Ar95A−0 |
アラド社製の複葉水上偵察機。空冷星形単発で双フロートの複葉機。雷撃、爆撃、偵察、哨戒に使用可能な万能機であった。グリューネラント海軍にて運用されていた。 |
[参照]グリューネラント国民海軍 |
Ar196A−2 |
アラド社製の単葉水上偵察機。艦載水上偵察機として開発された。1938年当時では生産が始まったばかりであったが、ドイツ本国海軍よりも早くグリューネラント海軍に貸与されていた。 |
[参照]グリューネラント国民海軍 |
Ba−003 |
軽量級装甲戦闘猟兵。機動力は高いが戦闘能力は非常に低い。そのため偵察型のBa−003Sに改造されるか、作業用として民間に払い下げられるなどで内戦勃発時には大半の機体が戦列を離れていた。 |
[参照]Ba−003S、装甲戦闘猟兵 |
Ba−003S |
偵察用装甲戦闘猟兵。通称「シュピーゲル」。軽量級機のBa−003の派生型。機動力は高いが20mm級のまでの火器しか扱えず、また装甲も非常に薄いため戦闘力は低い。 |
[参照]Ba−003、シュピーゲル、装甲戦闘猟兵 |
Bf109B−2 |
ドイツで開発された戦闘機。速度は高かったが、火力と航続距離に難があった。第1戦闘航空団と第2戦闘航空団で主力戦闘機として運用されていた。開発・生産はメッサーシュミット社。 |
[参照]第1戦闘航空団、第2戦闘航空団、メッサーシュミット |
C96 |
モーゼル社が開発した世界初の軍用自動拳銃。弾薬統一のため口径は9mmに変更されていた。ホルスターをショルダーストックとして使用することが出来、命中精度の高さで定評があった。 |
Da5A |
アッティーフォ・アジュレ・アオゲンシュテルンAGによって開発された、ケルンテン公国陸軍航空隊の制式戦闘機。GFMW403Bを搭載した大型戦闘機である。火力、加速力、上昇力、最大速度の全てがSe32を上回っており、空戦フラップの採用で旋回性能も高かった。 発動機換装型や火力強化型などの派生型も数種存在した。 |
[参照]アッティーフォ・アジュレ・アオゲンシュテルンAG |
Da7b |
アッティーフォ・アジュレ・アオゲンシュテルンAGによって自社開発された高々度戦闘機と戦術偵察機の用途を兼ね備えた戦術戦闘偵察機。様々な案が存在したが、最終的にDa5Aの機体に5翅二重反転プロペラへ変更されたFJT02を搭載したものとなった。 |
[参照]Da5A、アッティーフォ・アジュレ・アオゲンシュテルンAG |
DB601A |
ダイムラーベンツ社製の航空機用エンジン。液冷倒立V型12気筒。離昇馬力1100hp。He100G−0の発動機として使用された。 |
DB601A−G |
DB601Aを基にグリューネラント国民航空工廠で開発された航空機用。液冷倒立V型12気筒。離昇馬力1450hp。モーターカノンを組み込まない事を前提として開発されたため、出力や整備性などエンジンの基本性能は大幅に上昇していた。Ta01用の発動機として開発されたが、He100G−1にも搭載された。 |
DC−3 |
アメリカはダグラス社製の傑作中型旅客機。民間でも旅客輸送機として長年に渡って運用されているだけでなく、軍用型(C−47)が輸送機として多数運用されていた。ケルンテンでも、このDC−3を早くから輸入し、人員・貨物輸送機として運用していた。 |
Do24 |
ドイツで開発された飛行艇。海軍の第1航空隊で運用されていた。開発・生産はドルニエ社。 |
[参照]第1航空隊、ドルニエ |
Flak18 |
1.88mm口径の野戦高射砲 2.37mm口径の野戦高射機関砲 両方とも同じ名称であるため、最初に口径を付けて記述・呼称される事が多い。 |
[参照]37mmFlak18、88mmFlak18 |
Flak30 |
ドイツ製の20mm対空機関砲。各種車両に搭載して自走化されたほか、KwK30やJMP36(JMG36)の原型ともなった。 |
[参照]JMG36、JMP36、KwK30 |
GFMW |
グリューネラント地方に存在する、航空機用発動機メーカー。空冷星形12気筒という他に例を見ない特殊な発動機を開発・生産しており、ケルンテン製航空機の多くはこれらを搭載していた。しかしケルンテンは内戦勃発によってGFMWより発動機を入手する事が出来なくなった。そのため、以降の生産および開発はゼーヴェリンクAGの発動機部門で行われる様になった。 |
[参照]GFMW401A、GFMW403A、GFMW403B、GFMW403C、KwK30、ゼーヴェリンク |
GFMW401A |
GFMW社が開発した空冷星形12気筒発動機。出力は650馬力とそこそこながら(当時としては十分だが)、直径が非常に小さいという特徴を持っていた。主な搭載機はSe32。 |
[参照]GFMW、Se32 |
GFMW403A |
GFMW社が開発した空冷星形12気筒発動機。GFMW401Aとは異なり大直径ではあるが1700馬力という破格の出力を持っていた。主な搭載機はS&M1。 |
[参照]GFMW、S&M1 |
GFMW403B |
GFMW403Aを元にゼーヴェリンクAG発動機部門で改良された発動機。基本的にはGFMW403Aと同一であるが、カウルフラップを廃し、排気管等の配置に改造が加えられている。主な搭載機はDa5A。 |
[参照]Da5A、GFMW、GFMW403A、ゼーヴェリンク |
GFMW403C |
GFMW403Aを元にS&M工房で開発された発動機。GFMW403Aを小型化したものである。主な搭載機はシヴァルベとクレーエ。 |
[参照]GFMW、GFMW403A、S&M工房、クレーエ、シヴァルベ |
Gu−201 |
アイヒマン氏の手によらないで作られた初めての装甲戦闘猟兵。詳細は不明だが、その性能は軍部を大いに失望させるものであったらしい。開発者はヴィルヘルム・グービッツ。 |
[参照]ヴィルヘルム・グービッツ、ゲルハルト・アイヒマン、装甲戦闘猟兵 |
Gu−208B |
量産を目的として開発された装甲戦闘猟兵。通称「バベッテ」。性能的に不十分であったため限定生産に終わった。当時の乗員の言によると、エンジンの立ち上がりが非常に悪かったらしい。開発者はヴィルヘルム・グービッツ。 |
[参照]ヴィルヘルム・グービッツ、バベッテ、装甲戦闘猟兵 |
Gu−208E |
初めて本格的に量産された装甲戦闘猟兵。通称「エカテリーナ」。ケルンテン陸軍の主力機として大量に生産配備された。開発者はヴィルヘルム・グービッツ。 |
[参照]ヴィルヘルム・グービッツ、エカテリーナ、ジャガイモ、装甲戦闘猟兵 |
Gu−208F |
Gu−208Eの能力向上機。通称「フェオドラ」。次期主力機として開発された機体であるが、生産がGu−208Eから完全に切り替わる前にケルンテンそのものが滅亡してしまった。傾斜装甲や電気溶接など新技術が導入されていたが装甲戦闘猟兵としての基本的な性能はほとんど向上していなかった。開発者はヴィルヘルム・グービッツ。 |
[参照]Gu−208E、ヴィルヘルム・グービッツ、新ジャガ、装甲戦闘猟兵、フェオドラ |
He100G−0 |
ドイツで開発された戦闘機。性能はBf109B−2を上回っていたが、特殊な冷却機構を採用していたため信頼性に劣っていた。また政治的な理由からドイツ本国での生産は行われていなかった。第3戦闘航空団で支援戦闘機として運用されていた。開発・生産はハインケル社。 |
[参照]第3戦闘航空団、ハインケル |
He100G−1 |
He100G−0を基にグリューネラント国民航空工廠で開発された新型制空戦闘機。愛称「ローエングリン」。G−0の特徴である蒸気式翼面冷却を廃止して胴体下部に大型ラジエータが新設されていた。発動機にはDB601A−Gが採用され、それに伴ってモーターカノンは廃止された。また機体もブロック構造に一新されるなど、形式上はHe100Gの派生型であるが実質的には全くの新型機であった。 |
[参照]He100G−0、ハインケル |
He114A−2 |
ハインケル社製の複葉水上偵察機。1936年に採用されたが、直後により優秀なAr196が開発されたため少数生産に終わった。グリューネラント海軍にて運用されていた。 |
[参照]グリューネラント国民海軍 |
He115A−1 |
ハインケル社製の大型双発水上機。グリューネラント国民海軍航空隊に数機配備されていた。固定武装は2基の7.92mmMG15のみであったが、爆撃・雷撃・偵察・機雷敷設と多目的に使用できる汎用機であった。 |
[参照]グリューネラント国民海軍 |
Hs123A−1 |
ドイツで開発された複葉攻撃機。本来は急降下爆撃機として開発された機体であるが、より本格的な急降下爆撃機であるJu87が開発されたため用途が変更された。グリューネラント空軍では練習機として同機を運用していたが、一部の機体は偵察・軽攻撃などの用途で実戦に投入されていた。開発・生産はヘンシェル社。 |
[参照]ヘンシェル |
JFmW37 |
ドイツ製の装甲戦闘猟兵用14mm火炎放射器。基本的に人間用のものをイェーガーサイズに拡大したものであった。 |
JG |
Jagdgeschwader(戦闘航空団)の略。 |
[参照]グリューネラント国民空軍 |
JG1 |
Jagdgeschwader1(第1戦闘航空団)の略。 |
[参照]JG、グリューネラント国民空軍 |
JG2 |
Jagdgeschwader2(第2戦闘航空団)の略。 |
[参照]JG、グリューネラント国民空軍 |
JG3 |
Jagdgeschwader3(第3戦闘航空団)の略。 |
[参照]JG、グリューネラント国民空軍 |
JG4 |
Jagdgeschwader4(第4戦闘航空団)の略。 |
[参照]JG、グリューネラント国民空軍 |
JGew28 |
ドイツ製の装甲戦闘猟兵用37mm小銃。Pak35/36と共通の砲弾を使用していた。 |
[参照]Pak35/36 |
JM16(G) |
ケルンテン製の装甲戦闘猟兵用37mm小銃。ボルトアクション式なので速射性能は低いが信頼性は高かった。 |
JM26(Gr) |
ケルンテン製の装甲戦闘猟兵用手榴弾。150mm級榴弾と同程度の破壊力を持っていた。 |
JM35(MP) |
ケルンテン製の装甲戦闘猟兵用20mm機関短銃。専用に開発された拳銃型の徹甲弾を使用した。偵察部隊や指揮官機の護身用に使用された。 |
JM35(P) |
ケルンテン製の装甲戦闘猟兵用20mm拳銃。基本的には信号拳銃として使用されていたが、JM35(MP)の徹甲弾を発射する事もできた。 |
JM36(G) |
ケルンテン製の装甲戦闘猟兵用47mm小銃。セミオートマチック式となったため速射性能が上がっていた。 |
JMG35 |
ドイツ製の装甲戦闘猟兵用37mm機関銃。37mmFlak18を基に開発された。中隊支援火器としてイェーガー中隊に1門の割合で配備されていた。 |
[参照]37mmFlak18 |
JMG36 |
JMP36の別名。 |
[参照]Flak30、JMP36 |
JMP36 |
ドイツ製の装甲戦闘猟兵用20mm機関銃。Flak30を基に開発された。主に偵察部隊に配備されていた。名称は機関銃となっていたが、実際には機関短銃として運用されていた。 資料によってはJMG36という名称になっている。 |
[参照]Flak30 |
JP37 |
ドイツ製の装甲戦闘猟兵用27mm拳銃。主に信号拳銃として使用され、歩兵用信号拳銃の信号弾を使用できた。他にも専用の徹甲弾と榴弾も使用できた。 |
JStG35 |
ドイツ製の装甲戦闘猟兵用手榴弾。150mm級榴弾と同程度の破壊力を持っていた。 |
Ju87B−1 |
ドイツで開発された急降下爆撃機。速度は低いものの、急降下爆撃による正確な投弾が可能であった。主に第4戦闘航空団で運用されていた。開発・生産はユンカース社。 |
[参照]第4戦闘航空団、ユンカース |
Kar98k |
前世紀末にドイツで開発されたボルトアクション式小銃の短銃身型。実際には1920年代に開発されたものであった。精度・信頼性共に非常に高かった。 |
KG |
Kampfgeschwader(爆撃航空団)の略。 |
[参照]グリューネラント国民空軍 |
KG4 |
Kampfgeschwader4(第4爆撃航空団)の略。 |
[参照]KG、グリューネラント国民空軍 |
KwK30 |
Flak30を基に開発された20mm戦車砲。II号戦車やSdkfz231・232に搭載されていた。 |
[参照]II号戦車、Flak30、Sdkfz231、Sdkfz232 |
M09 |
M29の原型となった回転式拳銃。.38口径弾を使用。 |
M10W |
ケルンテン軍の正式重機関銃。水冷式のマキシム機関銃をケルンテンで生産したもの。 |
M17 |
ケルンテン軍の手榴弾。単純に爆風効果を狙ったものであり、弾片効果はあまりなかった。 |
M25 |
ケルンテン軍の正式自動拳銃。9mm拳銃弾を使用。コルトM1911を参考としていた。 |
M27 |
コリーン社が開発、アスカ社にて生産が行われている軽機関銃。7.92mm口径。チェコで開発された軽機関銃をケルンテン向けに再設計したもの。歩兵の分隊支援火器として使用された他、車載機銃としても使用されていた。 |
[参照]コリーン |
M29 |
ケルンテン軍の正式回転式拳銃。自動拳銃と同一の9mm弾を使用。将校・砲兵の自衛用のほか、警察用としても使用されていた。 |
M32 |
ケルンテン軍の対人地雷。 |
M35 |
ケルンテン軍の短機関銃。9mm拳銃弾を使用。戦車隊用にフレームストック型もあった。 |
M35 |
ケルンテン軍の15mm信号拳銃。並列の二連式。信号弾のほか、榴弾も使用可能であった。 |
M35P |
ケルンテン軍の対戦車地雷。M32を単純拡大したもの。そのため履帯を切断する程度の威力しかなかった。 |
M36A |
ケルンテン軍正式自動小銃。9mmと言う大きめの弾薬を使用。初期型はフルオート機能を有していたが信頼性に問題があったため、A型ではセミオート機能のみになっていた。 |
M37P |
ケルンテン軍の対戦車自動小銃。対戦車小銃としては珍しく10連装の箱形弾倉を使用した。 |
MG34 |
ドイツ製の軽機関銃。三脚架と精密照準器を取り付ければ重機関銃としても使用可能であった。銃身は空冷式であったが、銃身の交換を手早く行える構造であった。性能は高かったが埃や汚れには弱かった。 |
MJ−01 |
ロルフ・マルヒ博士の亡命後にケルンテン公国海軍が開発した水中用装甲戦闘猟兵。愛称『ティアマト』。げんごろうを元に水中速力と格闘戦闘能力を強化したものであった。また後にエルフェンバイン社の協力による無音推進装置が搭載された。 |
[参照]エルフェンバイン、げんごろう、ロルフ・マルヒ |
MJ−02 |
ロルフ・マルヒ博士の亡命後にケルンテン公国海軍が開発した水中用装甲戦闘猟兵。愛称『アスタルテ』。MJ−01を小型化したものであった。この機体にもMJ−01と同じく無音推進装置が搭載された。 |
[参照]MJ−01、エルフェンバイン、げんごろう、ロルフ・マルヒ |
MP37 |
エルマ社製の機関短銃。ドイツ本国よりもグリューネラント軍に先行配備された。ドイツ名称MP38。 |