『ラム』は洋酒だが、実は日本でも作っている。 それはズバリ奄美の焼酎である! |
ブランデーやジン、ウォッカが世界各地で造られているのに対し、ラムはサトウキビを原料とすることから、産地はカリブ海諸島やその沿岸地域が中心です。
ジャマイカ、キューバ、プエルトリコ、ガイアナ、メキシコなどが代表的産地で、特にジャマイカとキューバが有名です。
ラムは普通、サトウキビの絞りかすを煮詰めて砂糖の結晶をとったあとの糖蜜から造られますが、地方によってはサトウキビの絞り汁をそのまま水で薄めて造ることもあります。
製品により、短期熟成から長期熟成までさまざまで、アルコール度も40〜75.5度まであります。
ラムは、色で分類すると次の3種類になります。
1.ホワイトラム………無色透明
2.ダークラム…………濃い糖蜜色
3.ゴールドラム………その中間色
また、風味によって、同じく3種類に分類されます。
A.ライトラム………風味が軽く、淡泊
B.ヘビーラム……風味が重い
C.ミディアムラム…その中間
ホワイトラムとダークラムについては、
1.ホワイトラム=A.ライトラム
2.ダークラム=約B.ヘビーラム
としてほぼ間違いありませんが、ミディアムラムにはいくつも製法があるため、特定出来ません。
ホワイトラムは、無色透明、淡泊な風味で、カクテルに最も多く使用されます。
産地でいうと、キューバラムが代表的です。
一方、ジャマイカでは古くから有名なヘビーラムを産しており、ジャマイカラムといえばヘビーラムを指し示します。
<コルバ>、<マイヤーズ>などが有名です。
ここでカクテルに使用される代表的な銘柄を紹介しておきます。