなプラグの供給も安定してきて、こういう現状で、リアルさを追求するのに何の意味が有るのか?と思ったりしちゃいます。結局、いくらリアルさを追求したところで、プロには敵わない訳で、この辺は、プロに任せておけば良いじゃん。ってことでありんす。
- ショップで売ってない奴を作ろう!
もうちょと真っ直ぐ泳いだらな〜,もうちょっとサスペンド安定しないかな〜などという、もうちょっと○○しないかな〜的な願望は、わりと、チューニングで何とかなっちゃうけど、例えばDOG−Xをいくら改造しても、ジャイアントDOG−Xにはならない訳で、例えばそういうところ,どうしても、こんなプラグが欲しいって時に、どこからも発売されてなかったり、レアで入手困難だったりで、造るしかないと思って造るのは、『有り』なのでありんす。例えば、それが他の真似でも、自分で造って自分(若しくは友人の間で)使うのであれば、誰も文句は言わないのだ。
- 美しい塗装がしてみたい!
作者も、最初の内は、リアル系を目指していたのだ。かのバ○サ50や、ハト○ーズ,ZE○Lなどのハンドメイドルアーが良く釣れる筈無いと思ったくちだったのである。でも、事実は釣れちゃうのである。リアル系より釣れる時だって有る。しかも、それらを手にした時に、その丸みと塗装の美しさに圧倒されてしまったのだった。こんな塗装が出来たらな〜。これで釣れたら楽しいな〜。てな具合で、造るってのも『有り』かな。
- なんじゃこりゃ?
ショップで売ってないってのにも通じるけど、あるハンドメイド・ルアー誌で、紹介されていたルアーに、一時期,結構やられてしまったのでありんす。特別な道具や塗装(エアブラシやらウレタンコートやら、グラインダーなど)を一切使わずに、その辺の道端で拾った様な木の枝を、その形状を生かしながら削って磨き、絵の具などで着色,ニスで仕上げただけの原始的なものなのに、妙に威圧感の有るその容姿に、作者は武者震いしたのでありんす。勿論、一つとして同じ形のものは出来ないだろうし、当然,真っ直ぐ浮く,泳ぐなんてのは期待出来そうもないけど、『そんなの関係ないね!釣れれば良いじゃん』的な開き直りと、『たかが遊びの為のプラグに、何気張ってるの?』みたいな余裕が、めっちゃカッコ良かったりするのである。確かに、予想出来ない動きをしそうだし、簡単に出来てしまう事や、何より、これを泳がせたら楽しそうなのである。で、こういうのも『有り』なのである。
- 自分で造った奴で釣りたい!
なんだかんだ御託を並べても、最後はこれでしょう? 自分で造ったルアーで釣れたら、買ってきたルアーで釣るより数倍嬉しかったり、例えば、その日、釣れてなくても、その憂鬱が一瞬で消えちゃうんだな。しかも、ウッドだったら、格闘の跡が克明に刻まれて行くわけだ。例えば、これは、あの池で40cmを釣ったときの傷で,この傷は、あそこの芦に根掛かって付いたんだよな〜とか、思い出せるんだよね。そういうプラグを持って釣ってる奴って、カッコ良いと思うし、結局ここに辿り付くんだよね。やっぱり,
自分で造ったプラグで釣りたい!!!