テキーラについて


名前はよく聞くが、あまり酒屋にはおいていないお酒
好きな人にはたまらない魔性のお酒『テキーラ』



ウォッカ

ジン

ウイスキー

テキーラ

ラム

ブランデー


 テキーラについて

 メキシコの特産品で、じん、ウォッカ、ラムと並んで4大蒸留酒とされています。
テキーラは竜舌蘭という植物を原料にしていますが、何百種類もある竜舌蘭の中から、酒に使われるのは3品種だけです。
その種類とは、アガベ・アスール・テキラーナという品種で造られたものだけが、テキーラと呼ばれます。
 テキーラも、ブランデーのコニャックなどと同様にメキシコ政府の規定があり、原料の規定とともに、生産地の指定があり、ハリスコ州全域、ミチョアカン州とナヤリット州の一部に限定しています。
 つまり、テキーラは、指定地域で、指定原料を使用して造ったものだけに冠される名前なのです。
地域や原料が違うものは、メスカルと総称されます。
 日本に輸入されているのはテキーラだけで、メスカルは入ってきていないはずです。(最近は不明)

 ホワイトテキーラについて

 無色透明で、ほとんどのテキーラはこのタイプです。
現地では、テキーラブランコあるいはテキーラシルバーと呼ばれています。
発酵後、単式蒸留機で2回蒸留し、樽熟成は行わず、ステンレスタンクで短期間貯蔵した後、水を加えて製品化をします。
 テキーラ本来の、シャープな香味が特徴で、代表的な銘柄は以下のとおりです。

 テキーラには、発酵、蒸留の後、オーク樽で熟成させたタイプもあります。
樽熟成のため、淡い黄色味がかかっていて、樽の香りも少し加わっています。
 この製法で、2ヶ月以上樽熟成したものをテキーラレポサドといいます。
黄色味がわずかにつき、樽の香りも少し移っています。
 さらに1年以上樽熟成したものはテキーラアネホと呼ばれ、ブランデーのように樽香が強く、コクのある味に仕上がっています。
ただし、テキーラらしさは多少損なわれています。



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