天城越え(湯ヶ島〜下田)

○天城湯ヶ島〜天城トンネル
修善寺から狩野川に沿い、湯の国会館を過ぎると136号線と414号線の分岐である。ここまでは平凡な道であるがこれからは欲求不満を十分解消してくれる。湯ヶ島の市街は注意を要するが浄蓮の滝を過ぎると集落はほとんどなくなる。 森の中の緩い上りの道を快適に走ることができる。いのしし村(閉館しました)、昭和の森会館(道の駅天城越え)、そして天城トンネルと続く。 手前に旧道の入口がある。
旧天城トンネル見たさに旧道を利用する車が多いようである。無料になった天城トンネルの方を利用してほしい。

○湯ヶ島〜仁科峠(県道59号線)
湯ヶ島から仁科峠松崎方面は全般的に狭い道である。 仁科峠へ行くなら136号線船原峠から西天城高原線がお勧めである。

猫越川
撮影日は雪だった。この先をずっと行くと仁科峠です。

○湯ヶ島〜国士峠〜中伊豆
湯ヶ島から国士峠を越え中伊豆町へ向かうルートも県道59号線でやはり狭い道の連続である。
このルートは天城と伊豆スカ(冷川IC)を結ぶ短絡ルートとして知られている。

○浄蓮の滝
伊豆の観光地の中では特に有名である。国道沿いに駐車場があるのでそこにバイクを止めれば10分ぐらいである。ところがこの駐車場はバイクにうるさいと聞いた。確かめに行ったがその通りである。 何台かで止めるときはいいが1台だとおっさんが来て「あっちに置け」と言うことがあるかもしれない。滝まで行きは下りだが帰りは上りである。バイクに乗り続けの足には上りはきつい。

滝
たまにしか行かないのにじょうれんの滝とはこれいかに

○道の駅「天城越え」
昭和の森会館がいつのまにか道の駅になった。いくら静岡県に道の駅が少ないからってあまりに手抜きだ。駐車場が広いので以前からマスツーリングの休憩場所として利用していた。 浄蓮の滝にもあるが、ここでわさびソフトクリームを食べてみませんか。

昭和の森会館 駐車場
右の写真は09/5/29のSTオーナズクラブのオフ会

天城トンネル〜七滝入口
天城トンネルを抜けると突然のように急坂(下り)、急カーブの連続である。旧料金所の少し手前に休憩所がある。旧料金所を過ぎてしばらく走るとおみやげセンタがある。一時閉鎖していたが、復活したようだ。 そしていよいよループ橋である。約3回転して下っていく。単純な走りを強いられるのでおもしろくもなんともないが珍しい道なので遠くから来た方には土産話になると思う。ループ橋を下りると河津七滝の入口がある。

紅葉の天城トンネル入口
新天城トンネル

下から見上げたループ橋。塗り直しているので色は現在と異なる
ループ橋

七滝入口から見たループ橋

河津七滝の内、一番大きな大滝は私有地内にあるので間近で見ることができない(お金を払えばOK)。昔は行 けた。滝をバックに撮った写真がアルバムにある。その次に大きな釜滝は、一番遠くて かなり歩くので、3番目に大きい初景滝を見て帰るのが無難である。それ以外の4つは滝と呼ぶにはかなり無理があると以前から思っている。

初景滝
初景滝。高さ10m、幅7mなのでまずまずの見応え。

○七滝入口〜河津
下田に向かう道は2つある。414号線を使うルートと湯が野から河津に出て海岸線(135号線)を走るルートである。道なりに走れば河津に出る。この区間は町中を走るのでスピードはそこそこにしたい。河津からは海を見ながら壮大な気持ちで走れる。 こちらのルートがお勧めである。

○七滝入口〜下田(414号線経由)
414号線は湯が野で右に入る。以前は注意していないと通り過ぎてしまう小さな交差点だったが、信号機が設置され判りやすくなった。そこから先は山の中の狭い道の連続なのであまり勧められない。途中松崎に向かう県道との交差点を過ぎると急に走りやすくなる。 伊豆急の線路が見えてきたらまもなく下田の市街地で135号線・136号線にぶつかる。
松崎に向かう県道はバサラ峠を越えて松崎で136号線にぶつかる。峠越えと言ってもさほどきつい坂があるわけではない。カーブも大きいので大変走りやすい道である。 下田松崎間はこの
バサラ峠越えが最短ルートである。

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