◆環境省、自動車など日常品のライフサイクルでの温暖化ガス排出を分析 <1月11日>
環境省は、身の回りにある自動車、飲料容器、家電製品、住宅など10分野の
製品の製造から廃棄までの過程(ライフサイクル)での温室効果ガスの排出量
を分析した評価をまとめ、パンフレットを作成した。
1人が1kmを移動する場合の温暖化ガス排出量は、ガソリン車は自転車の18倍
で0.18kg。ハイブリッド車なら自転車の13倍弱と、ガソリン車がハイブリッド
車の4割増などとなった。バス(乗車率約18%)ならば自転車の約11倍程度に
[関連サイト 環境省]http://www.env.go.jp
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◆トヨタ、新たな自動車用液体燃料を合成する技術を確立 <1月10日>
トヨタは8日、海底に埋蔵されている天然ガス「メタンハイドレード」を常温
で液化させ、自動車の新しい液体燃料を合成する技術をトヨタ系のコンポン
研究所と東京大学工学部・藤元薫教授のグループとで確立したと明らかにした
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◆トヨタ、GM、エクソンモービル、ガソリン改質燃料電池車を共同開発へ
トヨタと米GM、米エクソンモービルは8日、燃料電池車を共同開発すること
で合意したと発表した。将来的には燃料となる水素を直接供給する方針だが、
今後10年程度のつなぎの技術として、ガソリンや天然ガスから水素を取り出す
方式の研究を進める。今年末にも試作車を製作する方針。