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Review’00

インターネットで知り合った人達とだんだん顔見知りになり、磐田はもちろんアウェーのスタジアムへ行っても心強く応援することができるようになりました。

ジュビロはいい位置にいながら無冠。そんな中、神戸での100ゴール達成、2度目の得点王獲得の瞬間は忘れられませんね。

 


 
  • 11月26日 ジュビロ対ガンバ大阪 (磐田)

固いDFが特徴の前節広島戦、応援に行くかどうか前日まで迷った結果、諦めてPCの前で応援。行けばよかった〜!何とJ史上初7回目のハットトリック達成。これで得点ランキングが北嶋と並んでトップに並んだ。さあこうなったら狙うしかないでしょ。このチャンスを逃すわけにはいかない。

そこで、カメさん作戦。ゴンゴールといえば、カメ。ゴンは試合前の散歩でカメを見るとゴールできるとか。それを信じて頼れるものは何でもという思いだった。もう頭の中はカメ、カメ、カメ(笑)。最終戦はまさし隊が大集合。カメさんグッズを持ち寄り、かめまんじゅうもみんなに渡して、さあ後はゴンが決めるだけ。冗談のようなマジな話。(^^ゞ

さて今日のウォーミングアップのシュート練習は?GKに2回止められ、最後にやっとゴール、大丈夫か。2トップの相棒は川口選手。広島戦では2アシストと調子が上向きだし、今日もお願いね。

試合は徐々にジュビロペース。前半10分には左からゴンがいい動きから中へ折り返し、それを俊哉がゴール前へ入れて川口ヘッドで先制。左サイド・ヤマの思い切りの良さがなく、ハットがご機嫌斜めで大きな声を上げていた。ベンチも慌ててヤマをジレに交代。その後FWはオフサイドを何度か取られ追加点がないまま前半終了。いいリズムの時にもっと点を取らないと・・・。国立は0−0。

後半危ない場面も安定したディフェンスで1−0のまま進んでいった。そして11分俊哉からのパスに飛び出したゴン、切り返しながらDF2人の間から思い切りよくシュート!これが見事決まって得点王に1歩抜け出した。ストライカーらしいとてもいいシュートだった。やったーゴンちゃ〜ん!うれしくて立ち上がって喜んだ。

川口もサイドからいいボールを入れてくれたがあと1点が取れなかった。あともう少し。この日の川口も積極的にシュートを狙い、ゴンにパスするべき所も撃っていった。いや〜、ちょうだいよノブ!そして川口から西に交代。後半40分西がGKを交わしてゴンへパス。このプレゼントを有り難くシュート。遠くからなので誰のゴールなのかはっきりわからなかったが西?ゴンでいいの?でもスタンドはもうお祭りムード。

ゴン、ついに20ゴールで得点王がさらに確実となった。ゴンちゃん、すごいよ、すごすぎる!優勝を逃したため、、この日はスタジアム全体が、チームの勝利はもちろんのことゴンの得点王を願っていた。うれしいですね〜。みんなの気持ちがひとつにまとまっているようだった。

最後、名波のFKが直接決まり4−0で完勝。優勝争いをしていたガンバに勝ってジュビロは3位、賞金3,000万円ゲット。国立の試合は0−0で延長突入。ということは、北嶋は最低1点止まりだから・・・・・・。

ワー、本当に得点王になっちゃったわ!J初2回目の得点王に。マンオブのインタビュー後、お待たせしましたゴンダンス♪老若男女みんなでゴンダンス。この日のダンスは前に弾んでいて、途中から2階席からは姿が見えなくなってしまった。もう〜1階の人にはサービスがいいんだから。

さらにリーグ戦終了の挨拶では、騒がしくしていたガンバサポに注意して拍手喝采。さすがですね。チームのみんなにもおごらないとと感謝の気持ちも表していた。丁寧にグランドを1周してセレモニー終了。ゴン、本当におめでとう!

試合後、まさし隊の皆さんとお食事会。まずは隊長の得点王を祝って乾杯!急いで帰る人達は慌てて食事。ゆっくり組みは楽しくおしゃべりしながら食事。ゴンちゃんのお陰で楽しい時間が過ごせてみんな大満足だったわよね。次は天皇杯でお会いしましょう。

 


  • 11月18日 ジュビロ対京都サンガ (磐田)

2ndステージ再開後、5連勝すれば優勝も見えてきたのに、東京戦のタカの大怪我で予想が狂ってしまった。ゴンの相棒がいなくなってしまったのだ。アジアカップで自信をつけたタカとの2トップ、非常に期待していただけに悔しすぎる。1トップにするとゴンが孤立してなかなか思うようにいかない。そこでこの日は川口がパートナーとして選ばれた。

得点王も狙える位置にいるため、是非ゴンゴールを決めて欲しかった。川口のクロスをどこでもいいから体に当てて。
ウォーミングアップで最後にシュート練習。ここで気持ちよく決めてから試合に臨んでくれ!と思いながら見ていると、フリーなのに枠へ入らないで、ドッカーン!と蹴り上げる始末・・・。最後GKに1度はじかれたボールを横から蹴り込んだ。観客からお情けにパチパチパチ。恥ずかしい〜!

相手は降格がかかった崖ぷちチームで出足から勢いがあった。前半1分、あれ?ヘジスにあっという間に抜け出されてシュート。何やってんのよー!このヘジス、スピードがあってナビスコの時にもDFが追いつけずに転んでいたっけ。

川口、スピードを活かしてサイドに流れてチャンスを作ろうとした。でもやっぱり川口は川口。最後のクロスが・・・。チームも中盤でのパスミスが多く、クサビになろうとするゴンのポストプレーもうまくいかない。そのうちにペナルティーエリア内でイエローカード。えっ、PK!そんな馬鹿な。止めろー、アルノ!外せー、カズ!・・・・前半から2失点で、いやーな展開。

後半川口に代わって西が登場。ジュビロの動きが早くなった。ここで負けるわけにはいかないでしょ。フクが足を負傷し文さんと交代。これって不幸中の幸いかも?そして3枚目のカード、ヤマからジレに交代。残り15分ゴール前で西が倒されFKのチャンスがやってきた。いったい誰が蹴るの?ジレの左足から蹴られたボールは見事にゴールイン!

よし、これから。東京戦だって残り5分から2得点だったし。スタジアムも風が冷たく、試合内容もお寒い状態から一気にジュビロは勢いが出始めた。時折京都のカウンターで危ない場面もあったが、相手のシュートミスにも救われ何とかDF陣が踏ん張っていた。

そして後半41分左サイド服部が粘ってジレにパス。ジレのクロスから奥のシュートで同点。ロスタイム3分、奥が飛び出し右サイドの西へ。西が駆け上がり奥へパス。奥から俊哉へマイナスパス、これを俊哉が左足ダイレクトでシュートしついに勝ち越し。ビデオで見るとゴンはDF2人を引き連れスペースを作っていた。これこそジュビロの流れるようなサッカーである。

0−2から残り15分で逆転勝利、勝点3をゲット。こんなこともあるんだ。やっぱり諦めちゃいけない。京都はこの敗戦でJ降格がほぼ決まってしまった。「絶対残留」という横断幕の前に陣取る京都のサポーター達は、しばらくその場に立ち尽くした状態だった。カズさんどうするんだろう?

4位に浮上したジュビロだが、清水戦の1敗が非常に悔やまれる。1位との差が勝点5、優勝には大変厳しい数字となってしまった。でも可能性がある限り、あと2連勝して上位チームを脅かして欲しい。広島へ行きたかった〜、優勝をかけて。

 


  • 9月23日 練習見学 (大久保)

23日はゴンちゃんの33歳のお誕生日。急遽、行きませんか?というお誘いを受けたので、慌ててプレゼントを用意した。いろいろ考えて、ゴンゴール集ビデオ(1〜100ゴール)を編集し、オリジナルでラッピング。得点王を目指して、いいイメージ作りに少しでも役に立てばと思ったが、案外本人として関心がないかもね。でもきっとご両親が見れば、いい思い出のビデオじゃないかなとは思うけど。

練習開始は10時の予定、さあ雨でも実際行われるのだろうか。皆さんと掛川駅で待ち合わせ。車に乗せていただく頃にはもう雨が降り始め、目的地へ近づくほど雨足が強くなってきた。いや〜ね、せっかく早起きして来たのに。

大久保へ9時30分前に到着。それでも駐車場には見学者の車が何台もあり、予定表にも中止の文字はなし。しばらく車の中で様子をうかがった。続々と選手の車がやって来たので、練習場へ向かった。すでにサイン指定場所には、ビニールシートが引かれ、すでに場所取り済み。こんな雨でも皆さんすごいのね〜。ようやくゴンちゃんのポルシェも到着。

 

さあ練習開始。まずは1人ずつボールを持ってドリブルしながら、またリフティングしながら走るトレーニング。リフティングといえば、そうゴンちゃんが苦手なこと。私は遠くからハラハラしながら見つめていた。それなりに無事終了(笑)。次は2人でボールを蹴りながら走るトレ。これは井原さんと一緒に。ストレッチを間に挟みながらこのようなトレが続いた。

次にゴールを4つ置いて、ミニゲーム開始。トップ組は、ゴン・ディマの2トップ。雨が強くてもミニゲームならボールがつながるのね。ゴンちゃんはゴールを何本か決めていたけど、ファールをして相手に1回FKも与えていた。CKも蹴っていたような。こういう練習は見ていても楽しいけれど、やっている選手も楽しいような感じ。

1時間で全体練習終了。雨は相変わらず強く降り続いていた。その後、ゴン・井原・山西・大岩4選手がジョグ開始。他の選手たちは次々走って車へ乗り込み帰っていった。こんなお天気では仕方がないですね。今の誰?という素早さだった。ジュグ組にあと2周というコーチの合図。まだ終わらないのね〜、早くプレゼントを渡して帰りたいのに・・・。

 

さてようやく終了。各自プレゼントを抱え準備万端。ジュビロクラブの人が、ゴンちゃんを引き止めてくれるという。ところが、やっと最後に出てきたと思ったら、タオルを頭からかぶってすばやく車へダッシュ。あら〜〜!慌ててプレゼントをジュビロクラブの人に手渡し、ゴンの車へ走ってもらった。ようやく間に合ってプレゼントを積み込めたようだったが、そのままブオ〜ンと走り去ってしまった。逃げ足が早いんだから全く。この雨が悪いのよね。

足元びしょびしょ、こんな最悪な天気で見学している方が悪いけど、この日の選手はこれ幸いに全員愛想なしでした。でもこんな日によく来るなくらいに思っているかもね。ということで、今回は1枚も写真はなし。誕生日記念に1枚と思ったけど残念。次回は是非もっといいコンディションの日に。ご一緒した皆さん、いろいろお世話になりました。

 


  • 9月6日 ジュビロ対京都サンガ (西京極)

10月のナビスコ準決勝に進むために絶対落とせない戦いであり、監督交代後の初戦でもあり、今後のジュビロを予想する上でとても大事な試合だった。夜の京都での試合ということで最初は諦めていたが、新幹線とムーンライトながらを利用すれば帰宅可能なことがわかり、強行遠征することにした。

お昼過ぎに京都着。それから約4時間ほどのミニ京都観光。1日乗車券(地下鉄・バス乗り放題)を購入し出発。遠くまで行けるわけもなく、取り敢えずは四条河原町へ出て9月末までやっているという川床を見学。1人でそんな所で食事してもねえ。それでも先斗町通りを歩きながらお店のメニューを見て回った。もったいないからや〜めよ。

祇園に抹茶パフェのおいしいお店があると聞いていたのでそちらへ向かった。ところが6〜7日と臨時休業で残念。すると八坂神社が見えてきたのでここで今日の必勝を願った。歩いてばかりで乗車券をまだ使っていない、これでは時間も無駄だしね。ということでバスに乗って清水寺へ。坂を上がるとお店屋さん、特に生八橋のお店がずら〜りと立ち並び、お茶付きで試食販売をしていた。ちゃっかりとここでいろいろな生八橋をいただいてしまった。中身はスタンダードのあんこ・変わったところでチョコレート・青リンゴ・夏みかん・芋などびっくりするくらいの種類の多さだった。

清水寺隋求堂にはお胎内めぐりというものがあって、100円だったので入ってみた。中は本当に真っ暗で頼りは左手で触っている数珠玉のロープだけ、一人旅の私には少し怖かった〜。でもこの暗闇の中やっと1つの明かりを発見した時はほっとした気分だった。そしてその暗闇から外へ出た時に新しい自分になっているというのだが、さて。

それからお決まりの清水の舞台へ上がり、三年坂、二年坂といろいろなお店を見ながらゆっくり歩いた。今日は万歩計でも付けてくればよかったと思えるくらいによく歩いた。バスを乗り継ぎ、最後は錦小路の市場見学。買って帰りたい物もいくつかあったが、夕食用の物だけで我慢した。そして本来の目的地・西京極へと向かった。

 

アウェーゴール裏、座席の上に靴を脱いで立ち上がり、久しぶりに手拍手と声の応援だった。こういうのってテンションが上がって力が入るのよね。時折ピンチは訪れたが、何とかしのいでいるとついに先制点。この席からは全く状況が見えない。ゴンゴール♪♪よし、もう1点入れればいいぞと思っていたが、そのまま前半終了。

後半早々わけもわからず失点。何やってるんだ、もう〜。どうやら京都は、後半からヘジスを入れたようだ。この選手のスピードがまあびっくりで、ジュビロのDFは全く止められない。ジュビロはディマを清水に代えて少しはよくなったが、何しろゴール前でパスを回しなかなかシュートを撃てない。これでは相手にいつやられてもおかしくない感じ。それでも何とか1−1で延長戦へ突入。

22時15分発の新幹線に乗るためには、私のタイムリミットは21時30分まで。早めにVゴールを決めてくれー!時計を気にしながらドキドキで試合を見つめた。そして、PKのチャンス、キッカーは藤田。大丈夫いつものように落ち着いて蹴れば絶対大丈夫。ところがGKに止められがっくり。もう、あと15分なんだから〜。

延長後半、ゴンが右から切れ込んで、よしここで決めてくれー!と思った瞬間、横へパス。何故そこで撃たない?ここまで積極的に撃っていたゴンが躊躇したのでがっかりだった。後ろの席から、「ストライカーならそこで撃て!」と。その後、またわけもわからずあっという間に相手のVゴールが決まり試合終了。ナビスコ敗退である。勝てない、あと少しのところで勝ち抜けないジュビロ。どうしたのだろうか、強い頃のジュビロはこういう厳しい試合をすべて勝ってタイトルをものにしてきた。

選手達の挨拶も見ないままスタジアムを後にし、西京極駅へ直行。そして予定通りに新幹線に乗り、名古屋からはながらに乗り換えて無事帰宅。今回の強行遠征、こういう結果に終わってしまったが後悔はしていない。あとちょっとのところで感激できた試合かもしれなかったからだ。何より試合を実際見ないと始まらないし、今のジュビロが心配でたまらない。新監督の下、選手達が1日も早く自信を取り戻してあの見ていてわくわくする試合をして欲しい。名波の復帰でいい方向に進んでいくことを願いながら、また応援していこうと思った。

そのためには、少し何かを変えないといけないのかもしれない。同じメンバー、同じやり方ではなかなか前へ進まない気がするけど、さてどうでしょうか。

 


  • 7月26日 ジュビロ対ヴィッセル神戸 (神戸ユ

Jリーグ通算100ゴールまであと2つ。とても微妙なところ。でも私の気持ちは決まっていた。生で見たいし後悔もしたくないので絶対行くんだと。ホテルに1泊するのもなんだし、調べたら翌朝4時47分静岡着の特急があるじゃないですか。よしこれだと思い、指定席を確保。そして当日、メモリアルゴールを見るために神戸へ向かった。

折角神戸まで来たのだからと、私には珍しく観光を一つ取り入れた。新神戸からロープウェイで布引ハーブ園へ。ラベンダーは花の後ですべて綺麗に刈り込みされてたが、まあ今の季節のハーブ園はこんなものでしょう。さあハーブもいいけど、ここで時間を取っていてはと、スタジアムへと急いだ。

前半はバックスタンド中央最前列という特等席に座らせていただいたが、試合内容がイマイチでこれは困ったことだ、100ゴールというよりも今日は勝てるのだろうかと一瞬不安がよぎった。でも1ゴールも見ずに帰るわけにはいかない。後半はゴール裏中央へ移り、気合を入れて応援することにした。

さあ、中山来い!ゴンにいいボールを!!
すると後半8分、右サイドへ流れてそのままシュートで99点目。やったあー、あと1点。今日のゴンは積極的だ。
ところが、失点され同点。でもまだこれからこれから。

後半15分右から飛び込んだゴンのシュートが決まった。やったあー!!100ゴール達成。スタンドでは各自手作りの横断幕がいっせいに開かれた。私もフラッグを広げて喜んだ。本当に見れるとはねえ。涙こそ出なかったが、自分の腕を見ると鳥肌が立っていた。ワッショイ、ワッショイ。このゴールを見るために・・・、よかった本当に来てよかった。

その喜びもつかの間、また失点され同点。まずい、まずいよこれは。勝たなければいけない、絶対に。100ゴール達成した日に負けるわけにはいかない。時間は刻々と過ぎていった。ダメか、延長かと思い始めたロスタイム。藤田から出たボールを実に冷静にタカが右足でシュート!これが決まり3−2で勝ち越し、終了のホイッスル。 ありがとう、タカ。本当に有り難かった。

インタビューを終え、ゴンがゴール裏の前までやって来た。握りこぶしを突き上げ、どうだと言わんばかりに。そして、ゴンゴールの後の勝利の時だけ行われるゴンダンス♪さあみんなで揃ってゴンダンス♪本当に勝ててよかった。
本人が1番ほっとしたことだろう。何時だ何時だと言われ、意識しないと言いながら負担はあったと思うしね。

やれやれ、これで私もメモリアルゴールを求めてアウェーまでも通わなくて済みそうだ。次のホームでのゴールを期待していた人たちには悪いけど、早く決まるにこしたことはないから。ということで神戸まで駆けつけた私達はラッキーだったということになるのかな。でもゴンゴールは、まだまだ続くのである。101ゴールから延々とね。

さあ試合が終わり、オフ会に参加させて頂いてもまだ帰りの特急列車に乗るまで2時間。三ノ宮駅の構内でうろうろ、やっと見つけたモスバーガーで時間をつぶし、やっとの思いで0時12分サンライズ瀬戸に乗車。ゆったり座席といっても、座席ではなくて平面横1列2段になっていて、もうすでに両隣はでっかい男の足がにょっきり出た状態で眠っていた。げっ、まあ若い娘じゃないんでいいけどね。私も用意された毛布1枚に包まって寝ることにした。

それでも寝過ごすと大変なので、時々時計を見ながらうとうと状態でいた。あと2時間か・・・。浜松を過ぎたあたりから注意して藤枝・焼津と過ぎ、安倍川橋を渡るのが確認できたのでようやく起き上がると、車掌さんが見に来てくれた。親切ね、これならゆっくり寝ていてもよかったのかな。

期待して行った神戸行き、何とか望みが叶って目の前で見ることができて本当によかったですね。やっぱり迷った時は行くべきなんだろうかって、怖い話です。これ以上調子に乗る、夢中になるとまずいですかね。

 


  • 7月1日 ジュビロ対グランパス (磐田)

梅雨の晴れ間、とても蒸し暑い日だった。開幕のレイソル戦に負け、絶対に負けられない試合だった。右サイドをトシヤがやることになり、中盤は奥とジレ。どうなんだろう?監督の考えが少し理解できなかった。ところが始まってみると、その不安は一気に吹き飛んだ。トシヤはよく走り続け、中盤の奥とジレの動きもよくボールが繋がった。

そして、前半奥のパスカットからタカのダイレクトパスがゴンに出て、GKと1対1。本人はもちろん、みんなが緊張しただろう。こういう場面が1番難しいって言っていたから。ところが、実に落ち着いてDFの位置を確認し、GKの動きをしっかり見つめて最後はGKの股抜きシュートで決めた。待望のゴンゴールで先制!

その2分後、CKから追加点。あの両手を広げた喜び方は?あっ、マコちゃんだ!久しぶりだ、1年8ヶ月ぶり札幌戦以来だった。この点が効いたのか、それともやっぱりゴンゴールはチームへ勢いをもたらすのか、ジュビロはリズムに乗り次々と追加点を上げた。

今日は実にお得なゲームで、なんとゴンがループシュートを!残念ながら入らなかったが、スタンドは一瞬どよめいた。後ろの席からは、「こしゃくなマネをして!」という声が・・・。(笑)気持ちに余裕があったのだろうか、いいことですよね。2点目のゴールも、いい飛び出しから左足を思いっきり伸ばして決めた。

5対0。選手交代で川口登場。また後ろの席から「今日は気持ちよく帰らせてくれよ〜!!」だって。(笑)案の定、バランスが崩れたのか、動きが減ったのか、集中力が欠けたのか1失点で完封ならず。あとで見たTV中継でも、吉田光範さんが怒っていた。情けない!って。

ゴンはゴール2アシスト2の活躍で、MVPに選ばれインタビュー。それが終わると中山コールが続く中、真っ先にバックスタンドへ挨拶に行き、次はゴール裏でいつものゴンダンス♪今日来れなかった人達のためにデジカメでガシャ、ガシャ。いい物だけ残せばいいから適当にガシャ、ガシャ。デジカメは便利ね〜。この機会に中山フラッグも、ガシャ。

いつものようにジュビロバスのゴンちゃんに手を振って見送った後、今日は名古屋サポの行動を遠巻きで眺めながら立っていたら、なんとK−MIXの新井真奈美さんが歩いてくるじゃないですか。先日メールをいただいたので、思い切って声を掛けてみた。

この間までJOHPのBBSで中山選手に対する厳しい意見があっただけに、今日は本当によかったですねという感じの話をした。真奈美さんは単なるDJじゃなくて本物のジュビサポだから、言葉にとても熱いものを感じた。だから番組も心のこもったいい番組になるのよね。さあ、これで月曜日はうれしいインタビューが聞けますね。


  • 5月27日 ジュビロ対エスパルス (磐田)

ダービーで負けて悔しいというより、ジュビロが自分達のサッカーができずに負けたことが本当に悔しい。私達は試合が終わってもしばらく席から離れられなかった。清水の喜びの歌を聞きながら感じたこの思いは忘れられない。

前半は1点先制されたとはいえ、ミドルシュート1発にやられただけで、全体的にジュビロのリズムで試合が進み、逆転のパターンかなと思える展開だった。

ところが、前半の幾度もの決定機を逃したことが大きく響く形になってしまった。後半、相手のプレスが利き、ジュビロの不可解な選手交代により、中盤が開き2トップが孤立。ボール支配は自然と相手チームへ。

それまでアレックスを抑えていたフミが交代。それがたたったのか、左サイドを突破されそのままゴールを奪われ0−2。選手達はガックリ、ベンチからの指示もなくただ時間が過ぎる。ロスタイムの攻撃もゴール前でパスを回すだけでシュートまでいかない。ゴン、そこはボレーで狙おうよ。自分で勝負しようよ。

優勝は逃したとはいえ、2ndに繋がる好試合をと、悪天候の中集まった満員の観客の前で、こんな負け方を。やり方によっては、もっと楽しくジュビロらしいサッカーができただろうに、残念である。

アジアクラブ決勝で、ロスタイムが守れたら。鹿島戦で勝てていたら、Bのひじ打ちさえなかったら・・・。あの時から急に歯車が狂ってしまったのか。それとも鹿児島キャンプの時から選手達が悩んでいた、新システムがまだまだ未完成なのか。このままでいる訳にはいかない。立て直す為に何とか修正していかなければいけませんね。私達はただ選手達を信じて応援するだけなんですが。社長、何とかして!!


  • 5月6日 ジュビロ対アントラーズ (磐田)

久しぶりのホームゲームで期待が高まった満員のスタジアム。疲労のピークに達している選手達だが、絶対に勝って欲しい・・・・ところがまた開始早々の失点。なぜなんだろう?何か原因があるはずだ。

しばらく相手のリズムで行われたが、徐々に修正され始め、ついに前半35分山西の折り返しをゴンお得意のヘッドで同点!よし、追いついた。後半また失点するが、すかさずゴン同点シュート!白熱した試合内容だった。

しかし、選手達の疲れは明らかだった。早く代えた方がいい、失点してからでは遅い。勝ち越し点のチャンスを何度もものにできず、90分終了。この時点で勝点1を失った事になる。

延長に入ってやっとメンバー交代。高原を清水に・・・もっと早めに勝負しても良かったのでは。何?マコに代えてラドチェンコ??大丈夫か!

延長後半7分PKをゲット。キッカーは誰?やはりゴンか・・・・何やら騒がしい。またいつものようにビスが邪魔をしている。俊哉が声を掛けてくれた。そして、最近のお得意コースへビシッ! あっ、止められた・・・・読まれていたのか? 

そして悪夢が・・・。ビスマルクのラフプレーで服部が負傷、その手薄になった所をつかれてVゴール。しばらく席を動けなかった。また勝てる試合を落としてしまった。

今季失点が多いのが実に気になる。1−0でもいいから完封勝利を。東京戦といい折角のナイスゴールが失点・敗戦の影に隠れてしまい、非常に悔しく思う。

服部の状態が気になりVTRで確認し激怒した。完全に悪質なひじ打ち行為だった。勝つ為にあそこまでやるのか?恐ろしい、汚れている。ジュビロは黙って見過ごす事だけは辞めて欲しい。あれは絶対に許されない行為である。


  • 4月29日 ジュビロ対ヴェルディ (PC情報)

サウジアラビアでのアジアクラブ選手権、韓国での親善試合(日本代表)と続き、ゴンは疲労もピークに達し、最悪のコンディションの中、しかも新潟で行われたV川崎戦だった。

映像がなく頼りはスカパーを見ている人達の情報だけ。私はPCの前にスタンバイした。

前半CKから失点。セットプレーでは集中だよー。絶対勝ってくれー!。ゴン頼むからシュートを撃って!攻めているようだが点が入らない。

後半1分またもや失点。どうしたらいい、私に何ができるのか?願いを込めて掲示板へカキコした。奥のミドルシュートが決まって1−2、あと1点。ところが、ゴンが足の違和感から大事を取ってジローと交代。肉離れか?

そして、後半42分藤田のPKで同点。あと何分?ジュビロ絶対に勝つんだ。勝てよー!!昨年の5.5を思い出そう。この戦いに勝って、優勝ロードへ突き進むんだ。

延長突入。ジロー、君しかいない。’97CSのゴールのように決めてくれ・・・・・と思った瞬間、まさに的中!ジローがうまい切りかえしからVゴールを決めてくれた。ありがとう、ジロー!涙が出そうになった。

今後の厳しい日程を乗り越える為にも、絶対に勝たなければならない試合だった。


  • 3月25日 ジュビロ対横浜Fマリノス (TV)

開幕の柏戦に負けた時には、昨年の事もあって危機感さえ感じた。だから次の名古屋戦は絶対勝たなければと気合を入れて瑞穂へ出かけた。この1勝(名古屋戦)は本当に大きなもので、これで今年も優勝を狙って行けると私は実感した。(本当か?)

そして、3試合目の横浜戦。今日は珍しくTV観戦、でもスタイルはスタジアムと一緒で気合十分。ところが、TBSの方は相変わらずで試合中、CMや井原と中村のインタビューを差し挟み、バカー何やってんだー!イライラが募った。

でも、いつもだとそろそろかなと予想していた通りのゴンゴール♪ よし!!あのお得意のヘッドが決まってくればね。しかも2アシストで貢献。 ヒールパスなんかもしてチャンスを幾度も作った。チームとしてあと2〜3点は取れたのにそこが少し残念。点を取った時のよっしゃー!!という叫び、3点目の西と高原を抱きしめながら喜ぶ顔、いいですねー!!


  • 3月4日  ジュビロ対グランパス (国立)

右足首捻挫から驚異の回復でゴンが出場することになった為、急遽国立へ行くことにした。天候は雨。New Jubiloになって初めての生観戦だった。連勝中の名古屋を相手にどこまでやれるのだろうか。
前半はなんとか0−0。

後半10分先制されたが、まだ時間はあるので諦めなかった。ついに後半28分高原の折り返しから福西の見事な同点ゴールで選手もサポーターも大喜びだった。

時折リズムをつかんだジュビロの攻撃はすばらしかったが、最後の判断が遅いのかなかなかシュートが決まらずに90分終了。相手のシュートミスにも救われ、逆転勝利も夢ではなかったのだが。

延長なしでPK戦に突入。何だか昨年のCSに似てきたぞ。隣の人と手をつなぎ合い祈りを込めた。絶対に決めるぞ・・・よし! はずせ、止めろ・・・よし! 服部・藤田・井原が確実に決め、尾崎が2本止めて断然有利。

ところが高原が止められ、いよいよゴンの番が来てしまった。みんな信じてよー!絶対決めるよ・・・・・あー!やっちゃった。しかし、この日の尾崎は違っていた。冷静にキッカーの動きを読み取り見事に的中ー!!私は思わず右手を上げてガッツポーズ。ゼロックススーパーカップ初優勝おめでとう!!

勝負強しジュビロ。経験は実にいい財産だ。選手にとってもサポーターにとっても、どうしたらいい結果が得られるのか体の中に浸透しているようだった。

表彰式後選手達が挨拶にやって来た。ゴンと一緒にバンザーイ!バンザーイ!その後いつもなら中山コールが起こり自然にゴンダンスが始まるのに少し雰囲気が違った。PKがね・・・・。でも1曲だけ踊って引き上げた。次はゴールを決めて、信頼度をもっと上げないとね、ゴンちゃん。

 

 

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