エブリィワゴン車中泊改造記録「還吉」

ソーラーシステム

ソーラーシステムの導入


ソーラーコントローラー電力変換効率の良い物に変更

(2021/10)
エブリイワゴンの屋根に設置した100Wソーラーパネルも8年になり、もう少し余裕を持って電力を使えるシステムへ改修を考えていました。
100Wパネルを2枚で200W?、50Aバッテリーを2個にして100Wなど・・
今回は、当初とにかく安価で作ったシステムの・・ソーラーパネルコントローラーを電力変換効率の良い物に変更する作業をしました。
今までは、中国製の変換効率60%のパルス信号制御のPWM方式でしたが、これを97~99%の変換効率である最大電力点追従制御のMPPT方式のアメリカRENOGY社製に変更しました。
購入金額は少し高くなりますが、現在の100W→60Wが、100W→99W位にに発電改善される予定ですが。
(2022/4)
また、バッテリーはリチウムイオンが安くなったので、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーの50A変更しました。 使い勝手は、ディープサイクルバッテリーの100Wになった感じです。





 図面クリックで大画面表示します



ソーラーパネル導入に対応したスイッチパネル盤の作成

(2014/10)
車中泊の翌日に走行する場合は、アイソレーター(走行充電器)でサブバッテリーに充電できるのですが、車を駐車したままサイクリング・釣りを一日楽しんだ場合は、その夜に使う電力が不足することが予想されます。
そこで、ソーラーパネルもだいぶ安くなったので、サブバッテリー充電用にエブリィワゴンの屋根につけようと検討しています。

ソーラーパネル設置を検討したところ、コントローラーの設置場所が無いことが解り、この際、今まで各スイッチの場所がバラバラだったこともあり、コントローラー設置スペースを考慮したスイッチ盤の箱を作ってまとめようと挑戦してみました。

サブバッテリーの充電は、ソーラーパネルを常用とし、雨、曇りなどで太陽光発電が低下した時はアイソレーター(走行充電)に、また自宅で直接バッテリーに充電する場合も、リレーを介したスイッチで切り替えるようにしました。
(※走行充電と併用したままソーラーパネル充電をすると、コントローラーがバッテリー電圧でなく走行充電電圧を検知するためソーラーパネルからサブバッテリーへ正常に充電できないとの情報があっため。  しかし、実際にソーラーパネルを設置していないのでこの確認は出来ていません。)

スイッチ盤は、ネットで探したマリン用で各スイッチに15Aのサーキットブレーカーがあり、シガーソケット2個が使えるスイッチ盤を購入して使用しました。

今回は、事前のコネクタ接続、また流れる電流も考慮した配線と慎重に作業を進めたためか? トラブルも無く順調に動いています(*^。^*)。


 図面クリックで大画面表示します



箱完成、ビス頭は白ペンキ塗り。 車内写真は、作業中のエブリィワゴン

完成した箱にスイッチ盤をセットしてみる。 スイッチ盤に事前に作った配線を接続。

各スイッチをきれいにまとめる事ができました。
BLUE SEA SYSTEMSサーキットブレーカーパネル4連&シガーソケット

BLUE SEA SYSTEMSサーキットブレーカーパネル4連&シガーソケット


  図面はクリックで大画面表示 
















   エーモン工業 ロッカスイッチ1289 L
   エーモン工業 リレー 1245




ソーラーパネルの設置 (2014/12)
駐車中でもサブバッテリーに充電できるソーラーパネルの導入

当初は、ここまでやる予定は無かったのですが少しでも車中泊を楽しくするため、予算的に出来る範囲内でのソーラーパネル設置に挑戦してみました。

車中泊した翌日に走行する場合は、アイソレーター(走行充電器)でサブバッテリーに充電できるのですが、車を駐車したまま一日を過ごした場合は、その夜に使う電力が不足することが予想されます。
また、走行用バッテリーの負担をゼロにする為にもソーラーシステムの導入が必要であり、今回、ソーラーパネルもだいぶ安くなったこともあり、サブバッテリー充電用にエブリィワゴンの屋根に設置する工事に挑戦してみました。
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【アイソレーターとソーラーの併用】
安物とはいえ、既に走行用充電器(アイソレーター)を導入して使用しているため、今回はソーラー発電と併用して使用することで検討しました。
サブバッテリーの充電は、ソーラーパネルを常用とし、雨、曇りなどで太陽光発電が低下した時はアイソレーター(走行充電)に、また自宅で直接バッテリーに充電する場合も、リレーを介したスイッチで切り替えるようにしました。
(※走行充電と並列にソーラーパネル充電をすると、コントローラーがバッテリー電圧でなく走行充電電圧を検知するためソーラーパネルからサブバッテリーへ正常に充電できないとの情報があったため、両方をスイッチで切り替えて使用する方法としました。)
切替は、太陽光発電を使用しない時には、ソーラーパネルからのプラスをオフするようにしたのですが、ソーラーパネルコントローラーは電源ONのため稼動状態、駐車中もLEDランプが点いたままで気になったので、コントローラーもスイッチでオン-オフすることにしました。

太陽光発電を使用する時は、(1)コントローラーをON (2)ソーラーパネルをON 太陽光発電を停止する場合は、(1)ソーラーパネルをオフ (2)コントローラーをオフ の順番でスイッチングします。
(※この順番は破損・故障を避けるためにも守るように書いてありました。)
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金額・寸法を考慮してソーラーパネルは、100Wを選択しました。
ソーラーコントローラーは、パネルとキットの「C2460-50A」です。 ソーラーパネル、コントローラー共に中国製で少し不安はありましたが、初めての挑戦でもあり何より低価格のため購入しました。
また、別途エブリィワゴンハイルーフ用のルーフキャリア「THULE  スズキ エブリィ・ワゴン ハイルーフ用」を購入しました。




パネルをキャリアに載せて寸法を確認。 当初考えていたU字ボルトは使えない。

新規にあけた穴2個をやすりで修正。下にパネル保護板を置いてから作業。
既存の穴の横に2個の穴を開ける。折り返し2.5cmなのでパネルを傷つけないように


ステン板に6mmボルト方式に。 外れないようにナットは蝶ナットで2重に。ステンボルト:M6×50 ワッシャー:M6×2.5×2.0
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ソーラーパネルの設置は、購入前から裏側の既存の穴以外に新規に穴を開けることは覚悟していましたが、裏側のアルミ折り返しが2.5cmしかなく買ってきたU字ボルトが、穴に入らないため使えなかった。
外側からボルトを入れ、折り返し内でナットを締めれば良いのですが、これは、屋根に設置した状態で2.5cmの隙間にナットを締めるのはかなり難しいことが解り断念^_^;。
仕方なく、ステンレス板の2個の穴にボルトを挿して固定する方法にしました。
ステンボルト:M6×50 ワッシャー:M6×2.5×2.0 とナットのゆるみ防止で下に蝶ナットを2重でつけてあります。

穴はアルミですので、ドリルで簡単に開き、リーマーなどで穴の修正も簡単にできます。
【注意】ドリル等使用時は、必ずあて木(板)を下に入れることを忘れないように!ドリルでパネルに穴をあけてしまうことになります(-_-;)

ルーフキャリアとステンレス板の間には、ズレ防止でゴム板を入れてあります。




 





キャリアとソーラーパネルを設置。 2本(直径約4mm)の配線を車内に。



ここから車内に引き込む。 配線作業中のスイッチボックス
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やっと、屋根にパネル設置までできたが、2本(直径約4mm)の配線を車内に引き込む場所が無い^_^;。

車体に穴を開けたくないので、バックドアのもっとも隙間のある場所から、雨水を落とす溝に入れ、床面まで、ここから車内に引き込むことにしました。
雨の日に、車内への漏水をチェックしましたが、今のところ心配なさそうです。
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※その後の豪雨の車中泊でも漏水しなかったので大丈夫、一安心でした。








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苦労したけど、なんとかソーラーパネルを「還吉」君の屋根に設置することが出来ました。
ここで、心配だったのが今は12月、この季節は良いのですがこれから暖かくなり特に真夏になった場合、屋根に這わせた配線が鉄板の高温に耐えられるか? 
高温でゴムが溶ける? 紫外線で配線の皮膜がボロボロに? で、ショートしてNGなんて悪夢が^_^;。

何か対策は? と思って雑誌★AUTO CAMPER (オートキャンパー) ★「を見ているとDIYソーラーパネル取付の記事があり、屋根の配線を保護するために配線チューブ(コルゲートチューブ)で巻く方法が記載されていました。
早速、この方法で対策するため15mm径の配線チューブ(コルゲートチューブ)を買い求め処理しました。
両端は、高温に強い「結束テープ」を巻いて固定しました。

夏の季節にならないと、耐えられるかは判りませんが、エンジンルーム内の配線をまとめる「配線チューブ」「結束テープ」ですので大丈夫だと期待しています。















アイソレーター(走行充電器)の出力(30A用)から、スイッチ盤へのメイン配線が細く熱を持つ心配があったので、ソーラーパネルに付属されていた4mm径の太い線に変更しました。
これなら、ロスも少なく安心できます。