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更新2003年08月01日

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実験の詳細

 

温室を冷やす為の実験
2003年3月28日10時〜15時マデ 実験終了 

クーラーとファンを使っての実験風景天気の良い日で朝から実験をしようと張り切ってやりました。実験をするにあたり、そろえた道具は、130Lのクーラーボックス、水温と空気が計れるデジタルの温度計、お菓子なんかの空き缶、100Vで動くファン、普通の水道水(汲み置きした奴)です。いったいこんな事をして何がしたいか・・まぁ、簡単に言えば温室を冷やしたいが為にこんな事をしました。密閉した空間(クーラーボックス内)で、水を張った容器にファンで風を送り、気化熱?を利用して空気を冷やそうという魂胆です。ただ単に水が冷えるだけ(これはちょっと趣向が違いますが)でも、ちょっとは空気が冷えるんじゃないのか?なんて甘い考えもあります。うまく冷えるんでしょうか?何はともあれ午前十時に実験を始めてみました。




セット方法

  1. クーラーボックス内に用意した奴を写真のように配置しました。
  2. お菓子の空き缶に水を張り、温度計をセット。水は汲み置きした奴を使用しました。
  3. 1時間ごとに温度を測っていきます。
  4. 温度計の上昇や下降のないのを確認して実験を始めた。
行程

午前十時に実験をスタート。内気温22.8℃、外気温18℃、水温15.8℃クーラーボックスの蓋を閉めました。
午前十一時、内気温23.9℃、外気温20℃、水温20.8℃水温が一気に上がった。
午後零時、内気温25.4℃、外気温21℃、水温22.4℃全ての温度が上昇。ファンを触ると熱い。ここでクーラーの蓋を開けた。
午後一時、内気温23.6℃、外気温22℃、水温19.3℃水温が一気に下がる。蓋を開けた事による放熱だと思った。
午後二時、内気温23.8℃、外気温23℃、水温19.5℃この日の最高気温になった。ココでファンを止めた。
午後三時、内気温22.7℃、外気温22℃、水温20.3℃内気温と外気温の差がなくなった。

時刻 内気温(クーラー内) 水温 外気温 条件
10時 22.8℃ 15.8℃ 18℃ 蓋を閉めて、ファン回す
11時 23.9℃ 20.8℃ 20℃ 蓋を閉めて、ファン回す
12時 25.4℃ 22.4℃ 21℃ 蓋を開けて、ファン回す
13時 23.6℃ 19.3℃ 22℃ 蓋を開けて、ファン回す
14時 23.8℃ 19.5℃ 23℃ 蓋を開け、ファン止めた
15時 22.7℃ 20.3℃ 22℃ 終了

実験が終わって。。

結局、水を張った入れ物に風を送って冷える量より、ファン自体の放熱の方がずっと大きかったという寂しい結果に終わった。温室内を冷やすには、もっと少ない発熱のファンが必要だという事ですね。水温を一定に保つ・・くらいならできるかな?でも温室内が冷えなきゃ何の意味もないんだけどね。何もせずにそのまま置いておくのが一番温度が上がらないような気がしてきた。

 

菌床産卵&マット少量実験
2003年3月28日〜4月2日♀取り出し・・4月27日割り出し 実験終了

きのこが生えてしまった菌糸瓶みなさんは予備として持っていた菌糸瓶にキノコが生えてしまった事はありませんか?鈴木は何度かあります。瓶の上方に生えてきてしまった奴なら、スプーン等により取り除く事で使えますが、瓶の側面にニョキニョキ出て来ちゃった奴・・これはスプーンではかき出せません。鈴木はオオクワ飼育の経験が少ない為、瓶の側面にキノコが生えてしまった菌糸瓶を幼虫に使っても平気かわからず、どうしたもんかと困っていました。そこで思いついたのが菌床産卵です。すでに成功して実践されてる方も多いかと思いますが私は過去に失敗しているんで、今度こそという事でやってみたいと思います。でも、それだけではつまらないので、同時に、マットを少量しか入れなくてもオオクワは卵を産むのか?という実験も併せてやってみます。

 

菌床産卵のセットセット方法

  1. マットは少しだけ・・1センチくらいかな?適当に加水して入れただけです。
  2. 菌床は上の写真のボトルをカッターで切って取り出してそのままの奴です。取り出すときに割れちゃったけど気にしないで入れました。
  3. 産卵木は柔らかめのクヌギで熱湯に1時間浸けて皮を剥き30分ほど干しておきました。
  4. 樹皮は保存してあった奴・・普通のです。
  5. 写真のように配置をしました。なお、エサが入っていませんが1個入れました。
  6. 交尾済みの♀を入れて27℃になっている所(温室)に入れて実験スタートです。

経過♀を取り出した時の様子

たった5日しか経ってないので何にも産んでないかも知れないけど、これ以上卵を産んでも飼育に困っちゃうので幼虫がとれなくてもイイや(失敗しても)という気持ちで♀を取り出して実験終了にしたいと思います。産卵木には産卵痕らしき奴が1カ所ありました。菌床の方は♀が穴を開けて洞窟状態になってましたが、埋め戻し?のような跡は確認できませんでした。今回もダメかな?エサは新品を入れておいたんですけど、ちゃんと食べてました。幼虫で回収したいので割り出すのは5月頃に予定してます。

実験結果。。2令が出てきました

4月27日に、もう孵化してるだろう・・という事で割り出しをしてみた。ヒマだったという説もある(汗)。菌床を持ち上げるとイキナリ2令幼虫が出てきました。ヤバい!とワクワクしながら割り出した結果は・・・大成功!たった5日間しか♀を入れてなかったにも関わらず菌床から9頭の幼虫を回収する事ができました。一緒に入れてあった産卵木からは1頭も回収できずに全て割り終わってしまった。カジった跡は何だったんだろう?ちょっとカジってみて♀が気に入らなかったって事にしておきます。

実験が終わって・・・

多くの方が成功している菌床産卵はとてもイイ感じでした。というのも特別な道具はいらないし、力を使わないし、とにかく割り出しが楽でした。ただ、♀が付けてくれる産卵したよ・・・って跡が全くわからなかったので、産んでいるんだろうか?って不安はありました。今回はマットを少なくしてキノコが生えてしまった菌糸瓶でも平気なのか同時にやりましたが、セットも楽だしコレならイイじゃん!って事でクセになりそうです。みなさんも余ってしまった菌床で、やってみてはいかがでしょうか。。。

 

♀の食性について実験
2003年4月02日〜4月4日 実験終了

ジャンボミルワームを食べるのか?オオクワの♀は肉食性で生き物(昆虫)を襲って食べる・・とか、自分の産んだ卵や幼虫を食べちゃうとか攻略本には書いてありました。事実、鈴木のよく行くお店ではカブトムシの蛹を与える事があるそうで、卵を産まない、または産みの悪い♀に与えるとよく産むとかいう話を聞いてきました。ネット上でも普通のゼリーだけだとタンパク質が不足してよくないとか、産卵後の♀の疲労回復?にカブトムシの蛹とかを与えるとイイよ!というのを見た事があります。でもカブトムシ飼育をしている鈴木は、かわいそうに思ってました。私の他にもそう考える方もいるかと思います。爬虫類を扱っているお店(オオクワもいて飼育もされてる)の店長さんと話している時にエサの話になりました。バナナ、ヨーグルト、カブの蛹はその方もやられている定番のエサなようでした。そのお店ではカメとかトカゲ用(どっち?両方?)にコオロギとかジャンボミルワームが置いてありますが、思いつきで『オオクワの♀は食べますかね?』と聞いてみた所『やった事ないのでわからない』との事でした。カブトムシの蛹は抵抗がありますが、こいつなら・・・という事でやってみたいと思います。

セット方法

  1. ジャンボミルワームはマットに潜ってしまって、♀が見つけられない可能性があるのでマットは入れませんでした。
  2. 今回エサとなってもらうジャンボミルワームは2匹入れてみます。なお、直接手で触ると肌が荒れる人もいると言う事で、投入時には割り箸を使って入れました。
  3. 入れ物はプリンカップの大きい奴で、蓋に通気孔を1カ所あけておきました。大きさは1ミリ程度です。
  4. ジャンボミルワームはエサじゃない!と、食べるのがなく餓死しちゃうかも知れないので普通のエサもあげた。
  5. 転倒防止に樹皮を入れて霧吹きをした後に静岡産の♀を入れて実験スタートです。
実験前の考えなど

オオクワの♀がカブトムシの蛹など他の昆虫も食べるなら、ジャンボミルワームも昆虫だし?食べるだろう、、という安易な発想です。エサという事で♀のお腹が減ってて、その気があればすぐに食べ始めると思います。カブトムシの蛹を食べた後はズッシリ重くなる・・というのも見た気がするので、♀の重さを計ったら4グラムありました。普通、成虫の重さってどのくらいなのかな?わからないけど、コレを基準に何となくやってみます。

実験経過

実験を初めてから約10分後、温室の扉をそーっと開けると♀がジャンボミルワームにかみついてました。食べているんでしょうか?鈴木の姿を確認すると、ジャンボミルワームをすぐに離してしまい樹皮の下に隠れてしまいました。ウロウロ動き回ってるジャンボミルワームが邪魔で、かみ殺してしまっただけなのかな?食べてたんだろうか?まだわかりません。ちなみに、もう1匹のジャンボミルワームは無傷のままウロウロしてました。

どうやらジャンボミルワームを食べるらしい実験を始めてから1日経ちました。それまでに何度かコソーリ覗くたびに静岡産の♀はコソコソと隠れようとします。が、その時にはジャンボミルワームに噛みついているのがほとんどでした。見るたびにそうなっていると言うことは、やはり食べているように見えます。写真上のジャンボミルワームは真っ二つにされていました。いつも与えているゼリーは全然食べている気配はありませんでした。

実験2日後。クワガタ成虫のフンを見たことがありますか?鈴木はそんなん見た事なくて観察不足なのか・・とも思います。でもQボックスの蓋につくオシッコ!?らしき奴なら見たことがあります。いつものゼリーを与えていると、黄色っぽいというか、茶色っぽい色の奴が蓋に付いているんですけど、ジャンボミルワームを与えてからは白っぽくなりました。やっぱり食べているようにしか思えなくなってきた。

考察

上の実験結果をふまえて総合判断すると、やはりジャンボミルワームを食べる・・・と判断したいと思います。ただし、コレを与えたからと言って♀がパワーアップしたとかいうのは抜きにしてです。実際にジャンボミルワームを与える前は4グラムでしたが、与えた後も重さは変わらず『まぁ、こんなものか』と考えてますが、実験前より♀が元気になったような気がします。まぁ、コレは私見なので、ちゃんとしたデータが在るわけではないので参考程度に考えてください。

最後に

ジャンボミルワームとはどんな奴なのか、知らない方もおられるかと思います。私も爬虫類屋さんで見るまで知りませんでした。♀の大きさが43ミリなので写真からみてその大きさがだいたいわかると思います。カブトムシの蛹とは明らかに大きさ(太さ)が違うので、いいエサかどうかはわかりませんが、継続的にあげてみようかと思ってます。もうコイツには十分に産んでもらったので、休養というのを理由に、しばらくこの中に入っていてもらおうかと思ってます。実験としては終了しますが、何か変化があれば随時打っていきます。

 

木のマットじゃなきゃダメなの?実験
2003年04月15日〜05月06日 実験終了

爬虫類のマットです先日、温室内が臭う・・という事で、アルキデスの産卵セットが原因だったのは報告させてもらいました。それからも静岡産♀のマットが臭いが出てきたり、何気にクサいのが止まりません。まさかマットを全く入れない訳にはいかないので、少しだけ入れてセットしていました。でもやっぱり気になるし、鈴木なりに原因を考えてみまました。

  1. マットや樹皮が元から持っているニオイ。
  2. 水分が多すぎての腐敗。
  3. 生体のフンによるニオイ。
  4. エサのこぼれ等。
  5. 生体のニオイ。
鈴木が、ない頭をしぼって考えた結論が以上6点でした。1についてはマットや樹皮の種類を変える事によって解決できると思います。2,3,4については、こまめに掃除してやる事で解決できます。で、、5の生体のニオイ。これはどうしたもんでしょう?飼っているんですから必ず出てきて(あるのなら)しまいます。これは考えないようにして、一番この中で単純にできそうなのは1だな・・なんて思います。現在、発酵マットを使っていて、ニオイが出てるのは確かです。何かイイ奴ないかな・・なんて考えてる時に、いつもの爬虫類のお店に行きました。その時に目に付いたのが爬虫類マットなる商品でした。店長さんに『コレ、クワに使って平気ですかね?』と尋ねると『使ったことないのでわからない』と、いつもの答えが返ってきました。これはやってみるしかありません!と言うことで始めてみます。店長さんの話によると、カメを飼うのにはとてもよいマットだそうで、ダニとかが寄りつかなくなり、加水しても固まるような事はないそうです。実際、マットが入っている袋には『ダニが寄りつきません』と能書きにも書いてあります。値段は3.8Lの奴で¥700くらいだったと思います。クワ用のマットからしてみると高いのは否めないです。一粒の大きさは直径が5ミリほどで長さは15ミリくらいの大きさの奴で、表面は少しツルッっとした感じがあります。もしかして転倒したらヤバイかも!?平気だと祈ります。それにしても店長さん・・鈴木の事を、変な事考える奴だな・・って思ってるでしょう!

セット方法

爬虫類マットを♀の飼育に使ってみた
  1. 今回実験につきあってもらうのは台湾の8が羽化した奴で、すでに後食を始めてます。
  2. 入れ物は120mlプリンカップの深い感じの入れ物です。
  3. 爬虫類マットは入れ物に3センチくらい入れました。
  4. 水分は、マットのようにいかないのでまぁ、適当に霧吹きしてみました。
  5. まだ新成虫なので23度の温室で飼育してみることにします。
  6. エサを入れて実験を始めます。

経過

とりあえず、マットの封を切るとハッカというかスーッとするようなニオイがしました。こんなニオイするけどクワは平気なのか?とちょっと心配ですが、3時間経過した所でコソーリ温室を覗いてみるとエサを食べ始めていました。どうやらヤバくはないみたいです。転倒などの心配がある為に、時々温室をチェックしてみたいと思います。

04月19日

相変わらずハッカというか湿布のようなスーッとするニオイがします。温室内も何気に臭ってる。まぁ、ニオイはするけどダニがわくような事がない分まだコッチの方がいいかな??違った意味でクサイ!と言われそうだけど・・・マット?に潜ることはないけど、とりあえず台湾は普通に?エサとか食べてます。保湿力もありそうで、適度に湿ってる感じがしました。

05月06日

台湾の♀は今も元気にしています。もういいだろ・・・という事で実験を終了したいと思います。相変わらずというのかニオイの方は全然とれませんが。

実験結果。。

思いつきでやってみた爬虫類のマットでの飼育実験は成功しました。保湿の面に関しても全然平気で、むしろ普通のマットより良かったように感じています。防ダニ仕様という事ですのでその心配もなく良いことだらけなようですが、一粒一粒が大きすぎるのか、クワガタは実験の終わりまでマットに潜る事はありませんでした。その面ではストレスなどの原因にならなければいいな・・と思ってます。爬虫類のマットでなく猫の砂とかも使えそうだなぁ、、なんて考えながら実験を終了したいと思います。

 

人工蛹室実験〜オオクワ編
2003年04月20日〜05月20日 実験終了。羽化不全により失敗!

ティッシュで作った人工蛹室先日蛹化した台湾の7番の蛹室の様子がおかしいです。よく見ると劣化した菌糸の中で部屋を作っていた為か、壁とかちゃんと固まってない感じがしました。蛹の表面には劣化したおがくずが張り付いていました。こりゃ、放置したらヤバいでしょ!という事で蛹の救出を行った・・までは良かったけど、後先考えずに掘り返した為に、蛹の入れ物がない事に気が付きました。放置しておいたら死んじゃうだろうな『どうしよう?』と思いました。マットを固めて蛹室らしく作ってみたらどうか?とか、すでに羽化している♀の蛹室を使ってみようとか色々。でもしばらく考えて気が付きました。別にマットじゃなくてもいいじゃん!って。だったら話は早いです。とりあえず入れ物。蓋ができるプラスチックの入れ物がいいなって探してると、ちょうどイイ奴を発見する事ができました。んで、次はマットの代わりになる奴。キッチンペーパーとかも考えたけど、湿度を適当に保つのが難しいかな??と思いティッシュペーパーで蛹室っぽく作って見つけた入れ物に入れてみました。左のがセットした状態の蛹です。掘り出してから気が付いたんだけど、コイツって今まで見た中で一番大きい感じがします。サイズを測ると67ミリありました。せっかくこんな大きいのに、もしかして掘り出した為に変な風になっちゃわないかな〜と心配してます。まぁ、それはそれで鈴木としては手を尽くしたし、しょうがないかな!?まぁ、何となく人工蛹室みたいに出来たので、コレで羽化できるのかやってみる事にします。

セット方法

  1. 蛹は♂でサイズは67ミリな奴で、蛹になってから3日目に掘り返した奴です。
  2. 使ってる入れ物はプラスチック製で、大きさは長さ120*70*50くらいな奴で、蓋もちゃんとできる奴です。空気の穴は適度が隙間があると判断して特に開けなかったです。
  3. 保湿力と吸湿力が欲しいので何が良いか分からなかったけど、とりあえずティッシュペーパーを5〜6枚折り畳んで写真のようにセットしてみました。もしかして蛹が寝返り?をした時に破れちゃうかな・・なんて考えてます。
  4. どの程度かわからなかったけど、適当にティッシュペーパーに水を含ませました。
  5. 蛹を慎重に入れて蓋をして実験スタートです。

経過

05月02日

ティッシュが破けてしまったので慎重に新しい奴と取り替えました。ケースの保湿がよいのか、ティッシュはまだ軽く濡れていてちょうど良い感じでした。破けにくい材質に変えようと思ったけど、実験なのでまたティッシュで同じように作り替えました。

05月15日

ティッシュがボロボロに破れてきたので再び交換した。方法は前回と一緒です。蛹の色が変わってきました。が、先日、羽化に失敗したホーペの色の変わり方と同じような感じがします。羽化に失敗してしまうのでしょうか?

変な色になってきた!

05月16日

またもティッシュが破れたので、今度はキッチンペーパーで作ってみました。昨日は入れてすぐに破れだしたけど今度は何気にイイ感じです。が、蛹の色は悪いままです。今までの経験上、足先から色がだんだん濃くなってくるのに、コイツはアゴ部から変わり始めてきてるぁゃιぃ奴です。その変わってきた色も緑と青と黒を足したような変な色になってきています。破れたティッシュを変えないでいたのが悪かったんでしょうか?あと、蛹化したばっかの時より蛹の体長が小さくなりました(謎)何でだろう!?

05月20日羽化不全だ!シミがある・・・何でだろう?

昨日から羽化が始まっていて、もうすぐだな・・・と思いながら就寝して朝起きてみると羽化してました。が、異変はすぐに気が付きました。頭部には皮とかも所々張り付いてて変な感じです。張り付いていた皮をキレイに取り除き、キッチンペーパーも代えました。でも羽根に付いた黒いシミはどうやら液体らしき奴で、すでに固まってるような感じでとれません。昨夜観察しているときに傷つけてしまったのでしょうか?そっと上から見てただけのつもりだったのですが。。大きさはメジャーで測った感じでは60後半くらいでした。きっと最初に蛹を計るときにきっと大きさを間違えたんでしょうね。初めての羽化不全?にちょっとビビってます。この先どうしようか考え中です。。

05月21日

中途半端にしてるより、いっその事サクッと殺虫剤で・・・とか考えましたが、やっぱり最後まで面倒みようと決意したのが昨夜の事です。今朝も変わりなく動いていたんですが、夕方になると全く動かなくなってました。どうやら事切れてしまったようです。とても残念ですが、自分のやりかたが悪かったという事で、この実験を終わりたいと思います。次にやる事があったらがんばるぞ!

実験結果。。

初めての人工蛹室の製作で、初めての羽化不全を出してしまいました。失敗要因はいったい何だったのでしょうか?観察しすぎで傷つけてしまった?水分の調整不足?酸素不足?温度が悪かった?蛹室の大きさ?キッチンペーパーやティッシュではダメ?生体の遺伝子とか素質?ふぅ・・・とにかく、失敗したのには変わりありません。コレを教訓に次はもうチョット違うやり方を考えようと思います。。。

 

人工蛹室実験〜カブトムシ編
2003年05月15日〜実験終了

マットを固めて作った人工蛹室先日からカブトムシの幼虫がマットの上にはい上がってきている気配があります。コレは幼虫がマット内での居心地が悪いのではないか?と考え、蛹になるような時期なのですが中くらいまでなら平気だろう・・と言うことでマットのフン取りをしている時に、誤って蛹室を壊してしまいました。コレでは幼虫もひとたまりもありません。すでに蛹室を作り終わり、色も黄色く変色しているコイツをこのまま放置しては死んでしまうと考え、人工的に作ってやろうという事になりました。カブトムシの幼虫は蛹室を縦に作ると攻略本で知りました。人工蛹室といっても初めてやる事で、どんなんがいいか考えましたが、鈴木にはマットを固めて作るという方法しか思いつきませんでした。←写真の奴がそうです。幼虫が自分で作った蛹室よりかは少し窮屈かも知れないけど、何となくそれっぽくなりました。自分の中では成功したと思ってます。使った入れ物が2Lのペットボトルの上部を切った奴で外から丸見えなので光の当たらない温室に入れることにしました。掘り出してしまった時には大暴れしていた幼虫が出来上がった人工蛹室に入れると不思議と暴れるのをやめました。あとはコレでそっとしておきます。無事に蛹〜羽化して欲しいもんです。。

セット方法

マットを固めてる所です
  1. 幼虫は前蛹の真っ直中だったらしく黄色い奴でした。♂か♀かはわかりませんが、大きさからたぶん♀と思います。
  2. 今回作った人工蛹室の入れ物は2Lのペットボトル製で、上の部分をカッターで切り取り使いました。
  3. ペットボトルにマットを3センチくらいひいて、棒で固めました。固さは適当で今まで幼虫が入っていたマットを使いました。。
  4. キッチンペーパーの芯を立てて周りにマットを敷き詰め固く押し詰めました。固さはやはり適当です。
  5. キッチンペーパーの芯を引き抜いて形を棒で整えました。
  6. 幼虫を入れてペットボトルの切り取った奴を蓋にして完了です。
  7. 光が入ってしまうので、温室に入れて様子をみることにします。

経過

カブトムシ♀の蛹

05月16日

朝は前蛹だった奴が昼には蛹になってました。見た目は普通な感じだし、心配だった蛹化不全とかもないみたいで安心しました。カブトムシの蛹を初めて見て最初はちょっとビビりましたが、♂のツノがない奴・・・と頭に浮かび、♀なんだなと思いました。。下の方に脱ぎ捨てた皮がありました。ホッと一安心ですが、まだまだ油断せずに観察していこうかと思います。

05月29養殖場みたい

衣装ケースで飼育していた幼虫が見たくなり、掘り返すという暴挙に出た結果、全てのカブトムシが人工蛹室での飼育となってしまった。羽化して出てくるまで待ってればいいのですが、気になり出したら止まりませんでした。衣装ケースでの17頭の人工蛹室実験です。蛹室の作り方は前回とはチョット違い、固めたマットにすぎこぎ棒で穴を開けたというシンプルな物です。♂のツノが少しはみ出していますが大丈夫でしょうか?とりあえずコレで平気なのかはわかりませんが、このまま様子を見ていきたいと思います。ペットボトルの奴も順調らしく、色が少し変わってきた感じがあります。羽化まであと半月ぐらいでしょうか?目標というか望みは全ての幼虫の羽化です。

06月3日色が変わってきました。

ペットボトル♀蛹の色が変わってきました。写真を見ていただければ分かると思いますが上の奴より色が黒ずんできてます。ダメになってしまったオオクワ蛹の色に似ていますが大丈夫でしょうか?蛹になってから18日・・・かな?羽化が近くなってきたと勝手に思いこむことにします。もしコイツが羽化失敗したら残りの奴は・・そう考えるとヤバイ気はします。あと1週間ぐらいで羽化してくるのかな??

06月05日人工蛹室2・・拡大図

衣装ケースでの大量な人工蛹室実験は1頭の羽化不全という形で失敗しました。コレを踏まえ、人工蛹室2・・全体図新しい奴(人工蛹室2)を作ってみた。作り方はまず、紙を巻いてテープで止めて丸い筒状の奴を作った。大きさは蛹が入って寝ない程度の大きさ。段ボールを切って仕切を作った。入れ物を用意して下にキッチンペーパーを敷き詰めてひいた。仕切りと紙を巻いた奴をセットした。軽く霧吹きをした。蛹を慎重に掘り出し、新しい人工蛹室に入れた。寝てしまっていた蛹には段ボールを切った奴を仕切の中に入れ大きさを調節した。だいたいこんな感じです。ちょっと適当な感じですが、コレでもカナーリ時間がかかりました。今度はちゃんと羽化してくれるんでしょうか?

06月06日ペットボトル人工蛹室で羽化しました

ペットボトルの幼虫は無事羽化しました。まだ羽化不全なのかは取り出してないので分かりませんが、上から見た感じだと全然普通っぽいです。衣装ケースでの羽化不全の奴は何で悪かったんでしょうね?コッチの方がマットの圧縮率が高かったから平気だったんでしょうか?羽化した奴は見たとおり♀な奴で、羽根の色が茶色っぽいです。羽化シーンを見たことがないので羽化後どのくらい経過してるのかは不明です。自分から出てこようとするまで放っておきます。。

06月09日

初めて♂の羽化が人工蛹室2により成功しました!写真はこちらにあります。昨夜遅くに♂2頭♀2頭が羽化したんですが、みんな羽化不全などナシの元気な?奴らになりました。残りはまだまだイパーイいるけどこの調子なら何気に無事に羽化してきてくれそうです。あのまま衣装ケースの人工蛹室に放置しておいたらヤバかったかもしれませんね。よかったですよ〜♪とりあえず成功でいいんでしょうかね!?

06月15日羽化したてのカブトムシの♂

全てのカブトムシ羽化が終わりました。羽化したばかりの奴の写真が撮れたので載せておきます。中の羽根はまだ全部伸びてなくて、白い色をしています。恐る恐る触るとグニョっとしてて、とても柔らかいです。ツノの部分には皮がついたままになってますが、すぐにとれると思います。あんま長い時間見てるのもヤバいと思い、写真をとった後はすぐに戻しておきました。

実験結果。。

蛹になると思われる時期に掘り出すという暴挙に出た事から始まったこの実験は、♂2頭♀1頭の羽化不全な奴を作ってしまった以外は鈴木的には成功だったと考えています。残りの15頭は普通に羽化できたからです。ダメだった原因は、蛹を入れた筒の大きさに関係があると考えてます。羽化不全を起こした3頭は全て蛹の大きさギリギリに人工蛹室を作ってありました。それに加えこちらの奴は、壁がモロかったと考えられます。

  • 蛹が完全に寝てしまわない程度の大きさで、且つ蛹が動けるスペースがある事。
  • 壁は崩れないような丈夫な奴である。(なめらかな方がいいです)
  • 深さは蛹自身が完全に隠れる事ができる(この方が蛹が落ち着くようです)
  • 羽化する時には蛹から少し水が出るので、それを吸収できる床面である。
以上が、人工蛹室を作るポイントだと思いました。蛹の状態で掘り返さないのが一番イイのですが、もし掘り出してしまった時にはこんな方法も試してみてはいかがでしょうか?

 

 


 

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