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更新2004年06月29日

 

  



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実験の詳細

 

オオクワはマット無しじゃ飼育できないの?実験
2003年08月30日〜11月08日 実験終了

静岡産オオクワガタのマット無し実験最初はパプキンの産卵セットからでした。何か小さくうごめいてる奴がいる・・・カブト・クワガタ飼育にはお決まり?のダニです。コリャ放置したらヤバい!他のケースにもいるのか!?と探してみると見つかりました!新しく買ってきたマットからです。このマットを使ったケース全てに、ダニらしき奴がいたんで発生原因はたぶんコイツじゃないかと疑ってます。ダニの発生したケースはもとより、生体を水洗いし、飼育場所、温室、を掃除機&水拭きで清掃を行い、全ての飼育してる奴(菌糸除く)のマット交換を4日かけて行いました。まぁ、仕事もあるんで少しずつですが。多くの方がそうだと思いますが、鈴木も例に洩れずダニが嫌いです。コイツの為に飼育をやめようかとまで考えましたが、やっぱりカブクワ好きです。何とかしなきゃ・・・ですが、方法がわかりません。『敵を知り己を知れば百戦コレ危うからず』でしたっけ?まずはダニの事を知らなきゃいけません。んで、軽く調べてみました。ダニは種類がいっぱいあって、、アレルギー、、まぁ、小難しい事が書いてありました。とにかく、適度に湿気がある所が好きなようです。確かにマットはダニにとって快適な感じがします。なら適度に湿気のあるマットを無くしたらどうかと考えました。前には爬虫類のマットで飼育してみたりしましたが、クワガタは平気でした。でも今回はマット無しの、しかも湿気がなくなっちゃうけど平気かな?。ダニは発生しないかも知れないけど、クワガタも死んじゃうかも。

セット方法

  1. 実験に使ってるのは国産オオクワ(静岡産)です。
  2. オオクワを入れてあるケースは、Qボックスのミニです。
  3. 写真の黒い編み目状の奴は、園芸品の鉢の底に入れる奴・・・転倒防止に。某雑誌からアイディアをパクりました。
  4. 湿気はあげません!
  5. 普通の昆虫ゼリーを入れました。
  6. ケースは温室Bに保存。

経過

最初は落ち着き無くウロウロ動いていましたが、数時間後は普通にエサを食べていました。

09月12日

実験を始めてもうすぐ2週間になろうとしています。最初は落ち着きのなかったコイツも、今は何事もなかったかのように普通に?生活しています。エサの減りも今までと変わらないくらい(10日に1度)なんで、とりあえずホッっとしています。一番の心配だった転倒もせずにいますが、最初の頃は入れてある網?の所にハサミが引っかかったことがありました。あと、エサをまき散らすかのように内部がベトベトになるので、時々のお掃除が必要だと思います。

10月02日

この実験を始めて1ヶ月が経過しました。オオクワは元気で、今日もエサを食べていました。最初の狙い通り、マットがないんでダニは出てこないのはいいんですが、前回更新分で報告させていただいたエサのまき散らし・・・コレだけは今もです。仕方ないですね。掃除をしなきゃ・・・と思ってるウチに今日になってますが、1回も掃除はしてないです。クワガタも何気に汚れてきました。たまには洗ってあげないと〜ですね!長生きできるかはわかりませんが、普通に飼育しているだけならコレでもよさそうな感じです。越冬するのはもう少し先なようなので、それまではコレを続けていきたいと思います。

11月08日

ほとんど放置プレイでとうとう11月になりました。温室Bでの飼育になっていますが、越冬状態にもなってないし、エサも食べてるし普通にしています。もちろん、ダニなんかわいたりしていません。もうそろそろ越冬させようと言うことで、この実験を終わりにしたいと思います。常温で越冬させてあげる為に、マットを入れて常温にしておきました。

実験結果。。

ダニが発生した事から始まったこの実験は成功したと鈴木的には考えています。ただ、マットを全く入れていないのでクワガタのストレスはそうとうなモノではなかったんでしょうか?もしかしたら寿命が縮まってしまったのではないかと考えています。それと、普通に飼育していても汚れはあるんですが、マットがないので汚れが目立つ・・・というデメリットもあります。ただ、目的だったダニは全く出てこなかったので、それだけでも良かったんじゃないかな〜なんて考えています。とりあえず無事に生き残ってよかったな・・・と考えつつ、この実験を終了にしたいと思います。。。

 

ノコギリクワガタ菌床産卵実験
2003年09月23日〜10月20日マデ・・・実験終了

ノコギリクワガタの菌床産卵実験今年、初めて採集なんてのに行き、そして何とかかんとかしてノコギリクワガタを捕まえる事ができきました。子供の頃に飼育していたとは言え、虫かごにそのまま放置状態だった(と思う)し、本当にノコギリクワガタを飼育していたのかさえも不明で、もちろん産卵セット法なんて奴もよくわからず、当たり前のように全然産んでくれない日々が続いています。今まで、何個かケース越しに卵を確認する事は出来ましたが、回収するまでには至っていません。卵を食べちゃうんでしょうか?それともプチッって踏んでしまうんでしょうか?このままではウチのノコちゃんピンチ!何とかしなきゃ・・・でも季節も終わりだしどうせダメだろ?それに方法は?と考えてるウチに、オオクワの菌床産卵を思い出しました。やり方とかよくわからなかったけど、オオクワは何気に産んでくれました。オオクワがイケるんじゃノコギリクワガタは?ってね。偶然ながらオオクワガタ用にと用意していた菌床のプリンカップが幾つか余っています。コイツを使っていつもの変な実験を行ってみたいと思います。ネットとか本に出ている普通の産卵法の方が産みそう・・・。

セット方法

  1. 入れ物は今まで通りミニケースを使います。
  2. プリンカップ菌床200CCの中身を一つ取り出し、ミニケースに横に入れました。
  3. マットは普通の発酵マットで、水分が多目がイイという事なんで、少しベチャベチャ気味に加水してみました。
  4. 温度はわからないので、常温でいってみたいと思います。
  5. ノコちゃんペアを入れ、エサを二つ入れてセット完了です。

経過

産卵セットにノコちゃんペアを入れると、すぐにマットに潜ろうとしてナカナカ上手に写真を撮る事ができませんでした。写真が取り終わった後は、すぐにマットに潜っていきました。数時間後に確認してみると、エサを食べに出てきていました。

10月01日

なかなか産んでくれないノコちゃんペアに菌床をブッ込んだ強引な産卵セットに変化が見れました。今までの通常だと昼間の間はノコペアは見えなかったんですが、ナゼか昼間なのにウロウロ歩き回っています。鈴木の少ない経験によると、居心地が悪いのか、または産卵が終わったと言っています。水分調節はよく見ている方だと思うし、エサ切れでもないし、だからと言ってケースの外側に卵が見れた訳でもありません。コリャ菌床に産んだか!?とか勝手に考えています。どうなんでしょう?それとも寿命が近いのかな?うわぁ・・・すぐにでもバラしてみたい所をグッっとこらえて、しばらくこのままでいこうと思います。でも気になるな〜

10月04日

菌床をひっくり返してみると・・・

やっぱりちょっと気になったので、上に見えている菌床をひっくり返してみました。すると、下の方にあったハズの菌床がカジられてなくなっていました。えっ!これじゃダメじゃん!産んでないだろうな・・・とガッカリしながらも、約半分になってしまった菌床を回収して保存、新しい菌床を入れておきました。銘柄は前のと同じです。少しだけホジって卵を探しましたが、やっぱりなかったです。そんなに甘くはないな〜という実感があります。今度こそ・・・お願い!!

10月09日

ノコギリクワガタの卵

新しい菌床を入れてから5日が経過しました。前には『おまえ卵食べたんちゃうか?』疑惑・・・なんてのもあり、卵を回収するのは半ばあきらめていたんですが、とうとう産んでくれました!菌床産卵って野望は達成した訳ではないですが、ケースの下の方に2個産んでくれました。またどこかに消えてしまうと思ったので、すぐに産卵セットから取り出してみました。2個確認できていた卵はナゼか1つしか見つからず、もしかしたら潰してしまったのかなぁと考えています。取り出した菌床を見ると少しカジった跡がありました。産んでるんでしょうか?まだ菌床を入れたばかりなので、上下逆に入れて再セットしました。

10月20日

卵を幾つか確認していたので、産卵セットから取り出して保存することにしました。ケースをひっくり返して慎重にマットの中を探っていくと出てくるわ・・・卵がいっぱいです!合計9個の卵を回収することができました。今まで産まなかったのがウソのようです。予想よりたくさん卵が採れたので、菌床実験も中止にして、あとは結果を待ちたいと思います。菌床を取り出すと、やっぱりカジられて小さくなっていました。産んでいるといいな〜と考えています。

11月21日

菌床の中にいたノコギリの幼虫

菌床を取り出してから1ヶ月が経過しました。最初に入れた菌床は少し乾き気味で、入れたときとほとんど変わった感じはしませんが、後の方・・・コイツが菌の勢いがあるらしくて少し白っぽくなってきた感じがします。ナゼか♀がカジった跡と思われる所は茶色くなっていて菌糸は再生していませんでした。卵を産んでいれば、そろそろ孵化してるだろうし割り出そうか〜などと考えている時に何気に発見しました!小さい1令ですが、確かに幼虫です!潜ってしまうかも知れないと思い急いで写真を写しました。本来ならすぐに割り出す鈴木ですが、マットなどを用意していなかったのでそのままにしておきます。前回までに回収した卵は6個が孵化したので、ノコギリの幼虫はコイツを合わせて7頭・・・菌床での発見はコイツだけだったので、まだ居るかも?とか考えると割り出すのが楽しみです。ちなみに親は♂♀まだ生きています。。

12月09日

ノコギリクワガタ・・・菌床産卵成功しました!すっかり忘れてしまっていたノコ菌床産卵実験の割り出しを行いました。一つ目は半分になってしまった奴です。どんなんなってるんだろう?とワクワクしながらの割り出しでしたが1匹もいなかったです。まぁまぁ、気を取り直して2回目にセットした幼虫の見えた方・・・こちらは一度幼虫の姿を確認しているので安心して割り出しを始めました。とりあえず半分に割ると、イキナリ食痕が見えました。どこだ〜と慎重に割っていくと、いました!小さな1令幼虫でした。とりあえず写真を撮って割り出しを続けると、計3頭の割り出しに成功しました。やったね!みんな1令幼虫で3頭しかいなかったんですが、幼虫がいただけで満足です。

実験結果。。

菌床にオオクワが産むならノコギリクワガタは?と思った事から始まった実験は、3頭の割り出しに成功しました。という事で、鈴木的にはノコギリクワガタは菌床にも卵を産む・・・と思う事にします。でも、あんまりやらない方がいいかも?というのも、産むには産んだんですが、数が少ないし、幼虫はあんま大きくなってないし・・・同じ頃のマット飼育な奴は2令になってます。普通、オオクワ系だと菌床の方が成長が早いのに、ノコギリクワガタはマットで育てた方が早く2令になりました。ていう事は、マットの方がより適した飼育法という事??いやぁ、どなたかやってみてください。大きな謎が残っていますが、ノコギリクワガタは菌床産卵できる・・・と結論づけて実験を終了したいと思います。。

 

使用済み菌糸はちゃんと再生するのか?実験
2003年10月24日〜2003年12月4日 実験終了

プリンカップ菌床の使い終わった奴武夷山ホーペの菌糸を交換した時の事です。プリンカップ菌床→ボトル菌床に変更したんですが、食べてある(食痕のある)所がとても少なかったんです。以前からイイ感じの所を捨てるのはもったいないな〜と思いつつも捨てていたんですが、今日になって使用済みの菌床をどうにか再利用できないものかと考えました。カブトムシの飼育に良い・・・と聞いて使用済みの奴を突っ込んだところ、全体的に菌糸が廻ってしまい、マットの全交換というエラい目にあったのを思い出します。コレは乾燥させて使わなかった鈴木が悪いんですけどね。今、鈴木は菌糸瓶はボトル製の菌糸が詰めてある製品を使っているんですが、将来的には菌糸ブロックなるモノを購入して、自分で容器に詰め替えて使うつもりなんで、その予行演習という感じで無理矢理やってみたいと思います。果たして菌床はちゃんと再生してくれるでしょうか?んで、うまく菌糸が再生してくれたと仮定して、それをどう使う?というのはまだ何にも考えていません。そういう細かいことはそっちのけで、とりあえずやってみますか!

セット方法

  1. よく、菌床を使う時には『手や入れ物などをエタノールで殺菌しましょう』というのを省略しました。
  2. 本来なら食痕や、菌の白い部分などを丁寧に取り除きたい所ですが、今回はそのまま入れちゃいました。
  3. 使用済み菌床は月夜野プリンカップ菌床200CCを13個分です。
  4. 使用済みの菌床の中身を取り出し、ビニール袋に入れて大ざっぱに砕きました。
  5. その後、面倒になり、袋を閉じて足で踏んでさらに細かくしました。靴を履くとビニールが破れそうなのでハダシでやりました。
  6. 適当に細かくなった所で、中ケースに菌糸を入れました。
  7. 手で直接押し固めました。
  8. 適当に固まったら霧吹きをして、穴のたくさん明いたビニールを蓋に挟んでおきました。
  9. 実験場所は飼育場所Aです。

経過霧吹きし終わった使用済み菌床のカタマリ・・・

思ったように再生するのかは不明ですが、とりあえず実験スタートです。使えそうな感じになるんでしょうかね?

10月29日

中ケースに使用済み菌床を詰めてから5日が経過しました。毎日見ていましたが特に変化は無いな・・・と、感じておりました。しかーし、今日になって、もうそろそろ白くなってきてもいいんじゃないか?と思い、よく見てみると、なんと!緑色っぽい奴が菌床の全体に繁殖してきているではありませんか!どうりで白くなってこない訳です。始めた時からアバウトで適当にやったんですが、手間を省きすぎて失敗してしまったようです。未来的には菌床を詰め替え式に変更しようと思っている鈴木ですが、この方法ではやっぱりダメなようです。まぁ、ちゃんとエタノールなどで殺菌しなさいって事ですね。今思えば何でエタノール振りかけなかったんだろう?と考えています。でも終わった事だし、気にせず・・・もうしばらくコイツを見守っていきたいと思います。

11月08日

10月29日の状態から全然変化がありません。どんどんカビが広がっていくと言うこともないし、カビが全体を覆い尽くすという事もないです。いったいどうなっちゃうんでしょう?とりあえず失敗したのはわかるんで、実験を終了しようかな・・・とも考えましたが、もうちょっとだけ様子をみようかと思います。

12月04日生えてきたキノコです

時々、水分補給の為に水を霧ふきしていたんですが、茶色&緑(カビ)の色に変化はありませんでした。いくらなんでもこれ以上実験を続けても意味がなさそうなので、実験を終了したいと思います。ただ一点だけ変化があったのでここに打ちます。白い部分の所から、キノコが生えてきました。それも大きい奴じゃなく、小さなのがたくさん・・・実験の趣旨とは少し違いますが、キノコが生えてきたと言うことは、キノコ菌は生きてて、ちゃんと殺菌すれば上手くいくかも?とか感じました。

実験結果。。

使用済みの菌糸はちゃんと再生するのか?という実験は、カビが出て終わり・・・という寂しい結果に終わりました。ですが、キノコが生えてきたんで、キノコ菌は生きているんで、やりかた次第では再生するだろうと感じています。ですが、幼虫のためには良いのかどうなのかサッパリわからなく、不潔なだけなので、マネはしない方がいいと思いました。再利用は違うやり方で・・・と考えながら実験を終了したいと思います。。

 

台湾オオクワ幼虫は共食いをするのか?実験
2003年04月06日〜2004年05月23日 実験終了

Qボックスミニでの3頭同時飼育温室内を何気に見ていると、冬季産卵実験をして保存してあったQボックスを見つけた。と言っても決して忘れていたわけではなく、幼虫を取り出そう・・・と思っているうちにココまできてしまったというのが実状です。2月に取り出して25℃で温度管理してました。現在2令幼虫になっていて、ボックス越しに3頭ほど確認できます。オオクワ本には3令になると共食いをする・・と書いてありますが、本当にそうなるんでしょうか?鈴木は同じケースで複数のオオクワ幼虫を飼育したことがないので、いっその事この3頭を使って、どうなるのか実験してみようかと思います。自然の環境では小さな木にいっぱい産卵して、こういった事(ボックスには入ってないと思いますが)もありうると思います。ワイルドの成虫は形がいいとか言われますよね?もしかして、コレをやるとカッコイイ奴が出てくるんじゃいかな〜なんて甘い事も考えてます。実験が終わるにはとても時間がかかると思いますが、気長にやっていきたいと思います。ぶっちゃけ・・・放置プレイという話もある。こんな事始めると、↑でカブトムシの幼虫をエサにするのはかわいそう・・・とか打ってるのに台湾オオクワの幼虫はいいんか?とかいうツッコミが入りそうな気がする。。

セット方法

  1. 2月始めに取り出した産卵木1本をそのままマットの中に埋め込んであります。なお、♀は取り出してあります。
  2. 使っている入れ物はQボックスのミニです。
  3. 入っている幼虫はたぶん3頭だと思いますが、中身を出して確認したわけじゃないです。
  4. 産卵木の種類はクヌギの柔らかい奴でQボックスのミニにギリギリ入るくらいの大きさでした。
  5. 産卵木を埋め込んであるマットは市販の普通の奴です。銘柄は忘れましたが発酵済みな奴だったと思います。
  6. 温度はこれからちゃんと管理できるかわからないけど、25℃前後でイケたらいいなと思ってます。
  7. 水分の調整を時々見る程度にしてあまりイジらないようにしていきます。

経過

すでに産卵セットしてから2ヶ月くらい経過しています。このまま順調にいけばもうすぐ3令になるんじゃないかな?

04月19日

時々観察していますが、3頭中の1頭が3令幼虫になったのが確認できました。いよいよバトルのスタートでしょうか?幼虫ごとに居場所が決まっているかのように、だいたい同じような場所に居ることが多かったです。このまま3頭とも普通に羽化しちゃったりして・・

05月27日

久しぶりに3頭そろってQボックスの外から3頭同時に観察することができました。共食いはまだないようです。2頭は3令で1頭は2令のまま大きくなっていません。幼虫の成長具合は面白いことに大、中、小という感じで大きさが別れています。見た感じで大きい奴から15g、8g、3g10g、6g、3g(29日に訂正させていただきました)(※実際に計ってません)となっていて、カナリの差が出てきました。もしかて、小さい奴は多頭飼育によるストレスによって大きくなれないのかも知れないな・・・と感じています。バトルもまだ始まらないようで何気に退屈です。もっと幼虫の数を増やさないとダメなんでしょうかね??

05月29日

改めて幼虫を見直すと、27日に打ったような巨大な幼虫ではありませんでした。お詫びと共に訂正させていただきます。たぶん10g、6g、3gくらいと推定できます。3gくらいの奴だけ2令のままというのに変化はありませんでした。

07月02日

ナゼか2頭しかいなかったです

世話という世話もせず、放置状態にあったコイツらを何気にケース越しに観察していました。大きさは変わんないな〜とか、マットが真っ黒だな〜とか考えてたんですが、Qボックス越しにマットが黄色くなってる変な所を発見しました。前にショップで、マット黄色い色の菌?が出てきたら幼虫が死んじゃうかも知れないから早く取り除かないとダメだよ・・・と聞いたのを思い出し、埋め込んだ材もダメっぽいんで、清掃と幼虫のチェックも兼ねて掘り出してみました。予想通り材はボロボロで、マットで飼育してたの?って感じのように粉々になっていました。問題はその後で、3頭いるはずの幼虫がいくら探しても2頭しかいないじゃありませんか!どうしたもんか・・・結局、幼虫の残骸すら見つけることもできませんでした。で、問題はそんな事じゃなくて、共食いしたの?という事です。もしかしたら、普通に死んでしまっただけで、死骸がみつからなかっただけの事かも知れないし。ふぅ、、わかんないや!とりあえずいなくなったという事で。マットの黄色い所を取り除き、新しい材と幼虫を入れておきました。

2004年05月23日

出てきた小さい♂39.2ミリ産卵木を取り出すとボロボロと崩れてしまった去年の7月から鈴木お得意の放置プレイで、時々水をあげる以外は全く世話をしなかったコイツらがどうなっているのか気になったので、セットをバラしてみることにしました。蓋を開けてビックリ!イキナリ成虫が出てきました!大きな♀だなぁ・・・なんて眺めていると、♀とは何か感じが変です。よーく観察してみると・・・オオアゴが長いって、お前♂じゃん!うまくいけば羽化してるかな〜なんて思いつつバラしていたんですが、まさかこんな小さな奴が羽化してるなんて夢にも思いませんでした。雑誌やHPでしか見たことのない大きさの奴を見て、こんな奴も悪くないな〜と感じました。サ最近まで生きていたと思われる幼虫イズを測ってみると39.2ミリでした。んで気になったのは他にいるハズの1頭の存在です。ボロボロになった産卵木を取り出し、幼虫を探すと・・・いました!しかし、色が変色していて死んでしまっています。残念。色の具合からの死亡推定はおよそ2日〜3日前なんじゃ?とか思いますがどうでしょう?鈴木があと1週間早くバラしていればコイツは助かったかも知れないと考えると、とても悔やまれます。共食いの実験から最後は普通に材飼育しているかのようになってしまったコイツの1年に及ぶ実験を終了したいと思います。

実験結果。。

幼虫の共食いという観点から始めたこの実験は、1頭は普通に羽化、1頭は2令時に死亡、残りの1頭は3令時に死亡という結果になりました。まず2令時に死んでしまった奴・・・コイツは、いつの間にか消えていたと言う事で、共食いの可能性はあります。死骸が見つからなかったのも要因の一つです。しかし、他の幼虫が食べていたとか、つまり、証拠がないんです。3令時(春まで?)まで2頭残っていたんで、共食いという観点からいくと、ちょっと違うような感じがします。偶然バッティングしてしまい、ケンカのような・・・んで噛み殺しちゃった。そんな感じに思えます。
次に最近まで生きていたと思われる3令の奴・・・コイツは共食い(幼虫同士)の可能性はないと思います。死骸を見る限りでは最近まで生きていました。他にいたのは成虫になった奴だけなので、コイツが蛹室から脱出の際に、幼虫を傷つけてしまったんじゃないか?と鈴木は考えます。

最後に・・・

幼虫同士の共食いはない!そう考えています。現に3令まで2頭の幼虫が生き残っていました。しかし、だからと言って多頭飼育できるのか?と言われますと、これには疑問が残ります。結果の所にも打ったとおり、鉢合わせや、成虫になった際に幼虫を傷つけてしまう可能性があるからです。共食いは無いけど幼虫は1頭ずつ飼うのがいい・・・コレが鈴木の結論です。。

 

途中から材飼育できるのか?実験
2003年08月01日〜2004年05月23日 実験終了

材に潜ってくれるんでしょうか?暴れてしまった幼虫のビン先日、蛹化の気配がない台湾13幼虫の菌糸瓶交換を行いました。ところが、右の写真のようにナカナカ潜ってくれません。俗に言う暴れている状態です。菌床で飼育した事のある方なら経験があるんじゃないか?なんて考えてます。上まで上がってきてて、そのまま放置しておくと間違いなく死んでしまいそうなので、何とかしてあげようと考えました。新しい菌糸ビンに入れてもまた同じ事の繰り返しな感じがするし、発酵マットに入れようかとも考えました。そんなん考えてるウチに思い出したのが、ずっと前にショップの方が言ってた言葉です。『菌糸で飼育してると大きな奴になるけど材の方が形がいいんだよね・・・』と。鈴木は材飼育で成虫までにした事がないです。カコイイ形になるんじゃ、途中からでもやってみようか?とか考えました。無謀かも知れませんが、今から材飼育に転換してどうなるのか見守ってみたいと思います。野望では大きな成虫&カコイイ奴になってくれたら・・・という都合の良い考えを持っていますが、途中から材飼育に変更して、環境の変化による幼虫へのストレスがある為、ヘタをすれば死んでしまうかもしれません。ヤバい実験な感は否めませんが、やってみたくなると止まらないし、幼虫にはがんばってもらおうと思います。。

セット方法

  1. 幼虫は台湾13♂で、菌糸瓶に投入する前は24gありましたが、今日量ったら21gにまで減量しちゃっていました。
  2. 埋め込んだ木はコナラのちょっと固めな奴で、熱湯に浸けて2時間した奴を取り出し、30分ほど日陰に干した奴を入れました。
  3. 入れ物はQボックスのミニで、木を入れてから、すきまに菌糸の中身を詰めました。
  4. あとは幼虫を入れて蓋をして温室Aの一番涼しいところにおいておきました。

経過

幼虫投入後4時間が経過しました。埋め込んだ木を囓っている気配があります。体が見える状態なんで、潜る(落ち着く)には時間がかかりそうな感じがします。

08月08日

なかなか木に潜らなかったんだけど、ガリガリやってたらしく、ケース外側に木くずが沢山確認できました。幼虫の姿はすでに見えなくなっていて、中に入ってくれたんだろうか?とちょっと考えています。ただ、昨日までは幼虫が少しだけ見えていたんで、たまたま見えなかっただけ?という話もあります。気になることが1件あって、それは埋め込んだマットの事・・・菌糸瓶の中身を入れたんですが全然白く菌が廻ってこないです。もしかしたらカビになっちゃうのかなぁ。掘り返すのもイヤなんで、このまましばらく様子を見ます。

08月10日

もしかして前蛹ですか?

8日に完全に見えなくなったコイツですが、いつの間にか見えるようになっていました。まだ体に張りはあるんですが、部屋っぽいの作ってる感じがして・・・もしかして蛹になろうとしてるのかな?菌が全然廻ってこないのは8日にも打ちましたが、幼虫の周りを取り囲んでいるのは間違いなくカビです!どうしたもんか困ってしまいますが、まだ蛹になるかどうかは判らないので、このまま放置プレイで行こうと思います。カビは平気なのかな・・・心配です。

08月15日

10日には見えていた幼虫が11日にはすでに見えなくなり、今はドコにいるのかさえわからなくなってしまいました。完全に木に潜ってくれたようです。気になるのはカビなんですが、もうココまでいったら仕方ないんでもう放置の方向で行こうと思います。あと一ヶ月もすればコイツは一年間も幼虫をやってる事になります。どうせなら冬までこのまま幼虫で居てもらって、来年の春くらいに羽化してくれると実験の趣旨の通りになるんじゃないか・・・なんて考えてます。

2004年05月23日

バラす前の奴投入したのが去年の8月で、もう半年以上が経過しているコイツの割り出しを行うことにした。記憶の片隅に追いやられていたちょっとカワイソウな奴です。暑くなってきたからもう羽化してるだろ?といつもながら強引な予想を立てていますがどうなんでしょうか?死んじゃってないかな?大きくなったかな?形はどうだろ?不安と期待でクワクしながら作業を進めます。ケースをひっくり返して材に触れてみるとすでにボロボロになっています。少しずつマットのようになったカスを払っていくと・・・黒い奴が見えた!蛹室らしき空洞に入っている奴は、とても大きく見えました。手で蛹室を崩していき、成虫を取り出します。もう羽化してから時間が経っているようで、色は真っ黒で、動きはとても良く元気な奴が出てきました。真っ先に見たのがディンプルの有無ですが、全く見つからず、アゴズレや羽化不全もないキレイな奴でした。タイプはCタイプとGタイプの中間です。とにかく無事に羽化できた事に喜びです♪キレイにカスを払ってからしばらくコイツを見入っていました。鈴木の理想とはちょっと違いますが、コイツもカコイイ!

実験結果。。

長かった実験も終わろうとしています。羽化した奴の大きさは71.1ミリでアゴの太さも4.5ミリにとどまり決して極太ではありませんでした。しかし、オオアゴは大きく湾曲している中歯な奴で、ディンプルなど全くない親譲りなカコイイ奴になっていました。こちらにいる奴の兄弟になりますが、こちらの奴は日本のオオクワガタに近い形をしていますが、今回の奴はアンタエウスに近いような形をしています。で成果は?と聞かれると微妙ですが、その種類の本来の姿(飼育ですが)らしきものを見れた・・・なんて考えています。菌糸で飼育していた奴を材に切り替えても問題ない(たぶん)という事がわかったので、他の種類でもやってみたいな〜なんて考えています。。

 


 

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