駿河台自治会ウェブサイト管理者からみた自治会ウェブの効果、その将来性についての意見を自由に記述してもらい、当自治会ウェブ管理者の視点といたします。

自 治 会 長

河上 西井 松本 増田 中村 宮下 島田 加藤    

 

 

すべてを頼ることはできない

 

自治会、町内会にとってウェブサイトの実態とその分析が事細かにされて、その現実に対し何をすべきか考えさせられ、興味深く拝読させてもらいました。パソコン部に入り自治会の仕事をどの様に受け止めたらよいのかと考えたとき、武藤さんの論文は力強い味方になりました。

自治会、町内会サイトは論文中で言う「地域内の人に対する、町への愛着、住民連帯感の換気」という大きな目的の中でもコミュニティにおける円滑な情報提供、相互通信が考えられます。全てがウェブサイトに頼ることはできないと思いますが、最終目的として各世帯にパソコン(インターネット接続を含め)を所持してもらうことでしょう。これには経済的な問題、各世帯のパソコンの必要性が問題となってきます。若い層の多くはパソコンに慣れ、所持率も高いと思われますが、自治会内の高齢化は進み、高齢者世帯の方のほとんどは、取っ付きづらい非常に難解な箱だと思われているでしょう。この様な最低条件をクリアすることが、町内会ウェブサイトを成功、活性化する重要な点だと思います。