国語の勉強方法はつかみ所がないような、やってもあまり効果がないような、そう思う人もすくなくない。まして読解問題なんて、出題者の意図することと感じることが同じとは限らないようなあいまいな問題もあるので、テストで満点を取るということはまずない。
まず国語といっても文章読解だけではない。漢字あり、文法あり、古文に漢文とさまざまな項目がある。さまざまな問題集を解いていくのもよいが、せっかくある教科書を中心に進めていくのが良い。
1. 漢字はもうあえて言う必要もないと思うが、とにかく覚えていく。ただし読み書きだけではなく難しい熟語などは必ずその意味も調べて本文のなかでどのようなとき使っているのかということもあわせて、覚えていく。
2. 文章読解はやはりいろいろな本を読む、文章を書くなどすると良いとは言うが、なかなか本が読めない、よみたくないという場合は教科書の本文くらい徹底的に読みこなすつもりで取り組んでみよう。教科書の内容は小説など全文が載ってるわけではないが、さまざまな本から抜粋されてのせてあるので、その短いものでも読解力は多少身につく。
読解はただ文章の字を追って読むのではない。内容を理解するということ。なので、集中して読まないと、少しでもうわのそらだったり、何か考え事などしていて読んでいても、全く内容は理解できない。これは他の科目で参考書を読む、といったときも同様なので、読解力というのは他の勉強する時においても重要であるということだ。
まず集中して読む。全体の内容を理解する。小説などはその場面を思い描く。説明文などは段落ごとに何のことを言っているかを理解する。問題提起しているのか、結論を言っているところなのか、などと文章の組み立てを理解する。
あとは基本的なことだが、文章の中で意味のわからない語彙は国語辞典を引くなりして、わかりやすい言葉に置き換えてみて文の内容を理解していく。
やはり読むということもなれである。日ごろ本、新聞でも、雑誌でも、読む習慣、活字を読むことになれておくことは、すべての科目を勉強していく上で、とてもプラスになるので、是非積極的に読む習慣を身につけていこう。