仏像彫刻展(第22回仏師瑞雲流仏像展)

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三賞 佳作賞 奨励賞 講師作品 その他優秀作品とハイライト

2013年度仏像彫刻のテーマ 微笑む仏像
 その他優秀作品とハイライト


受賞作品発表展2011年9/17〜9/22(船橋スクエア21)

その他優秀作品 
 

 合掌観音(三十三観音のうち)

師範科 仏師 高 瑞亀

 般若心経の観自在菩薩も、私たちがなじみの観世音菩薩も梵名「アバロキイシュバラ」の訳の違いです。この「観」とは、
心の目で現実を見ることで慈愛に満ちた心を造り出します。曹洞宗の学僧、天桂伝尊(正保5年〜享保20年)は「観音さまとは余人にあらず、汝自身なり。言い切られています。
 弘法大師も「それ仏法、遥かにあらず、心中にして即ち近し」と、真理はどこに求めるか、それは自ら心の中にあると示されています。三十三観音のうち合掌するお姿です。
仏像事典 三十三観音

仏像彫刻展ハイライト 

 
テーマ賞受賞の芳尾さん
芳尾さんは、三賞は初めての授賞です。これまでに六地蔵の6体のかわいい仏様を彫って、感触を捕まれたのか二頭身の七福神を難なく仕上げられました。女性の作風は作品に優しさがでることと仕上げの丁寧さが目立つことです。今後もいろいろな、かわいい癒しの仏像仏様に挑戦してもらいたいです。
 
 技能賞受賞併せて仏師に推薦された梶原さん。

梶原さんは通信教育講座の生徒で仏像彫刻を始めてから8年目くらいになります。初めて仏足を彫ったときから熱心であっという間に、今回出展された龍頭観音像や三十三間堂の風神・雷神像などの難しい作品が彫れるようになりました。