いちじく 志田 土つくり耕楽園

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    土作り楽農耕楽園 微生物利用生態農法

志田いちじく

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いちじく栽培暦概要 いちじくの名前の由来 ガンコ親父のいちじくの効能 ガンコ親父のいちじくの効能 2
いちじくの土壌診断基準値 いちじくレシピ FFCの仲間たち 養液栽培

志田金賞蘇生いちじく栽培暦概要

栽 培 暦 主 管 理 作業の要点 施 肥

栽植密度  畝間×株間=1.8×3〜4m=177133本/10a
葉:25〜30cm
結果枝
  30〜40cm間隔で3000〜3500本/10a確保する


栽 培 暦 桝井ドーフィン

生育状況    作  業 予         (防除ではない)
有機栽培予防 指導機関による防除
1




休眠期


せん定
12〜1月上旬)
ボカシ肥つくり

・土つくりによる予防が第一

・微生物資材撒布  カルスNC−R ネニソイル

・葉面散布 及び、水やりの時

パイロゲン・・・一層の機能性を高めるために

ストチュー・・・作物の出来すぎを抑え、葉を厚くして病気に対して抵抗力をつける

アミノストチュー・・・栄養失調気味のときに散布

ニュー碧露・・・害虫の防除

キトサン・・・病気の予防

ボトキラー・・・灰色カビ病予防

光合成細菌・・・果実の着色の促進。及び栄養価の増加

木作液・・・土壌病害の抑制、植物生育の促進の補助

・・・カミキリムシ類 5〜10倍駅塗布ー年23
我が園にとって大きな課題で、決め手がなく成育を阻害されている。

・一層の機能性を高めるために

FFC資材

パイロゲン

・灰色かび病被害枝は発見次第せん除する。

・スリップス

モスピラン水溶剤2000倍前日まで 3回以内

・そうか病、

 トップジンM水和剤15007日前まで 5回以内

・さび病

 アンビルフロアブル 1000倍前日まで 2回以内

・えき病

 コサイドボルドー 1500倍 加用  クレフノン 300

・黒かび病

 トップジンM水和剤 1500倍 7日前まで 5回以内

補助防除

*ハダニ(発生しだい)

 ケルセン乳剤40   1500倍 7日前まで 2回以内

 ダニトロンフロアブル  2000倍 3日前まで  1回以内

*アザミウマ類(収穫前)

 スカウトフロアブル   2000倍 前日まで  3回以内

*さび病(発生初期)

 アンビルフロアブル  1000倍 前日まで  2回以内

2




(かん水) ボカシ肥つくり
3




萌芽直前
春肥
主枝誘引 かん水

4



萌芽期
芽かき FFCエース撒布
5






発芽展葉期
新梢伸長期

果実肥大始め


敷わら(わら・バカス)

 新梢伸長期

果実肥大始め

木酢・パイロゲン土壌撒布

泥炭と微生物資材撒布
 カルスNC−R
 ネニソイル
 トリコデルマ
 
宝酒造のPSB(光合成細菌)
6


↓  ↓
↓  ↓
↓  ↓
支柱立て摘心と間引き枝抜き
果実肥大助長

(追肥・・・葉面散布・・・アミノ酸有機肥料)

泥炭と微生物資材撒布

海藻エキス葉面散布

PSB葉面散布

木酢・パイロゲン撒布

7


↓  ↓
↓  ↓
↓  ↓
かん水

木酢・パイロゲン撒布

PSB葉面散布
8

↓  ↓
↓  ↓
↓  ↓

収穫始め かん水

新梢の摘心
(追肥・・・葉面散布・・・アミノ酸有機肥料)

泥炭と微生物資材撒布

海藻エキス葉面散布

木酢・パイロゲン撒布

PSB葉面散布
9

↓  ↓

新梢伸長停止期

礼肥+元肥

ゼオライト
礼肥・元肥

 トリコデルマ

木酢・パイロゲン撒布

10

樹の成熟期


(かん水)
11



土壌診断
FFCエース撒布

12

落葉期

休眠期

ワラ・モミガラ等のマルチ

落葉後も裸地にしない

(元肥)

モミガラ投入 (土中堆肥<表層>)
微生物資材撒布
 カルスNC−R
 (ネニソイル)
木酢を米酢に置き換える。


   作 業 の 要 点

整枝・剪定

厳寒地は厳寒期を過ぎて行う。

 若木のうちに樹形づくりに注意し、結果 母枝の切り返しは強さにより加減する。 成木は 1〜3芽で切り返す。

芽かき

・上芽、陰芽や不定芽を早めに除く。

・横芽の充実したものを残し、不必要な芽はかぐ。

・混んでいるところの芽かきを行う。

枝抜き

・枝が混んでいて、果実の着色が悪くなり そうなところの枝抜きを行う。

潅水

・梅雨明け後、晴天が続く時は適宜かん水する。

・かん水は適宜行うが、裂果に注意する。

収穫

・果実の温度をあげないように気温が低い早朝より行う。

不適果

・一般的指導では病害虫果、腐敗果は園外に持ち出す。

園外に持ち出しても病害虫は土壌の中にいるから意味がない。

疫病

・雨が続くと、えき病が発生するので注意する。

 ネニソイル+エサを早めに散布

元肥

礼肥と一緒に9月上旬に与えるようにしたほうが翌年の生育が良い

落葉間際の元肥は無駄が多い。

追肥をしなければならないのなら

葉面散布・・・アミノ酸有機肥料・海藻エキス・PSB

重要害虫

株枯れ病

 本病は株元に発生することが多く、紡錘形の病斑が観察され形成層、木質部まで黒褐色に変色し、新梢は萎凋して、ひどくなると枯死する。

本病も土壌障害による病害です。土つくりによって回避できます。

 指導機関の防除・・・土壌、苗、虫等により伝染するので、発生圃場には植えない、無病苗を植える等注意すること。

 防除としては、トリフミン水和剤500倍のかん注等がある。

カミキリムシ

 常に園内を巡回して、捕殺に努める

 我が園の大きな課題です。毎年この虫の幼虫にやられている。

 主幹に墨汁を塗るようになってから株ごと枯らすことは少なくなったが、養分の 導管をやられ成育を阻害されている。いま、決め手がない。

 薬剤防除に、食入口へ園芸用キンチョ−ル等の散布を行なわれている。

 


施 肥

 一般的施肥基準 (10a当たり1.5〜2t収穫施肥量)

区分

施肥時期

25

2

芽出肥 

3月上中旬 

 2.4 kg

(20)

 

 1.3 kg

(10)

追肥 

8月中旬

 

 1.2

(10)

 

 1.3

(10)

礼肥・基肥 

9月中上旬

 

 8.4

(70)

10.5kg

(100)

 10.4

(20)

12

10.5

12.9

・幼木は樹勢が強いので、基肥主体とし、樹相診断して追肥を行う。

・礼肥は樹勢、葉色を見て施用する。

・4t/10a 獲りするのならこの倍を施用する。

その際、CECを高めておく必要がある。